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iPhone 16
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Macで動くエディタをいつまでたっても完成させることができず申し訳ありません。 たくさんの方に期待していただき、応援していただいているのに、本当に申し訳なく思っています。 会社は相変わらず事務所も無くメンバーはわずか4人です。これまでに50タイトル以上のiOSアプリをリリースして、毎年、秋に出る新しいiOSにあわせてアップデートしてきました。 会社はこのようにiOSの仕事で一杯一杯なので、エディタは自分の時間を使って、すべて1人で作っています。昨年は会社の仕事を少しだけ減らすことができたので、これまでよりもエディタの開発が進みました。 最初のバージョンは、長文を書く用途に絞って、基礎の部分をしっかり作りこむことに重点を置いています。昨年末の時点で上の動画のような感じです。長い文章でも動作は軽快だと思います。 禁則などのレイアウトの基本部分は概ねできています。縦中横も実装済みです。ルビはまだ
少し前になりますが、アドビシステムズさんのお誘いで、“Adobe Photoshop Lightroom 5”の説明会に行ってきました。 僕はデジタル一眼レフを使うようになってからずっとApertureを使ってきましたが、何故か誘われてしまい、ブログも書くように言われたので、会場で学んだことをまとめてみます(長いです)。 僕がやるレタッチといえば、傾き補正、ごみ取りくらいで、あとはAperture の自動補正まかせ。なんだかんだ言って面倒くさいので、これまでレタッチには全然興味がありませんでした。 LightroomはLeica X2をもっていた頃(GRを買った後下取りに出してD7100になりました)Lightroom 4が付いてきたので少し触ったことがある程度。ApertureというかOS XのDigital Camera RAWがLeica X2に対応するとすぐにApertureで現像
Xcodeさえ使えれば、ほかはあまり気にしないので、気がつくのが遅れましたが、標準と呼ばれるアプリケーションでも、基本的な部分でまだRetinaディスプレイには対応できていないようです。 文字を扱うアプリケーションの画面をデジカメで撮影して並べてみました。 ツールバーアイコンなどの解像度が足りないのは理解できるんですが、多くのアプリケーションで文字の描画も拡大表示になってしまいます。小さな文字で使うことの多いExcelあたりはかなりきついです。 Retinaに非対応で多くの人が困りそうなのは、Twitter、Pages、Keynote、Numbers、Adobe CS6、Office mac 2011あたりでしょうか。 エディタ系では、僕がよく使うBBEditがアウトでした。Jedit XやiText Pro、Scrivenerでは問題無かったです。ツールバーアイコンはぼけますが、書くだけ
僕は小学生の頃から少年探偵団の七つ道具のようなものが大好きだった。なんとなく安心だからいつもバッグの中に入れてあるアイテムたち↓ iPhone:バッテリーに不安があるので常にJuice Pack Air for iPhone 4に入れている。 Pocket WiFi:ソフトバンクの電波がダメなときとMacBook Airを持ち出したときのため。バッテリはバスタブに交換してあるから10時間は使える。 TUNEMAX 2 PORT USB BATTERY:iPhone やPocket WiFi のためのバッテリー。24時間以上電源を確保できなかったり、他の人の端末を充電するためにいつもフル充電状態で鞄に入れてある。 ケーブル類:Dockケーブル、ミニUSBケーブルとACアダプタ。コンセントを確保できればiPhone もPocket WiFi もTUNEMAX USB BATTERY も充電可能
昨夜、AppStore のレビューシステムの改善についてデベロッパのみんなでApple に要望を出そうという動きがあったので、僕も考えを書いてみようと思います。 App Storeの「カスタマーレビュー」機能に対する改善要望について:エキサイト株式会社 App Storeの機能改善の要望について:株式会社ジャストシステム App Store のレビューシステムはユーザだけが書き込めるようになっているため、誤解に基づいたレビューであってもデベロッパは誤解を解くためのコメントを書き込んだりはできません。さらにアプリを改善してアップデートしても評価の低い古いレビューがいつまでも残っているため、それが混乱のもとになる可能性があります。こういった問題を改善するためにレビューに対してデベロッパがコメントを返せるようにして欲しいというのが今回の要望です。 たしかにそういったことは頻繁に起こっていると思い
はじめまして、iPhone関連で少し前から読んでいます。EGBRIDGEはいまでも愛用しています。 >腕の無さを痛感 いやー、上手いですよ。おいらはD90を去年末に買って、たまに撮影している程度で初心者かつ練習もろくにしていないので比較するのも何ですが、自分よりずっと綺麗な写真をたくさんブログで見かけます。 もう少し光のこととか、絞りとか、そういうのを考えて写さないとダメのようです。 >Honour Neat さん ハッとするような写真はD300ではなかなか撮れないです。暗いところではGRよりずっとコクのある写真になるんですけどね。ディスプレイで見るとコントラストの高いGRが素敵に見えちゃいます。 Honour Neat さんのブログを拝見しました。「日本はもっとガシガシ外貨を獲得できる技術を開発して世界と伍していくべきだと思う」っていうところ、ホントにそうだと思います。御手洗氏もそういう
Appleの2009年度第1四半期の業績が発表されました。金融危機で厳しかったクリスマス商戦でしたが、10-12月の売上、利益ともに過去最高を記録したそうですね。大したものです。 各四半期における直近1年間のMacの出荷台数 四半期の発表ごとに、こうして直近1年間の出荷台数の推移を見ています。これを見るとRetailの成長が止まってしまったようですね。Retailは店舗数増加に伴って伸びてきましたが、最近は新規出店も減ってきて頭打ちなのでしょうか。相変わらずヨーロッパは調子が良いですね。 各四半期における直近1年間のMacの出荷台数(日本のみ) さて、我らが日本は直近1年間で39万7千台と、もう少しで40万台を突破する勢いです。日本は1-3月が最も売れる時期なので40万台越えは期待できそうですね。ちょっと前まで30万台を割り込んでいたことを考えると、アップルジャパンのがんばりを讃えずにはい
5歳の息子にD40を買ってあげました。最初はヤフオクで500万画素くらいでレンズが明るいコンデジを探してみたんですが、こんな本の影響なのか、入札してもあっという間に2万円オーバー。電池を替えるとけっこうするし、もうちょっとがんばって長く使えるものにしようと一眼にしました。レンズも替えっこできるので、安くなったD40に決定。 D40はレンズキットで3万円台中盤。価格が5倍以上のD300と違うところはたくさんあるけど、素人の僕が撮ったらどっちも変わらないというのは内緒。D40は本当に小さくて軽くて良いカメラです。 こんなに小さい! 息子も大喜びで、今日は家の周りを散歩してパシャパシャ撮ってきました。大切そうに持って歩く姿にいちころ。 撮ってる姿が自分にそっくりで笑えます。 息子がD40で撮った写真がこれ。 今度は新幹線を撮りに行く約束をしました。 単なる親バカなんですけどね。息子は本当に自分の
国語辞典を書籍と同じように組むのは大変です。途中で止まっているエディタのコードを使ってるんですけど、もうボロボロ(汗)。こんなに過酷だったとは... 上の“hν”の縦中横はもっときゅっとしたいんですけど、ギリシャ文字の“ν”が全角なんでどうしたもんかなぁと、近頃はこんな毎日です。この問題はTimes New Roman Italic に置き換えて対応ですね。
最初の製品を発売できました。久しぶりのマスターです。egword Universal 2 以来なので16ヶ月ぶりでしょうか。製品のマスターはアドレナリン全開で病みつきになりますね。体力なんて無視してがんばれます。楽しくて仕方がありません。 それにしても保育園の父母会とiPhone のアプリケーションの開発で本当に忙しかったです。自分たちの力でどこまでできるのか、これまでの経験をどこまで活かせるのか、自信があったり不安があったりの1ヶ月でした。 何から何まで手作りです。外部にお願いしたのは友人に商品説明などの英訳をお願いしたことだけ。例えばApp Store に載っているバナーの写真も自宅でGR Digital で撮ったものだし、アイコンもOmniGraffle で作ったものです。さすがに最後の仕上げはAdobe CS3 が大活躍でした。高かったけど...最後はやっぱりプロの道具ですね。 バ
10年くらい前に買ったソニーのコンポ、DHC-MD77。どんどん動かなくなり最後はアンプとスピーカーだけ使ってましたが、とうとうダメになったのでONKYO のMA-500U を買いました。 さらに1人で仕事しているとあまりにも静かで寂しいのでONKYO のGX-D90 も買いました。 デジタルアンプはみんなAV 機能がとても充実しているのですが、僕は音楽がメインで、しかも小さなスピーカーで小さな音でしか聞かないからMA-500U で十分です。うれしいのは1万4千円と安くて光デジタル入力が3系統もあること。1つはAQUOS とつないで、もう1つはAirMac Express でAirTunes。AirTunes はMacBook Air か、仕事部屋のMacBook Pro から飛ばします。 GX-D90 も光デジタル入力つき。こちらもアマゾンで1万4千円。でも僕の初代MacBook Pro
昨日でエルゴソフトを無事に卒業し、本日から「物書堂(ものかきどう)」という会社の代表取締役として、みなさまのお役に立てるようにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。 Mac のテキストエディタやワープロを作る会社です。iPhone OS 用のソフトウェアも作ります。 まだ商品もなく、内容もほとんど無いに等しいのですが、物書堂のホームページは、こちらです。これから仕事に関係することは会社の方に書いていきます。 写真は中村活字さんで作っていただいた名刺です。亜鉛版のロゴもきれいに仕上がりました。
このテーブルは高校生のときに買ってもらった勉強机。実際にはダイニングテーブルでなんですが、ちょうどいい大きさだったので高校・大学の頃は勉強机、今では仕事をするための机になっています。もう20年ですね。広い机で勉強したほうがはかどるし、一生使えるとかなんとか言って親にねだって買ってもらいました。一生どころか孫の代まで使えると思います。 大学で一人暮らしを始めたので、身の回りにあるもので当時から使っているものがいつくもあります。シンプルなものは壊れなくていつまでも使い続けられていいです。 このお箸は18年もの。相棒に話したらびっくりしてました。これは黒檀だと思うのですが、しっかりとしたお箸は一生使えると思います。 このアイロンも18年。壊れません。掃除機もついこないだまで現役でしたが、紙パックが入手困難になってきたので紙パックのいらないdyson に買い替えました。 このシャープペンシルは学生
今日は半休を取って名刺を作りに行ってきました。お世話になるのは中村活字さん(Safari だと見られません、FireFox でどうぞ Safari 3.1 でどうぞ)。ずっと前に「デザインの現場」に活版名刺の話が載っていて、いつか活字の名刺を作りたいと思っていました。ネットで検索すると東銀座の中村活字さんが見つかったので早速お願いしてきました。 社長さんが対応してくれたのですが、とっても気さくな方です。 僕はたいして準備せずに相談しながら決めればいいと思っていたのですが...どうやらみなさんしっかりと方針を決めてやって来るのか、社長さんも困った様子。でも、ああでもないこうでもないと2人でやってるうちになんとなく決まっていきました。紙も社長さんが「マイブーム」とおっしゃるものを素直に選びました。 そんなやりとりの中で僕の会社設立の経緯を話したんですが、「今どきワープロなんて何に使うの?」と言
iPhone SDK が出ました。 今朝なんてちっとも落ちてこなかったのに、19時頃にチャレンジしたら10MB/秒で落ちて来てくれました。うちのマンションの回線は会社よりもずっと速いので、こういう大きなSDK はいつも自宅でダウンロードしてます。2.1GB で4分程度でした。それにしてもApple(akamai?) のサーバーは本当にすごいです。いったいどのくらいの人がダウンロードしているのでしょう。 さて、こうしている間にも世界中の腕自慢達が我先にとコードを書いているのかと思うとわくわくします。久しぶりのお祭りですね。 しかし、そんなことよりもエディタやワープロの方が大事なのでiPhone SDK はほどほどにして今日もコードを書いてます。 レイアウトエンジンのコードはだんだんと形になってきました。今のところ100万文字のプレーンテキストを0.38秒でレイアウトできます。これから細かい部
クリスピー・クリーム・ドーナツは未だに行列ができているそうですが、先日アップルの方から「WWDC のドーナツはずっと前からクリスピー・クリーム・ドーナツですよ」と教えてもらいました。 そうだったんだ。行列ができるドーナツとはどんなものなのかと思ってましたが、WWDC で会場のテーブルの上にてんこ盛りになってたあれでしたか。 セッションの合間におなかが空いて「外まで行くのは面倒だしこれでいいや」と思ってパクついてました。すごく甘くて2つも食べると血糖値がはね上がるんです。というわけでWWDC に行けば食べ放題なのでした。 今年のWWDC はiPhone SDK でかなり盛り上がるでしょうね。僕は行けそうにありませんが...
リガチャは、例えば上の例のように“f”と“i”や“f”と“l”がぶつかってしまうのを防いで読みやすくするための仕組みです。他にも“T”と“h”のような組み合わせもありますが、ぶつかるかどうかはフォントのデザイン次第です。リガチャは活字の時代からありました。当時は人が活字を組みながら特定の組み合わせのときは合字と入れ替えていたのでしょう。コンピュータはこれを自動化してくれますが、自由な組み合わせで効率よく自動化できるようになったのはApple Advanced Typography (AAT)やOpenType フォントのおかげなのです。この仕組みをさらに応用して筆記体のScript フォントもきれいにつながるようになります。 極めつけはMac OS X に標準で入っているZapfino® というフォント(AATフォント)。“Zapfino”と入力するとZapfino のロゴに変身します。こ
9,045行 今日までに書いたコードの行数。 ここまでに次のようなコードを書きました。 基本的なストレージの実装 Unicodeからグリフへの変換 リガチャ(合字)への対応 フォントのアセンダ、ディセンダ、レディングの取得 グリフの幅(Advance)の取得 テスト用アプリケーションの作成 まだまだ基礎工事の段階です。 僕はCocoa のText System をほとんど使わないで実装します。 使うのは文字列と文字属性を管理するNSTextStorage というクラスだけ。 それも内部の実装は全部オリジナルのコードで上書きしています。 そうしないとパフォーマンスをかせげないからです。 Leopard からCoreText という縦書きにも対応した新しいテキストレイアウトエンジンが組み込まれましたが、Mac OS 9 時代からあったATSUI(Apple Type Services for
プロジェクトに絶対に書かせないのが開発環境とバージョンコントロール。 MPW とProjector、CodeWarrior とVSS、Project Builder とCVS、Xcode とCVS やSubversion といった感じにどんな開発環境を使っていても必ずバージョンコントロールを使ってソースコードやリソースを管理してきました。 プライベートで作っているプロジェクトももちろんSubversion で管理しています。Xcode でプロジェクトを作ったら次にするのはSubversion のリポジトリを作ること。独りでもチームでも大切なコードは必ず管理しなければなりません。 プライベートなプロジェクトなので僕はSD カードにリポジトリを置いています。MacBook Pro のExpress Card 経由なのでパフォーマンスはとても良いです。SD カードは信頼性がかなり怪しいですが、こ
<クリックで拡大> ソフトウェアのバージョンアップビジネスモデルは常に新規ユーザの獲得が最重要課題となります。もちろん既存顧客のバージョンアップ応諾率を高めることも重要ですが、応諾率はどんなにがんばっても100%にならないこと、バージョンアップ価格が一般に製品価格の半分以下であることから、成長の絵を描くには新規ユーザをいかに獲得するかがポイントになります。 グラフは2001年の1-3月期から、先日発表された2007年10-12月期までのApple のCPU 出荷台数推移です。各四半期における直前1年間の販売台数をプロットしてあります。 これを見ると一目瞭然ですが、日本市場はこの7年の間全く成長していないどころか縮小しているとさえ言えます。グラフの期間中World Wide の出荷台数が最も少なかった2003年4-6月期を基準にすると、北米は2倍、ヨーロッパはなんと3.1倍、直営店(Reta
当事者である私は本当はこんなところで仕事のことは書けない決まりがあるのだけど、大事なお知らせなのでここに書きます。 大学院を卒業して12年近く勤めてきたエルゴソフトで、そのすべての期間メンバーの一員であり、そのうち5年以上責任者を務めたプロジェクトが終わりました。 私が作っていたのははegwordという日本語ワードプロセッサとegbridgeという日本語入力システム。どちらもMacでしか動かないMac専用のソフトウェアです。この縦書きのメッセージもegword で書いてあります。自分で作っているのになんですが自慢のテキストエンジンなのです。でも24年という長い歴史に幕を降ろすことになり大変申し訳なく思っています。 すでに多くのメンバーが違う道を歩み始めています。私は3月末で退職する予定です。長年ご支援いただきましたユーザの方には心より御礼申し上げます。 気持ちの整理はずいぶん前についていま
請うご期待なんていっておきながらなかなか書けないプログラミングネタ。 聞かれればいろいろ答えられるけど、自分から何かを示そうとしてもなかなか難しい。 プロだから思いついたことは何でもビジネスに繋げたくなるし、 売り物にならないようなネタは面白くないし... 今日は、いまでも開発の途中で読み返す、「こんなもんでいいんじゃないか症候群」っていう雑誌記事のお話。 昔、「Apple Directions」 という雑誌がApple から発行されていました。 その中の「ヒューマンインターフェースをめぐって」っていう連載の日本語訳が、これまた廃刊(休刊?)になった、「Macintosh Developer's Journal」に載っていました。 その中で一番のお気に入りが、1997年に書かれた「こんなもんでいいんじゃないか症候群」のお話。 原著は、「Good Enough(Peter Bickford,
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