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あの人気シリーズが本になった! 「冷やすメカニズム」を根底から覆す冷蔵庫、意外な魚のおかげで完成した高温でも触れるレンガなど、なぜできたの? どうやって働くの? と、思わず頭をかしげてしまうようなびっくり発明の数々をご紹介してきた、本サイト人気連載「さがせ、おもしろ研究! ブルーバックス探検隊が行く」。 なんと、1世紀半近くにもわたって日本の産業支えてきた「産業技術総合研究所」の全面協力のもと、刊行された『「あっぱれ! 日本の新発明 世界を変えるイノベーション』から、おもしろ発明をご紹介しましょう。 今回は、プルシアンブルーという顔料に着目した新発明を解説します。なんと、環境汚染の原因とされる窒素化合物ですが、その化合物の一つアンモニアを、顔料で吸着・除去してしまおう、という、なんとも仰天の発明なのです。 なぜアンモニアを除去しなければならないのか? プルシアンブルーといえば、「安全地帯」
東京都知事選で得票数2位という大きな爪痕を残した石丸伸二氏。ついこの間まで広島県安芸高田市長を務めていた若き候補者の躍進を、讃える声は少なくない。 では、そもそも彼は中国地方の自治体の長として何を成し遂げたのか。なぜ市長職を投げ出してまで都知事選に出馬しなければならなかったのか。 前編『「石丸伸二氏こそ“政治屋”だ」…!暴走支持者に“脅された”政治アナリストが指摘する「人気者のカネ」と「石丸構文の危うさ」』で、石丸氏の都知事選での言動を検証した国際政治アナリストの渡瀬裕哉氏が、市長時代の「4つのフェイク」を暴く。 安芸高田市民は石丸イズムを否定 石丸伸二氏が東京都知事選挙で落選した陰で、広島県の安芸高田市では小さな政治劇場の幕が下りた。 石丸伸二前市長の退任に伴う市長選挙で、石丸市政の「継続と改善」を訴えた熊高昌三氏が、「石丸市政の在り方」の見直しを主張した藤本悦志氏に敗れたのだ。 小さな
前回記事「女性に「出世の意欲がない」のは本当か…彼女たちの昇進を阻む「罰ゲーム化した管理職」のヤバすぎる悪影響」で紹介したように、死亡率の逆転現象や、女性活躍推進を阻んだりなど、日本に深刻な影響をもたらしている管理職の「罰ゲーム化」。 なぜ、このような状況に陥ってしまったのでしょうか? 『罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法』(集英社インターナショナル)では、その原因の一つに日本企業特有の“昇進制度”があると説明しています。 「オプトアウト」方式の昇進 日本の管理職はその「入り口」、つまり管理職ポストへの昇進・昇格の仕方から特殊です。 日本では、従業員格付けの等級が上位に上がることを「昇格」と呼び、組織におけるより上位の役職・ポジションへ上がることを「昇進」と呼びます。 管理職は原則的には役職なので、「昇進」です。上位管理職へのポジション異動のみがあり、等級が無い企業も存在します
国民全員が「株高の恩恵」を受けている 今年、世界や日本の株式は大きく上昇している。この恩恵を幅広く受けているのは、実は国民だということをぜひ、多くの方に知っていただきたい。 その顕著な例が、GPIFの運用成績(年金積立金管理運用独立行政法人)である。 前編「故・安倍晋三首相の決断は正しかった…たった1年でなんと45兆円!日本の「年金運用」が国民に与えた利益の「巨額すぎる中身」」でも紹介したが、7月5日、GPIFは2023年度の運用状況を発表したが、昨年度の1年間に45.4兆円の黒字で過去最高だった。
年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%――。 10万部突破のベストセラー『ほんとうの定年後』では、多数の統計データや事例から知られざる「定年後の実態」を明らかにしている。 定年後に幸せに働き続けられる「仕事の要件」 定年後に幸せに働き続けている方々の仕事の特徴を考察してみたい。 まず当然のことながら、家計経済の観点からすれば現実問題として仕事を通じて一定の経済的なゆとりを確保することは必要不可欠である。日々の支出を賄えるだけの収入を得られることは仕事をするうえでの絶対条件であるから、個々人の家計状況と相談しながら必要な金額を稼げる仕事が良い仕事の大前提となる。 そのうえで、定年後の豊かな仕事として、比較的多くの人が共通して言及していた事項をまとめていくと、概ね以下のようになる。 ・健康的な生活リズムに
事件が発生してから、中国政府はこの事件が偶発的なものとのコメントを発表した。実は、同じ6月に、吉林省の公園でアメリカ人教員4人が襲撃され、負傷する事件が起きた。わずか1か月のうち、外国人が襲撃された事件が2回も起きた。「治安が悪くない」と思われている中国で何が起きているのだろうか。 経済急減速、雇用悪化 振り返れば、中国経済が高度成長期をピークアウトしたのは上海万博が開かれた2010年ごろだったとみられている。習近平政権が正式に発足したのは2013年3月だった。それ以降、中国経済は徐々に減速したが、とくに2020年からの3年間、中国経済はマクロ経済統計以上に落ち込んでしまった。たとえば、中国政府の発表では、2023年、中国経済は5.2%成長したといわれているが、アメリカのラジウムグループの検証によると、実際は1.5%程度しか成長しなかったといわれている。
ウイグル人やタジク人などの少数民族が暮らす新疆ウイグル自治区では、近年、大開発とともに中国の同化政策が推進されている。実際に旅して見えた驚きの現実とは。 そこは絶望の社会なのか 中国西部の新疆ウイグル自治区は、古くから東アジアと中央アジアが接する交易の要衝で、ウイグル人、カザフ人、キルギス人、タジク人など多くの少数民族が暮らしている。 新疆では近年、石油や天然ガス、鉱物資源が相次いで発見され、西部大開発で多くの漢族が流入したことで緊張が高まり、2009年には域内最大の都市ウルムチでウイグル人の大規模な暴動が、14年には習近平主席の視察に合わせてウルムチ駅で自爆テロが起きた。 この事件に衝撃を受けた中国政府は、「イスラーム原理主義のテロリスト集団」と徹底的に戦うことを宣言し、新疆全体に膨大な数の警官・警察署を配置するとともに、監視カメラや顔認証システムを駆使した治安維持を推し進め、欧米の人権
都知事選で最も大きな要素となるのは「知名度」だ。その点、蓮舫氏のことはほとんどの人が知っている。その蓮舫氏が出馬を表明したことで、「もしかしたら小池知事を倒すのではないか」と期待が湧き上がった。しかし、期待はその瞬間がピークだった。 最初の失敗は5月27日に出馬表明をしたにもかかわらず、具体的な政策を語らずに時間が経過してしまったことだ。「相手に良いところをパクられる」というのがその理由だったが、よく考えればこれは意味不明だ。 「自民党がベッタリとついている小池知事ではできない。だから私がやる」として「反自民・非小池都政」をテーマにしていたのだから、先に政策をどんどん発表して話題を作り、政策論争の主導権を握るべきだった。 ところが、立憲の都議会議員団が中心になって作ったという政策には「小池知事ではできないこと」が明確になっていなかった。 一番主張していた「若者支援」については、「手取りを増
物理学でも最大の謎の一つとされているものが「重力」です。そこで、重力と天体にまつわる重要な科学史を、新刊『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』から紹介します。 以前の記事「非業の死を遂げた天文学者・シュバルツシルト。アインシュタインも称賛し、その理解をも超えた彼の求めた『解』とは」では、「シュバルツシルト解」とブラックホールの存在について見ましたが、今回は、「凍りついた星」というキーワードからその性質を見ていくことにしましょう 「凍りついた星」ではなにが凍っているのか 毎年夏になると猛暑のニュースが話題となります。でも、この宇宙には「凍りついた星」とよばれる星が存在します。 みなさんは凍りついた星と聞いて、どのような星を思い浮かべるでしょうか。氷に閉ざされた星を想像したかもしれません。ここで紹介する星は、氷の星「icy star」ではなく、凍りついた星「froze
物理に挫折したあなたに——。 読み物形式で、納得!感動!興奮!あきらめるのはまだ早い。 大好評につき5刷となった『学び直し高校物理』では、高校物理の教科書に登場するお馴染みのテーマを題材に、物理法則が導き出された「理由」を考えていきます。 本記事では、〈エジソンに勝利した伝説の発明家・テスラ…エジソンが激怒して起こったテスラとの「電流戦争の死闘」〉にひきつづき、直流と交流についてくわしくみていきます。 ※本記事は田口善弘『学び直し高校物理 挫折者のための超入門』から抜粋・編集したものです。 使い勝手がよい交流方式 エジソンが推進した直流方式の敗因について、もう少し考えてみよう。 電力は高電圧で送ったほうが損失が少ない。高電圧で送ったほうが電流が低くなり、送電線での発熱が抑えられるためだ(『学び直し高校物理』Chapter17「ジュールの法則」参照)。 白熱電球の場合は発熱は多いほうが明るく
鉄道路線の経営は「好調」なのに 都内の地下鉄で、オレンジ色の帯をまとった電車の「東葉勝田台」という行先表示を見て「えっ、どこに行くの?」と思った方も多いだろう。その列車は、JR中央線・東京メトロ東西線から千葉県船橋市・八千代市に直通する第3セクター鉄道「東葉高速鉄道」(西船橋駅~東葉勝田台駅間)の車両だ。 同社の沿線地域は都心から30kmほど東側にあり、鉄道利用ならおおむね1時間内で到達できるとあって、東京都への通勤・通学が全体の3割~4割にものぼるという。都内に向かう東葉高速鉄道の車両は、約36万人 (所沢市・川越市などとほぼ同等)もの人口を擁する自社のエリアを出る時点ですでに満杯。 さらに、混雑率が国内トップクラスの東京メトロ東西線に乗り入れるため、東陽町・西葛西あたりでは利用者から「あの車両は混むからパス!次の電車を待つ!」という判断を下されてしまうことも、しばしばだ。 そんな東葉高
韓国と台湾の一人当たりGDPが、2024年中に日本を抜く。日本は、もはやアジアの代表国とは言えない。この状態を直視し、生産性の向上に取り組む必要がある。 韓国と台湾が日本より豊かになる 韓国と台湾の一人当たりGDPが今年中に日本を抜き、日本より豊かになる。 今年の4月に公表されたIMFの世界経済見通しによれば、2024年における一人当たりGDPは、日本が33138ドルであるのに対して、韓国が34165ドル、台湾が34432ドルとなり、日本を抜く。 ■日本、韓国、台湾の一人当たりGDP(ドル:IMFのデータより著者作成) 一人あたりGDPで韓国と台湾が日本より豊かになるだろうとは、これまでも予測されていた。それが現実のものになるわけだ。 日本を抜いた韓国と台湾の一人当たりGDPは、その後も日本との距離を広げる。2029年には、日本が40949ドルであるのに対して、韓国は42326ドル、台湾は
人生100年時代。平均寿命が上がり続けている現代の日本では、そう遠くない未来に100歳まで生きることも当たり前になっているだろう。そんな時代にいつまで現役を続けられるのか?どんな老後の過ごし方が幸せなのか?医療はどこまで発展しているのか? ノーベル賞学者と永世名人。1962年生まれの同い年の二人が、60代からの生き方や「死」について縦横に語り合った『還暦から始まる』(山中伸弥・谷川浩司著)より抜粋して、還暦以降の人生の楽しさや儚さについてお届けする。 『還暦から始まる』連載第20回 『「実力があるのに教授になれない」...学術の世界に蔓延る「理不尽すぎる年功序列」と将棋界の「シビアすぎる実力主義」』より続く 競争が激しい世界 山中 研究の分野ではアメリカはそういう感じになっていますが、逆にいうと、アメリカでは高齢者にとっても、けっこう競争が激しい世界ですよ。 谷川 それはそれで厳しい社会で
【東京都知事選】小池百合子vs.蓮舫は圧倒的に「小池優位」…「反自民・非小池」の風呂敷はあまりにデカすぎた 圧倒的な優位 「白いキツネと緑のタヌキ」の戦いとなった東京都知事選はタヌキに軍配が上がるのは確実だ。直近のメディア世論調査で、現都知事の小池百合子氏(71)が前立憲民主党参院議員の蓮舫氏(56)に10ポイント以上の差をつけている。選挙情勢記事の見出しで言えば、調査数字で0~5P差が「接戦」▽5~10P差「一歩リード」▽10~20P差まで開くと「先行」が相場観となる。想定外の逆転劇が起こらない限り、小池氏の優位は揺るがない。 拙稿は締め切りの都合で七夕投開票日前の4日に書いている。根拠にしているのは各メディア世論調査のデータと選挙アナリストから得た予測だけ。選挙は何が起きるか分からない。開けてビックリ!もし間違っていたらご免なさいと謝るしかない。ただ筆者の予感では、午後8時の投票終了と
わたしたちはいつまで金銭や時間など限りある「価値」を奪い合うのか。ベストセラー『世界は経営でできている』では、気鋭の経営学者が人生にころがる「経営の失敗」をユーモラスに語ります。 ※本記事は岩尾俊兵『世界は経営でできている』から抜粋・編集したものです。 貧乏は誰にでも忍び寄ってくる。 表面的には富裕層に見える人にも貧乏の影は迫る。 たとえば落ち着いた雰囲気の喫茶店で見かける、高級時計とオーダーメイドスーツで身を固め、ついでに髪の毛はジェルで固めた「デキる」ビジネスマン風の肉食系お洒落ゴリラ型の人にも、である。 上品な喫茶店に寄ってみると、こうした人が相手を捕食する勢いで熱心に営業している姿を時々見かけるだろう(本当のゴリラは草食動物なので不思議である)。 なお私は親切な肉食系お洒落ゴリラ先輩からオーダーメイドスーツを買うよう説得されたことがあったが、いかんせんスーツが絶望的に似合わない。首
年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%――。 10万部突破のベストセラー『ほんとうの定年後』では、多数の統計データや事例から知られざる「定年後の実態」を明らかにしている。 幕僚監部から看護師寮の管理人に 佐藤正昭さんは防衛大学校(防大)を経て自衛隊に入隊した。最初の1年間は幹部候補生学校で過ごし、卒業した段階で、自衛官として任官する。肩書は尉官で、通常の軍隊でいう少尉だ。 練習部隊に入り、国内を巡り、海外へも出た。帰国後に配属先が決まる。いくつかの部隊で活躍しながら、42歳のときには、80名程度で構成される部隊の指揮官に抜擢される。 「単独行動を旨とした部隊で、指揮官にすべての責任がかかってくる。初めての指揮官配置ということで、その職に就けたことは本当にうれしかった。自衛官たるもの指揮官配置は特別です
バイデンの大失敗 ジョー・バイデン大統領と直接対決になった米大統領選の討論会で、ドナルド・トランプ前大統領が「ウクライナはロシアとの戦争に勝利できない」と語った。バイデン氏は討論会で大失敗し、トランプ優勢という見方が広がっている。戦争の行方は、どうなるのか。
地方のFラン大学卒で0から営業を始めた著者は、いかにして「日本一の営業」へと大変貌を遂げたのか?「毎日が凄く辛い」「外回りをしている自分が情けない」...消極的に取り組み始めた営業の仕事が天職になるまでには、どんな心境の変化があったのか? 人と人との関わり合いである営業で得た「学び」には、どんなビジネスにも活かせるヒントが満載。仕事への向き合い方や他者の心の動かし方に迷うビジネスマン必読の話題作『コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌』(山岡彰彦著)から、内容を抜粋して紹介する。 『コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌』連載第17回 『「日本の生産性はずっと低いまま」...外資系企業の上司に教わった「無駄な仕事」を減らす仕事術』より続く 手段が目的化… よく「手段が目的化してしまう」という言葉を耳にしますが、私が一緒に働く外国人たちはこのことを極端に嫌っていました。それまであ
私が2023年7月、上梓した『太平洋戦争の真実 そのとき、そこにいた人は何を語ったか』(講談社ビーシー/講談社)は、これまで約30年、500名以上におよぶ戦争体験者や遺族をインタビューしてきたなかで、特に印象に残っている25の言葉を拾い集め、その言葉にまつわるエピソードを書き記した1冊である。日本人が体験した未曽有の戦争の時代をくぐり抜けた彼ら、彼女たちはなにを語ったか。 自由にものが言えない時代 昭和19(1944)年2月17日、日本海軍の中部太平洋の拠点・トラック島が、アメリカ海軍機動部隊の艦上機の猛攻を受け壊滅した。この事態に、東條英機内閣は19日、一部の閣僚を交代させる内閣改造を行い、さらに21日には、行政と軍の統帥を分離する従来の慣例をやぶって、軍需大臣、陸軍大臣も兼務する東條首相(陸軍大将)が陸軍統帥トップの参謀総長を、海軍大臣嶋田繁太郎大将が海軍軍令部総長を兼務する人事を断行
伊東選手が準強制性交等致傷の疑いで女性から刑事告訴されたと報じられたのは、1月31日。それから約半年を経て、手続きは最後の節目を迎えた。 「書類送検」というとその言葉の響きに驚く人もいるが、これは刑事告訴があった以上、必ず行われる手続きだ。刑事訴訟法では告訴を受けた警察は「速やかにこれに関する書類及び証拠物を検察官に送付しなければならない」と決められていて、告訴の内容が正しいか間違っているかに関係なく、全ての事件を「書類送検」する決まりになっている。 その上で、事件書類を受け取った検察官が事件を起訴するかどうか判断する。「書類送検」は容疑が深まったとか刑事処分が近づいたという意味では全くなく「起訴か不起訴かを決める最終段階に入った」ことを意味している。 「伊東選手は近く不起訴になるはずだと、我々は確信しています」 こう語るのは、伊東選手の代理人加藤博太郎弁護士だ。その理由として、これまでの
2023年7月、北海道一の歓楽街、札幌・ススキノで起きた猟奇殺人事件。殺人や死体損壊などの罪に問われている瑠奈被告の母親で、死体損壊ほう助などの罪に問われていた浩子被告(61歳)の第2回公判が7月1日、札幌地裁で行われた。 前編記事『《ススキノ首切り事件》「その子は死んだ」「複数の人格があると主張」...瑠奈被告「ゾンビ妄想」の驚きの真相』より続く。 娘を瑠奈と呼べなくなった 「(修被告が録音した)音声の中で、妹は死んだと言っていたが、瑠奈は一人っ子で妹はいない。妹とは?」(弁護士) 「瑠奈の魂です」(修被告) 「シンシアにとって瑠奈は妹?」(弁護士) 「瑠奈は妹でシンシアは姉、という説明があった。これは血縁のある姉妹ではなく、年上の人を姉、と呼んでいた。年下の瑠奈の魂のことを説明して瑠奈は妹、シンシアはおねえちゃんだった」(修被告) そのため、修被告、浩子被告は「瑠奈の親」として振る舞う
運動しなければ、とは分かっていながらも、ついつい「時間がない」「キツいのはイヤ」「どうせ続かない」と後回しになってしまう……。 そんな人たちのために、どこまで運動のハードルを下げられるか。研究に研究を重ね、ついに科学的効果が実証された運動が西九州大学の中村雅俊先生が実証した『たった3秒筋トレ』だ。 その運動の3秒で効く理由と、3秒筋トレの具体的なメソッドを、<なんと“たった3秒”で「10歳若返る」すごい筋トレを発見…!運動が苦手な人でも問題なし、80代からでも大丈夫>に引き続きお伝えする。 なぜ3秒で効くのか? たった3秒で効かせる 「3秒筋トレ」のコツは、とにかく3秒かけて「ゆっくり下ろす」こと。「ゆっくり下ろす」ほうが筋力はアップしやすいからです。 筋トレには、大きく2つのプロセスがあります。 たとえば、「3秒筋トレ」の基本種目である「椅子座り」なら、(1)座面にお尻を下ろす→(2)立
地方のFラン大学卒で0から営業を始めた著者は、いかにして「日本一の営業」へと大変貌を遂げたのか?「毎日が凄く辛い」「外回りをしている自分が情けない」...消極的に取り組み始めた営業の仕事が天職になるまでには、どんな心境の変化があったのか? 人と人との関わり合いである営業で得た「学び」には、どんなビジネスにも活かせるヒントが満載。仕事への向き合い方や他者の心の動かし方に迷うビジネスマン必読の話題作『コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌』(山岡彰彦著)から、内容を抜粋して紹介する。 『コカ・コーラを日本一売った男の学びの営業日誌』連載第16回 『あなたの会社は大丈夫?...日本企業が見習うべき、コカ・コーラ社流「時間を無駄にしない」会議の秘訣』より続く 10分で考える 外資系企業の上司の下で働くようになってから驚いたことの一つは、仕事におけるスピード感の違いです。 「これについてアイデ
映画『事故物件 怖い間取り』や、ドラマ「みをつくし料理帖」「あなたの番です」「ファーストペンギン!」と、これまで多くの作品でさまざまな表情を魅せてきた俳優・奈緒さんが次に挑戦するのは、鳥飼茜さん原作の同名マンガを映画化した作品『先生の白い嘘』(7月5日より全国劇場&3面ライブスクリーンにてロードショー)だ。 男女間に存在する「性の格差」や、「自らの性に対する矛盾した感情」など、多くの人が目を背けていたことに正面から切り込んだ、センセーショナルな作品でもある本作で、奈緒さんは自身の過酷な境遇や本心と向き合っていく高校教師の主人公・原美鈴を演じる。 オファーを受けるにあたって覚悟が必要だったり、撮影を進める中でもさまざまな葛藤があったのではないだろうか。どんな思いで本作と向き合ってこられたのか、お話を伺った。
「『しゃべるな、しゃべるな』と。これですよ」自民党の裏金問題対応を批判し、直後に永田町を追われた宮澤氏。いったい今、古巣に対して何を思うのか―記者を前に、思いの丈をしゃべり倒した。 前編記事『「パパ活騒動」後、恐る恐る帰宅…妻が放った衝撃の一言とは!「正直すぎる政治家」宮澤博行のその後の日々』より続く。 永田町での「ぼっち生活」 ―東京でも議員宿舎を出てアパートを借りていたそうですが? 「議員宿舎は居心地が悪かった。家賃13万円の3LDK。私には高額すぎるし、そんな広い部屋にひとりでいたら余計に寂しくなります。それで宿舎を出て、中野坂上に東京滞在時の部屋を借りました。 築50年くらいのアパートで家賃6万4000円。もちろんエレベーターもなく、かなり古びていましたね」 ―寂しい時に飲みに付き合ってくれるような議員仲間はいなかったんですか? パワハラ発言で自民党を離れた豊田真由子元衆院議員や
わたしたちはいつまで金銭や時間など限りある「価値」を奪い合うのか。ベストセラー『世界は経営でできている』では、気鋭の経営学者が人生にころがる「経営の失敗」をユーモラスに語ります。 ※本記事は岩尾俊兵『世界は経営でできている』から抜粋・編集したものです。 さらば経営嫌いのオトナ:日本社会をむしばむ自己責任論の欺瞞 日本には「価値は有限でしかありえない」という誤った観念が普及した。 原爆を落とされ、戦後の焼け野原から、石油等の資源もない中で、たった二十数年で世界第二位の経済大国になった、価値創造大国の日本がこうした諦念に支配されること自体が不合理極まりない。もちろん、不合理を後押しした世界情勢もあった。 資本主義と国際化と不換紙幣制度が出会ってまだ半世紀である。この半世紀で、人類は初めて通貨の価値が国際的に極端に変動する社会を経験した。その結果として、手段であるはずの金銭の価値に過度に振り回さ
「宇宙部の活動は朝日新聞にとって久しぶりに明るい話題ですからね」(朝日社員) 毎年のように発行部数の減少が伝えられる新聞界で、全国紙各社が新しい事業を模索している。2024年4月、朝日新聞の公式YouTubeチャンネルAsahi Astro Live(朝日新聞宇宙部)がチャンネル登録者数10万人を突破した。 このチャンネルをたった一人で立ち上げ、運営する「管理人」が、名古屋大学理学部素粒子物理学科修士課程修了の名物記者・東山正宜氏である。Asahi Astro Liveではハワイ・マウナケア山頂と、岐阜県・木曽の天文台に設置された星空カメラの映像を24時間ナマ配信し、日蝕や流星群などの「天体ショー」では数十万人の視聴者を集める。いったい、「朝日新聞宇宙部」とはどんな組織なのか。朝日になぜ、どうやってそんな組織が生まれたのか。星空撮影に懸けるサラリーマン記者の情熱――。 『朝日新聞宇宙部』連
逮捕され、「幽霊ビル」に コロナ禍が治まって東京・銀座に客が戻ってきたとはいえ、バブル期の“狂乱”とでも言うべき喧噪とは比べるべくもない。当時は、「夜の蝶」と呼ばれたホステスが華やかさを競い、土地や株で財を成したバブル紳士が札びらを切っていた。その頃、接待交際の舞台を提供していたのが、「源」を丸で囲んだ丸源ビルだった。 クラブやスナックが密集する社交ビル。オーナーは最盛期に銀座を中心に、赤坂、熱海、博多などに約60棟の丸源ビルを持ち、総資産2000億円といわれた川本源司郎氏である。1932年3月、九州・小倉(現北九州市)に生まれ、慶応大学卒業後、家業の呉服屋を継ぐが、収益を不動産に注ぎ込み、それが功を奏し、高度経済成長の波に乗って資産は膨らみバブル期にピークを迎えた。ただ、不動産の取得原価が安く銀行借り入れもしなかったためバブル崩壊には連座しなかった。 バブル紳士とは一線を画した川本氏だっ
「エピデミック」(感染爆発)と、そして、「自己免疫疾患」や「アレルギー」。両者の驚くべき関係を明らかにして話題になっている1冊の本がある。自己免疫疾患の専門医が書いた『遺伝子が語る免疫学夜話』(晶文社)だ。本書の一部を特別公開する。 免疫は両刃の剣 「免疫」とは、”疫を免れる”と書く字の通り、「一度罹った感染症には二度と罹らないように生体が抵抗性を獲得する仕組み」になります。 皆さんも、はしかや風疹に一度罹れば二度は罹らない、ということは聞いたことがありますよね。ワクチンはその仕組みを応用したもので、弱毒化した感染微生物をヒトに先に感染させておくことで、強力な毒性をもつ本当の微生物に感染したときには、体が素早く抵抗性を示すことができる、というわけです。 ところが、この免疫のシステムが、感染源の微生物でなく、自分の組織を攻撃することがあるのです。それを「自己免疫」といい、それにより起きる病気
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