都知事選のポスター問題について、実効性があり、なおかつ選挙の自由を脅かさない規制にはどんなものがありうるだろうか。 そもそも何が問題なのか当選する気がないのに立候補すること→✕。これは問題にすべきではない。たとえば申込み段階での支持率◯◯%以上みたいなのを基準に「いや、お前は当選できんだろ……」という候補を弾くとしたら、それは泡沫候補の立候補の自由が妨げられるし(下手すると共産党みたいな国政政党ですら候補を擁立できなくなる)、巧みな選挙キャンペーンや有力候補の失言によって選挙期間中に支持率が急上昇する可能性も否定することになるので、じゃあそもそも選挙期間を設ける意味ってあるんですかっていう話になる。だいたい、当選できる見込みがないのに自分のアジェンダをアピールするために立候補すること自体はアメリカ大統領選でもあることなわけで……(今年のニッキー・ヘイリーはまさにそういう候補だった)過激な選