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出典:日経クロステック、2024年12月4日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) IBMがメインフレーム「S/360(System/360)」を発表してから2024年で60年。「還暦」を迎えたメインフレームのモダナイズ競争が激しくなってきた。富士通は2030年度末にメインフレームの製造・販売から撤退し、5年後の2035年度末に保守を終了する。2022年2月の発表から2年半余り経過したが、2024年7月時点で320社、650台の富士通メインフレームが国内で稼働している。この650台のモダナイズ案件の獲得に向けて、富士通をはじめSIベンダーやメガクラウドベンダーを巻き込んだ争奪戦が展開されている。 富士通メインフレームの保守が終わる2035年は、IBMなど他のメインフレームユーザーにとっても大きな意味を持つ。なぜなら、そこまでに富士通メインフレームのユーザーは他
出典:日経クロステック、2024年12月3日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 日経BPの技術系サイト「日経クロステック」は「IT資格実態調査」を実施した。2024年10~11月に読者に対してアンケート形式で調査を行い、715人から回答を得た。編集部が選んだ46種類のIT資格について、保有状況や保有による効果、今後の取得意向を調べた。2017年から毎年実施しており、今回は8回目となる。なお、本記事では情報処理技術試験の合格についても資格と表現する。 今回はIT資格の取得意向について見ていく。アンケートで46種類のIT資格の中から「これから取得したい」ものを最大3つ選んでもらった。 集計の結果、「これから取得したい」資格は126人が選んだ「プロジェクトマネージャ」と「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」が同数で1位となった。登録セキスペは昨年(2023年
今回は、Microsoft Office+Copilotの組み合わせがもたらす価値について考えていく。Windowsに組み込まれているCopilotは、Microsoftアカウントを持っていれば誰でも無料で利用できる。ブラウザーのEdgeからも利用可能だ。 しかし、今回取り上げるCopilotは、これとは異なるもので、Microsoft Officeと組み合わせて利用するタイプだ。名前が頻繁に変わるため混乱しやすいが、現時点では「Microsoft 365 Copilot」と呼ばれている。企業で利用する場合、所定の法人向けMicrosoft 365プランのライセンスに加え、1ユーザーにつき月額4497円(税抜き、年間サブスクリプションの場合)または月額4722円(税抜き、月額払いの場合。ただし年間契約)の追加料金が必要となる。 なお、個人の場合は、Microsoft 365 Persona
出典:日経NETWORK 2024年10月号 pp.41-45 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 前回紹介したように、Linux(リナックス)ディストリビューションの1つである「OpenWrt(オープンダブルアールティー)」を使えばルーターを手軽に自作できる。ただし一般的なLinuxディストリビューションとは少々導入方法が異なる。どのような手順になるのかを示そう。 ハードウエアは2つ用意した。米Intel(インテル)のCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)「N100」を搭載した小型パソコン(ミニPC)と、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)である。前者はルーター用にするため、LAN(Local Area Network)ポートが2基あるものにした。 OpenWrtは市販の無線LAN(Wi-Fi、ワイファイ)ルーター
出典:日経クロステック、2024年11月18日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) ITシステムの開発において、適切なプログラミング言語の選定は重要だ。対応するライブラリーやフレームワーク、プラットフォームなどに違いがあり、それぞれの言語で実装しやすいシステムや機能がある。システム要件に応じて、適した言語を選ぶ必要がある。 例えばデータ分析には「Python」や「R」がよく使われる。一方、基幹系システムには「Java」や「C#」が適しているといわれている。 このようにITエンジニアは、開発対象に適した言語を使いこなすスキルが求められる。では、日経クロステックの読者はどのような言語を使用しているのか。これを調査するため、日経クロステックでは「プログラミング言語利用実態調査2024」と題したアンケートを実施した。調査期間は2024年9月24日~10月18日。47
今回は、仕事で使える高級キーボードの小型モデルを紹介する。取り上げるのは、「HHKB Studio 雪」と、「REALFORCE RC1」だ。前者は税込み4万4000円(直販サイトの場合)、後者は税込み3万5860円(Amazon.co.jpの場合)と非常に高価だが、これらを手に入れて持ち運ぶ価値は十分にある。 僕は出先で作業することも多いので、出先での作業の半分は、移動中に数十分だけTeamsやメールの返信をする程度だ。そのような作業であれば、ノートPCのキーボードで十分対応できる。モバイルノートとはいえ、最近のキーボードはそれなりに打ちやすい。折りたたみのモバイルキーボードなら持ち歩いても負担は少ないが、ノートPCのキーボードと大差ない打ち心地だ。 しかし、出張先などでは、長時間タイピングする作業が多くなる。朝晩、大量のメールやチャットをさばき、原稿や企画書を作成することも多い。このよ
僕は、iPadを複数台使っている。iPad Pro 13インチモデルは、画像加工やノートとして使っており、ほとんど外に持ち出すことはない。一方で、iPad Pro 11インチモデルは、活躍する機会は少ないが、外出時にヘビーな作業をするときに持ち出すことがある。 その中で、iPad mini(第7世代)は、ほとんど外出先でしか使っていない。なぜ、画面の小さいiPad miniが便利なのか、今回はiPad miniを活用したノート術を紹介する。外出先でアプリを使うなら、iPhoneでも十分だが、僕にとってはApple Pencilを使った手書きができることが大きなメリットだ。
出典:日経クロステック、2024年9月9日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 地方だけでなく大都市圏の公共交通機関においても、クレジットカードによるタッチ決済の導入が進んでいる。その理由としては、交通系ICカードに対応した機器の更新料の高さが挙げられる。だが、それだけではないようだ。 オープンループが大都市圏でも拡大 熊本県内の路線バスや鉄道を運行する5つの事業者が、「Suica」や「ICOCA」などの交通系ICカードを2024年中に廃止し、クレジットカードなどによるタッチ決済を導入すると2024年5月に発表した。 公共交通事業者が交通系ICカードから離脱するのは初めてということもあり、大きな話題となった。交通系ICカードの廃止を決めたのは、対応するための機器を更新するコストが高額なためだとしている。 熊本県に限った話ではない。地方の公共交通事業者はここ最
出典:日経NETWORK 2024年8月号 pp.39-40 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 前回はNEC、TIS、富士通の技術者が描いた全体概要図と物理構成図に注目した。今回は論理構成図に焦点を当てる(表3-2)。まずはインターネットイニシアティブ(IIJ)のITサービスインテグレーション4部2課でテクニカルマネジャーを務める田島文郎さんらのチームが描いた論理構成図に注目しよう。 田島さんらの図はセンター拠点からインターネットへと接続するコアネットワークを主な対象とする。ネットワーク機器など構成要素の大きさや配置と、図に書き込む情報量のバランスを工夫することで、インターネットと接続する回線が4系統もある大規模ネットワークを複雑にならないようにしている。 要素を伸縮させて線を見やすく 例えば構成要素の1つであるVR(Virtual Router、仮想ルー
今回は、スマホをPCのように利用できる「Samsung DeX」(以下、DeX)というツールの使い方と、このツールが向いている用途を紹介する。DeXは韓国サムスン電子が提供するスマホ用のツールで、利用できるのは同社のスマホの上位モデル。SシリーズやFoldなどだ。ここではGalaxy S24 Ultraで利用している。 DeXを利用するには、DeXのアプリをインストールしたPC、または外付けモニターが必要になる。スマホ側はDeXに対応していればよく、アプリのインストールは不要だ。使い方は「PCにつないで使う」「PCを介さずモニターにつないで使う」の2通りである。 そもそもPCでDeXを使う意味は? まずは、スマホをPCにつないで使う方法を見ていく。 DeXのPC用アプリは、サムスン電子のWebサイトから無料でダウンロードできる。アプリを起動するとスマホとの接続を求められるので、指示通りケー
出典:日経クロステック、2024年8月2日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 電子商取引(EC)サイトや中古パソコンショップなどでWindows 10を搭載した中古ノートパソコンが2万円前後で数多く販売されている。ECサイト「Amazon.co.jp」のパソコン販売ランキングを見ると、「整備済み品」と称した安価な中古ノートパソコンが上位を占める。中には、2万円前後の製品もある。 米Intel(インテル)の第6世代または第7世代インテルCoreプロセッサーやSSDを搭載するノートパソコンが多く、仕様はとても魅力的だ。激安の中古パソコンは今でも使えるのか――。実際に購入して試してみた。 2万2500円で7年落ちの「レッツノート」を購入 筆者が秋葉原の中古パソコンショップを回っていたところ、パナソニックの「Let's note CF-RZ6」(型番はCF-RZ6
出典:日経Linux、2023年11月号 pp.134-141 「まつもとゆきひろのプログラミング質問箱」を改題、編集 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) Rubyの創造者、まつもとゆきひろがプログラミングに関係あったり、なかったりする質問に独自の視点で回答します。 [Ruby] Q.PythonがGILを削除する計画が決定したと聞きました。GILとはなんですか。Rubyではどうなっていますか。 GIL、GVL まず、GILとは何かというところから説明しなければなりません。GILは「Global Interpreter Lock」の略で、インタープリタが同時に動作して、問題が起きないように排他制御する仕組みです。「ぎる」と発音する人が多いようです(「じる」派もいる)。今回話題にしているPythonでは、GILと呼びますが、Rubyのソースコードでは一貫して「
東京地下鉄(東京メトロ)は南北線と有楽町線の延伸計画を、東京都の都市計画決定を経て正式に始動させる。都の都市計画審議会は2024年5月17日、延伸について都市計画を承認した。約1年以内の着工、30年代半ばの開業を目指す。南北線では大深度法の適用を視野に入れて計画を進める。
なぜプログラミングを「開発」と呼ぶのか、他業界が感じるITプロジェクトの違和感 プロジェクトマネジメント編 今回は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進やIoTプロジェクトなどで他業種のエンジニアと共同作業を行う場合、気を付けた方がよい用語を取り上げる。以前にも書いたが、筆者は日立製作所在籍時にグループ内のコミュニティー活動を通じて、電力、鉄道車両、昇降機(エレベーター、エスカレーター)、自動車部品、家電など、様々な事業でプロジェクトマネジメントに関わる仲間たちと交流を持つことができた。また、2000年代後半に1年半ほど、ITを離れて本社のモノづくりを統括する部門に移り、全社にプロジェクトマネジメントを普及する仕事に携わったことがある。 こうした交流を通じて、彼らから指摘されたり、会話の中で話題になったりした用語の違いを紹介する。 「設計が先で、それから開発」は常識か? その用語と
出典:日経PC21、2024年7月号 pp.72-75 「徹底解説!Office用Copilot」を改題、編集 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) ここからは、Officeアプリ上で利用できるCopilotの具体的な使い方を見ていこう。 まずはWordからだ。Wordで新規文書を開くと、ページの左上隅にCopilotのアイコンが表示される。文書の下書きを依頼する場合は、このアイコンをクリックし、開いた入力欄に作成したい文書の内容を入力する。図1では、喫茶店の開店祝いに添える手紙の下書きを依頼した。細かい指示を出さなくても、それなりの文書が出来上がるのには驚かされる。 この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です
出典:日経PC21、2024年7月号 pp.70-71 「徹底解説!Office用Copilot」を改題、編集 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 膨大な情報を学習して適切な回答を導き出すAI(人工知能)。人と会話をするように、自然な文章でやり取りできる「対話型AI」が登場したことで、一般の人にも利用する機会が広がった。とりわけ仕事効率化に役立ちそうなのが、文書や画像を自動的に作成できる「生成AI」だ。生成AIの先駆けといえば、OpenAIの「ChatGPT」だが、その流れをくむマイクロソフトの「Copilot(コパイロット)」の進化にも目を見張るものがある。 Copilotは、マイクロソフトが提供する“AIアシスタント”。さまざまな作業をAIがアシストしてくれるサービスだ。ChatGPTと同様にウェブサイトで使えるのはもちろん、マイクロソフトの製品であるW
出典:日経クロステック、2024年6月10日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 米Apple(アップル)は2025年春の後半から、iPhoneをマイナンバーカードに対応させる。さらに法改正により、今後はマイナンバーカードの全機能をスマートフォンで利用できるようになる見込みだ。一連の施策によって、スマホでのマイナンバーカード利用は進むのだろうか。 スマホでの利用拡大を阻む2つの課題 行政のデジタル化に欠かせないとされる「マイナンバー」を、国民が利用できるようにする「マイナンバーカード」。紆余(うよ)曲折があったものの、新型コロナウイルス禍でのデジタル化需要の急速な高まりと、政府によるポイント施策もあって国民の7割以上に普及しているという。 だがその利用に向けては課題も多い。マイナンバーカードの提供開始当初、「プライバシーが侵される」などの誤解があったこともあ
出典:日経PC21、2024年6月号 pp.90-91 「PC&スマホでメモの達人」を改題、編集 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 本特集の第4回で紹介したチェックリストのメモは、シンプルなタスク管理ツールとしても役立つ(図1)。用が済んだ項目にチェックを入れれば、残りのタスクがひと目でわかる。期日が決まっているタスクは、日時を指定して通知すれば見逃さない。 この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です
IPA(情報処理推進機構)が毎年1月に発表している「情報セキュリティ10大脅威」。2024年版の「組織」向け脅威では、1位の「ランサムウェアによる被害」が9年連続9回目の選出となるなど、ここ数年は同じような項目が並ぶ(表1)。2024年版でも新たに選出されたものはなく、企業・組織を脅かしているインシデントが以前と変わらないことが分かる。同時に、企業・組織の対策がなかなか進んでいないこともうかがい知れる。 その組織向け脅威の「2位 サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃」「4位 標的型攻撃による機密情報の窃取」「6位 不注意による情報漏えい等の被害」「9位 テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃」のいずれにもかかわっていると思われるインシデントが、2023年に発生していたことをご存じだろうか。2023年9~10月に発生した米Okta(オクタ)に対する不正アクセスと、同年10月および1
出典:日経クロステック、2024年5月7日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 企業の情報システムには、高い信頼性や可用性が求められる。このためシステムの構築にはそれらを実現できるプログラミング言語を使う必要がある。 そうした用途でかつてよく使われていた言語が「COBOL」だ。Common Business Oriented Languageの略で、日本語では「共通事務処理用言語」という意味になる。エンジニアではない事務員がプログラミングできることを目指して開発された。自然言語である英語に近い構文で記述でき、可読性が高いのが特徴だ。 過去にCOBOLは金融機関のオンラインシステム構築などで大きな役割を果たした。現在でも、一般ユーザーの目に触れないところで動いているCOBOLシステムは多い。 ただしCOBOLは幾つかの問題を抱えていた。最も大きな問題は、稼働基
出典:日経ソフトウエア、2024年3月号 pp.122-126 「業務を自動化するExcel VBA」を改題、編集 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) * 本文で触れている「サンプルブック」はからダウンロードできます。 * Excelの「開発」タブが表示されていないときは、「ファイル」メニューの「オプション」を開き、「Excelのオプション」ウィンドウの「リボンのユーザー設定」をクリックします。右側の「リボンのユーザー設定」の「開発」にチェックを入れます。なお、上記は記事公開時点のMicrosoft 365(Windows)のExcelにおける操作方法であり、今後のバージョンアップなどによって手順が変わる可能性があります。 小清水さん「うっはー! 目ぇがぁ、ショボショボする~~~!!」 末成くん「どしたの? 小清水さん?」 小清水さん「ああ、末成くん。来期の
出典:日経クロステック、2024年2月21日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) Q.30代前半の平社員のITエンジニアです。顧客A社のシステム開発を終え、SES(システム・エンジニアリング・サービス)契約による保守運用サポートで常駐しています。他のメンバーは自社に戻りました。開発中に与えられていたワークルームは無くなり、顧客の社員たちと同部屋で勤務しています。年齢が若いこともあり、顧客から直接、作業手順を含めて逐一指示されるので、自由に仕事をしている感覚がありません。私はA社の社員ではないのに、半ば命令的に指示されるのは、おかしくないでしょうか。 IT企業の仕事をする人あるいは顧客や取引先との契約内容は様々です。法令上の契約種類として、雇用契約や派遣契約、準委任契約、請負契約があります。 雇用契約や派遣契約は、会社の指揮命令下で仕事をさせることができます。
出典:日経クロステック、2024年3月6日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 仕事をダラダラと続けてしまい、公私の区別がつきにくい――。新型コロナウイルスの感染対策の1つとして在宅勤務を導入したITベンダーに勤務する人のなかには、このような悩みを抱える人も多いのではないだろうか。 東京都が2024年1月に発表した「2023年12月の都内企業のテレワーク実施状況」によると、従業員30人以上の都内企業のテレワーク実施率は46.1%だった。従業員300人以上の企業に限った場合は72.1%がテレワークを実施しており、アフターコロナの今でも在宅勤務は根付いている格好だ。 一方で冒頭のように在宅勤務によって公私の区別がつかなくなり、労働時間が長くなっていると指摘する声もある。その一例が勤務時間外の会社からの連絡だ。日本労働組合総連合会(連合)が2023年12月に公表し
出典:日経クロステック、2024年2月16日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) アクセンチュアとユーザー企業が共同で出資し、ユーザー企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)やデータ活用の支援に向けた「新型IT子会社」を設立する動きがこの数年加速している。特徴はアクセンチュアの出資が20%前後と低く抑えられている点だ。かつてITベンダーがIT子会社に50%以上を出資して買収した動きとは大きく異なる。住友化学はアクセンチュアと新型IT子会社を設立すると同時に、以前からあるIT子会社を自社に取り込んだ。その狙いを探る。 「ITツールやビジネスのやり方が目まぐるしく変わるデジタルの時代、重要なのはスピードだ。社内でも業務委託ではだめなのかといった議論があったが、例えるならば共同出資はスピードを買ったようなもの」。住友化学とアクセンチュアの共同出資会社であるS
出典:日経クロステック、2024年2月14日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 「マイクロサービスは今の自社には必要ない」。今回は、このように判断してモジュラーモノリスの導入を進めている2社の事例を紹介する。文章やマンガなどのクリエーター向けにメディアプラットフォームを提供するnoteと、単発アルバイト(スキマバイト)のマッチングサービスを提供するタイミーだ。 2社とも、システムの開発にWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails(以下、Rails)」を利用している。それに加え、カナダShopify(ショッピファイ)が提供する「Packwerk(パックワーク)」というツールを利用してモジュラーモノリスを導入している。 Packwerkでモジュラーモノリス化を行う手順は大きく2つに分かれる。まず、モジュール(Packwerkでは「パッケー
WBS(Work Breakdown Structure)の出来は、プロジェクトの成功に大きな影響を与える。WBSの不備は、計画の不備につながり、プロジェクトが混乱する要因になりかねないからだ。だが、「WBSをきちっと作れますか?」と問われて、自信を持って「イエス」と答えられる人は少ないだろう。出来上がったWBSを見ると簡単に作れそうに見えるが、いざ自分で作ってみようとすると意外と難しい。 「これを知っていればWBSなんて簡単に作れますよ」という魔法のようなテクニックはないが、いくつかの定石のようなものはある。1回のコラムで定石のすべてを書ききれるわけではないので、不定期になるが、何回かにわたって解説したい。今回のテーマは、WBSの表記方法とその使い方だ。 WBSの表記方法にルールはない WBSの表記方法に決まりはないが、一般的には、ボックス内に作業を記述し、ボックス間を結ぶ線で階層構造を
出典:日経ソフトウエア、2023年7月号 pp.150-156 「業務を自動化するExcel VBA」を改題、編集 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) * 本文で触れている「サンプルブック」はからダウンロードできます。 * Excelの「開発」タブが表示されていないときは、「ファイル」メニューの「オプション」を開き、「Excelのオプション」ウィンドウの「リボンのユーザー設定」をクリックします。右側の「リボンのユーザー設定」の「開発」にチェックを入れます。なお、上記は記事公開時点のMicrosoft 365(Windows)のExcelにおける操作方法であり、今後のバージョンアップなどによって手順が変わる可能性があります。 小清水さん「ガン、ガンっと、頭が痛いわ!」 末成くん「…何か怒ってる?小清水さん?」 小清水さん「Excelでスケジュール管理するのはい
出典:日経クロステック、2023年12月4日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) ITシステムを効率良く開発するには、実装する機能に合わせたプログラミング言語の選定が重要になる。現在、多種多様なプログラミング言語が存在するが、言語によって実装しやすい機能が異なるためだ。 システムの機能が多岐にわたる中、日経クロステックの読者はどのような言語を利用しているのか。これを確かめるため、日経クロステックではアンケート調査「プログラミング言語利用実態調査2023」を実施した。調査期間は2023年9月21日~10月18日。358人から回答を得た。 Pythonが首位をキープ アンケートではまず、現在使っているプログラミング言語を3つまで挙げてもらった。利用言語の第1位は「Python」だった。回答者358人うち45.3%の162人が使っているという結果だった。 2022
今回は、iPadの「ステージマネージャ」機能が外付けモニターに対応したので、組み合わせたときの使い方と、どのくらい利用価値があるかを紹介していく。ステージマネージャは、いわゆるマルチタスク機能。iPadOS 16から搭載しているのだが、外付けモニターに対応したのはiPadOS 17が出たあと、2023年の冬になってからだ。対応予定はずいぶん前にアナウンスされていたのでだいぶ待った感はあるが、使ってみると便利だ。 この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です 日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。
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