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ドラクエ3
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あさこ、ゆうこ 『あさこ、ゆうこ』 ― 長野県 ― 語り 井上 瑤 再話 六渡 邦昭 むかし、あるところに山があって、東側と西側のふもとには小さな村があったそうな。 二つの村は、ささいな争い事が因で、もう永い間往き来をしていなかったと。 歩く者が無くなった山の道は、いつしか熊笹が生(お)い繁(しげ)って、昔、道があったことさえ分からないありさまになっておったと。 時々、道を作ろうという話が出るのだが、そのたびに、 「だども、俺ら方(ほう)が作っても、向こうが作らねえんじゃ、しょうがなかべ」 ということになって、話が消えてしまう。 両方の村人達は不便でしょうがなかったと。 そんなある年、両方の村で、とっても可愛いい女の赤ん坊が生まれたと。 東の村の子は朝方生(あさがたう)まれたのて「あさこ」 と名付けられ、 西の村の子は夕方生まれたので「ゆうこ」 と名付けられたと。 あさことゆうこはすくすく
LINE CLOVE サービス終了のお知らせ いつも「民話の部屋~とんとむかしあったとさ~」をご視聴いただき誠にありがとうございます。 2023年3月30日を以て、LINE CLOVA Assistant搭載のスマートスピーカー、スマートディスプレイでの番組配信サービスを終了いたしました。 詳しくはLINE CLOVA公式ページをご覧ください。 2023年3月 「民話の部屋」事務局 テレホンサービス終了のお知らせ 本サイトの運営・制作者である六渡邦昭が病気療養のため、1974年9月より開始したテレホンサービスの提供を、2022年4月をもちまして終了いたしました。 我々運営スタッフ一同は、六渡邦昭が病気療養から回復し、新しいお話の制作ができるようになり、皆様に新作の昔ばなしがお届けできることを心より願いつつ、本サイトの運営を続けてまいります。 引き続き、皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお
カラス女房(からすにょうぼう) 【青森県】 むかし、茶売りの兄様(あんさま)があったと。 兄様は、女房(にょうぼう)をもらうなら飯(まま)を食わない女が欲しいと探していたと。 この昔話を聴く 狐女房(きつねにょうぼう) 【新潟県】 むかし、あるところに一人の貧乏(びんぼう)な男があったと。 ある日の晩方(ばんかた)、男が畑仕事をあがって、山道を帰っていたら、うしろでもうひとつ足音がして、それが山の畑のあたりから、ずうっとついてくるふうだ。気味悪くなってふりかえったら、いとしげな若(わか)い娘(むすめ)がにこっと微笑(ほほえ)んだと。 この昔話を聴く シガマの嫁コ(しがまのよめこ) 【青森県】 昔、独(ひと)り身の若者、いであったど。 ある冬の朝に、茅葺(かやぶ)きの屋根から氷柱(しがま)コ下がっていで、雫(しずく)コポタポタ落ちでいるのを見でいだど。 この昔話を聴く 蛙嫁(かえるよめ) 【
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