「自分が考えたアイディアはすでにだれかにやられていて、新しいアイディアは思い浮かばない」というような話をよく聞きますが、それはおこがましいってもんです。 チラリと思い浮かんだ方法が、「すでににだれかにやられている」と思ったなら、二つの可能性があります。一つはあなたが天才であること。もうひとつは、あなたが蒙昧であって、「すでにだれかにやられている」と思った方法がきちんと理解できていないこと。このどちらかです。99%は後者です。 「すでにだれかにやられている」アイディアが、世に知られているということは、それは良いアイディアなのです。良いアイディアなんてそうは簡単に思いつけるものではありません。「新しい分類学習の方法を思いついて、実装してみたら、サポートベクターマシンと同じでしたよ・・・ バプニクむかつく!」などとがっかりしている人がいたら、僕はその人に土下座してもいいです。 もし、苦労して考案