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mediologic.com/weblog マーケティング・広告・メディア・社会学などをつなぎ、思考し、行動するためのブログ 本日、日本マイクロソフトの友廣さんによるB2Bマーケティングに関するコラムがスタートしたようですね。 B2Bマーケティングはこれから話題になると数年前に宣伝会議さんには伝えてましたが、当時はあまり理解されませんでしたが、アドタイでこれらの連載が出てくるようになるとは、ようやく理解をされたようです。 さて、 B2Cとは全く別物!? B2Bマーケティングってなに?? | AdverTimes(アドタイ) こちらの記事につきまして、非常に同意する部分が多いという前提のうえで一方で以下のようなことも思います。 今の時代は一週回って、B2CとB2Bのマーケティングはそもそも別物なんだけれども、B2Cの知見が”B2Bにも使えるようになってきているという面白い時期に入ってるんだと
mediologic.com/weblog マーケティング・広告・メディア・社会学などをつなぎ、思考し、行動するためのブログ 少し前の話になりますが、日立さんのオウンドメディア ” Exective Foresight Online ” にて「インバウンドマーケティング」に関するインタビューがあり、三回に分けて掲載をされておりますので紹介しておきます。 『デジタル時代のマーケティング戦略 | 企業に広がるインバウンドマーケティング 〜“顧客を邪魔しない”新しいマーケティングのあり方〜』 第1回:なぜ今、注目を集めているのか? 第2回:成功の鍵を握る2つのアプローチ 第3回:定着に向けた課題と展望 この「顧客を邪魔しない」というアプローチは、従来の広告やマーケティングからすれば、「え?じゃあどうやってリーチするの?」と訝しがられることでもあり、かつマインドセットの転換を促すポイントになると思
Very few people would think about waking up at 6am while on vacation to do their laundry but I'm one of them. [大事なことだから言う] 広告出稿の際に、「効果のある媒体」うんぬん、という話が出て、効果のない媒体を切っていく、、、ということが普通に今のネット広告業界などでやられている。これは「枠から人へ」という過度なオーディエンスターゲティングが背景にあるわけだが、大事なことなので次のことを言っておく。 媒体というのは自分たちの媒体へのオーディエンスを育成している。 そして媒体によって育成されたオーディエンスが自分たちがリーチしたい人々、ないしはオウンドメディアやソーシャルメディアに掲載する自分たちの生み出すコンテンツの読者になってほしい人たちなのであれば、その媒体からそういった人々
「学ぶ機会」を増やし「話す機会」を増やすだけでは、後進に貢献できないと考えたので。 2016/2/19 まじめ 久しぶりのブログ更新です。 本日、2016年2月19日金曜日15時、受験していました大学院の合格発表があり、そして合格者8名の中に入ることが出来ました。 この4月から一期生を迎える大学院、京都大学大学院経営管理教育部博士後期課程、がそれです。 昨年の夏ごろに以下のようなリリースで発表になった、京大のMBAやデザインスクールの兄弟分にあたる博士課程で3年間の研究で博士号(経営科学)Ph.D. in Management Science の取得を目指すコースです。 H27.07.29 平成28年度より経営管理大学院に「経営科学専攻」(博士後期課程)が新設されます(リリース) このコースは、「”高度専門職業人博士”の養成を使命とする」とアドミッション・ポリシーにあるように、国立系の大
ディスプレイ広告市場が検索連動型広告を抜くらしい!〜2016年の広告トレンド予測で一番の衝撃 2016/1/13 アドテク , アドテクノロジー業界 , 分析・調査 , 広告業界 , 業界研究・業界ニュース , 海外ニュース ディスプレイ広告の再びの夜明け? 検索連動型広告の落陽? ネット広告業界関係者がいつもお世話になっているeMarketerですが、衝撃的な予測をしています。 なんと、 2016年にはディスプレイ広告市場が検索連動型広告市場を抜く 。 と。 こちらがそのレポートと関連記事です。 US Digital Display Ad Spending to Surpass Search Ad Spending in 2016 (eMarketer) Digital Display Ads to Overtake Search, Bringing a Reckoning for
PageViewは死なないが、考え方を改めなければならないのは当然だろう 〜 The Startup梅木氏の文章を読んで。 2016/1/3 2016/1/4 デジタルなマーケティング , 超まじめ , アドテク , オンラインメディア/デジタルメディア , アドテクノロジー業界 梅木雄平氏が自身のメディアである The Startup にて、 PVは誰のためのものか?(The Startup) という記事を書いていて、覗いてみると、もともとLINE田端氏の以下のツイートが発端だったらしい。 WIREDはまず媒体資料にPV書くの止めてみるとか。>ウェブ関係者よ、PVの話をするのはもう止めよう https://t.co/wflrMwYRNl @wired_jp さんから — 田端 信太郎 (@tabbata) 2016, 1月 3 で、両者の元ネタは ウェブ関係者よ、PVの話をするのはもう
『Viewability が普及するとネット広告の価値はどう変わるのか?についての短文』についての追記 2015/11/27 まじめ, アドテク, アドテクノロジー業界, デジタルなマーケティング, ネイティブ広告, マーケティング・コンセプト, マーケティング研究, 広告に関するアカデミックな, 手法/考え方 昨日投稿した、 『Viewability が普及するとネット広告の価値はどう変わるのか?についての短文』 について、何が何だかわからない、ということのために以下を記しておきたいと思います。 1)そもそも” impressions “ってなんだったのか問題 あまり知られてませんが(というか業界内部でもこのことを知らない人がまだまだいる)、この” impressions “というのはその言葉の意味するところと違い、「ユーザーに広告を表示している」ことを指している言葉ではありません。今
Viewability ãæ®åããã¨ãããåºåã®ä¾¡å¤ã¯ã©ãå¤ããã®ãï¼ã«ã¤ãã¦ã®çæ 2015/11/26 ã¾ãã , ãã¸ã¿ã«ãªãã¼ã±ãã£ã³ã° , ãã¼ã±ãã£ã³ã°ã»ã³ã³ã»ãã , ã¡ãã£ã¢è« ããã大äºãªãã¨ã ããä»å¾ããªãã©ãè¨ããã IABããªã¼ãã¼ã·ãããã¨ã£ã¦é²ãã¦ããviewabilty. ã¾ãã¯ãã®åç»ãã覧ã«ãªã£ã¦ã
「受け入れられる広告への宣言文 Acceptable Ads Manifesto 」について 2015/11/4 アドテク, アドテクノロジー業界, ネイティブ広告, 手法/考え方, 業界研究・業界ニュース, 考える, 超まじめ 社会活動(キャンペーン)への署名活動を支援するサイト Change.org にて、昨今の広告忌避の流れをくむ運動として、「Acceptable Ads Manifest0 受けいられる広告への宣言文」というのがスタートしています。 (※disclosure: 私はこの宣言文にorganisationとして参加しているSharethroughのメンバーの一人です) これ、アドブロッカーが出てきてより顕在化してきてますが、日本でも某省庁がネット広告に目を光らせてることも含めて、昨今の(特に)ネット広告の状況というのは”社会問題”なわけです。だからこのような社会活動と
なんとなく業界市民権を得てきた「コンテンツマーケティング」。 「コンテンツマーケティングマーケティングEXPO」なんていう、流れに乗っかったイベントなんかもやられているけれども、行ってみたら「うちはコンテンツ何本を月いくらいくらで作りますよ!」なんていう”SEO事業者”が”コンテンツ制作者”のふりをした出展者や、SEOツールみたいなのばかり。 そう、日本で言われてる「コンテンツマーケティング」って、幾つかの事業者の言ってる定義をちゃんと業界メディア側が検証せずに拡めてしまった感もあると思うんだよね。メディア側は、もっと海外の情報などももとに比較して検証して欲しいものなんだけど(でないと、こういうこと書く僕だけがなぜか正しいこといっても悪者にされてしまうので)。 結局のところ、今、日本で言われてる「コンテンツマーケティング」って、実はHubSpotのインバウンドマーケティングの一部コピー。某
今、どのfacebook広告が効果が出てるの? facebook広告の旬を知るサイト 2015/10/15 ソーシャルメディアとマーケティング, デジタルなマーケティング, 便利ツール ネットの世界には膨大な広告が溢れているわけで。 それが例えば一つのプラットフォームであったとしても。 adicted.io はfacebookに出稿されている広告をハックしているサイトで、今どのfacebook広告がlikeを集めているか、とか、購買につながっているかなどを知ることができるサイト。 しかも広告のタイプ別に検索することもできるので非常に優秀。こんなサイトがあることに驚く。 例えば、CaseStudyというページを覗いてみると、 The 10 Most-Liked Facebook Ads of All Time The 10 Best Facebook Ads of All Time The
これはダメでしょう・・・。 堂々と、Amazonのkindleで売られている電子書籍のレビューを書いてくれという依頼がランサーズにてあった模様です。 ※上記画像の全体のキャプチャはこちら 作業内容の欄には、 【内容】 無料のキンドル電子書籍のカスタマーレビューをお願い致します。 【お仕事の詳細】 1.概要 以下のKindle電子書籍をダウンロードして頂き、カスタマーレビュー(20文字以上)をお願いします。 ○タイトル 丸わかりマイナンバー制度: マイナンバーの疑問を全て解決! [Kindle版] ○URL http://www.amazon.co.jp/gp/product/B016BJQ746 2.作業内容 パソコンやスマートフォン、Kindle端末から上記URLにアクセスして、レビューをお願い致します。★5つを選択して、以下を入力して送信してください。 ・見出し ・レビュー
マーケティング研究メモ。 ブランドロイヤリティのレベルについて。 ※これを見たときに、facebookの「いいね!」がブランドに貢献しているのはどの段階なのか?を再び考えなおすキッカケになるはず。 上記は、Hallberg が60万人のコンシューマーへのインタビューをした結果によってまとめたチャート。 ー ”No Presence”レベルのコンシューマは、そもそもブランドを知らないコンシューマでいかなるエモーショナルなロイヤリティもない。 ー ”Presence”レベルのコンシューマは、ブランドを知ってるがエモーショナルなロイヤリティはごく小さい。 ー ”Relevance and Performance”レベルのコンシューマでは、当該ブランドが彼らの欲求にあっていると認識されはじめる。 ー ”Advantage”レベルのコンシューマでは、当該ブランドがもつある種の性格(attri
え?広告業界のほうがコンサル業界よりも一人当たりのチャージ金額が高いのか。しかし、、、 2015/9/15 マーケティング業界, 広告業界, 業界研究・業界ニュース, 考える 英国の話だと思うのですが、広告業界のほうがコンサル業界よりも一人当たりのチャージ金額が高いのだ、と聞かされたら「え?」って思いませんか? 僕は思いました。コンサルタントのほうが単価高いんじゃないの?って思っていたので。 Creative is as creative does: What agencies can learn from management consultants (DIGIDAY) という、HAVAS Work Clubというの社長の文章によると、 Accenture’s 336,000 employees generate $31.8 billion in revenue, while WPP’
”engagement”をデジタルマーケティングにおける定義としてもう一度理解し、広告の価値として見直す。 2015/9/14 ソーシャルメディアとマーケティング, ネイティブ広告, マーケティング研究, 分析・調査, 手法/考え方 engagementとは何か?をソーシャルメディアマーケティングバブル時代に考えた時の話。 2010年にとあるセッションで、「エンゲージメントとは何か?」について話をしたことがある。 以下がその時に用いた資料。 この資料を作った際の背景は、 ソーシャルメディア業界で「エンゲージメント」という言葉がやたら使われだした。 しかしながら誰も明確にそれが何か答えられない。 一方でキズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代 (アスキー新書)という書籍が売れ、ソーシャルメディアによって作られたキズナが「エンゲージメント」と解釈されだした。
Twitter公式アプリにニュースのキュレーション機能、日本限定でiOS版から提供開始 (impress) Twitterのモバイルアプリに「おすすめユーザー」コーナー登場 (ITmedia) 最近、上のようなユーザー向け機能を充実させてきているTwitter。 意外と気付かれてないが、マーケター向けにも気になる機能が公式アプリに実装されている。 下の画面はある日の自分のタイムライン。 それぞれのツイートの横に、携帯電話の電波のようなマークが見える。 この赤い丸の部分をタップするか、 あるいは個別ツイートの下の方にある[ VIEW TWEET ACTIVITY ]をタップすると、。 以下のような画面が画面が表示される。 この画面ではTweetがどのぐらいの“Impression”を獲得し、どのぐらいの“engagement”を獲得したのか概要がわかるようになっている。 Twitterの場
※上記スクリーンショットは、「ネオホスxSNAP」より どうも仕事柄、何を見てもマーケティングや広告、事業開発の話として見てしまう癖があるらしい。。。 たまたま YouTube を見ていて、歌舞伎町のホスト業界が、「ネオホス」という新しいタイプのホスト形態に移行しているという内容の動画を見た。 その中で、従来のホストと新しいホストの比較として色々紹介されてるのだが、これがどうも「アウトバウンドマーケティング」と「インバウンドマーケティング」の比較のようで、非常に面白い。 上の動画の中で紹介されているように、「従来型ホスト」はよく知られるようにヘアスタイルは「スジ盛り」で黒服が定番。昔は”営業”は電話、今はLINEなどのSNSでコミュニケーションを切らさないようにマメにメッセージを送る。 一方「ネオホス」は、自由な私服、そして営業は、雑誌でモデルを務める、プロモーションビデオを作る、など。
無料で今のサイトを”見込客獲得ツール”に変えるHubSpotの新プロダクト”LeadIn”を紹介 2015/9/12 インバウンドマーケティング/コンテンツマーケティング, マーケティングテクノロジー LeadInは、お金をかけたくないスタートアップや小規模企業のための、インバウンドマーケティングの「入門編」ツール HubSpotの年次イベント『INBOUND2015』にて発表された”LeadIn”。 実際は WordPress のプラグインとしてこっそりと発表されていたものですが、ついにオフィシャルに登場。 この”LeadIn”は、「HubSpotのもっとも安いバージョンは月額200ドル。でもスタートアップや小規模企業ではそれすら高い。インバウンドマーケティングのムーブメントをみんなに共有するためには、そういう人たちのためのものも必要。」というコンセプトで紹介されていました。 この”L
ビジネスにおけるフェアネス。コンテンツマーケティングにおける”パクリ”問題が増えないことを願います。 2015/9/4 インバウンドマーケティング/コンテンツマーケティング, マーケティングテクノロジー業界, マーケティング業界, 手法/考え方, 超まじめ ビジネスは競争の世界であるものの、そこに「フェアであるか」、「フェアでないか」という姿勢や態度は存在すると思います。 五輪エンブレム騒動で「盗用」か否かというのが話題になりましたが、この「盗用」問題については、未だブームの最中にあるキュレーションメディアやコンテンツマーケティングにおいても大きな課題だと思っていて、コンテンツの無断借用・盗用というのは結構見かけます。 一方、インターネットというものは、ハイパーリンクで構成され、コンテンツの引用はなされて当然である、ということもまた真実だと思います。 しかしながらそれは「フェア」な使わ
「おまいらの大勝利!」となった”五輪エンブレム問題”とネットと世論について、思ったことをメモっておこう。 2015/9/1 まじめ, 考える ついにこの方向に動きましたか。。。 東京五輪エンブレム 使用中止の方針固める(NHK) 佐野氏デザインの五輪エンブレム使用中止へ 組織委が方針固める(Yahoo!ニュース/スポニチアネックス) 実際のところ、今回の五輪エンブレムが「パクリ」なのか「似てしまった」のかは佐野研二郎の頭の中を覗いてみないとわからないので、その観点についての言及はしないけれども、このように「使用中止」となってしまったのは大きな事件だと思う*. *disclosure: 佐野研二郎とは博報堂96年入社の同期であり、新入社員研修でも「優秀なやつだなあ」と思っていたので、深く話すほどの中でもなかった何年も顔を合わせていないものの、同期としてあまり「パクリ」だとは信じたくないと
今年の5月よりほぼ一ヶ月に一本の割合で本田技研工業のYouTubeチャンネルにアップされている「Honda原点コミック」が素晴らしい。ついに来月9月でエピローグを迎える。 もともとはこの動画は小学館か.....(以下続く
この本である。非常に面白そうである。予約して発売日にkindleで即DL決定。 そしてこれ、9月8日発売。 この発売日、非常に意味深なのだ実は。 さて、米国でも Content marketing派とInbound marketing派のような争い、というか、空中戦がずっと続いており、HubSpotなどのInbound marketing派からすると、「コンテンツマーケティングはインバウンドマーケティングの一部」だし、JoeたちContent marketing派からすると「インバウンドマーケティングだけでいいの?コンテンツマーケティングはもっと幅広いよ!」なんて言い合っている。 例えば、Joe自身は次のような文章を残しており、このあとも昨年の末ぐらいにHubSpot側から出た「Content mktg vs. Inbound mktg」的記事に憤慨していた。 The 7 Business
大学の先輩にもあたる某成功起業家の某氏が、facebookにて、 Wantedlyもeightもよく使っている。いや、己以外の方からの圧によって使わされている。 今後は両社ともにSNSを目指しているそうであるが、やはり上手くいくような気はしない。気になる。 と発言されていたのを見たのだが、僕自身も同様の感を持っている。 特にeightについては、 名刺管理サービス「Eight」は日本版LinkedInを目指す——まずはニュースフィード機能から とか 名刺管理「Eight」に“ニュースフィード”–ビジネスネットワーク機能を強化 というリリースも出ていたので実際その方向を目指しているのだろう。 あまり上手く行く気がしないという理由は至極シンプルなものではあるが、 そもそも、SNSとして利用してもらうなら、そのようなものとしてユーザーに価値を感じてもらわない限り難しいだろう。 現在のユーザーはす
mediologic 広告、メディアやマーケティングの話題を中心に雑文を書いてます。最も古い記事は1996年。 2013年末に、IABから出たThe Native Ads Playbookの続編ともいえる資料が発表されました。 IAB Deep-Dive on In-Feed Ad Units: A Supplement to the IAB Native Advertising Playbook 今回は in-feedに特化して、それをより詳細に分けて説明しています。 まず、in-feed adには、コンテンツをフィードするのか、商品情報をフィードするのか、それともソーシャルメディアでのコンテンツetcをフィードするのかによって、Content feed / Product feed / Social feedの三つに分けています。 つまり、フィードされるものが何かによって分類をしている
mediologic 広告、メディアやマーケティングの話題を中心に雑文を書いてます。最も古い記事は1996年。 今の日本のネット広告業界は、Buy側の意向に偏りすぎていて、買い叩かれるマーケットになっている。これをSell側のパワーを取り戻すことで適正価格で売買される状態にしなければならない。 「枠から人へ」という言葉は、広告を買う側の言葉となってしまっており、広告枠を買うのではなくオーディエンスを買おうという言葉と同義だ。それゆえ、リターゲティングやDMP、RTB,DSPなどによって媒体社側のRPMを下げるような広告しか回っておらず、かつそういう広告を使う広告主はネット広告を販売チャネルとしてしか考えていないところなので、広告を安く買うことしか考えていない。 しかし本来は「枠から人へ」というのは媒体側のビジネスで語られるべきものであって、”メディアエンゲージメント”と呼ばれるような、読者
2014年のネット広告費は前年比で16%の伸び。 金額にすると495億ドル(ほぼ6兆円)の市場になっている。 初めて、モバイル広告がバナー広告の売上を超えた。 モバイル広告の伸び率は76%で、125億ドル市場(約1.5兆円)となっている PCの検索連動型広告は相変わらずシェアは大きいが、市場シェアは43%から38%に落ちている。 ここで言うモバイル広告には、「検索」「ディスプレイ」「その他」の3つが含まれており、それぞれ48%、49%、4%となっている。 動画広告は未だに二桁台の伸び率ではあるが、全体の7%にとどまっている。 地上波テレビ、ケーブルテレビをそれぞれ単体で見ると、インターネット広告はそれらの広告費を超えているが、その両者を足し上げた広告費657億ドルにはまだ届いてない。※地上波テレビの広告は2011年、ケーブルテレビの広告は2013年にインターネット広告費に抜かされている。
今週火曜日に次のようなニュースが出まして。 →フリークアウトが急反落、15年9月期利益予想の下方修正を嫌気(Yahooニュース/サーチナ) これを受けて、色々なところで色んな憶測が書かれていましたね。例えば、ITビジネス評論家として知られる大元隆志氏も、 というように書いていて、「フリークアウトやばいんじゃないの?」、「DSPやばいんじゃないの?」って声もあるわけなんだけれども、ちょっとこの大元氏の見立ては違うんじゃないかなあ、と火曜日から思っていたのですが、以下に書いておきましょう。 フリークアウトは上がってる企業なので、当然短信とかをちゃんと見られるので、まずはニュース記事から憶測かくのではなく、「元ネタ」を辿るのが、評論したりや書く人間として大事なことかと思うので、ちょっと拝見。 上記の中でも「通期業績予想の修正に関するお知らせ」の部分から以下を抜粋。 当期においては、RTB経由のデ
6/24にファインドスター広告ニュース主催で開かれた対談の資料を手直ししてこちらに置いておきました。 僕自身は池田紀行君がキズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代 (アスキー新書) という本を書いて以来、彼には、 ・engagement をキズナと訳してしまうなら、それは、従来のブランド論で言われてきた bonding とは何が違うのさ? と、ツイッター上でも二人で飲んだ時にも聞いてきたのですが、なかなか彼なりの答えが出てこなかったようなので、僕のほうの考えをまとめてあります。 ポイントは、 広告/マーケティング業界で、engagement という言葉が使われだしたのはソーシャルメディアマーケティングが騒がれる以前である。 それは雑誌業界から出てきた。 bondingという言葉があるのに、engagementという言葉が出てきた背景には、bondingとは
mediologic 広告、メディアやマーケティングの話題を中心に雑文を書いてます。最も古い記事は1996年。 今の世界の広告費がどのようなランキングになっているのか? 例えばアジア圏だけで比較すると? などといったことがわかるツールを eMarketerが提供している。 → Worldwide Ad Spending | eMarketer. 22カ国に限られるものの、このツールを使えば、例えば日本/中国/韓国/インドネシア/インドといった五カ国の比較も可能で、以下の様なデータを見ることができる。 例えば、上記五カ国の総広告費ランキング、デジタル広告費ランキング、モバイル広告費ランキングがこちら。 以下のチャートは、チャネル別の広告費比率を国別にパイチャートにしたもの。 こちらは、今後の伸び率を2018年まで Year by Year で見ることができるツールで、どの国ではいつごろどのチ
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