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大谷翔平
korokoroblog.hatenablog.com
鎌倉歴史文化交流館で行われた「鎌倉の廃寺」では、歴史的に存在が明らかな廃寺について各廃寺からの出土品や史料の展示が行われました。(2024/3/21~6/29)撮影可能な資料の写真を整理し、今後の鎌倉散策の参考として活用できるようまとめました。 撮影した写真を章別に掲載。2章、3章はパネルのみ撮影可。 これまで「○○跡」として訪れた場所が、この企画展で取り上げられた「廃寺」であることがわかりました。当初「廃寺展」と聞いて、これまで聞いたこともない寺院を鳥毛ているのだと思い、なじみがないと思っていましたが、鎌倉散策をしながらそのほとんどの場所に訪れていました。 今後、再訪した時に、こちらの展示と照らし合わせるために… 時代別廃寺の配置 ➊~➎ 第一章 いにしえの寺院跡─古代から鎌倉幕府滅亡まで─ ➊~➎ 第二章 律の廃寺―出土した名品のかずかず― ➊~➍ 第三章 室町時代に華やいだ鎌
神奈川県立歴史博物館で「錦絵にみる明治時代」が前期、後期に分けて開催中です。明治時代の様々な世相が描かれていますが、「内国勧業博覧会」に着目し、錦絵の中ではどのように描かれたかを探ってみました。 今回の展覧会は、撮影可能です。最近は撮影可能な美術館・博物館が増えています。次第に自分の中に、いくつか撮影テーマが出てきました。その一つが「内国勧業博覧会」です。 東博、科博の常設展は、以前から撮影が可能でした。これまで「内国勧業博覧会」に関する展示資料の写真を集め、時折まとめていました。また折々で開催される展覧会の中で「内国勧業博覧会」が取り上げられていると、すり合わせをしました。今回、神奈川県立歴史博物館の「錦絵に見る明治時代」でも、第1回~第3回の「内国勧業博覧会」の錦絵が展示されています。内国勧業博覧会に焦点を絞り、過去に撮影した写真と合わせて並べてみます。 下のパネルは、第1回内国勧業博
横浜美術館のアートギャラリー1で行われている「柵瀨茉莉子展|いのちを縫う」の内覧会と初日、ギャラリーには生まれたお子さんとともに会場に立つ柵瀨茉莉子さんの姿がありました。縫い上げた作品が語り掛けるメッセージとは? 将来活躍が期待される若手作家を紹介する小企画展「New Artist Picks(NAP)」。今回は柵瀨茉莉子(さくらい・まりこ)さんの個展が開催されています。 当初、2020年3月〜4月の開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、会期が変更となりました。その間「神奈川文化賞未来賞」を受賞、今後の活躍が期待される若手アーティストです。(神奈川県と神奈川新聞社との共同の表彰) 柵瀨さんの表現手段は「縫う」こと。木や植物、貝殻など、命を持っていた自然の生き物を素材に制作をされています。 ■生き物が持つ命の時間を縫い上げる ■貝の成長の時間 ■祖母との思い出を縫い込む ■体験の共有
現代美術はわからないとよく言われがち。実は美術関係者もよくわかっていなかったり?そんなとっつきにくい現代美術の祭典。ヨコハマトリエンナーレ2020が開催されています。今、この時期だからこそ、触れるチャンスだと言います。その理由は・・・・ ■現代美術はむずかしい 〇美術関係者にとってもむずかしい 〇5つのソース、関係者にもわからなかった 〇現代美術のアーティストとは? 〇現実が追いついてしまった 〇日常とは違う敏感な精神状態 ■わからないを楽しむ 〇わからない現代美術にふれるチャンス! 〇現代美術は、わからないもの 〇理解を助ける作品解説も・・・ 〇作品解説パネルについて 〇知識にたよらず、まず体験を! ■光の破片をつかんで自ら輝く 〇独学し光の破片をみつけて模索し輝く 〇芸術が持つ可能性や力から学ぶ ■アートに知識は必要? いらない? 〇幕に覆われた美術館 どうしちゃったの? 〇光輝く空間
国立新美術館で行われている「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」を見て感じたことを、思うままに覚書。(後編) ↓↓ 前編はこちら ↓↓ *追記あり ■《アニミタス》(白) 〇《アニミタス》とは 〇4つの《アニミタス》 〇《アニミタス》 白 〇実際に行くよりも知っていることが意味がある 〇展覧会が神話になる? ■《ミステリオス》 〇何を意味している作品? 〇作品解説 〇世界の起源って? 〇鯨から起源を教わる ■《白いモニュメントite,、来世》 ■《保存室(カナダ)》 ■《黄金の海》 ■《影》 ■《影(天使)》 ■《心臓音》 〇過去に展示された心臓音 〇人の存在は永遠ではない 〇種明かし 〇「匿名の誰か」vs「ボルタンスキー」 ■展覧会を見終えて 〇「死」よりも「生」を感じた展示 〇感受性が鈍い? 〇作品は見る人の人生を映す鏡 〇見てる方向が違うのかも 〇痛みは生きている証
美術鑑賞をしていると、次第に必要を感じてくるのが、西洋と日本の美術史の知識。そして「歴史」も理解しないとなぁと。ところが、日本史、世界史ともに記憶ははるか彼方。室町時代、鎌倉時代、どっちが先だっけというレベルからスタートした美術史。嫌いだった歴史に興味を持てるようになったきっかけは?学び方はいろいろだと思いますが、私が試みた方法を記録を兼ねつつ紹介します。 ■展覧会を通して学ぶ ■西洋美術史の年表探し ■やっとみつけた参考書 〇生没年表が掲載 〇日本と西洋の併記 〇年代インデックスで連動させる 〇西洋と日本を同時に見る習慣を ■インデックス法 〇本の構成、学問体系がわかる 〇ついでの閲覧で次第に深めていく ■チリも積もれば、美術史もつながる 〇マーキング法 〇美術の好みの傾向が明らかになる 〇ついで学習法で、西洋と日本をつなぐ 〇点が線、面、立体へ 〇いつのまにか、美術史全体を網羅 〇系統
なんとなく気になっていた版画家。川瀬巴水と似てる気がする。両者は同じ版画でも浮世絵とテイストが違います。この違いってどこからくるんだろう‥‥ そんな興味がありました。 ■混雑状況 ■1階で上映されているビデオがおすすめ ■版画はどうやって作成されるの? ■版画の工程がわかった 〇下絵を版木へ写し取る方法 〇同じ下絵を何枚も彫ることができるのは 〇逆文字はどうやって書くのか? 〇微妙なグラデーションはどうやって摺っているのか 〇版木の溝に絵具が入らない量に調整 〇摺りあがったものをすぐに重ねるために 〇多色刷りの位置合わせは? 〇分業による制作過程 ■動画を見てから鑑賞? 鑑賞してから見る? 〇生誕140年 吉田博展 吉田博の木版画 (動画)より 〇「痛快 吉田博伝」 ■版画鑑賞の変遷 〇川瀬巴水と吉田博の違いは? 〇絵を超えた版画 〇技術を理解して初めて鑑賞のスタートに ■東博の常設展 浮
根津美術館の《燕子花図屏風》と東博の「名作誕生」で展示されている《八橋蒔絵螺鈿硯箱》 両作品は『伊勢物語』の「東下り」八橋が元になっています。伊勢物語って何? 東下りって? 八橋って? という方は、ぜひ両方をご覧になると理解が深まるのでお勧めです。 *写真の撮影、掲載は、主催者の許可を得て掲載しております。 ■『伊勢物語』がベースになった《燕子花図屏風》 ■和歌をもとにしているらしい ■「名作誕生 つながる日本美術」で取り上げられていた「伊勢物語」 〇留守模様という表現 〇描かず想像する妙 〇会席料理に見た「留守文様」 ■東博「名作誕生」 第3章 古典文学につながる ■「伊勢物語」 第9段「東下り」とは 〇旅の途中で詠んだ歌 〇教養 たしなみとしての「伊勢物語」 〇そぎ落として見えないものを想像 ■伊勢物語とはなんぞや? ■感想 〇日本絵画史を代表する絵 〇八橋のもつ意味を知る 〇「光琳と
インターネットミュージアムにて、パナソニック汐留ミュージアムの「ヘレンド展 ―皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯」展のプレス内覧会のエリアレポートが掲載されました。御覧いただけましたら幸いです。 パナソニック 汐留ミュージアム 「ヘレンド展 ― 皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯」 | インターネットミュージアム ■ヘレンドの歴史を一望 ■コンパクトで手になじむ図録 解説に写真あり! ■撮影コーナー ■展示の裏話 ■テーマ選び裏話(【追記】2018.1.27) 〇美術の企画も日本上げ(ジャポニスム)が目白押し? 〇「日本すごい!」への警鐘の声 〇テーマを何にしよう? ■ヘレンドの歴史を一望 こちらは、プレスリリースに掲載されたヘレンド窯の年譜です。 【章立】 【西暦】 【ヘレンド窯の動き】 7章構成となっておりますが、その年代と、経営者などが一目で確認でき、年代区切りも一目でき
「空気遠近法」って知っていますか? 聞いたことあるでしょうか? 美術ファンなら聞いたとがあると思いますし、ご存知かと思われます。知っているとしたら、このテクニックをどのように解説されるでしょうか? いざ、この方法について、説明しようと思って調べてみると、よくわからなくなってしまうのです。 ■空気遠近法との出会い ■「モナリザ」を見る目が一気に変わる ■理系の心をつかむレオナルド ■空気遠近法について 〇wiki pedhiaより 〇美術の見方~美術鑑賞をもっと気軽に、もっと知的に~ より 〇武蔵野美術大学 造形ファイル より ■美術用語を調べるためのしかるべきところは? ●wiki pedhiaについて ●美術の見方~美術鑑賞をもっと気軽に、もっと知的に~ ● 武蔵野美術大学 造形ファイル ■美術界の用語の定義とは? ■空気遠近法との出会い 私が「空気遠近法」を知ったのは、2007年国立科
国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》蓋裏を再度公開とのこと。 期間:7月8日(土)~7月17日(月・祝) 蓋裏だけでなく、箱の中にも注目です! 国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》が期間限定で蓋を開けた状態で展示が、6/26まで行われました。同時に体験型ミニレクチャーが行われ参加。浮線陵文がどのように作られているのか、その技術の高さがより伝わってきます。【追記】画像や技法など追記しました。 体験教室については ⇒「神の宝の玉手箱」展 体験型ミニレクチャー 「はじめてひらく 美のとびら」シリーズ:漆芸の巻 ■サントリー美術館と《浮線陵螺鈿蒔絵手箱》 〇会員カードに使われている紋 〇浮線陵文について 〇体験型ミニレクチャー 〇CTスキャンの動画ビデオ ■蒔絵技法 ■《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》の裏・・・・ 〇蓋裏に描かれた見事な草花 〇注目すべきは蓋裏ではなく手箱の中 ■《秋野鹿蒔絵手箱》 〇キリギリスの見つけ方 ■一
京都国立博物館の「海北友松」展最終日に行ってきました。行きたいと思いながらもう無理とあきらめていたところに出会ったお得なパック。JR関係のツアーは、新幹線と美術展を組み合わせた掘り出しプランがあるので今後も要チェック。京博へのアクセスと合わせて紹介します。 ■ お得なパック発見 〇入館チケット&ランチ、朝食付き宿泊のお得パック 〇みんな知らない穴場プラン 〇締め切りぎりぎりに出会うのも何かの縁 〇利用ホテルは伏見稲荷の近く 〇アップグレードと京都のコーヒー ■便利なチケットホルダー ■重い荷物はデリバリサービスで不便を解消 ■アクセス 京都からバスで 〇バスは大行列 歩いても行ける! 〇観光案内では 〇乗り場・行先は 〇行列の進み具合 〇徒歩 ■京都国立博物館 〇京都国立博全景 〇ロダンの考える人 ■京博の混雑状況 〇待ち時間20分? 開館直後は混雑 〇エレベーターに乗る人数ずつ案内? 〇
昨年(2016年)サントリー美術館で行われた『鈴木其一 江戸琳派の旗手』で最後の最後に登場した《四季花鳥図屏風》 こんな作品もあったのか! と度肝を抜かれた作品でした。その時の記録が、食べログの美術日記に記録していたので、こちらに移動させました。 鈴木其一 江戸琳派の旗手:《四季花鳥図屏風》私の一押し屏風 (2016/11/07) より 「鈴木其一 江戸琳派の旗手」は5回の展示替えがありました。その最後のトリを飾ったと思った作品が《四季花鳥図屏風》10/19~10/30までの展示でした。 ▲《四季花鳥図屏風》図録より ■「鈴木其一 江戸琳派の旗手」の展示でベストだと思った作品 〇情報がない! 〇語る人がいない 〇見ている人の心はとらえている 〇この作品を最後に見て其一の画業がわかる ■所蔵先はどこ? ■新たな画風を求めて 〇盛り上がった描写 〇油絵の影響あり? 〇剥離した絵具 ■琳派の歴史
ミュシャが「スラヴ叙事詩」を描くきっかけとなったと言われている、スメタナの「我が祖国」 なかでも第2曲「モルダウ」はスコアに各場面の情景を示すキャプションが添えられています。描写的な標題音楽ですが、その曲には、チェコの民族的な悲哀と、将来への希望が託されていると考えられています。 スメタナの我が祖国「モルダウ」は好きな曲なので、何度となく演奏会にもでかけました。解説付の演奏会にもでかけたことがあります。しかし「情景」がどこで切り替わり、演奏する「楽器」のバトンタッチが行われているのか、「演奏法」の変化など、なんとなく理解していただけなので、この機会に、突き合わせてみようと思いました。(べつにそんな聴き方しなくてもいいのですが(笑)) スコア付の解説をみつけたので (⇒スメタナ 連作交響詩 《我が祖国》 の楽曲解説 - 千葉フィルハーモニー管弦楽団 )他の情報も合わせて、表にまとめました。さ
ミュシャ展を見る際の「基本」?ともいえること。西欧の歴史がわかっていないので、解説を見ても、わからないのです。「スラブ人」の話なのに、なぜロシアや、ブルガリア、ポーランド、リトアニアと、いろんな国がいっぱい出てくるのか・・・・ いったいどういうこと? それは、スラヴ人が、どう移動しかを理解すると次第にわかってくることだったのでした。 ■「叙事詩」って何? ■スラヴとは 〇スラヴ人とは 〇スラヴについて ■歴史 〇先史時代 〇中世初期 〇中世時代 ■政治・文化 ■スラヴ人の分布 〇スラヴ民族は、 〇移住先で在来の住民と混交し同化 相互に影響 〇トルコ系 〇ブルガリア系 〇ドイツ系 〇近代以降 〇ロシアとの関係 〇ウクライナ 〇ロシア ■作品番号と関連地域 ■メモ ■関連 ■「叙事詩」って何? (多くは民族など社会集団の)歴史的事件、特に英雄の事跡を叙事の態度でうたい上げた詩。 今回の目玉でも
美術展に訪れた際に、「図録を購入するのは当たり前」派と、「気に入ったら購入」派、「高いから買わない」派、「そんなのいらない」派・・・・ いろいろだと思うのですが、せっかく購入したら有効に活用したいもの。そのための工夫を紹介したいと思います。 ■インデックスをつける 〇おすすめインデックス 〇章立てのインデックス 〇章立てのインデクスをつけるメリット 〇インデックスの位置 ■作品番号から解説番号を素早く照合 〇写真ページの解説と、後半にまとまった解説 〇解説ナンバーのインデックス ■第五期の最後の作品 《四季花鳥図屏風》(おまけ) 〇所有美術館 〇鈴木其一 四季花鳥図屏風 〇其一が気になった人は必見 昨年のサントリーで行われた「鈴木其一 江戸琳派の旗手」は、会期中5回の展示替えが行われました。 会員だったこともあり、5回、それぞれの展示替えで訪れました。なかなか見ごたえのある作品群。いつもな
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