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サーバ仮想化の大きな利点のひとつとして、マシン全体のバックアップ・リストアが容易という点があります。 Microsoft製の仮想化ソリューションである、Hyper-Vの仮想マシンのバックアップの概要や、バックアップ取得の方法についてまとめてみました。 Hyper-Vのバックアップ機能概要 エクスポート Hyper-Vでは、仮想マシンのバックアップにエクスポートという機能を使います。 エクスポートを実行することによって、仮想マシンのデータや状態を、ファイルとして取得することができます。エクスポートされたファイルは、任意のHyper-Vホストにインポートすることで、仮想マシンとしてリストアすることが可能です。 基本的には、仮想マシンの起動中にもエクスポートを実行することができ、条件を満たせばオンライン(無停止)のままバックアップが可能です。 エクスポートによってバックアップできるデータは下記で
Pythonでログ出力といえば、標準モジュールの logging を利用する方法が一般的ですね。ググって出くるブログ記事を読めば、なんとなくの理解でも使えてしまうので、しっかりと仕組みを理解せずとも使えてしまいますし、それでも問題ないケースも多いと思います。 ただし、少し凝ったことをしようとするならば、一度Pythonのロギングの仕組みを抑えておいたほうが圧倒的に実装が楽になります。今回はloggingモジュールの仕組みを理解したうえで使いこなすこと目的に、図解やコードを交えて分かりやすく解説していきます。 Pythonがログを出力する仕組み まずは、ログ出力機能を実装するオブジェクトたちの機能・役割を整理します。 オブジェクト 機能・役割 ログレコード(logging.LogRecord) ログ出力されるメッセージそのものの情報を持つ。ロガー間でやり取りされるのはこのログレコードである。
aws-vaultは、アクセスキー等のAWSの認証情報をセキュアに保管し、より便利に使用することができるツールです。 Linux環境でaws-vaultを使用する方法について解説しているサイトがあまりなく、導入に手間取ったので、導入手順やハマったポイントについて残しておきます。 aws-vaultの特徴 よりセキュアな認証情報の保管と利用を実現 AWS CLIなどのAWSコマンドラインツールを使用する際には、環境変数や、~/.aws/credentials などに、平文でアクセスキーを保存するのが通常です。 これでは自分以外のユーザーからも認証情報が見えてしまう可能性があり、少し心許ないです。ノートPCなどにAWS CLIを入れて使用している場合、外出先で端末を落とした場合にアクセスキーを抜かれたりする危険もあります。 aws-vaultを利用すると、OSの機密情報ストア※1Windows
DynamoDBをデータベースとして用いる開発を、完全にローカル環境のみで完結させることができるよう環境構築したので紹介します。 システムの開発フェーズにおいては、個人が好き勝手に作って壊せるデータベース環境が欲しくなることも多いかと思います。RDS等のRDBであれば、ローカルにデータベースを立てればそれで終わりですが、DynamoDBでも同様にローカルにデータベースを立てることが可能です。 この記事では、ただ単に「ローカルにDynamoDBを立てて終わり」ではなく、コマンド一発ですぐに開発が始められるような、快適な開発環境を構築することをゴールとします。 前提とする環境 Docker Composeが利用可能である、インターネットアクセス可能なWindows もしくは Linux環境 これから解説する環境構築の前提は、これだけです。MacOS環境でも動作確認こそしていませんが、使うのはD
Linux環境で使えるストレージのベンチマークツールはいろいろありますが、どれも一長一短あるので、用途別で使い分けています。 多機能がウリのfioが有名ですが、今回はMicrosoftが開発している、diskspdの使い方をまとめました。 記事の最後では、CrystalDiskMarkと同等のベンチマーク実行方法を紹介しています。 diskspdとは Microsoftが開発元の、ストレージ性能を計測するベンチマークツールです。 Windows版:https://github.com/microsoft/diskspd Linux版:https://github.com/microsoft/diskspd-for-linux このツールの良いところは、下記の3点。 使い方が簡単 Windows、Linuxの両方に対応している Windowsの代表的なストレージベンチマークソフトである、Cr
NTPの設定は、OSをインストールした直後にやっておきたい設定のひとつです。 この記事では、簡単な設定で、手っ取り早く、信頼性のあるNTPサーバ / クライアントをセットアップする方法を解説します。 NTPとは? 釈迦に説法だとは思いますが一応。 物理的な時計と同じく、コンピュータ上の時計にも誤差があり、時間経過とともに少しずつ時刻がズレていきます。NTP とは、コンピュータ上の時計を正しい時刻へ同期するプロトコルのことです。 CentOS7 では、NTPサーバ / クライアントとして主に chrony が利用されます。Minimalインストール(最小構成)でない限り、CentOS7 ではデフォルトでインストールされています。 chrony の設定 インストール #インストールされていない場合のみ $ yum install chrony 設定ファイルは /etc/chrony.conf
C#でエラー処理をする場合、基本的には.NET Frameworkが提供する例外クラスを使用します。しかし、エラーの状況によってはそれらの例外クラスには当てはまるものがない場合がありますよね?そんなときには例外クラスを自作して、それを使うわけですが、独自の例外クラスを作る際は意外に注意点が多いので、今回は”抜かりのない”例外クラスの作り方についてまとめてみました。 「細かいことはいいから手っ取り早く例外クラスの作り方が知りたい!」という方は自作の例外クラスを定義するまで飛んじゃってください。 独自の例外クラスを作る前に 例外クラスを自作する前に、注意しておかなければならない点があります。それは、以下の2点です。 むやみに例外クラスを自作しない .NET Framework が提供している例外が使える場合は、特別な要件がない限りそれを使いましょう。 例外をエラー処理以外で使わない 例外はエラ
SSHのセキュリティについて見直したので、メモしてみました。 基本的な設定から、暗号スイートや接続数制限など、あまり情報がない設定にまで踏み込んで、SSHのセキュリティをさらに向上させる設定をまとめました。 sshd_config の設定 以下、sshd_config の設定です。詳しい解説はページ下部へ。 設定の反映にはsshdの再起動が必要なのでお忘れなく。 #sshdがリッスンするポート番号の変更 port <22以外の任意のポート番号> #rootでのログインを禁止 PermitRootLogin no #公開鍵認証を有効化 PubkeyAuthentication yes #パスワード認証を無効化 PasswordAuthentication no #チャレンジレスポンス認証を無効化 ChallengeResponseAuthentication no #接続をSSH versi
メールサーバやDNSといった、ネットワーク関連の設定が正しく行えたのかを確認するのに便利なサイトを見つけたので、紹介します。 MxToolBox というサイトです。 https://mxtoolbox.com/NetworkTools.aspx 自分のメールサーバ、DNSレコード、Webサーバの設定がきちんと反映されているかの確認はもちろん、設定の構文チェックや、一部設定にセキュリティ上の問題がないかまで調べてくれます。 これひとつでネットワーク関連のテストはおまかせ!と言っても過言ではないボリュームです。 MxToolBox の紹介 スクリーンショットからも分かりますが、MxToolBoxのすごいところは、ツールの数の多さ! ここが便利 テストできる設定の種類が豊富 各テスト項目の詳細さ テスト項目の詳細な説明と、対応方法がドキュメント化されている(個人的にはこれがとてもありがたい) 使
2019年9月24日、ようやくCentOS 8がリリースされました。 CentOS 7の初回リリースから5年が経ち、様々な新機能が追加されました。 今回はそんな最新OS、CentOS 8 のインストール方法を画像付きで、経験者はもちろん、初心者にも分かりやすいように解説していきます。 CentOS 8 はどんなOS? CentOS 8は、Red Hat 社がリリースしている商用LinuxディストリビューションのRed Hat Enterprise Linux 8(RHEL8) から派生する無償Linuxディストリビューションです。 派生といっても、RHEL8と機能的に高い互換性を持っているので、RHEL8が持つ商標部分が除去されている点以外はほぼ同一です。 商用ディストリビューションの持つ高い安定性と、長いサポート期間(10年)を持つことから、Linuxディストリビューションの中ではUbu
Red Hat Enterprise Linux 8 新機能をわかりやすく解説【RHEL8】 2019年5月16日 Linux Red Hat Enterprise Linux 8 (RHEL8)が、2019年5月7日にリリースされました。RHEL 7 のリリースが2014年6月だったので、約5年ぶりの新OSとなります。 前回のメジャーアップデートから少し間隔が空いたためか、リリースノートはなんと120ページもあります!(ちなみにRHEL 7は90ページでした) この記事では、そんな山ほどあるRHEL 8 の新機能や変更点の中から、気になるものをまとめてみました。 また、RHELのクローンである CentOS のメジャーアップデートも近いうちに行われるでしょう。CentOS8でも、これと同様の変更がなされるかと思われるので、参考にしてみてください。 パッケージ管理 DNF(YUM v4)
Brotliの特徴 brotliは2015年に発表され、その後Googleによってアップデートされたデータ圧縮アルゴリズムです。 httpにおける圧縮アルゴリズムとして使われることを主な目的としています。従来から広く使われているgzipと比較して、圧縮率が向上していながら、圧縮/伸長速度は同程度を維持しています。ただし、SSL/TLSが必須となっています。どの程度圧縮率が向上しているのかは、Brotilの効果を参照。 圧縮に辞書を併用しているのが特徴で、辞書には”<div/>”、”before”、”普通”などの頻繁に使われるHTMLタグや各言語の表現が約1万語入っており、圧縮をより効率的にしています。 ちなみに、辞書の中身はhttps://gist.github.com/klauspost/2900d5ba6f9b65d69c8eで見ることができます。 対応状況 IE以外の主要ブラウザは1
nginxでWordpressサイトを運用する場合、php-fpmを利用することが多いかと思います。(Apacheでも利用することができますが) php-fpmの設定によって、Webサイトのパフォーマンスは左右されます。それだけでなく、不適切な設定はメモリリーク等につながるので、Webサイトにとって重要な設定であるといえます。 この記事では、そんな php-fpm の設定の最適化方法について解説していきたいと思います。 php-fpmの役割と特徴 WordPress などの動的サイトは、Webサーバーがクライアントからリクエストを受けると、サーバー上でPHPを実行して動的にページを生成し、生成したページをレスポンスとしてクライアントに返します。 この、サーバー上でPHPを実行する仕組みがphp-fpmです。php-fpmでは、リクエストのたびにプロセスを生成していたのでは非効率なので、原則
検証環境の作成やアプリケーションのテストを、Hyper-V、VMware、VirtualBox 等で行う場合、ベースとなるOSのテンプレートイメージが手元にあると、それをインポートするだけですぐに新しいOS環境を作ることができ便利です。 ただし、テンプレートの作成を新規インストールしたOSをエクスポートしただけで済ますと、色々と問題が起こる可能性があるので、その解決法をまとめてみました。 エクスポートだけの場合に起こる問題 仮想マシンをエクスポートするということは、その環境を丸ごとコピーするということなので、ゴミが残っていたり、サーバごとに一意の設定がそのまま引き継がれていたりと、何かと問題が起きる可能性があります。 具体的にどのような問題が起きるのか、例を挙げます。 前環境の不要データが残ったままになる テンプレートを作成するために、OSを新規インストールして、少し設定をいじりエクスポー
Mosh(Mobile Shell)は、SSHに代わってリモートマシンと接続するために開発されたアプリケーションです。 主な特徴として、モバイル回線やフリーWi-Fi等の不安定な通信環境下でも快適に動作するという点が挙げられます。サーバーとの通信が切断されても自動で復帰してくれるという機能も備わっています。 今回は、Moshの仕組み、メリットと、利用方法についてまとめてみました。 Moshとは? Moshは、通信の安定性が低く、遅延の多いようなモバイル環境でも快適にリモートマシンと接続することができるように開発されたアプリケーションです。 SSHとほぼ同じ使用感で使うことができます。クライアント認証はSSHを使って行われるので、パスワードや公開鍵などの接続情報をそのまま使えるという利点がありますが、SSHを完全に置き換えることはできません。 詳細な仕組みは、設計・動作の詳細を参照。 Mos
rsyncだけで実現する!ファイルのバックアップ手法6選 【コマンド例編】 公開 2018年12月9日 · 更新済み 2020年5月22日 Linux ファイルのバックアップは、サーバー(もちろんクライアントPCでも)を運用するうえで必要不可欠なものです。Linux環境で使えるバックアップツールは様々なものがありますが、そのなかでもrsyncは汎用性が高く、広く使われています。 この記事では、実際に様々な方法でファイルをバックアップするコマンド例を紹介します。 各バックアップ手法に関する特徴やメリット・デメリットは、rsyncだけで実現する!ファイルのバックアップ手法6選 【バックアップ基礎知識編】を参照してください。 rsyncコマンドリファレンス この記事のコマンド例や解説では、バックアップ元やバックアップ先として以下のディレクトリ・ファイルが存在しているものとします。 バックアップ元
Let’s Encrypt の制限を分かりやすくまとめてみた【2019年版】 公開 2018年12月22日 · 更新済み 2019年1月1日 Web制作 無料でSSLサーバ証明書を発行してくれるLet’s Encryptですが、証明書の発行に関しては制限が設けられています。この上限数は一筋縄ではいかず、いろいろな条件が絡んでくるので、多少分かりづらくなっています。 そこで、Let’s Encryptの各種制限についてまとめてみました。 なお、通常使用の範囲内で引っかかりそうなのは証明書取得上の制限のみで、アカウントに関する制限はあまり気にする必要がないかと思われます。 証明書取得上の制限 Let’s Encrypt における証明書取得上の制限をまとめると、以下のようになります。(2018年12月現在) ドメイン毎に50枚/週まで(更新に対する一部例外あり) 証明書の複製(=含まれるFQDN
【日本語man】logrotateの全オプション解説 公開 2018年11月3日 · 更新済み 2018年12月10日 Linux logrotateの日本語マニュアルがどこを探してもなかったので、作ってみました。 CentOS7 にインストールされているmanを日本語訳して、少し補足説明を加えました。 manは体系的にlogrotateの使い方を学びたい場合には向きませんが、細かいオプションのリファレンスや、詳しい仕様を知るには最適だと思います。 名前 logrotate – システムログをローテーション、圧縮、及びメール送信する 書式 logrotate [-dv] [-f|--force] [-s|--state ステータスファイル] 設定ファイル .. 概要 logrotate は、大量のログファイルを生成するシステムの管理を容易にするために設計されています。ログの自動ローテーショ
【初心者向け】カーネルアップデートの方法【CentOS7】 公開 2018年11月8日 · 更新済み 2019年9月23日 Linux カーネルはそう頻繁にアップデートするものでもないので備忘録として残しておこうと思います。CentOS7 での方法です。初めての人でもわかるように書きました(書いたつもりです)。 カーネルアップデート方法 ELRepo の導入 ELRepoとは、RHEL系ディストリのカーネルやドライバを管理するリポジトリ。リポジトリの最新版URLは以下で入手できる。 http://elrepo.org/tiki/tiki-index.php#Get_started #CentOS7 の場合 $ rpm --import https://www.elrepo.org/RPM-GPG-KEY-elrepo.org # rpm -U:アップデート -v:情報の表示 -h:進行状況
③メーカー等のサポート対象 見落としがちなのが、メーカーがその機種でWindows 10 を使うことをサポートしているかどうかというポイントです。 メーカーのサポート外の機種でWindows 10にアップグレードしようとすると、正常にアップグレードできなかったり、仮にアップグレードできても不具合が発生したり、そもそもサポートが受けられなくなるなどの問題が発生する可能性があります。 これについては、「(メーカー名) Windows10 アップグレード対象」でググればすぐに分かりますのでチェックしておきましょう。 アップグレード前にバックアップをとる 万が一アップグレードに失敗してWindowsが起動しなくなったり、動作が不安定になっても元に戻せるように、重要なファイルはバックアップを取っておくことを強くお勧めします。 どんな方法を使ってもよいですが、イメージバックアップがおすすめです。 イメ
Office製品を個別にインストールする方法【Office365,2019,2016,2013対応】 2018年12月14日 ソフトウェア 最近のMicrosoft Officeは、ふつうにインストールしようとするとライセンス上使えるアプリケーションを全部インストールさせられます。これによって、上位エディションを買うと使いもしないのにAccessやPublisherなどがインストールされるということが多発します。 使わないアプリケーションがディスク容量を無駄に消費するのはあまり気持ちのいいものではありませんね。 そこで、この記事では、使うアプリケーションを個別に選択してOfficeをインストールする手順を、できるだけわかりやすく解説します。 インストール手順 もし既にPCにOffice製品がインストールされていても、同じ製品をインストールするのであれば手動でアンインストールする必要はありま
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