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こんにちは、iCAREサーバーサイドエンジニアの寺井(@krpk1900_dev)です。 今後iCAREではより信頼性の高い開発を進めていくために、デザイナーとQAEを含む開発部全員でウェブ・セキュリティ基礎試験(通称:徳丸試験)の受験を推進していく方針が決定しました。 これはあくまで個人的な推測ですが、おそらく下期終わり(2023年7月末)のタイミングで部署全体の合格者数の振り返りを行うために、7月あたりまでに勉強を進めて受験していくことになると思っています。 この記事を書いた理由 徳丸試験は過去問や問題集の情報がほとんどないため、どのように勉強したら良いのか分からずに不安な人もいるのではないかなと思いました。 実はこちらで書いた通り私は2023年3月末をもってiCAREを退職することを決めて今日が最終出社日だったため、急いで徳丸試験を受験してきて、これから徳丸基礎試験を受験するiCAR
こんにちは、iCAREサーバーサイドエンジニアの寺井(@krpk1900_dev)です。 私は今まで新規機能の開発を担当することがほとんどで、既存機能のパフォーマンス改善に取り組むときに何から手を着けて良いか分からなかったため、今回はSQLパフォーマンスチューニングについて調べた内容を記事にしたいと思います。 全体の流れ ざっくり調べてみた内容をフローチャートで整理してみました。 このフローチャートには含めませんでしたが、根本的な解決策としてそもそものロジックやデータ構造を見直すという方法もあります。 1. レスポンスに時間がかかっている箇所とその原因を特定する まずはDatadogのAPMなどでレスポンスに時間がかかっているリクエストを特定します。 APM(Application Performance Monitoring)とは、アプリケーションの性能を管理したり監視するための機能です
この記事はiCARE Dev Advent Calendar 2022 第1レーン24日目の記事です。 Railsの基本原則の一つに「メニューはおまかせ」があり、デフォルトで設定を良い感じにしてくれています。しかし、本当に自分のユースケースでも問題ない設定だと自信を持って言うためには、なぜこの設定になっているのかの背景知識が必要になります。例えばrails newをするとpumaのスレッド数はデフォルト5、データベースのコネクションプール数も5になっています。これは自分のユースケースで適切な値なのでしょうか?どういうときにいくつに設定するのが正しいのでしょうか? pumaのスレッド数をどうやって決めるのか pumaはRailsのデフォルトのアプリケーションサーバであり、複数プロセス、複数スレッドで動くアプリケーションサーバです。この記事を執筆している時点で最も利用率の高いアプリケーションサ
この記事は、2021年10月に新しい GraphQL の仕様が公開されたタイミングで書かれた解説記事を Lee Byron氏(@leeb)の許可を得て翻訳した記事になります。 翻訳元記事:GraphQL 2021 翻訳メンバー:sho.oatni, いっせい | TechLead, fukuden, HirosawaTsuyoshi, 宮﨑 本日、GraphQL Foundation によって承認されたGraphQL仕様の初めてのリリースを迎えました。 これは3年間に及ぶ技術的な取り組みと膨大な手続きの集大成です。 これは偉大な瞬間で、称賛に値すべきものです。 時間がかかったのはどうしてなのか? 最後に承認された仕様の公開は3年以上前の2018年6月のことでした。 今回のリリースにはどうして時間がかかったのでしょうか?確かに世界的なパンデミックは私たちが継続して集中することを妨げる要因にな
iCARE の提供しているサービス Carely では 2020年の 10月から半年ほどかけて Webpacker からの脱却を行いました。似たような記事はいくつかありますが、まったくの未着手から解説したものはないと思うので、記録をかねてまとめました。長めの記事になりますが同じことで困っている方の参考になれば幸いです はじめに - Carely の構成について もともとは Rails5 のスタンダードな構成だったものを、 Webpacker を導入して GraphQL + Vue2 の構成に移行。SPA ではなくエンドポイントごとにエントリーポイントがあるような構成になっています ルーティングなどは Rails に則りつつ、画面はほぼ Vue2 で構成されています。もちろん古い slim + sprockets の画面も残っているため coffee script のファイルも一部健在です
こんにちは! UI/UXデザイナーをやっております、じゃっきーです! 今回は各方面からの熱いリクエストにお答えして、 エンジニア業界では有名人!そしてなんと喫茶店のオーナーでもあります! 弊社エンジニアリングマネージャーおぎじゅんさんのインタビュー記事をお届けします! 今までのご経歴を伺っても良いですか? 大学院まで数学をやっていて、数学者になって数学の研究がしたかったんです。 でもなれなかったから、アルバイトでずっとやっていたプログラマーならできるかなって、 プログラマーとして就職しました。 当時は朝にとても弱かったので、20年くらいフリーでやってました笑 その過程で何回か会社を作ったりしてたんですね。 そのうち世間の会社ってどういうものなんだろうと知りたくなって、Yahoo!に入社しました。 4000人くらいの会社に入って、初めてわかることがいろいろありましたね。 大きいユーザーベース
初めまして!5月からiCAREに入社したずやです。 現在社内で唯一のインフラエンジニアとして働いています。 みなさん、インフラ構成図描いていますか!?(唐突) 昨今ではCacooやdraw.ioなど、構成図を描くのに便利な作図ツールがいくつも存在しています。 今回は、その中の一つであるDiagramsというOSSを紹介したいと思います。 Diagramsとは DiagramsはPythonのコードでインフラ構成図を作成することができるOSSです。 https://diagrams.mingrammer.com/ AWS、GCP、Azureといった主要なクラウドサービスから、各種DB、CI、モニタリングツールなど幅広いタイプのノードをサポートしています。 https://diagrams.mingrammer.com/docs/nodes/onprem 使ってみる 環境 Diagramsを利
こんにちは!インフラエンジニアのずやです! この記事はiCARE Advent Calendar 2020の11日目の記事です。 今年1年でAmazon EKSにもたくさんのアップデートが発表されましたね。 今回は2020年のEKSのアップデートをざっくりとまとめてみました。 下記の4カテゴリ別に時系列順で振り返っていきます! ・全体 ・マネージドノードグループ ・Farrgate ・Kubernetesバージョンのサポート状況の遷移 全体 [1月] 料金が半額に! Amazon EKS Announces が 50% の値下げを発表 EKSクラスターの利用料金が一気に半額になりました! EKSクラスタごとの毎時の課金額が0.20USDから0.10USDに値下げされました。 1か月の料金で見ると144USDから72USDになります。 EKSをより気軽に使いやすくなる素敵なアップデートですね
こんにちは、インフラエンジニアのずやです! 今回は、使ってみてとても便利だったバージョン管理ツールのasdfについて紹介したいと思います! 背景 弊社ではいくつかのプロジェクトでKubernetesを利用しており、複数のKubernetesクラスターを運用しています。各クラスターのバージョンはアップデートのタイミングの都合などで統一されておらず、複数クラスターを管理する上でクライアントツールであるkubectlのバージョン管理が必要だと感じていました。 (クラスターとkubectlのバージョンが異なっていても操作は可能ですが、バージョンアップに伴うAPIの破壊的変更がある場合もあるので、バージョンは揃えておく方が無難です) そんな折にasdfというツールがあると知りました。 asdfとは asdfはrubyやnodeなどの各種プログラミング言語に加え、kubectlやterraformなど
こんにちは!メグミです! 今回は モックを使ったテストの書き方について書きたいと思います! はじめに 処理の中でジョブを呼んだりする場合があると思いますが、 実際のジョブのテストは別で作成しているので、ジョブが呼ばれたかのテストをしたい! ということがありました。テストの書き方について理解が曖昧だったので調べてみました! 基本的な書き方 Articleモデルにtitleメソッドがある場合 allow(article).to receive(:title).and_return("タイトル") allow(実装を置き換えたいオブジェクト).to receive(置き換えたいメソッド名).and_return(返却したい値やオブジェクト) メソッドの引数が1つ以上ある場合 allow(article).to receive(:title).with(argument_1, argument_2
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