サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.ehako.com
【福島】福島沖の養殖マコンブの水揚げが18日から始まり、福島商業高の生徒が早朝からコンブ干し作業に取り組んでいる。町青少年交流センター「新潮学舎」(にいじおがくしゃ)で暮らす26人のうち半数が従事。人口減少と高齢化で慢性的な担い手不足が言われて久しい基幹産業を道内外から集まった若い力が支え、活気をもたらしている。 21日早朝の福島漁港(白符地区)。漁業阿部慎太郎さん(42)は未明から約2500枚を水揚げした。出だしの生育状況は例年並みといい、養殖コンブ漁は7月末まで続く。水揚げ後、洗浄と乾燥させる作業に20人を必要とするが、毎年のように頭を悩ます人手の確保は漁業者共通だ。今年は学校を通じて寮に複数の漁業者がアルバイト募集のちらしを張り出した。 阿部さんは同校1年生の田中瑠那さん(15)、檜山結菜さん(同)、菊池里桜さん(16)、萬琴音さん(同)を雇用した。4人は軽トラックで次々と運び込まれ
【札幌】北海道新幹線の札幌延伸が予定していた2030年度末開業が困難となったことを受け、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構の藤田耕三理事長が20日、道庁を訪問し、鈴木直道知事と会談した。知事は改めて遺憾の意を示すとともに、一日も早く開業時期の見通しを示すよう要望した。 機構側は5月29日に開かれた沿線自治体首長らとの関係者会議で、新たな開業時期の目標設定に関して「具体的な時期を示すことは困難」と報告。一部のトンネル工事が地質不良により、当初計画から最大4年程度遅れていることなどを説明した。 理事長はこの日の会談で、国土交通省が設置する新函館北斗―札幌間の整備に関する有識者会議で工程短縮に関する議論に対応するとしたほか、建設工事に関し、今後の地質状況を明らかにするためのボーリング調査を行っているとし「検討の促進に資するよう最大限取り組みたい」と述べた。 これに対し、知事は「札幌延伸は国
【北斗】JR新函館北斗駅前の商業地に建設するホテル「東横イン」の地鎮祭が11日、北斗市市渡1の建設地で行われた。同駅前では2件目となるホテル建設で、施工業者や同ホテルの役員ら約30人が出席し、工事の無事と工期通りの完成を祈った。 ホテルは建築面積353平方メートル、鉄骨造り14階建て。客室は248室で、このうち208室がシングルタイプ。総事業費は約13億円で、来年12月24日のオープンを目指す。 不動産開発などを手掛ける「川翔プログレス」(東京、川嶋浩嗣社長)がホテル建設に向け、昨年5月に土地を取得。資材の高騰などから当初の予定よりも1年ほど遅れ、着工の日を迎えた。 地鎮祭は神事にのっとり行われ、川嶋社長は「やっとスタートラインに立った。14階建てのホテルが建つことで新駅前のランドマークとなる。次の世代にバトンタッチできる街並みになるよう貢献したい」と、ホテルのほか、商業施設などの整備にも
JTB北海道事業部函館オフィスの日帰りツアー「レストランバスで行く ひやま日帰りモニターツアー」が、15~19日の5日間行われた。函館を中心に102人が参加し、ジャガイモ収穫体験などのほか、桧山管内の新鮮な食材を味わった。 桧山7町連携事業の一環。網走バス(網走市、小澤友基隆社長)の協力で、キッチンを備えた2階建ての観光バス「レストランバス」(乗客定員25人)を運行し、札幌市の「バールブリオ」のシェフ・根田和也さんがメークイン、サケ、アワビ、はちみつなど地元の食材を使ったイタリア料理を振る舞った。 レストランバスは大阪市の高速バス会社「WILLER(ウィラー)」が開発。全国で3台、道内は1台のみ。1階にキッチンを備え、2階の対面式の客席で景色を楽しみながら出来たての料理を味わうことができる。道南では今年4月に次ぐ2回目の運行。 厚沢部町でジャガイモ収穫、乙部町でホタテ磨き、上ノ国町でかたこ
函館市がまとめた8月末の住民基本台帳人口によると、65歳以上の高齢者人口は8万9452人(男3万5451人、女5万4001人)で、総人口25万9774人(男11万8261人、女14万1513人)に占める割合は昨年同月から0・8ポイント高い34・4%となり、6月から過去最高を更新している。総務省が発表した全国の同割合(1月1日現在)は27・2%、本道は30・3%で全国、全道平均より高く、依然として西部地区や旧4町村地区で高い傾向となっている。 老年人口のうち65~69歳が2万4415人(9・4%)と約1割を占めている中、0歳~14歳の合計2万5650人と大差がなく、数年のうちに福祉や医療にかかる費用の増加が懸念される。 支所別の老年人口率は亀田が30・6%と最も低く、本庁36・3%、湯川37・6%、銭亀沢39・9%、椴法華47・2%、南茅部40・8%、戸井46・0%、恵山48・7%。 本庁管
震度5弱の揺れを観測した函館市内には、発生当時、青森県を中心とした東北の小学生が修学旅行で多数滞在していた。各校は自主見学を縮小したり、滞在日程や交通手段の変更などを余儀なくされた。青森県教育委員会によると、6日時点で県内28小学校が道内で修学旅行中だったが、フェリーなどを利用して7日中に全校が同県内に戻った。 県教委によると、6日時点で28校の児童762人と引率の教職員104人が函館などに滞在。このうちの1校が帰りの交通手段を確保できずに滞在を延長し、5日から2泊3日の予定だった27校のうち、2校が6日深夜から7日未明にかけてのフェリーを利用するなど、同日中に全校が帰県する手段を確保した。また、6日以降に出発予定だった11校は修学旅行の実施延期を決めたという。 7日午前に函館港を出港した大間行きの津軽海峡フェリーの「大函丸」にも多くの児童が乗り込んだ。青森港経由よりも遠回りになる学校もあ
16日から7月22日まで白熱のレースを展開する函館競馬。期間中、JRA(日本中央競馬会)函館競馬場ではタレントやテレビ番組の戦隊ヒーローなどのショーが目白押しだ。17日には、昨年12月に世界のマジック界で権威ある賞の一つ「マーリン・アワード2018」を受賞した函館出身のメイガスさんのマジックショーが行われる。 同賞は世界最大のマジシャンメンバーの団体「インターナショナル・マジシャンズ・ソサエティ」が選定し、「マジック界のアカデミー賞」といわれる名誉ある賞。メイガスさんは日本人として3人目の快挙で、今年1月に行われた受賞式でトニー・ハッシーニ会長はメイガスさんについて「素晴らしいスキルを持ち、世界で一番創造力がある」とたたえた。 メイガスさんは幼少期からマジックを始めていたといい、「小学生の時、お楽しみ会で友だちにハンカチを借り、家から持ってきたペットのインコを出した」と話す。初舞台はオース
コンブやウニ漁などで海底を覗くために使用する「箱眼鏡」を製作する中谷製作所(函館市美原4、村川陽一代表)がこのほど、真水と海水の断層によって生じる視界不良を解消する新製品「よけとるくん」を開発し本格販売に乗り出した。製品の核となるレンズの部分に特許技術が使われており、従来の製品と比べ操業効率を大幅に向上できることから、漁業関係者が熱い眼差しを向けている。 箱眼鏡は漁師が船の上から海底の様子を確認するのに使われるが、製品の多くは実際に使用すると「もや」がかかったような状態になることが多かったという。 これは河川から流入する真水などの影響で、海水面上に真水と海水の断層ができ、光の屈折率が変わることで発生する現象が影響している。これを解消するために、浮力が働く箱眼鏡に重りをつけて沈めるなど工夫を凝らしてきたが、体力面での負担が大きく、長年にわたって漁師を苦しめてきた。 新製品開発のきっかけとなっ
函館市西部地区をスペインの立ち飲み居酒屋「バル」に見立て、はしご酒を楽しむイベント「第29回函館西部地区バル街」(実行委主催)が4月22日、同地区で開かれる。また、同23、24両日には「第7回世界料理学会inHAKODATE」(同)を市芸術ホールなどで開催。両イベントともチケットを販売している。 バル街は、2004年4月から毎年春と秋の2回開く1日限りのイベントで、市民や観光客にも定着。昨年はGマークで知られるグッドデザイン賞に入賞、ベスト100と地域づくり特別賞を受賞しており、高い評価を受けた後初めての開催となる。計71店が参加し、初参加は7店。西部地区の古建築リノベーション新規店やカムバック店が続々と参加するほか、弘前市、青森市から2店が初参加し、多彩な顔触れがそろう。明るいうちからまち歩きを楽しむ「昼バル」のため、午後4時半までに開店する店が53店で、ドリンクがノンアルコールのみの店
【木古内】札幌、北広島などで「クラッセホテル」を運営するアンビックス(本社・札幌市)が、木古内駅近くの町有地(町本町)でホテル開業を計画していることが分かった。ホテル名は「クラッセイン木古内」(仮称)。建設は地元商工業者が22日に登記申請する新法人「木古内ホテル企画」が行う。アンビックスと木古内ホテル企画は今後、町に土地の貸与を申し入れた上で、6月初旬までの着工、来年1月の開業を目指す。 町内でのホテル建設をめぐっては、今月6日の町議会で町外事業者が進出を検討している旨が示されていた。 アンビックスが進出を予定しているのは、木古内駅から徒歩4分の企業誘致用地(約2200平方メートル)。周辺に道の駅「みそぎの郷きこない」やコンビニエンスストア、ドラッグストアなどが立地し、観光シーズンには駅前駐車場に車中泊する自家用車やキャンピングカーも目立つ。 木古内ホテル企画は地元商工業者5人が出資し、資
函館の市民団体「大間原発訴訟の会」(竹田とし子代表)が、国と電源開発(本社東京)を相手取り、青森県大間町に建設中の大間原子力発電所の建設・運転差し止めを求めた訴訟で、函館地裁(浅岡千香子裁判長)は19日、「現時点で重大事故の具体的危険性を認めるのは困難」として、原告の訴えを棄却する判決を言い渡した。2011年の東日本大震災後、建設中の原発では初の司法判断。原告は判決を不服として控訴する方針。 2024年度の運転開始を目指す大間原発は、使用済み核燃料から取り出した、ウランとプルトニウムの混合酸化(MOX)燃料を全炉心で使用する「フルMOX」の世界初の商業用原子炉。裁判ではこれまで、フルMOXの安全性や、原発敷地内や周辺の活断層の有無、海底火山の噴火の可能性、原子力規制委員会による新規性基準の妥当性などが争点となっていた。 浅岡裁判長は判決で、「原発の安全性についての裁判所の審理、判断は原子力
函館市電で、1975年に最初の広告電車として運行した724号車が、3月下旬でラストランを迎える。保守用の部品を残して廃車となる予定だが、函館市企業局交通部は、お別れセレモニーの実施を検討している。 724号車は、現在8両ある「710形」の1両。 車体は全長12・24メートル、幅2・34メートル、高さ3・7メートル。旧新潟鉄工所で製造され、62年に納車。同部は現在、収入や営業距離に見合った台数として30両の車両を保有しているが、超低床電車「らっくる号」の新車導入に伴い、引退が決まった。 企業広告をあしらった初のカラー電車のスポンサーは、大門地区で98年に閉店したさいかデパート。店のイメージカラーに合わせて車両を真っ赤に塗装し、「さいか号」として運転した。 当時は広告に関してさまざまな規制があり、看板職人が車体に記した「さいか」の文字は控えめ。同部施設課によると、広告電車は函館に先駆け、長崎市
道南のものづくり産業に貢献してきた道立函館高等技術専門学院(函館技専、桔梗町435)が岐路に立たされている。募集しても定員割れの状態が続き、2018年度の入学予定者は定員70人対し、全4科で28人(40%)にとどまる。定員割れは、企業の人手不足に一段と拍車を掛ける懸念がある。若者のものづくり離れが深刻化する中で、技術の継承やものづくり人材の育成に向けた抜本的な対策が急務となっている。 函館技専は機械技術、システム制御技術、建築技術、自動車整備の4科があり、高卒者や求職者を対象に2年間の職業訓練を行う。18年度の訓練生募集は、昨年11月の推薦選考で23人、12月の一般選考で5人が合格。内訳は機械技術(定員20人)が2人、システム制御技術(同)が9人、建築技術(10人)が2人、自動車整備(20人)が15人となっている。 このうち建築技術は15~17年度の入学者が3年連続で定員(20人)の半分に
人気フォトグラファーの魚住誠一さんが函館近郊で撮影した作品を紹介するウェブサイト「函館ポートレート」が完成した。第一弾として、タレントの池田ショコラさんを被写体とした写真と、デザイナー5人が加工したポスター画像を掲載。サイト内では「春夏秋冬。まさに日本で一番ポートレートが撮れる街だと確信した」と函館を絶賛。プロ写真家による女性ポートレートというこれまでにはない角度から函館の魅力に光を当てている。 魚住さんは2016年10月に撮影で初めて函館を訪れ、17年3月には「はこだて観光大使」に就任。同年秋までの約1年間に6回、函館を訪れた。魚住さんは「函館は歴史のある街だし、何より空気がいい。函館に降りて体が感じる空気は写真にも表れる気がする」と話す。 公開中の池田さんの写真は、昨年6、8月に函館公園やベイエリア、ラッキーピエロ峠下総本店、五稜郭、函館山など、市内近郊のさまざまな場所で撮影した。今後
障害者に対する「支援技術」(アシスティブ・テクノロジー、AT)の研究開発と技術者育成を目指す「JapanATフォーラム2017」が16日、函館高専で始まった。全国の学生が当事者と共に、福祉機器の開発に向けたアイデアを出し合うワークショップなどが行われた。 今年で4回目。函館では初開催で国立高専機構、長岡(新潟)と豊橋(愛知)の両技術科学大の3機関と函館高専が主催し「『あったらいいな』をユーザーとともに作る」をテーマにした。 ワークショップには道内のほか、長野や沖縄など全国11の高専生ら35人が参加。7グループに分かれ、視覚や知的、身体障害がある人から日常生活で不便なことなどを聞き取った。 学生からは、視覚障害者が音声で重さを知る電子ばかりや、自動販売機での購入が難しい車いす利用者向けにスマートフォンで商品データを受け取り、画面上で商品を選択できるアプリケーションなどの意見が上がっていた。段
ヒッチハイクをしながら全国各地を車いすで旅をしている寺田湧将(ゆうすけ)さん(27)=東京=が14日、函館に到着した。北海道では宗谷岬を目指して北上を予定。さまざまな出会いを通じて、「気軽に助けてと声を掛けて、気軽に後押ししてくれる社会になって」と願いを広める「HELPUSH(ヘルプッシュ)」というプロジェクトを展開中だ。 寺田さんは1990年、愛知県生まれ。脳性まひで両足に障害があり、自力で歩くこともできるが、20歳の時から車いす生活を送る。大学在学時に英国留学をしたり、お笑い芸人を目指したことも。卒業後は新宿・歌舞伎町で「終電で帰宅するお酒が飲めない」ホストとして働いた。 プロジェクトのきっかけは、都内の駅で階段を登るため、駅員に車いすを運んでほしいと頼むと、「管轄外」を理由に断られた経験を友人に話すと「通行人に助けてもらえば良かったのに」と言われたこと。「芸人やホストとして過ごす中で
【木古内】木古内の体験教育観光で訪れた小学生らが一般家庭に宿泊する「民泊」が好評だ。今年は過去最多の137人の子どもたちを受け入れた。送り出し先の学校や子どもたちの保護者からは教育的効果が好評な一方、現在民泊受け入れ先の中心は60~70代となっており、受け入れ団体の木古内まちづくり体験観光推進協議会では町内の若い家庭に協力を呼び掛けている。 町で体験観光の取り組みを始めたのは2008年。翌年からは協議会が立ち上げられ、送り出し先の小学校などと協力し、地引網やホタテ放流、搾乳など地元の農水産業を体験し、地元の人々と交流するメニューを作り上げた。 当初は町内の最勝寺で2~3泊することが多かったが、2012年から地元の一般家庭に宿泊する民泊の取り組みを開始。子どもたちや保護者からも「地元の人の温かさにふれられる」「生活習慣が身に付き、自立心が養われる」など好評で、翌年以降、町を訪れる小学生らは町
はこだて観光大使で人気フォトグラファーの魚住誠一さんによるトークイベント(Mファクトリー主催)が27日、函館蔦屋書店で開かれた。函館近郊でタレントの池田ショコラさんをモデルに撮影した作品をスライドショーで上映。10月1日にも池田さんの写真で函館を紹介するホームページを公開すると発表した。 ポートレート撮影地としての函館の魅力を発信する初のイベント。6月下旬に金森赤レンガ倉庫群や旧イギリス領事館などの観光地のほか、ラッキーピエロ峠下総本店、同書店、住吉漁港、夜の街角などさまざまな場所で撮影した。 このうち、花が咲いたジャガイモ畑前のカットを見せながら、魚住さんは「車があれば、海と山もおしゃれなものも30分以内で行ける。(ジャガイモ畑は)地元の人には当たり前かもしれませんが、僕たちには新鮮に見えた」と話した。撮影時が初めての函館だったという池田さんも「すてきなところや発見がいっぱいあった。函館
【松前】町豊岡の旧武家屋敷ごみ捨て場跡で19~25日、弘前大学文化財論ゼミ(関根達人教授)の発掘調査が行われ、陶磁器、古銭など当時の生活をうかがわせる遺品のほか、穴のあいたガラス製小玉14点が発見された。関根教授によると武家地での出土例は過去になく「アイヌの人々との交易用に武家屋敷内で制作されていた可能性がある」としている。 発掘調査は、公益社団法人たばこ総合研究センターの助成を受けたプロジェクト「酒とタバコからみた蝦夷地の内国化に関する研究」の一環。発掘地は正行寺墓地裏手の48平方メートル、江戸時代には中堅武家の屋敷が立ち並んでいた一角。 今回発見されたガラス玉の大きさは7ミリ前後、青が12点、ピンクと緑がそれぞれ1点ずつ。アイヌの人々が珍重していた「タマサイ」と言われる首飾りに使われていたものによく似ている。同ゼミは、今回出土したガラス玉は遺跡年代から江戸時代後期のものと推定する。町教
第一交通産業グループ(北九州市、田中亮一郎社長)は、函館市にあるグループ会社の「ことぶき第一交通」と「美咲第一交通」で、子どもを対象とした登録制サービス「子どもサポートタクシー」の提供を始めた。 地域貢献の一環として昨年、北九州地区で開始。現在は山口県や宮崎県、宮城県など11道県で展開しており、道内は函館と札幌で利用できる。 同サービスでは3歳から12歳までの子どもを保護者に代わり送迎。24時間・365日対応で、利用料金は通常のタクシー料金のみ。子育てシッター養成講座を受けたドライバーが送迎を担当する。現在、函館の2社の運転手152人のうち79人が受講済みで、今後全ドライバーの受講を進めていく考えだ。また、送迎完了時の保護者への連絡、料金の後払いといったサービスもあり、小さな子ども1人でも安心して利用することができる。 学校や塾、保育園、スポーツクラブの送迎など、用途はさまざまで、函館では
函館市は、地場産農産物活用実態調査の結果をまとめた。市内飲食店と宿泊施設の約97%がメニューに地場産野菜を使っていることが分かった。コメは約50%が地場産を使用しており、地産地消が一定程度進んでいる実態が明らかになった。今後、地場産野菜の使用を増やしたいと考える割合は約45%で、使用にあたり価格、流通量、品質、生産者とのつながりが課題として浮かび上がった。 調査は、函館大に委託し今年1月10日~2月14日に実施。市内の飲食店と宿泊施設合わせ1287軒にアンケート調査票を配布し、595軒が回答(回収率46・2%)。地場産農産物とは渡島、桧山管内で生産されている野菜、コメと定義した。 メニューに地場産野菜を使用している割合は「使用している」が96・9%、「使用していない」が3・1%。1年を通じた地場産野菜の使用割合は「50%以上」が36・8%と最も多く、次いで「75%以上」が28・3%、「25
キラリス函館と向かい合う老舗百貨店・棒二森屋/撮影:2017/5/31 棒二森屋の閉店を親会社のイオンが検討、早ければ2018年度中 との記事が北海道新聞6/4函館版1面に掲載され衝撃が走りました。記事は1面のほか2面にも。追って翌日には地元TV報道も。要因として長く続く赤字経営と将来性、本館耐震化工事費用(記事では数億とも)など懸念材料が。ただし閉店は 「後継企業が決まるのが前提」 。追加投資での継続、建物売却など検討とのこと。本館とアネックスの地権者の違いなど、建物が両方活用されるのかも含めて経過を見守る必要がありそうです。 コメント元は初出の道新の記事やNHKではイオンですが、函館新聞はダイエー広報からコメントを得ています。経営上の親子関係は イオン>ダイエー>中合>棒二森屋。 棒二森屋、閉店を検討 売り上げ不振など理由か | 2017/6/6 函館新聞社/函館地域ニュース – e
JR東日本が1日から運行を始めた豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま)」の一番列車が2日、函館に姿を見せた。乗客33人は五稜郭公園で満開のサクラを楽しむなど6時間ほど滞在し、市民らに見送られて登別方面へ向かった。 四季島は2日午前6時20分ごろ、JR函館駅に到着。市内の料亭で朝食を取ったほか、貸し切りの市電やバスで、北方民族資料館や函館朝市などを巡った。 函館駅からは午後0時半ごろ出発。函館市や函館国際観光コンベンション協会、JR北海道の職員、函館観光キャラクター「エキゾーくん」が「いってらっしゃいませ」と書いた横断幕を広げ、列車に乗り込む乗客を見送った。 乗客の60代夫婦(東京都在住)は「青函トンネルを抜けた瞬間に朝日が入り込んだことが印象に残っている。これまで3、4回函館に来ているが、新たな経験ができ感激した。値段以上の価値がある旅」と話していた。 出発
函館市を中心に活動している動物保護団体のNPO法人・南北海道動物愛護ネットワーク「みらい」(熊谷昭一理事長、会員17人)が、日本動物愛護協会(本部・東京)の2016年度動物愛護表彰「社会貢献賞」を受賞した。 同表彰は同協会の創立60周年を記念して08年に創設。社会貢献賞は人と動物の共生社会の推進や動物の社会的地位向上などに寄与した個人・団体に贈られており、16年度は2団体が選ばれた。 みらいは2010年発足。捨てられたり、保健所に収容されたりしている犬猫を会員の自宅で保護し、里親探しを行っている。毎週日曜にパチンコ富士(美原1)などで譲渡会を開いており、今年3月末までに計224回の開催で、犬134匹、猫558匹の里親を見つけている。 熊谷理事長は「これまでの地道な努力と取り組みを評価してもらえたことはうれしい」と喜び、「受賞を励みに、今後も地域の動物愛護精神の普及と、人と動物が共生できる環
リクルート北海道じゃらん(札幌)が、旅行雑誌「北海道じゃらん」の読者を対象に行った「2016年道内人気観光地調査」で、過去1年間の道内旅行先ランキングで函館が2位になった。12年連続で1位に君臨した札幌が3位に落ち、富良野が前年の3位から1位に躍り出た。函館は前年の5位から順位を3つ上げており、昨年3月の北海道新幹線開業によるメディア露出の増加や、話題性が高まったことで函館を訪れる人が増えたとみられる。 道内旅行動向を把握する目的で行っており、今年で18回目。今回は2015年10月~16年9月の旅行実態について1377人を対象に調査した。 過去1年間の道内旅行先ランキングでは、富良野が31・4%で首位に。次いで函館が前年より2・4ポイント上昇し27・9%。函館は13年5位、14年3位、15年5位となっており、この4年間で最高の順位を獲得した。 過去1年間に行って「満足した」「良かった
寝台特急列車として運行していた「カシオペア」の車両を使ったツアー専用臨時列車が26日、北海道内の最後の運行となった。沿線には大勢の鉄道ファンが集まり、銀色の車両を名残惜しそうに見入っていた。 カシオペアは全室個室の豪華寝台列車として1999年に登場したが、昨年3月の北海道新幹線開業に伴い、同月で運行を休止。その後、旅行会社が上野-札幌間で乗車することを組み込んだ旅行商品を販売し、6月から臨時運転をしていた。しかし、青函トンネル内をけん引する機関車の都合などで道内への乗り入れが今回で終了となり、同トンネルを走行する客車列車はすべてなくなった。 札幌発の最終列車は、午後9時45分ごろ、五稜郭駅に姿を見せた。撮影していた江別市の会社員(44)は「カシオペアに乗るという夢が叶わず残念だが、急行はまなすがなくなる方が寂しかった」と話していた。 JR東日本は今年5月から、クルーズトレイン「四季島
【厚沢部】道総研道南農試(加藤淳場長)主催の「第19回道南農業新技術発表会」が22日、町民交流センターあゆみで開かれた。約100人が参加し、道内各試験場などが研究開発した新技術や研究成果に理解を深めた。 このうち、十勝農業試験場などによる研究成果の発表では、道の優良品種小豆「エリモショウズ」に、落葉病への抵抗性を付与した新品種「十育167号」について解説。エリモショウズは耐冷性や収量性に優れ、製餡(せいあん)適性が高い一方、落葉病への抵抗性を持っていないことから、生産拡大とともに同病による減収も多くみられた。そのため、エリモショウズの食味や製餡適性を有しながら、落葉病に強い品種が求められていた。 そうした中、十育167号はエリモショウズと、落葉病にかなり強いといわれる「しゅまり」を反復戻し交配することで、理論上99%以上エリモショウズと同じになり、「落葉病や萎凋病(いちょうびょう)に強
函館マラソン大会実行委員会(桜庭辰弥委員長)は17日、13日に受け付けを開始した「2017函館マラソン」(7月2日開催)のエントリー状況をまとめた。各4000人の定員に対し、フルは75%、ハーフは65%で全体では7割に達している。事務局の市教委は順調な滑り出しとする一方、宿泊予約が取りにくい状況は今後に解消される見通しを示し、引き続き参加を呼び掛けている。 昨年はエントリー開始3日半でフルが定員に達したが、今年はやや落ち着いた状況で「新幹線開業や『第1回大会』の追い風がない中では順調」とする。 一方で、ランナーからは早くも宿泊予約が取れないという声も。事務局によると、大手旅行会社JTB北海道は大会に向けて、昨年よりも4割増の1000室を確保。ただ、2月時点で7月の宿泊予約を開始していない施設もあり、ランナーの予約が同社のサイトに集中したことで、予約が取れない状況を招いたとみる。 同社
道教育大函館校の2~3年生らがこのほど、函館の冬の観光PRポスター11枚を手掛けた。学生や市民目線で捉えた地元の良さを伝えており、道南いさりび鉄道の人気列車「ながまれ号」の車内や函館市内で掲示を展開する。 ポスターは、昨年11月から12月まで計3回、同校図書館で開かれた文章講座「本とことばのワークショップ」で製作。函館のフリーペーパー「サカラ」編集室長の藤島斉さん(47)が講師を務め、学生を中心に延べ30人が参加した中、観光ポスター製作を通して企画や編集、取材力などを身につけようと、藤島さんと同校学術情報グループの赤坂恵理子総括係長(48)が企画した。 採用された写真は著名な観光スポットではなく、地元で暮らす生活者の目線で捉えた漁港や路地裏などを扱っている。同大3年で図書館ボランティアとして活動する田村実咲さん(21)は「旅人たちの函館」と題した3章立てのポスター3枚を製作した。「伝え
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『函館市道南地域ポータル e-HAKODATE :-)』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く