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天平時代の歌人、高橋虫麻呂は朝廷の上司である藤原宇合(うまかい)に随行して 常陸国をはじめ東国を巡り、各地の色々な伝説を詠んでいます。 その中に驚く無かれ、風俗物語、しかも主役の女性はマリリン・モンローを 髣髴させるような肉感豊かな美女を登場させているのです。 その娘の名は珠名(たまな)、まずは歌、続いて意訳文をお読み下さい。 ( 枕詞は〔括弧〕でくくっていますので読み飛ばし下さい。 意訳は歌と行を合わせています) 『 〔しなが鳥〕安房に継ぎたる 〔梓弓〕 周淮(すゑ)の珠名(たまな)は 胸別(むなわ)けの 広き我妹(わぎも) 腰細(こしぼそ)の すがる娘子(をとめ)の (※すがる:ジガ蜂) その姿(かほ)の 瑞正(きらきら)しきに 花のごと 笑みて立てれば 〔玉鉾の〕道ゆく人は おのが行く 道は行(ゆ)かずて 召(よ)ばなくに 門(かど)に至りぬ 〔さし並ぶ〕 隣の君は あらか
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