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大谷翔平
little-staff.hatenablog.com
リトルスタッフかんのです。 Twitterではご報告していましたが、本屋さん専用のサービスを新たに作りました。 「仕入れたけど残ってしまった在庫を本屋同士で融通しあうためのマーケットサービス」です。 このサービスを作った背景 僕がメインで活動しているリトルスタッフのTwitterで本に関するアイデアを求めたとき、回答の一つとして頂きました。 https://twitter.com/ryotakure/status/1075211913808642048 久禮さん以外にも同じようなアイデアを頂いたり共感を頂くことがあったため、作って試してみることにしました。サービス名は"本の融通市場"です。 (業界内でのサービスなので名前にあまりこだわりがないのですが、最終的に変えるかもしれません) 出品する側は「仕入れたものの在庫が余ってしまった」場合に、購入する側は「仕入先が少なくて困っている」場合にお
僕らが本屋を好きな理由 僕らはどうして本屋が好きなのでしょうか。 人それぞれだとは思いますが、僕含めよく言われる意見は「思わぬ本との出会いがあるから」です。 Amazonなどネットでは出会えない。実際の店舗に行って、見てまわることで出会える楽しさがある。 本屋は本を買うだけの場所ではなく、本と出会うための空間です。決まった本を買うだけなら通販で充分です。 お店には申し訳ないですが本を買わなくても、行くだけで本屋は楽しめます。本と出会えることが本屋の価値だからです。 ではその出会いとは、ジャンルや出版社とかでグルーピングして適当に本を並べておけばいいのでしょうか。 在庫は多ければ多いほどいいのでしょうか。品揃えが少ない小さい本屋さんには価値がないのでしょうか。 そんな単純なことじゃないのは、本屋好きなら伝わると思います。 在庫の多さは強みですが制限もまた武器になります。そこに優劣はありません
背景 僕は普段から出版業界に関するアイデアが浮かんだ時はメモアプリに記録してきた。 ただリトルスタッフに関することならともかく、それ以外の新規サービスとかのアイデアになると、メモったものの行動に移すことは基本ない。 だったら、アイデアを一人で閉じ込めるのではなくシェアしようと思い立った。 アイデアはどんどんシェアしてべきだ。 行動しないアイデアに価値はないし、行動しても成功できるかどうかは運とスキルが必要になる。 アイデアを公開して損することなどほとんどない。 自分が公開したアイデアが誰かの行動を促すかもしれないし、何かの反応をもらうことで考えが発展するかもしれない。 仮に何も起こらなくても、もともとメモ帳の奥底に溜まってホコリをかぶるだけなんだから関係ない。 どうせなら他の人も 「出版業界とか本屋とか、こうしたらいいのに」とか「出版関係でこんなサービスやイベントがあるといいのに」と思って
本屋の定期購読 | リトルスタッフ リトルスタッフは色々と形を変えてきましたが、作ろうとしている「システム」は活動を始めた約1年前から変わりません。 本屋の意義は「本を届ける(紹介する)」ことであり、本屋の価値は「空間」「体験」です。 本を買うつもりがなくてもふらっと立ち寄る。適当に見て回るだけで満足できちゃう。思いがけず素敵な本と出会ったら興奮する。それが本屋です。 しかし本屋は本を売ることでしか収入を得ません。どれだけ面白い選書をしても、魅力的な陳列をしてもそこに対価は支払われません。 現状ではその本屋で本を買うか、せいぜいその本屋に還元されるECで買うしかありません。 これはお客さん側に負担を強いています。 本に興味を持ったタイミングと買うタイミングは異なることがある(違う店で買うことがある)し、Amazonで買った方が便利な人もいます。本屋で興味を持っても、電子書籍で読みたい人もい
この記事は 本屋専用ファンクラブ | リトルスタッフ の開発記録です。 リトルスタッフを「本屋の価値を可視化する」ものに変更するべく考え中です。 昨晩ふと、本屋業界に対する自分の考えを前より少し言語化出来たので残しておきます。 本屋の4象限 この図をご覧ください。 これは僕が考える本屋の立ち位置です。 本屋を語る上でAmazonやネット販売は避けて通れないので、それらも登場しています。 本屋には利便性とエンタメ性の2つの側面があります。 利便性とは「欲しい本がすぐ手に入る」とか「安く買える」とか「ポイントが付く」とかです。 エンタメ性とは「思わぬ本に出会う」やイベントなど、本屋を通した体験の満足度です。 図に書いた通り、便利さを追求したらAmazon一択です。 扱っている本の広さ、値段、配送速度、ポイント。それら全てが相まって独走です。 Amazonを使わない人がいるとしたら、それは「不便
はじめまして。リトルスタッフ開発者の管野(かんの)です。 記事ヘッダーにあるように、本屋専用のクラウドファンディングサービスを作っています。明日リリースです。 ※2018/2/18 追記: 当時は本屋用のクラウドファンディングを目指していましたが、現在は投げ銭サービスに変わっています ※2018/7/2 追記: 本屋の選書を定期購読するサービスへとリニューアルしました リトルスタッフは資金繰り、企画設計、営業、開発、運用すべて僕1人でやっています。 (規約系・契約書とロゴは外注しました) これから本屋および読者にリトルスタッフを使って頂く上で、作っている人の素性が見えないのは不安だと思います。 なのでサービスに関係ありそうな範囲で自己紹介を載せておきます。 長くなるので、「リトルスタッフに興味はあるけど中の人に対する不安」を感じた時に見てもらう用と捉えています。 現役のプログラマー 僕はフ
アフィリエイト目的のブログみたいなタイトルにしてみた。 本屋専用ファンクラブ | LittleStaff LittleStaffは本屋専用のファンクラブプラットフォームであり、もちろんユーザーは読書家です。 ただし一口に「読書家」といっても色々なタイプがあります。 タイプA 読んだ本、読みたい本の写真をSNSに良くアップする人。 自撮りやコーヒーと一緒に本を写す。 写真をアップすることで自分をアピールし、このSNS時代あわよくば著者に反応してもらいたいという期待を含めて読書を楽しんでいる。 タレント本や簡単に読めちゃうビジネス本を好む層に多い。 学生から新社会人ぐらいまでに多く、職種はブロガーや自営業に良く見られる。人と集まって騒ぐのが大好きな人達。 簡単に読める本を好むので「意外と読書面白いじゃん」となる可能性を秘めているが、彼らが求めているのは本を通したコミュニケーションなので決して難
本屋専用ファンクラブ | LittleStaff LittleStaffは本屋限定のファンクラブです。 月額課金によるクラウドファンディングという方がイメージしやすいかもしれません。 (ただクラウドファンディングに対して後ろ向きなイメージな人もいるようなので微妙ですが) 現状ではそこまで特別な機能はないので、わざわざLittleStaffを使わなくても本屋さんが自分で同じことを実現できます。 実際にやっている本屋さんもいくつかあります。 実例 森岡書店がやっている月額課金の森岡書店 総合硏究所。 双子のライオン堂は色々取り組まれていますが、例えば【配本サービス】『本棚からの便り』スタンダードプラン(1年間) | 双子のライオン堂 書店 リーディン・ライティンはレンタル棚を始めたとのこと。 レンタル棚、始めました。1カ月3000円。販売手数料はいただきません。お問い合わせ、お申し込みはinf
LittleStaffのMVP(必要最低限機能)について考えています。 「しっかり店作りをしている本屋に対価が支払われること」をクリアし、本屋3.0を実現するには何が必要か。 このブログの目的は「過程を残す」ことにあるので、答えをまだ出していない頭の中も書いてみます。 ネットを通して課金してもらうことを考えると、クラウドファンディング、有料会員、投げ銭が思いつきます。 クラウドファンディング クラウドファンディングは基本的にプロジェクト(企画)に対してお金を集めるシステムです。 でも僕は「資金調達の仕組み」を実現したいわけではありません。 「店作りへの対価や感謝、応援」として使うにはズレています。(開店などの初期投資としてはアリですが) それに投資してくれた人にはリターンを用意する必要があります。 後述しますが、それはMVPとしては避けたいです。 有料会員 月額の有料会員モデルはどうでしょ
本屋について語る時に「出版不況」から入るのは見飽きました。 はじめまして、かんの( @kanno_kanno )です。 気に入った本屋に投げ銭できるLittleStaffというサービスをこれから作ります。 このブログでは企画、開発含めサービスに関わることを記録していきます。 今回はサービスにかける僕の思いなどを書きます。 本屋(リアル書店)の価値 本屋の意義は「本を届ける(紹介する)」ことであり、本屋の価値は「空間」「体験」です。 本を買うつもりがなくてもふらっと立ち寄る。適当に見て回るだけで満足できちゃう。思いがけず素敵な本と出会ったら興奮する。それが本屋です。 しかし本屋は本を売ることでしか収入を得ません。どれだけ面白い選書をしても、魅力的な陳列をしてもそこに対価は支払われません。 現状ではその本屋で本を買うか、せいぜいその本屋に還元されるECで買うしかありません。 これはお客さん側に
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