太宰治が最も好んで口にしていたというヴェルレーヌの詩の一節。 選ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり 子ども時代の太宰がよく遊んだという芦野公園の文学碑にも刻まれています。 太宰は東大の仏文科に入学しているので、フランス文学が好きだったのでしょう。この時代の仏文科は無試験で入れたとので、それを狙っていたという説もあります。フランス語はまったくできないため講義について行けず、1単位も取ることなく5年後に除籍になったという、これまたクズ歴史。 さて、五所川原出身の有名人といえば、吉幾三もいます。泊まったホテルのそばに吉幾三コレクションミュージアムがありました。 吉幾三といえば、北海道選出の議員、長谷川岳のJAの機内での横柄な態度を告発したのが記憶に新しいところです。羽田・新千歳便はマスコミ関係者もよく搭乗するはずなのに、ずっと見て見ぬふりで報じていなかったのでしょう。吉幾三の勇気ある