前クールの放送前、『しかのこのこのここしたんたん』の公式MAD(?)が大バズりしていたのを覚えている人は多いと思う。 「(電通)マーケティングの巧みさ」が賞賛されていたように記憶している。 が、俺は懐疑的だった。 「本当にこの勢いに見合うアニメなのか?」と。 また、「ボーボボの再来」とも言われていたように覚えているけど、あれは常人が描ける漫画ではない。本当にそんなことが可能なのか?と。 それが放送を見るうちたちまち夢中に……とはならなかった。 「やっぱり俺の言ったとおりじゃないか!」と思った。顔芸にしろスローモーションにしろ率直にいえばスベッていて、これで1クール持たせるつもりだとは到底思えなかった。 2話を見る。スベってる。3話を見る。スベってる。……と見ていくうち、しかしこの作品は何ごとかではある、と思うようになった(5話は普通にちょっと面白かった)。 愛すべきスベりっぷり? それはあ