サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
kaya8823.hatenadiary.com
「貧困家庭のお子さんを見ていると、勉強が『分からない』という経験が重なり、学校生活のなかでどんどん劣等感を募らせていくのが分かるんです」 先日、石川県のとある温泉街で、貧困世帯の学習支援を手掛ける女性(Aさん、50代)にインタビューした。彼女は、経済的に貧しい家庭の子どもたちの学習支援に加え、学童クラブの運営にも関わっている。さらに、学童に来ることができない貧困家庭の子どもたちが立ち寄れる「場所づくり」にも取り組んでいる。 彼女は言う。「小学校3年生が、ギリギリのターニングポイントなんです」。経済的に厳しい家庭では、親が昼も夜も働き詰めで、子の勉強を見てあげることが難しい。そのため子どもは「授業が分からない」状態が続き、小学校3~4年生になる頃には、勉強や学校そのものに対して「劣等感」や「反発」を覚えるようになってしまうそうだ。 過去最悪の数字となった「子どもの貧困」 今や6人に1人の子ど
「私は逆に、皆さんに問いかけたい。なぜ多くの人は、幼い子どもたちが深刻な状況に置かれていることに、これほど無関心でいられるのかと。“baby” という単語を思い浮かべてみて下さい。笑顔にあふれた、愛情いっぱいの環境にいる赤ちゃんのイメージが浮かぶでしょう。でも実際には、家庭で愛情を受けられずに、笑顔を失ってしまう赤ちゃんが大勢います。そのことに、なぜ無関心でいられるのでしょう。そういう人たちはきっと、多くの子どもが苦しんでいるという現実を、見たくない、忘れてしまいたいのだと思います。知らなければ、自分を守ることができますから」 「日本の読者、それも、あまり社会的養護に関心のない人たちへ向けて、最も訴えたいことは何ですか?」という筆者の質問に対し、チャールズ・H・ジーナ教授は力を込めて訴えた。 1人の養育者にうまくなつけない「アタッチメント(愛着)障害」 私も含めた、多くの日本人にとって「ア
「最も幼い妊婦さんは、小学校5年生でした」 「相談者のうち、20代が45%を占めていますが、10代も20%。職業別では、学生さんが26%と4人に1人、無職の方が36%です。最も幼い妊婦さんは、小学校5年生でした……」 会場が息を呑む。 「24時間体制で受け付けている相談のうち、内容の最多は『妊娠に関する相談』ですが、次に多いのは『思いがけない妊娠』で、3割に達しています。その内訳で最も多いのは『未婚の妊娠』、相手の男性が逃げてしまった、1人で育てる自信がない、というものです。次に多いのが『若年妊娠』――私たちは18歳以下の妊娠を、そう呼んでいます。『暴力・強姦』で子どもができてしまった、どうしよう、という相談もあります。レイプや近親(相姦)によって妊娠してしまい、全国から電話をかけてくる女性たちも、沢山います」(田尻さん) (写真:慈恵病院に寄せられた「思いがけない妊娠」相談の内訳。「未婚
1ヶ月間で自由に使うお金は、一般女性の93.3%が「5万円未満」であるのに対し、富裕層の女性では、27.5%が「20万円以上」を使うことができ、「上限なし」も16.8%いる――。こんな調査結果が、電通とハースト婦人画報社の調査で明らかになった。 www.dentsu.co.jp 調査は今年2月、世帯資産が1億円以上(日本全人口の約6%)、または世帯年収2000万円以上(日本全人口の約1%)を“富裕層世帯”と定義づけ、そのうち20~60代女性、約300人を対象にウェブアンケートで実施。比較対象となる一般女性に関するデータは、電通が独自に集めたものを使用した。 一般女性で1ヶ月に自由に使う金額が「20万円以上」と答えたのはわずか0.3%だが、世帯純資産1億円以上、もしくは世帯収入2000万円以上の富裕層女性では27.5%(「上限なし」の16.8%を含む)だった。富裕層の女性は「資産運用」に関心
虐待死で最も多いのは0歳0ヶ月0日の赤ちゃん、背景に「望まない妊娠・出産」 「ひとりで悩んでいませんか?」「思いがけない妊娠でお悩みの方に~妊娠SOS~」。ショッピングセンターの女性トイレや、自治体の窓口に、こんな小さなカードが置いてあるのを見かけたことはないだろうか(写真)。 (写真:各自治体が設置する「妊娠SOS」の連絡先を知らせるカード。ピンクや白を基調とし、他人に知られることなく持ち運べるサイズになっている) いずれも各自治体が、思いがけない妊娠に悩む女性たちのために設けた相談窓口だ。近年、こうした「妊娠ホットライン」などを設置する自治体が増えている。背景には、妊産婦検診を一切受けずに産科へ駆け込む「飛び込み出産」の増加や、児童虐待への関心の高まりがある。虐待の死亡例のうち4割を占めるのは、「0歳児」だ[1]。中でも「0歳0ヶ月0日」の死亡が最も多い。思いがけない妊娠を受け入れられ
ボートレースからの収入が270億円超 ご縁があり、たびたび「日本財団」の取材をさせて頂いている。共働き家庭の家事分担を考えるイベントや、障害者たちのアート作品展示、ハンセン病差別をなくすためのグローバルアピールなど、いくつか見てきた中で、「日本財団とは改めてなんぞや」ということが気になった。同財団は世界有数の社会貢献団体だが、「一体何をしているのかよく知らない」という人も多い。財団が、全国の男女2460人を対象に行なった調査(14年3月)によれば、「日本財団」を知っている人は全体の3割だったが、知っている人の過半数が「活動内容は知らない」と答えたそうだ[1]。 今回は、そんな疑問を解消すべく、4月1日に開かれた事業計画・予算の記者発表を報告する。日本財団の大きな資金源は、全国の「ボートレース」による売上だ。ボートレースの売上高は、年間1兆円に迫るともいわれ(笹川陽平会長の挨拶より)、その約
児童虐待のニュースが相次いでいる。先日は、大阪府茨木市で3歳の長女を衰弱死させたとして、義父(22)と無職の母親(19)が殺人容疑で逮捕された。新潟県では、「娘が泣くのでうざい」と話していたという母親(24)が、3歳の長女を川に落とし殺害したとされる。母親は夫の暴力が原因で離婚し、長女と交際相手の男性と3人で暮らしていたようだ。 どれだけ社会が豊かになっても、こうした「分かりやすく壊れた家庭」が消えてなくなることはない。児童虐待の件数は、12年に過去最高を記録した。貧困が子育て世帯を直撃し、社会からの孤立を深める。最も弱い子どもにしわ寄せがいく。「子どもを育てる能力がない」と判断された親のもとを離れ、やむを得ず国の支援下で暮らす子どもたちは、日本に約4万人*1もいる。 11月20日に行われた、「「世界子どもの日」国連・子どもの権利条約 採択25周年記念シンポジウム~すべての赤ちゃんが「家庭
みんなと同じだけど、ちょっと違う存在 小学生の頃、クラスに「たっくん」という、知的障害をもった男の子がいた。たっくんは一見、他の子たちと変わらない。体育のときは、みんなと同じように授業を受ける。でも、算数や国語の時間はいない。いつもニコニコ楽しそうだけど、時々、幼稚園児のような甲高い声を上げる。でも、クラスのみんなからは「たっくん、たっくん」と人気者で、誰も彼を“特別視”はしていない。 転校してきた私は、前の小学校ではそういう子と出会う機会がなかったので、率直に「あの子は何者だ??」と驚いた。先生に「たっくんって何者?」と尋ねたところ、担任の教師は、その素朴すぎる疑問に「わははは!」と大笑いした。「何者?って、あなた、面白い表現ね~!たっくんは、みんなと同じだけど、みんなと一緒にできないこともある。そういうときだけ、特別支援学級で、別のお勉強をしているのよ」。たっくんとの出会いが、私にとっ
世の中には、まだまだこういう人たちがいるから、困ったものです。 「晩婚化、健康な子が産まれない」と市長が答弁…富山・滑川 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 富山県滑川市の上田昌孝市長が、市議会で「晩婚化と(出産が)遅いほどDNAの傷から、なかなか健康な子供が産まれてこない」などと述べたとして、答弁の取り消しを求められています。上田市長は11日に行われた一般質問のなかで、晩婚化について次のように述べたと報じられています。 ・「きわめて若い精子、卵子はDNAに傷がついていない。そういう若い精子と卵子から産まれた子供は非常に健康な子になっている」 ・「晩婚化と(出産が)遅いほどDNAの傷から、なかなか健康な子供が産まれてこない」 ・「こういう夫婦間、あるいは男女間の問題にも触れながら進めるべき」 トンデモ科学(ですらない)発言。こういう発言をとがめられた政治家は、だいたい開き直って、
経済成長のために「女性活用」ムードが盛り上がる昨今。結婚や出産などで“家庭に入った”女性たちに、再び働いてもらおうとの機運も高まっています。そんな女性たちへ向けたイベントが名古屋で開かれると聞き、7月19日(土)、「ママの就活応援フェスタ」(於・名古屋栄三越)に参加してきました。名古屋の子育て事情が知りたい!という好奇心もあり、どんなママたちが集まるのかもちょっと楽しみです。 共働きのエキスパートが語る、「小1の壁」の本質とは? 午前11時。イベントの1stステージは、保育ジャーナリストの普光院(ふこういん)亜紀さんによる講演。題して「再就職と子育ての両立入門」です。普光院さんは、出版社で働きながら2人の子供を育てた経験から、『共働き子育て入門』(集英社新書)などの著作を多数出版、「保育園を考える親の会」の代表も務めておられる「共働きのエキスパート」です。お話の中で最も興味深かったのは、共
元No.1キャバ嬢で、現在は作家やタレントとして活躍する立花胡桃(たちばな・くるみ)さんのモテテク本『不二子の掟(おきて)』を読んだら「モテとは何か」について考え込み、寝付けませんでした。 よくあるモテ本と少し違うのは、小説形式で「派遣社員の不二子が、商社で目的の男をゲットし、プロポーズされるまで」を描いているところ。だから、モテ本に苦手意識のある自分のような女が読んでも、妙にリアリティがあるのです。 主人公の不二子は地方出身。家賃4万の木造アパートに住んで、派遣OLをしています。彼女の目的は「最高に素敵な結婚相手をゲットすること」。そのための努力は惜しみません。毎朝5時に起きて1時間半の半身浴、美顔ローラーに美容ドリンク、顔パック。地味顔を整形級に可愛くするお化粧テクニックの探求、補正下着で体型を偽装するため、胃まで締め付けられる苦痛を味わい、パンパンに脚をむくませるハイヒールの不快さと
若い女性の8割が使うという巨大なレシピサイト「クックパッド」が、5月20日、ついに(?)ダイエットビジネスを始めました。管理栄養士の個別指導でダイエットできるとうたう「クックパッド ダイエット」。カロリーの高そうなスイーツレシピもたくさん載せているクックパッドが、今度はダイエットかぁ……と感慨深いものがあります。もちろん同サイトは、よく「体に良い食事」をテーマにした特集を組んでいますし、農家からの「やさい便」など宅配ビジネスも展開しているので、ヘルシーなイメージを強化するにはもってこいかもしれません。 「クックパッドダイエット」では、オンラインで「痩せない弱点がわかるダイエット診断」が利用できます(これは無料。55問も質問がある割に、普段から健康的な食生活を心がけている自分のような者にとっては「うん、知ってる」みたいな結果でしたが……)。 銀座のサロンで1ヶ月1万2000円のマンツーマン指
「フリーライターでは食えない」という話は、ネットでもリアルでも、よく聞きます。(最近話題になったところでいえば、Web記事原稿料「一文字0.1円」ってマジすか……など)nanapiやネタりかをはじめ、メンジョイ、ハウコレ、Peachy、WooRisなどなど、ハウツー系のWebメディアが乱立する中、各媒体はできるだけ低コストで多くの記事を集めないといけません。ハウツーものなら、経験のあるライターさんに頼むより、「ライター募集サイト!未経験でも大歓迎!長期・安定的に仕事依頼可!」などを利用したほうが早いのかもしれません。が、報酬の低さには驚きました。 ライターの時給150円 「業界最高峰の報酬体系」をうたう、ある募集サイトを見ると、「ビギナーライター」の場合、600文字以上で150円、1200文字以上で300円、1800文字以上で450円となっています。え…その原稿料、安すぎ…!? 1800
ジャーナリスト、千葉敦子さんによる日本文化論『ちょっとおかしいぞ、日本人』(1985)の中に、面白い指摘があります。「男も女も、すぐ僻む(ひがむ)」という章で、日本人は何かにつけ、他人をひがむというんですね。 僻み根性というのは、日本人の最も得意とする“根性”ではないでしょうか。日本はこれだけ一生懸命やっているのに、欧米はちっとも理解してくれないと僻む。(中略)私の方が彼女よりよく働いているのに、彼女ほど美人じゃないから認められないんだわと僻む。(『ちょっとおかしいぞ、日本人』1988年の文庫版 p.55) え~そうかなぁ?僻む人はどこにでもいるし、日本も欧米でも同じでは…と思って続きを読むと、驚いたことに「ひがむ」に相当する英語って存在しないらしいのです。千葉さんが参照している「大和英辞典」(74年版)では、“become jaundiced [prejudiced] ; be bias
「NHKスペシャル 調査報告 女性たちの貧困~"新たな連鎖"の衝撃~」が話題になりましたね。今年1月に放送されたクローズアップ現代「あしたが見えない」にも、大きな反響があったようです。このように最近、若い女性が極貧状態で暮らしている、そういう女性たちが暮らすシェアハウスの環境が劣悪だ、シングルマザーが風俗でなんとか生計を立てている、といったセンセーショナルなルポがまた増えてきたように思います。これを、どう見るか。 女性の貧困が問題とされ始めたのは、2011年 「女性の貧困」が一種のブームになったのは、11年です。国立社会保障・人口問題研究所の阿部 彩氏によるレポートで、「一人暮らしの女性の3人に1人が貧困」という数字が出ました。シングルマザーの3人に2人、高齢女性の2人に1人が貧困層。夫の収入に頼れない女性や、夫に先立たれた女性が貧困に陥りやすいという、女性問題論や社会階層論を少しかじった
アメリカの大統領としては18年ぶりに「国賓」として訪日した、オバマ大統領。彼が24日、宮中晩餐会でおこなった挨拶が「素晴らしい」と絶賛されているので、全文を見てみました。(あいさつ全文はこちら) 天皇、皇后両陛下、本日は私ども一行を格別に温かく歓迎していただき、ありがとうございます。 から始まるスピーチは、日米関係について色々と示唆に富んでいるように思います。先の震災から立ち直った国民性など、とにかく日本を絶賛。米国大統領の演説の特徴としては「国民をほめちぎり、一体感を演出する」というのがありますが、オバマ大統領は本当に「褒める」のが上手だなぁと思います。 天皇、皇后両陛下に対するあいさつなので当然かもしれませんが、日本の皇室への賛辞もスマートに盛り込まれています。 私は第44代アメリカ合衆国大統領ですが、陛下は日本の125代目の天皇陛下です。日本の皇室は2000年以上の長きにわたり、日本
日経新聞が、72年の「あさま山荘事件」について大きく取り上げていました。 映像の力 報道変える「1億総観戦」あさま山荘の戦場 ~警察、世論意識しメディア対策~(有料会員限定の記事です) 「あさま山荘事件」を新聞社が振り返るとき、それはたいてい「国民がテレビ中継でリアルタイムに事件を"目撃"した、エポックメイキングな出来事」として描かれます。日経によると、10時間を超える中継の視聴率は最高で98.2%。テレビを見ていた国民のほとんどが、事件の様子をリアルタイムで共有していたことになります。 あさま山荘事件の中継は事件・事故報道に大きなインパクトを与えた。リアルタイムの映像の圧倒的迫真力は人々の感情を強烈に揺さぶった。 (※引用者注:事件を現場から実況した元日本テレビアナウンサーの)久能氏は「翌日、どの新聞も大報道だったが、臨場感を感じなかった。テレビ画面が訴える力を感じた。それまでテレビ報道
『小悪魔ageha』の版元、インフォレスト社が倒産しました。キャバ嬢ファッションのみならず、ロリータやガーリー系、パンクファッションまでを包括し、広くギャルカルチャーを牽引してきた『ageha』。しばらくは休刊になるかもしれません。 しかし!『ageha』の中條元編集長が築いたギャルカルチャーの礎は、しっかりと次の世代に受け継がれていたのです。徳間書店から出ている『LARME』。同誌の編集長は、全盛期のageha編集部にいたことで知られています。 ギャルでもないモテでもない『LARME』 同誌は全体的にパステルカラーで、ギャルでもないモテでもない、甘くて「ふわっ」とした感じの、写真集のような構成。モデルには乃木坂46白石麻衣、元『popteen』の菅野結以、そして元『小悪魔ageha』の黒瀧まりあなどを起用しています。モデルの布陣から見ても、同誌はギャルやモテといった固定の価値観をもってい
『小悪魔ageha』のインフォレストパブリッシングの親会社、インフォレスト社が、事実上の倒産となりましたね。数社が報じていますが、ソースはほぼこちら。 雑誌「小悪魔ageha」など出版 インフォレスト株式会社 4月15日付で事業停止 負債30億円(大型倒産速報 | 帝国データバンク) 中小の出版社では、親会社がコロコロ変わったり、出版部門が売却されたり、といったことは珍しくありません。それでも業績が改善せず、倒産、コンテンツだけ売却、……インフォレスト社の件も、巨視的な観点からみればまあ、中小出版社の「いち末路」なのでしょう。それにしても、さびしい。GIGAZINEでは当ブログの記事を引用し、『小悪魔ageha』の衰退について報じております*1。 ■中條編集長が去った『小悪魔ageha』に付録がついてもはや宝島社ですかと ■毒を抜かれた『小悪魔ageha』 「agehaショップ」が昨年末で
「12人の優しい日本人」という映画が好きで、大学の頃から今までに20回以上みています。「もし日本に陪審員制度があったら」という設定のもと、陪審員として集められた "12人の日本人" が議論をするさまを、コミカルに描いた名作*1。今回は、そこに登場する「2人の女」について書いてみようと思います。 典型的な日本人の女 集められた12人は、それぞれ年齢も職業もバラバラです。が、いずれも「こういう人、職場にいそう」「まさに典型的な日本人」という印象。「会議ではだんまり作戦がいいのだ」と主張して、さっさと帰ろうとするサラリーマンや、論拠を問われて「フィーリングかな…」と言っちゃうおじいさん。 最初に見た19歳の頃は、次の2名の登場人物に対して、猛烈なイラ立ちを覚えたものです。 1)主体性のない、おばさん 林美智子さんが演じる、ふくよかで優しい感じのおばさんです(50代くらい)。この女性は、被告人を無
入学シーズンですね。お花見や新歓コンパに参加する人も増えると思います。一方で毎年、学生の「飲酒事故」が後を絶ちません。(若者を死に追いやる「イッキ飲み」、アルハラを防ぐには?- 北条かや- Yahoo!ニュース) 悲しいことに、コールでの大量飲酒や「イッキ飲み」を 「伝統」 と勘違いしている部活やサークルが未だに沢山あるのです。 学生の6割「飲め!と言われても、断れるかどうか…」 飲酒の強要などで子を亡くした親らでつくる「イッキ飲み防止連絡協議会」では、93年から毎年「イッキ飲み防止キャンペーン」を展開しています。その一環として、学生らに「アルハラを断ることができるか」とアンケート調査したところ、33%が「断れない」、27%が「わからない」と回答しました(※飲酒事故に興味のある学生からの回答なので、実際はもっと多いと思われます)。 学生たちが飲酒を断れない理由は、「ノリが悪い・空気を読めな
AKBの大島優子さん(25)が、6月2日の劇場公演をもって同グループを「卒業」しますね*1。30日には国立競技場で予定されていた卒業セレモニーが荒天のため中止となり、ファンの前で謝る大島優子の姿が芸能ニュースで取り上げられました*2。 25才というのは女性にとって、転機の年です。「お肌の曲がり角」なんて使い古された表現もありますが、新卒で就職したなら「3年目OL」。『Cancam』では「1年目OL」に対して、もうキャピキャピしてらんねぇぞ!的な立場の役どころです。 新人の指導を任されることもあるでしょう。仕事にも慣れ、ルーチンワークをこなす毎日。「本当にこの会社に勤め続けるの?そろそろ結婚も意識した方がいいのかな?」なんて悩みも出てきます。 実際、女性が転職を考え始める年齢は男性より数年早く、24~25才なんだとか*3。25才の国民的アイドル・大島優子さんにも色んな思いがあったことでしょう
「就活生の大きな勘違い 面接は「自分を売り込む場」ではない」という記事を読みました。就活生は面接で「一方的に」自分の話をしがちだけれども、それは間違いである。面接とは「会話の場」。面接官は学生がきちんと「会話のキャッチボール」のできる人間かどうかを見ているというもの。 なぜ学生は「一方的な自己アピール」をしてしまうのか 記事には、次のような指摘があります。 面接とは、正しくは「会話をする場」です。会話を通じて、お互いが相手の人となりを把握しようとするのです。会話は、キャッチボールをすることで進むものです。どちらかが一方的に話すのは、もはや会話ではありません。 確かにその通りだと思います。が、こうした「会話」的な面接は、就活初期というより、選考が進んだ場合によく当てはまるものなんですよね。 一次面接は集団で行われることも多く、面接官がストップウォッチ片手に「右の人から1人あたり3分ずつ、自己
こんにちは!かやです。東京では昨日、申し訳程度に雪が降りました。地元はちょっとした雪国(ってどんなだよ)なので、凍った雪道を歩くのが割と得意な私です。 先日のブログ『橋下市長を支持する「普通」願望』では、について考えました。彼の批判する「既得権益」は一部の大金持ちではない。経済格差が拡大する中、「普通の生活」を実現できている層こそが既得権益なので す。 この記事には多くのコメントをいただきました。記事を書いた後も橋下市長の勢いは衰えることなく、高い支持率をキープしているもよう…。 そんな飛ぶ鳥を落とす勢いの橋下市長とテレビ討論をした研究者たちは、皆こてんぱんにやられているようです。例えば政治学者の中島岳志氏や山口二郎氏、エコノミストの浜矩子氏。森永卓郎氏も朝日放送の討論で「フルボッコ」にされたとか…。普段偉そうなことを言っている学者先生らが、ぐうの音も出ないほど打ちのめされるのを見て、視聴
最近の若者はキャラによって自分を演じ分けているらしい。中学生を対象とした調査*1によると、教室内での地位とキャラに対する考え方には相関があるそうです。これが本当に若者のリアルを現しているかはわかりませんが、集団の中での自分を、キャラという側面から考えてみるのは面白いと思います。 突然暗い話題で恐縮ですが、自分は小学校から中1まで完全なる「仲間外れキャラ」でした。いじめられっ子というわけではなかったのですが、3人グループにいるといつの間にか自分以外の2人が仲良くするようになっている。こっちは3人で仲良くしたいのに、あちらは私を除いた2人でどんどん仲良くなっていくのです。これが割と辛かった…義務教育期間はもう友達関係が全てですから。 どうにかしてその2人の間に入ろうと、ときには媚び、ときには他人の悪口まで言い、仲良くしてもらおうとするわけです。ところがそんな行動を取れば取るほど、自分以外の2人
前回のブログには想像以上に反響があり、嬉しいやら恥ずかしいらです。というわけで誰も覚えてないと思いますが「次回はagehaネタで」と書いてしまったので、2月号が発売されて久しい(小悪魔agehaは月刊誌で1日発売です)のですが、元総合編集長中條氏が去った直後の『小悪魔ageha』について書こうと思います。 中條氏が辞めた『小悪魔ageha』はズバリ、少しずつ毒を抜かれています。 彼女が去って初めて出た1月号では「X'mas着回し特集」が組まれ、他の赤文字系雑誌と同レベルの欲望を煽ることに終始しているように感じます。なによりモデルの写真が修正されすぎて皆同じ顔に!以前はもっと、1人1人一人ひとりが強烈に主張していたのですが…。 発売から全号全巻、揃えるほど熱心な読者である自分にとって、そんなagehaを読むのは辛かった。まず、タイアップ記事の多いこと多いこと。もちろん今までのようなマニアック
スカイマークCAの「ミニスカ制服」が話題になっています。「どうせネタだろう」と思っていましたが、どうやら本気のようです。 当然ながら、批判も噴出。「仕事に集中できず、保安上の問題がある」などの理由から、田村厚生労働相は同社の見解を問う考えを表明しました。国交省も動き出しそうです*1*2。 スカイマーク社:「うちの客室乗務員からは好評です」 3月20日に同社は、「A330 キャンペーン服に関するお知らせ」を発表。 「A330キャンペーン服」はあくまでもキャンペーン用でありサイズも一定であるため着用に関しましては希望者に限定しております。当社客室乗務員においては好評であり希望者は順調に確保できました。 (「A330 キャンペーン服に関するお知らせ」より) つまり、 (1)ミニスカはあくまで一時的な「キャンペーン用」だからOK (2)希望者のみが着用し、会社の強制はない。当社CAにも好評だからO
超高齢化社会を迎え、終末期のケアは病院から在宅の時代へ。そこで「地域医療」と「訪問看護師」の可能性を考えよう、というフォーラム「看護師が社会を変える」(笹川記念保健協力財団主催)を取材してきました。 団塊世代が一斉に75歳以上を迎える「2025年問題」 今から11年後、団塊世代が75歳を迎え、一斉に「後期高齢者」となります。いわゆる「2025年問題」です。75歳以上になると元気な人の割合がぐっと減り、病気ではなくとも「虚弱な」人の割合がどんどん増えていきます。 東京大学高齢社会総合研究機構の辻哲夫教授によると、十数年後には都市部を中心に病院はパンク状態になり、「このままでは確実に大混乱が起きる」といいます。 (人口ピラミッドの図を見ながら解説する東京大学高齢社会総合研究機構の辻哲夫教授) 日本ではとにかく「困ったらまず病院」。東京財団の研究員、三原岳氏によれば、イギリスやオランダでは、患者
2月16日(日)@渋谷ヒカリエ。4月に育休から復帰する女性とその家族向けのイベント、「ママカレッジ復帰2ヶ月前講座」に参加してきました。 会場には多くの若いママたちの姿。赤ちゃん連れの方もいます。おしゃれなカフェのようなBGMが流れ、穏やかな雰囲気の中、ワークショップが始まりました。 育児と仕事では、「使用言語」がまるで違う まずは、先輩ママたちが仕事や家庭に関する経験談を語るパネルディスカッション。ステージには、楽天㈱で働く堀尾さんとUR都市機構の中山さん、コクヨファニチャー㈱の幸森さんという3名のワーキングマザーがパネリストとして登壇。 育休明けの際、8割の女性が抱える不安は「仕事関連」だそうです。 「育休中は子育てに没頭しているので、部署名や人の名前など、基本的なこと、以前は普通にしていたことを忘れている。とにかく普通に『言葉』が出てこない」(中山さん) (参考までにパネルディスカッ
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『コスプレで女やってますけど by 北条かや』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く