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Since: May./04th/2005 ここまで、例外情報を出力するために、Throwable#printStackTrace() を使ってきました。ここで、スタックトレースの中身の読み方と、取得方法について見直しておきます。 スタックトレースとはなんだろうか スタックトレースの出力結果は、スタックというものの中身をプリントしたものです。Java は実行時に、スタック、ヒープ、レジスタと呼ばれるメモリ領域を使用します。ヒープにはオブジェクトやクラスなどのデータが含まれています。スタックには、実行中の命令が含まれます。詳細は、JVM のメモリ構造を参照ください。ここでも簡単に解説しておきます。 JVM の働き JVM (Java Virtual Machine)は、Javaアプリケーションを実行する製品です。アプリケーションサーバなどもJVM上のアプリケーションであり、サーバ機能や管理機
Revised: Sep./11th/2002: Since: Dec./26th/2001 this とは何か 通常のメンバー変数やメソッドは、どのオブジェクトのものかを識別するために、オブジェクト名を付して呼び出します。しかし、同じクラス内のフィールドやメソッドは、オブジェクト名を付けないで裸で参照できます。オブジェクト名を省略して呼び出すと、自クラス内のメンバーだと解釈されるのです。 field; // オブジェクト自身のメンバー変数呼び出し method(); // オブジェクト自身のメソッド呼び出し しかし、メソッド内部で定義したローカル変数名と、当該メソッド自身が含まれるクラスのインスタンス変数名がバッティングしたときにはどうでしょうか? class ThisTest { String name = "Sugai"; // Member Variable void meth()
<<PREV | ToC | NEXT>> 静的メソッドと静的メンバー変数 Revised: Feb./14th/2003: Since: Dec./30th/2001 静的? 修飾子に static キーワードを持つ変数やメソッドを静的変数、静的メソッドと呼びます。"static field", "static method" を直訳しただけですね。インスタンス化しても、これらの実体は一つだけです。従って、インスタンス化しなくても、クラス名.変数名/クラス名.メソッド名() または オブジェクト名.変数名/オブジェクト名.メソッド名() で利用できます。 もうすこし説明します。 インスタンスとメソッド、フィールド static 修飾子がついていないフィールド(メンバー変数)やメソッドはインスタンス固有のものであり、インスタンス変数、インスタンス・メソッドと呼びます。インスタンスとはメモリ
revised: Nov./16th/2003 XSLTの概要 XSLT (XSL Transformations)は、XML文書の木構造を別の構造へ変換するための仕様です。XSLT自身が、XMLベースのマークアップ言語であり、入力XML文書をソース・ツリー(source tree)と呼び、結果のXML文書を結果ツリー(result tree)と呼びます。 XSLTは、そもそもXML文書のスタイルを記述するための仕様であるXSL (Extensible Stylesheet Languag)の一部として策定されていましたが、勧告まで纏め上げるのに手間取ったため、1999年11月にXSLTのみ先行して勧告されました。XSLも2001年10月に勧告にいたっています。 XSLは、XSLT部分とXSL-FO (Formatting Object)という部分の二つの部分を含んでいます。XSL-FOは
Revised: 14th/June/2002 HTML フォーム POST メソッドでデータを送るフォームの HTML ソースです。これを、テキスト・エディタにコピーして、ドキュメント・ルート /webAppl の post.html に保存してください。Tomcat のインストール・ディレクトリの conf ディレクトリの中の servlet.xml で、ドキュメント・ルートが C:/DocRoot に指定されている場合は、C:\DocRoot\post.html になります。保存時に文字コードが指定できる場合は Shift_JIS (SJIS) を選んでください。 GET メソッドとの違いは、 form 要素の開始タグに method="POST" の記述があるところです。 <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <!DOCTYPE ht
Revised: Jan./1st/2004 前節で、コマンドライン引数と配列について紹介しました。本節では、配列の一般的な規則をまとめておきます。 配列は基本的に均質 (homogeneous) に作られます。つまり、一つの配列を表す変数に含まれる各要素のデータ型は、全て同じになります。ある特定の配列の、最初の要素は int 型で、二番目の要素は double 型であるということはありえません。また、一度初期化した配列の要素数は固定的であり、要素数を変更することはできません。そのような配列を使いたい場合は、 java.util.Vector クラスのインスタンスとして作成します。 配列の作成 配列の作り方に関しては、次の3つの方法が考えられます: 方法1方法2方法3
これがステートレスと言うことです。サーバ側では、最初の要求/応答と、二回目の要求/応答が完全に独立しており、セッションになりません。一連の要求/応答をトラッキングするには、その上に乗るアプリケーション側で実装する必要があります。 セッションは同一ユーザからの一連のアクセスを指し、セッション管理はユーザを識別する仕組みです。前回のアクセス時の状況を保持して、次回以降のアクセス時にユーザを識別した処理ができます。 例えば、次のような、一連の処理を継続して処理するために使われます。 ログイン認証し、 ショッピングカートに商品を入れて、 会計処理をして、 ログアウトする。 ログイン認証から、ログアウトするまで、サーバ側では同一ユーザからのアクセスであることを認識して特定する必要があります。これを行うのがセッション管理です。 セッションは、cookie や URL への埋め込みによって実現しますが、
Revised: 30th/Nov./2002 strut A structural element used to brace or strengthen a framework by resisting longitudinal compression in black American music, a brisk and self-assured walking rhythm Struts とはなんだろうか Struts は、Web アプリケーションのフレームワークです。開発しているのは、Jakarta プロジェクトというところです。ここは、HTTP サーバで有名な Apache Software Foundation 内のプロジェクトの一つで、専ら Java 関係のサーバ技術を開発しています。Tomcat というアプリケーション・サーバを開発しているところでもあります。Jakar
コンピュータシステムの信頼性 コンピュータシステムの品質は、次の三つの頭文字をとってRASと呼ばれます。 信頼性(Reliability) 故障するまでの平均間隔MTBF (Mean Time Between Failures)で表します。 総稼働時間 MTBF = ---------- 総故障件数 可用性(Availability) 予定されたサービス提供期間に、実際にサービスが利用できる期間の割合である稼働率で表します。 MTBF 稼働率 = ------------ MTBF + MTTR 保守容易性(Serviceability) 故障が発生してから通常のサービス提供までに掛かる平均期間MTTR (Mean Time To Repair)で表します。 総修理時間 MTTR = ---------- 総故障件数 RASに、保全性(Integrity)と機密性(Serurity)を加え
Since: May/23rd/2004 セキュリティマネージャやアクセスコントローラーはインタフェースや抽象クラスで提供されているので、それらを実装したり継承することで、独自の管 理クラスを開発することも可能ですが、一般には、セキュリティーポリシをポリシファイルと呼ばれるテキストファイルに記述することで宣言します。ここで、 ポリシファイルの中身について、少し詳しく説明します。 policytool ポリシファイルは単純なテキストなので、テキストエディターで編集しますが、SDKではグラフィカルな編集ツールpolicytoolも提供してい ます。起動するには、コマンドラインでコマンド"policytool"を発行します。ポリシファイルの構文の詳細を隠蔽してくれます。詳細は、Sunのドキュメントを参照してください。 図1. policytool ポリシファイルの場所 デフォルトのシステムポリシ
Revised: May/21st/2005: Since: Jan./1st/2002 本稿ではここまで、クラスパスの設定はしないという前提で説明してきました。クラスパスを設定しない場合、JVM がクラスを探索する基準ディレクトリは、自動的にカレント・ディレクトリになります。 クラスパスの指定方法 サードベンダーのパッケージを利用する場合や、本格的にアプリケーション開発に臨むならば、システムの CLASSPATH 変数のセットは不可欠な手順です。そうすれば、パッケージ名もディレクトリの相対パス情報ではなく、絶対的な一意的識別子として便利に利用できるようになります。 CLASSPATH 変数の設定方法は、プラットフォームによって変わります。 Linux, Win9X, WinNT ではそれぞれ設定の仕方が異なります。 詳細は、Sun Microsystems の公開している文書など確認して
<<PREV | ToC | NEXT>> try 文 Revised: Feb./15th/2003: Since: Jan./27th/2002 例外処理の基本は、JVM によって生成された例外オブジェクトをキャッチして、処理することです。try ブロック内部の処理で JVM が生成した例外オブジェクトは、catch ブロックでキャッチして、後処理のロジックを組み込むことができます。 try { 例外が発生しそうな処理 } catch (例外1クラス 変数) { 例外処理1 } catch (例外2クラス 変数) { 例外処理2 } finally { 共通処理 } 考え方としては、 try ブロック内で発生した例外が自動的に throw されて、これを catch して、適当に処理します。tryは「試す」、throwは「投げる」、catchは「捕まえる」ですね。try ブロック内で例
Revised: 9th/Sep./2002 前節で MySQL をダウンロード/インストールしました。次は、 JDBC ドライバをインストールします。 MySQL の JDBC ドライバは複数公開されていますが、ここでは公式ドライバである MySQL Connector/J を使います。2002年6月現在の最新バージョンは 2.0.14です。Beta版として、MySQL Connector/J 3.0.0が公開されています。これらはもともと、MM.MySQLと呼ばれるドライバとして開発されていたものが、2002年8月に公式ドライバとなったものです。MM.MySQLの最終バージョン2.0.14と、MySQL Cojnnector/J 2.0.14は同じものです。ドライバ・クラスの完全限定名が変更されたので、その点だけ注意してください。 オープンソースソフトウェアライセンスは MySQL に
index(I) | MAIL(M) || <<PREV(P) | TOP(T) | NEXT(N)>> 隘ソ豢狗ァ大ュヲ蜿イ譁ュ遶 History and Phylosophy of Science 譛ャ遞ソ縺ァ縺ッ縲∫黄逅�蟄ヲ隱ャ縺ォ髢「縺吶k蟄ヲ隱ャ蜿イ逧�縺ェ譁ュ迚�逧�遏・隴倥r邏ケ莉九@縺セ縺吶�らウサ邨ア逧�縺ェ繧ゅ�ョ縺ァ縺ッ縺ェ縺上�∵ュ」遒コ縺輔�ッ菫晁ィシ縺励°縺ュ縺セ縺吶�� 隱、隰ャ遲峨��蠕。謖�鞫�鬆ゅ¢縺セ縺吩コ九r譛溷セ�縺励※縺翫j縺セ縺吶�� 繧「繝ェ繧ケ繝医ユ繝ャ繧ケ閾ェ辟カ蟄ヲ 繝励ヨ繝ャ繝槭う繧ェ繧ケ縺ョ螟ゥ蜍戊ェャ 繧ウ繝壹Ν繝九け繧ケ縺ョ蝨ー蜍戊ェャ 繧ア繝励Λ繝シ縺ィ荳也阜縺ョ隱ソ蜥檎噪髻ウ髫� 繧ャ繝ェ繝ャ繧、縺ョ諷」諤ァ縺ョ豕募援 繝�繧ォ繝ォ繝医�ョ讖滓「ー隲也噪閾ェ辟カ隕ウ 繝吶�シ繧ウ繝ウ縺ョ蟶ー邏堺クサ鄒ゥ縺ィ諛千桝荳サ鄒ゥ
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