サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.yutorix.com
哲学 この言葉から連想するイメージは多くの人にとって大体共通していると思います。 難しい、偉い人が考える、自分とは関係ない、机に向かっている、、、 時々たまーに、本当にたまーに、哲学っていいよねえ!気が合うね!という方もいるのですが、多くの人はネガティブなイメージを抱いています。 そんなイメージを払拭していただき、哲学の面白さに目覚める人を増やしたい一心で、今回は哲学の「効用」についてお伝えしたいと思います。 簡単に言うと、哲学ってめっちゃ役に立つよ!という話。 そもそも哲学ってなーに? 疑うことの効用 まとめるとこう そもそも哲学ってなーに? 結論を言いましょう。 哲学は疑うことを本質としています。 これがどのように役に立つのか。 そもそも哲学とは何なのか。このあたりからお話ししましょう。 そもそも哲学とは古代ギリシャから始まった西洋独特の思考のあり方を指します。 その始まりはタレスとい
どうも、しらすです。 年初に3日に1記事書くぜ!なんて高らかな目的を掲げたんですが、やっぱりインプット期間がないと良質な記事を届けられないなと思って抑えめに書いています。 しばらくインプットと内省が続くので、3日に1回の更新は夢幻のごとくなり… www.yutorix.com さて、今回はキャリアを語る回です。若造が仕事を語っちゃうよ! 粛々と雑感を書いていきます。 僕は時々転職活動をして、自分の市場価値を確かめています。 ▼こちらの記事に転職活動体験記を書いています。 www.yutorix.com で、転職活動をする中で明らかになったのは教師は専門職であるということ。 教員って高いスキルがあるにはあるんですけれども、それはあくまでも「汎用的なスキル」であって、大学生でも身につけられるんですよね。 で、民間企業にいくとなると、営業経験やマーケティングの経験など何らかのセールスに関わった経
ざっくり前回のおさらい 幸せって何だ? でも、感情は人間につきもの。どうつきあっていけばいい? 大事なことはあなたにとっての幸せを考えること 幸せってなんだろう!!!! あなたはこの問いにどう答えますか?胸を張って「幸せです!!!」と言えますでしょうか。 でも、自分の幸せが何なのか中々これだ!と言える人ってあまりいないのかなあと思っています。 もちろん幸せが言える人は素敵なことなのですが、そうではない人は今回の記事をぜひ参考にしていただければと思います。 今から約2000年以上前、アリストテレスという哲学者が幸せは何なのか、世の中の人間を観察しまくって、頭を酷使して酷使して出した結論です。 考えるきっかけにしていただければ幸いです。 前回はアリストテレスの存在論について確認しました。合わせてこちらもご覧ください。 www.yutorix.com ざっくり前回のおさらい この世界っていったい
「アテネの学堂」という絵画をご存じでしょうか。 イタリアの天才画家ラファエロによる大作で、有名な古代ギリシャの哲学者が描かれています。 その中央で議論している二人がプラトンとアリストテレスです。 指を天に向けているプラトンの姿はその理想主義的な哲学を表しており、一方で手のひらで地を押さえているアリストレスの姿は、その現実主義的な哲学を暗示しています。 今回はアリストテレスの現実主義的な哲学をご紹介します。 前回までにプラトンの理想主義的な哲学をご紹介しましたので、よければこちらもご覧ください。 「アテネの学堂」には、古代ギリシャの哲学オールスターがそろっていて、各人の哲学がその姿によく表現されています。 アリストテレスって誰? 現実にある「本質」をみつけよう~形相と質料~ 全ては完全体に向かっている~目的論的自然観~ アテネの学堂はこれ。 中央左がプラトン、右がアリストテレス。けんかしない
ここまでのシリーズでは、プラトン哲学の概要についてお話してきました。 けれども、彼の哲学は日常生活でも、かなり役に立つ考え方なんです。 今回は故野村監督とプラトン哲学の共通点とその効用についてお伝えします。 ▼プラトン哲学の記事です。 野村監督の「とは理論」 野村克也監督といえば、ヤクルト、阪神、楽天といった球団を優勝に導いた名将です。 ja.wikipedia.org 現役時代は三冠王に耀き、監督としても偉業を成し遂げた野村監督。 彼は、野球は肉体と同じ以上に頭を使うスポーツだと述べています。 野球というスポーツを考えてするようになってからというもの、私は何かにつけて「~とは?」と考えてしまうクセがついた。野球の本質を考えれば「野球とは?」を考えざるを得ず、それを突き詰めて考えていくと「攻撃とは?」「守備とは?」「打者とは?」「投手とは?」とどんどん細分化されていく。 私はそれらをメモし
今回はプラトン哲学第二弾、国家の理想的なあり方です。 プラトンのイデア論をおさらい 国家の理想的なあり方 プラトン哲学への批判 現代へのメッセージは何だろうか? ▼これまでのシリーズです。 プラトンのイデア論をおさらい ▼気になる方はこちらでおさらいを! www.yutorix.com プラトンはソクラテスの思想を発展させた人物です。 ソクラテスは人生における「真の知」を追い求めて、ソフィストと呼ばれる有識者を論破しまくるも、「真の知が何か」は明らかにしませんでした。 あくまでも、みんなが追い求めることが大事なんだよ、という啓発活動で終わってしまったわけです。結局、論破された人たちから怒りを買い、死刑に…。 プラトンが考えた「イデア」は、ソクラテスの「真の知」に該当します。 イデアとは、普遍的で、完全無欠な物事の本質のことです。 ざっくり言ってしまえば、理想のこと。 ソクラテスの場合は、人
理想を追い求める人もいれば、現実に活路を見いだす人もいます。 このような対立関係にある「理想と現実」という思考法はそもそもいつ始まったのでしょうか。 実は、この発想は今から約2500年前の古代ギリシャから2人の哲学者が始めたものです。その二人とは、プラトンとアリストテレス。 今回はプラトンの哲学についてご紹介します。 プラトンって誰? イデア論 理想の効用 プラトンって誰? 本名はプラトンではなく、アリストクレスといいます。 プラトンは体格が良く、若い頃にはレスリングでも活躍していました。そのため、「広い」という意味のあだ名をつけられ定着しています。 「肩幅広男」で歴史に名を残すってすごいですね! かたはばひろお! 名門の家系出身で、将来は政治家になると思われましたが、政治の腐敗に絶望し、距離を置くようになります。 彼はアテナイ(プラトンが過ごした国)でアカデメイアという学園を開いて、弟子
こんにちは、しらすです。 今日はサルトルの実存主義をご紹介します。 最初は僕らは何者でもありません(nobody)。 でも、人生のどこかで、何者かになっていく。 サルトルは「自分の人生は自分で決めるのだ」と力強く言った哲学者です。 サルトルって誰? 実存は本質に先立つ 即自存在から対自存在へ 人間は自由の刑に処せられている 人生は自分で切り開く まとめ サルトルって誰? 本名は、ジャン=ポール・サルトル(1905-1980)。 世界的に活躍した、フランスの哲学者・小説家です。奥さんは「ジェンダー」論の先駆け、ボーヴォワール(ただし事実婚です)。 サルトルは、実存主義という主体性をテーマにした哲学を唱え、その生き方も自身の哲学に基づいたものでした。 彼は自分の意志に基づいてノーベル賞の受賞を拒否しています。 ja.wikipedia.org 実存は本質に先立つ サルトルの根本的な考えは、実存
皆様、あけましておめでとうございます。 無事に2021年を迎え、当ブログも6年目を迎えました。 最初の頃は悪戦苦闘の日々でした。 「書けない」「ネタがない」のないないづくし。 なんとか「やらない理由」を探していた非建設的な態度でブログに接していたと思います。たぶん、このころの僕は世の中に物事の原因を求める態度だったんですね。 いまでは何か困難があっても「どう乗り越えるか」というポジティブな見方に変わりました。 www.yutorix.com さて、ブログですが、かなりの長期間更新しない時もありました。 それでも、なんとかここまで続けてこられたのは、普段から見ていただいている皆さんのおかげです。 いつもコメントなどをいただき、本当にありがとうございます。 このブログは「大人の方でも役に立つような高校倫理、政治経済」の内容を中心に、生き方やキャリア、時事問題の背景・影響、教育問題などについて発
今年もお世話になりました。 このブログをご覧いただいている皆様、本当にありがとうございました。 ブログとキャリアの視点から、今年を振り返ってみます。 まず、ブログから 成果について 個人的に好きな記事と閲覧数の多かった記事ベスト3 キャリアについて まとめ まず、ブログから 成果について ブログをこの一年書いた成果は次の3つ。 継続力 つながり 自分自身のスキルアップ まず、この一年の成果はなんといっても継続したことです!継続力あっぱれ! 執筆しない月はなかった。 9月から3日に1記事のペースを崩さなかった。 毎日更新を目指すとネタ探しと「書かなきゃ…」という強迫観念から、むしろ書けなくなります。 ある程度のネタ探しの時間などを確保する上でも3日に1記事のペースはちょうど良いと感じています。 次の成果はつながりです。 このブログはTwitterやstandfmなどのSNSと紐付いています。
もう冬休みも半ばですが、ご紹介します。 冬休みに「読んだ本」「読んでいる本」「読みたい本」を紹介します。 多忙な日々の雑事に追われアウトプットの出来ない日々が続く。 そんな悩みは長期休暇が解決してくれる(かわかりません)。 希望を抱きながら、まとめたいと思います! 教育一般 「探究」する学びをつくる 思考する教室をつくる 概念型カリキュラムの理論と実践 社会科・公民科関連 社会科授業づくりの理論と方法 中学校社会科教育・高等学校公民科教育 ライブ!主権者教育から公共へ 学習課題探し 未来をはじめる 「人と一緒にいること」の政治学 大人のための社会科 日本のオルタナティブ 10代から考える生き方選び 定年消滅時代をどう生きるか 哲学・思想関連 反哲学入門 「今」を生きるためのテキスト 14歳からの哲学入門 口伝西洋哲学史 考える人 他の先生のブログも参考に おわりに 教育一般 「探究」する学
今日は、こちらの哲学カフェでお話しする機会を頂きました。 第2回チョークトークカフェは、今週末26日に行います! いまのところ15名ほどの方から参加の申し込みをいただいています🙌 まだまだ受け付けていますので、お気軽にご参加ください〜⭐️ pic.twitter.com/TNi34IXyX5— チョークトークカフェ@教育をめぐる哲学カフェ (@ChalkTalkCafe) 2020年12月23日 テーマは「主体性」 自分の頭の中を整理したいので、事前に読んだこと・聞いたことを書き残しておきます。 というわけで、この記事は「主体性って何?」という哲学好きの方、「主体的・対話的で深い学びって何だろう?」という教育関係者の方に参考になるかと思います。 あとは受験生を抱える保護者の方にも参考になるかな~ 「主体性がない」?? 辞書では主体性はどう扱われている? 哲学者たちは主体性をどう捉えた?
今回はソクラテスに学ぶシリーズ第2弾、あらゆる勉強に効く思考法についてです。 ソクラテスの生きた社会 ソクラテスが求めたこと 無知の知の効用 ソクラテスの生きた社会 ここからしばらくはソクラテスが無知の知に至るまでの歴史です。飛ばしたい人は飛ばして次の見出しへどうぞ。 ソクラテスは約2500~2400年前に活躍した古代ギリシャの哲学者です。 ソクラテスが生きた古代ギリシャにはポリスという小さな共同体が点在していました。 現在でいうと、市区町村が一つの国としてまとまっているイメージです。渋谷国や名古屋国、京都国って感じでしょうか。 その中でもソクラテスはアテネというポリスに暮らしていました。 さて、当時の古代ギリシャではある考えが浸透していました。 それは、「人それぞれ考え方は違うよね」という思想です。相対主義といいます。 そして、この相対主義というロジックで金儲けや権力闘争に明け暮れていた
今回はソクラテスに学ぶ人生論です。 www.businessinsider.jp せっかくたくさんのお金を稼いでも、人を傷つけるお金の使い方をしてしまうこともあります。理想がなければ、道具は凶器になり得ます。 強靱な腕力も、自衛隊に入れば人の役に立ちますが、一方で人を傷つけることもできます。 達者な弁論術を持っていれば、弁護士として人を救うことも出来ますし、政治家として人を動かすスピーチが出来るかもしれません。 けれども、その口八丁手八丁で詐欺を働くことも出来るかもしれません。 正しさが心になければ、正しい行動もできません。 でも、そもそも正しさって何なんだろうか。 現代でも悩ましいこの難問に対して、一緒に考えよう、と言ったのがソクラテスです。 ソクラテスって誰? 当時のギリシャ社会の様子 ソクラテスが大切にしたもの~知の追求=魂の配慮~ 死に代えても守り抜いたもの ソクラテスは今の社会で
現代社会では、多様性が重視されています。 口で言うのは非常に簡単ですが、それを貫き通すことは難しいです。 その証左として、ネット上での炎上やテロ事件、ヘイトスピーチの問題などは絶えることがありません。 自分の認められない価値に遭遇した時にも、それでも「多様性が大事だ!」と説き続けること、一貫し続けることは難しいです。 けれども、不寛容は時として社会に大きな害をもたらします。 そうした時代だからこそ、寛容の大切さを説いたヴォルテールの思想が大きな意味を持つんじゃないかと思います。 ヴォルテールって誰? 啓蒙思想とは? ヴォルテールの哲学~寛容~ 現代における意義 ヴォルテールって誰? ヴォルテール(1694-1778)は18世紀に活躍したフランスの啓蒙思想家・文学者です。『寛容論』や『哲学書簡』などの著作を残しています。 イギリスの合理的な思想に感銘を受け、フランス社会の在り方を批判してバス
今回は今年の買い物の中でも、仕事が捗ったなあと感じる3つをご紹介します。 ただし、あくまでも「教員」目線でのチョイスになりますのでご容赦ください。 テレ東ビジネスオンデマンド ipad air YouTubePremium まとめ テレ東ビジネスオンデマンド txbiz.tv-tokyo.co.jp 情報収集しなきゃ…と思っても新聞を読むと結構時間がかかります。 その点、テレビならながら作業でも聞くことが出来ます。 こちら、テレビ東京の経済系番組が月500円で視聴し放題です。 アプリをインストールするかブラウザ、テレビとつなげて見ることも出来ます。 一月ワンコインでガイアの夜明けやWBSなどを見放題なのはありがたいですね。 僕は情報収集のために使っていて、特に新聞によっては経済系の記事が余り充実していないこともあり重宝しています。 過去の放送に遡って見放題なので、その点も素晴らしいです。
この仕事でこんなことを成し遂げたい! そう期待に胸を躍らせて入った会社では想像と異なる仕事の連続。 その積み重ねは次第に心をむしばんでいく。 こんなはずじゃなかった… しかし、それでもすぐには物事は好転しません。 希望を失ったとき、人の心は簡単に壊れてしまいます。 それでも心の安寧を得るにはなんとかしなければならない。 そんなとき、森鴎外の考え方は一つのヒントをくれるかもしれません。 今回はその思考法をご紹介します。 森鴎外って誰? 諦念(レジグナチオン)と「かのように」 どうして良いかわからない人へ 森鴎外って誰? 森鴎外(1862年~1922年)といえば、明治を代表する文豪であり、陸軍軍医の最高ポスト軍医総監も勤めています。本名は森林太郎。 『舞姫』『高瀬舟』など、国語の教科書にも載るような著作をいくつも出しており、その文章は現在においても非常に評価されています。 ja.wikiped
こんにちは、しらすです。 コロナ禍で自分と向き合う時間が増え、自分が本当に何をしたいのか、どんな人生を歩みたいのかを真剣に検討する人が増えたと言います。 今まで、世間体や見栄、社会常識などは時にその人の気持ちを抑え込んでしまいます。 そんな方こそ、自分の気持ちをありのままに肯定してくれる本居宣長の思想が参考になるかと思います。 本居宣長とは? 本居宣長の思想~真心~ 真心を大事にするということ 本居宣長とは? 本居宣長(もとおり のりなが:1730-1801年)は江戸時代に活躍した国学者です。 国学というのは、ざっくり言えば日本古来の思想を追究しようという学問のこと。 『古事記』や『源氏物語』の研究をしたことで知られています。 ja.wikipedia.org 本居宣長の思想~真心~ 本居宣長が活躍した江戸時代、ある思想が一大ムーブメントを巻き起こしていました。 それが朱子学(儒学)の発展
子どもの時、本当はおかしいなあと思いつつ叱られたらいやだから、という理由でルールに従っていた経験はありませんか? ある行動をとりたくでも、なぜかできない。 金縛りのように行動を制限「してしまう」。 そんな経験があれば、フーコーの哲学がきっと役に立つはずです。 フーコーって誰? フーコーの思想~規律権力~ 規律権力は至る所にある フーコーの思想の意義 余談 参考 フーコーって誰? 本名はミシェル・フーコー かなりの秀才で高等師範学校(フランスのエリート養成機関です)に進学し、その後大学教員になっています。 フーコーは同性愛者でしたが、当時の社会では公言できず、非常に苦しんでいたようです。そうした彼の苦しみは、次第に社会への関心をかき立てていきます。 自分を苦しめる社会とは一体何なのか、かれはこのテーマを生涯追求することになります。 ja.wikipedia.org フーコーの思想~規律権力~
今日はこういうお話です。 教員って採用前は科目ごとのジョブ型メインだけど、入ったらメンバーシップ型の仕事の割合高めですよね。 でも学校組織の仕事を体験する機会が数週間の実習しかないから、ミスマッチが起きやすい。 そういう意味では、長期インターンを導入した方が、離職者を減らすという点で効果あるかもね。— しらす (@dokomademoinaka) 2020年11月21日 ジョブ型?メンバーシップ型? 先生の働き方 実習よりもインターンシップを、そして業務の精選を 参考 ジョブ型?メンバーシップ型? 近年、雇用のあり方が変わりつつあります。 従来主流であったメンバーシップ型からジョブ型という雇用のあり方へと変化しつつあります。 違いは次の通りです。 ジョブ型雇用。一言で表すと“仕事に人をつける働き方”です。 求人の時点で職務内容や勤務地、給与などがジョブ・ディスクリプション(職務記述書)によ
こんにちは、しらすです。 11月に出版された社会科学系書籍の中で「オッ!」と思ったものを、まとめます。 ▼9・10月のオススメはこちらです。 www.yutorix.com 政治系新書 コロナ危機の政治 安倍政権 VS. 知事 文在寅時代の韓国 「弔い」の民主主義 経済系新書 2025年を制覇する破壊的企業 就職氷河期世代の行く末 給与クライシス SDGs 危機の時代の羅針盤 グローバル・タックス 国境を超える課税権力 砂戦争 知られざる資源争奪戦 「バックキャスト思考」で行こう!-持続可能なビジネスと暮らしを創る技術- 左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学 経済学の堕落を撃つ 「自由」 VS 「正義」の経済思想史 やばいデジタル "現実"が飲み込まれる日 歴史系新書 独裁の世界史 アレクサンドロス大王 村の日本近代史 哲学・思想・社会系新書 自分の頭で考える日本の論点 他者を感じる
こんにちは、しらすです。 10月の自殺者が2000人を超えました。昨年と比べて約40%の増加だそうです。 www.jiji.com 生きているとツラいことが必ずあります。 職場でうまくいかなくて、失恋をして、家族と不仲で、友人関係で失敗して、、、様々なツラいことが重なり、人生に悲観的になってしまうときもあります。 でも「こんな人生もう嫌だ」と絶望してしまったときにこそ、ニーチェは今の人生を積極的に肯定し、生きる勇気を持つんだ!と教えてくれます。 今回はニーチェの哲学について、その言葉と一緒にお伝えします。 ニーチェとは 本名はフリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(生:1844年、死没:1900年) ドイツ連邦・プロイセン王国の出身(現在のザクセン)。 実存主義の代表的な哲学者の一人で、その文章も高く評価されており、ドイツの国語の教科書に採用されています。 ja.wikipedia.org
ボジョレー・ヌーヴォーの人気が低迷しているみたいです。 背景には、日本の貿易構造が変わったからといわれています。 ボジョレー・ヌーヴォーの今昔 日チリEPAと日欧EPA まとめ ボジョレー・ヌーヴォーの今昔 ボジョレー・ヌーヴォーとは、フランス・ボジョレー地区でその年に収穫したぶどうを醸造した新酒のワインです。 ボジョレーとは、フランスのブドウ生産が盛んな地域の一つのこと。 ボジョレーヌーボーの種類と飲み方、おすすめのおつまみは? | 季節を代表する、日本のイベントシリーズ フランスはワイン生産の盛んな地域を数多く抱えています。ボルドーやシャンパーニュ、ブルゴーニュなど…。その中でもボジョレー地方は後発の地域でした。 さて、ヌーヴォーとは「新酒」のことですが、当時はあまり新酒の需要がありませんでした。 そこで後発のボジョレー地域は「初物需要」に絞ってマーケットを開拓しようとします。 結果、
日本の四半期(7~9月期)GDPが発表されました。 結果は、前期(4~6月期)より21.4%の回復でした。 52年ぶりの高成長らしいですが、まだまだ油断は出来ません。 詳しく見ていきましょう。 内閣府が16日発表した2020年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で4~6月期から5.0%、年率換算で21.4%増えた。 この記事を読めば、リンク先のニュースを理解できるようになります! www.nikkei.com GDPとは? GDPというのは、国内総生産(Gross Domestic Product)のこと。 簡単に言えば、一国の経済全体をある期間で区切って、どれくらい新しいモノやサービスが生産されているのかを表わす指標です。 通常は、一年間に生産された付加価値の合計と表現されます。 その国の経済規模を示していて、国際比較を可能にするためにドルや円
今回は日常生活に役立つ哲学のお話をします。 取り上げるのはイギリスの哲学者、ベーコンの考え方。 それではどうぞ! 人は間違って世界を捉えてしまう ベーコンの「4つのイドラ」 種族のイドラ 洞窟のイドラ 市場のイドラ 劇場のイドラ イドラから抜け出すには? 人は間違って世界を捉えてしまう 『ファクトフルネス』がベストセラーになりました。 同書はデータ(事実)から世界の姿を正確に捉えようという趣旨の本です。 リンク 人の認識はいつでも正確とは限りません。 人の認識は、経験や知識などの情報を基にして作られていきます。 世界に関する認識も当然、学校で学んだ知識や旅行などで見たものなどから作られていますが、僕らはしばしば間違ったまま世界を認識してしまいます。 たとえば、貧困状態の人は世界に何人いるのかといったデータに関する誤解、老後に「とにかく2000万円が必要なんだ!」という思い込みなどです。 と
小学校から主権者教育を積極的に推進すべきという提言が出されました。 www3.nhk.or.jp 主権者教育とは? 何で小学生から? 先生に出来ることは? 主権者教育とは? 学術会議が2020年8月に発表した「主権者教育の理論と実践」によれば、主権者教育とは、「政府に自己の選好を伝達できるようにすること、また政府の決定をコントロールできるような知識や技能、行動力を身に付ける教育、一言でいうならば、政治参加を自分で使いこなせるようになるための教育」です。 「報告:主権者教育の理論と実践」http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-h200811.pdf 政治参加の中心的な手段は投票です。 そのほかには、デモや請願、ロビイング活動、陳情などがあります。 なかなかハードルが高いですが、立候補という手段もあります(むちゃくちゃお金がかかります…)
voicyという音声提供サービスがあります。 voicy.jp インフルエンサーがラジオのように音声を提供するプラットフォームです。 その中でもちきりんさんのチャンネルがオススメなので、ご紹介します。 ちきりんって誰? ちきりんさんは社会派のブロガーで、はてなブログで15年ほどの執筆を、また数多くの著作を出されています。 国際問題や経済問題など様々な社会問題に積極的に発信をしており、その観察力・考察力から僕もブログや著作を大変参考にしています。 ja.wikipedia.org そんなちきりんさんがvoicyという音声メディアで配信を始めました。 voicy.jp 音声メディアの利点は「ながら聞き」が出来る点にあります。 中でも、ちきりんさんのチャンネルは、社会問題に関するアイデア・分析を手軽にインプットする手段として非常にオススメできると思っています。 ちきりんさんのvoicy聞いてるけ
国税庁が「民間給与実態統計調査概要」を発表しました。 今回はこちらの統計を踏まえて、現状解説的な記事になります。 何が問題か?統計を読み解こう 統計から見えてくること 何が問題か?統計を読み解こう まずはこちらの新聞記事をご覧ください。 そもそも「民間給与実態統計調査概要」とは何でしょうか? 国税庁はこのように発表しています。 民間の事業所における年間の給与の実態を、給与階級別、事業所規模別、企業規模別等に明らかにし、併せて、租税収入の見積り、租税負担の検討及び税務行政運営等の基本資料とすることを目的としている ざっくり言えば、日本で働いている人がどれくらいの給与をもらっているかの統計です。 今回のニュースは、その統計で年収200万円以下の人が1200万人を超えたというものです。 平均年収が436万円ですから、その半分を下回る人が少なくとも1200万人以上いると考えると凄まじい不況ですね…
こんにちは、しらすです。 9月・10月に出版された社会科学系書籍の中で「オッ!」と思ったものを、まとめます。 ▼8月のおすすめはこちらです。 www.yutorix.com 政治系新書 アフターリベラル リベラルの敵はリベラルにあり 民主主義とは何か ルポ 入管 -絶望の外国人収容施設 国際系新書 中東政治入門 メディアが動かすアメリカ -民主政治とジャーナリズム アメリカ大統領選 アメリカの政党政治-建国から250年の軌跡 経済系新書 働き方改革の世界史 デジタル化する新興国-先進国を超えるか、監視社会の到来か 歴史系新書 渋沢栄一 -日本のインフラを創った民間経済の巨人 明治憲法史 江戸幕府の感染症対策 なぜ「都市崩壊」を免れたのか 物語 東ドイツの歴史-分断国家の挑戦と挫折 地理・街歩き 水都 東京 -地形と歴史で読み解く下町・山の手・郊外 政治系新書 アフターリベラル リンク 世界
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Shiras Civics』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く