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2014年 07月 17日 7/19(土) 《ピアノで弾くバッハ Bach, ripieno di Pianoforte》第七回公演 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| リサイタル・シリーズ 《ピアノで弾くバッハ Bach, ripieno di Pianoforte》第7回公演 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| 2014年7月19日(土)15時開演 (14時半開場) タカギクラヴィア松濤サロン (東京都渋谷区松濤1-26-4 Tel. 03-3770-9611) 最寄駅/JR・東横線・地下鉄「渋谷駅」より徒歩10分、京王井の頭線「神泉駅」より徒歩3分 使用楽器:NYスタインウェイ +‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「みんなで弾こうジョン・ケージ」シリーズ第3弾です。(第1回/プリペアド・ピアノ入門、第2回/《冬の音楽》について、cf.●ピアノ内部奏法入門 )。 ケージ《南のエチュード集》(1974年1月~75年12月作曲)は、第1巻~第4巻各々8曲ずつ、全32曲の曲集です。86楽器のための《黄道星図(アトラース・エクリプティカーリス)》(1961/62)の後に入手した、チェコ人天文学者アントニーン・ベジュハーシュの恒星図(全天球で16枚)等に基づき、《北のエチュード》(全4曲、1978)や《フリーマン・エチュード》(全32曲、1977-80/89-90)等と同様、易(八卦)を用いて作曲されました。 ケージよりも6歳年長のユダヤ系ドイツ人ピアニスト、ヨハンナ・マルガレーテ・スルタン(グレート・サルタン、1906-2005)は、戦時亡命直後にケージと出逢い、バッハやベートーヴェンなどクラシックを演奏する
★10月4日 POC#11 ラッヘンマン+ホリガー公演 感想集 http://togetter.com/li/385150 ◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◆ ジョン・ケージ生誕100周年記念 ◆━━━━━━━━━ 2012年11月15日(木)19時開演 代々木上原・けやきホール ●J.ケージ(1912-1992):プリペアド・ピアノのための《34分46.776秒》(1954)、易の音楽(1951) (全4巻、通奏東京初演) (2012年6月 ケージ《ソナタとインタリュード》+《易の音楽》 感想集) 2013年1月26日(土) 17時開演 代々木上原・けやきホール ●J.ケージ(1912-1992):南のエテュード集(1974-75) (全32曲/全4集、通奏日本初演)(約3時間30分) (2012年7月 ケージ「南のエチュード第1巻&第2巻」+フェルドマン「バニ
POC#8 ピエール・ブーレーズ全ピアノ作品演奏会 2011年11月23日(祝)18:00 ハクジュホール ●12の徒書(ノタシオン) (1945) ●フルートとピアノのためのソナチネ (1946) (※助演:寺本義明) ●第1ソナタ(1946) [全2楽章] ●第2ソナタ(1948) [全4楽章] (休憩15分) ●第3ソナタ(1956-1957) --《シグラ(略字)》 --《トロープ(修飾)》 [テクスト(文章) - パランテーズ(括弧) - グローズ(注釈) - コマンテール(解説)] --《コンステラシオン-ミロワール(星座-鏡像形)》 [メランジュ(混合体) - ポワン(点)3 - ブロック(塊)2 - ポワン2 - ブロック1 - ポワン1] ●内挿節(アンシーズ) (1994/2001) ●日めくりの一頁 (2005、日本初演) ■POC#8 ブーレーズ全ピアノ曲 [201
音研入部当時のこと、その後の余聞 大井浩明(1987年入学、Pf/Vc) 十字屋ピアノサービスの調律師の方から、「京大教養部のサークルで、グランドピアノが置いてある部室がある」、と聞いたのは、入学直前の1987年3月のことでした。 小学校3年~4年の頃に近所のピアノ教室へ2年弱通ったものの、チェルニー30番へ入ったところで中断、そのまま誰に習うこともなく、鍵盤がふにゃふにゃの電気ピアノで、弾きたい曲を弾きたい時に弾き散らかしていました。当時の小遣いでは一枚3000円のLPを買う余裕もなく、例えばショパンの《スケルツォ第3番》がどんな曲なのかを知ったのも、大学に入ってからでした。中学・高校の音楽室や講堂にあるグランドピアノは、せいぜい合唱コンクールの本番くらいでしか触らせてもらえなかったので、「やっとグランドピアノを思う存分弾ける」、と心が躍ったものです。 同期入学の野村誠君(理)は、入試時
・・・ 数学者としての松下眞一 松井卓(九州大学数理学研究院教授) 作曲家・松下眞一の肩書きとして「位相解析の世界的権威」がある。「世界的権威と言ってもどの程度に?」という疑問を持つ方も多いであろう。数学の専門家として彼が何をしていたかを分かる範囲で述べてみる。松下眞一が大阪市大の助教授として数学の研究論文を発表した時代から既に50年近く経っているわけで、当時の数学会の様子など自分には不明な事も多々ある。彼は宇宙論も研究していたと言うことだが、両方を本格的に研究するのはそう容易いことではない。自然科学の研究に縁のない人にはピンと来ないであろうが物理学と純粋数学は似通った数式を書いていても全く感覚的に違っている。また研究者の人間的タイプも異なる。物理から数学へ転向して成功した例は多数ある反面、その逆は非常に少ない。実は、この文章を書いている時点で松下眞一の宇宙論の研究論文が見つからず、彼の宇
数年前、マティアス・シュパーリンガーの大作《エクステンション》を日本初演した際、かなり綿密に書き込まれたスコアであるにも関わらず、作曲家自身からの仔細な注解が無ければ、第1ページ目から演奏不能でした(当時のメモその1・その2・その3)。 現代音楽の作曲家は「面白い楽譜を書ける人」に過ぎず、ジョン・ケージの図形楽譜の初演は完全にデイヴィッド・テュードア任せでしたし、マウリツィオ・ポリーニは作曲家と一度も会うこと無くブーレーズ・第2ソナタやシュトックハウゼン・ピアノ曲Xを演奏・録音しました。クセナキス作品の演奏伝統など一切実在しなかったことは、この目で最終確認しました。このあたりの事情は、既にこのブログで何度も触れた通りです。 私はクセナキスやブーレーズに直接会ったことがありません。会おうと思ったことも無いのが、我ながら不思議でもあります。平安神宮の前を朝夕毎日10年間自転車で通過しながら、中
[読み易いように、(その1)→(その5)を上下順にしました。項目については、ブログ目次を御覧下さい。(11/07)] 2年前に脱力法についての一連の記事(その1・その2・その3・その4)を書いた際、A社から出版の御打診を頂いたもののそのままになり、追加記事を昨年10月にアップしつつ、クラヴィコード録音ならびに各種フォルテピアノの経験を経て、今年後半に入ってやっと試論(Versuch)としての目処が立ちました。ここ2ヶ月ほどは、様々な職種・年齢層・音楽歴の方々への脱力セッション(closed beta test)もやってみました。 初心者が16分音符で指がもつれるのも、上級者が重音技巧に手を焼いたり腱鞘炎やジストニア(書痙・跳ね指)で往生するのも、傍目には似たような現象に見えますし、「もどかしさ」という点では両者に差は無いでしょう。運動神経や才能の多寡は、この際クリティカルではありません。な
会田誠 《美術に限っていえば、浅田彰は下らないものを褒めそやし、大切なものを貶め、日本の美術界をさんざん停滞させた責任を、いつ、どのようなかたちで取るのだろうか。》 Makoto AIDA "In so far as Fine Art, I wonder when and in what way Akira Asada, who harmed the development of Japanese art scene by praising a bunch of crap and diminishing valuables, will take responsibility."(2007) 月刊新潮2008年5月号《くわしく教えてクラシック》───────────────────────────── 第一回「21世紀のクラシック音楽体験とは?」 中原昌也(暴力温泉芸者) × (ゲスト)浅田
・・・ 昨年《平均律第1巻》クラヴィコード公演のプログラム・ノーツでは、驚くべき聴力を持つ東スーダン地方のマバーン族を引き合いに出して、「本来人類の耳は如何に速やかに、どんな小さな音にも対応し得るか」について延々と力説したため、楽器の「プラチナのような繊細さ」については総じて御寛恕頂けたようでした。星空を眺めるとき、目の瞳が暗闇に慣れるまで約20分ほどの時間がかかりますが(暗順応)、一方、明るさに慣れるのはその何倍も早いものです。 さて、バッハ後期鍵盤作品のうち《平均律第2巻》や《フーガの技法》は、《ゴルトベルク変奏曲》や《音楽の捧げ物》に比べて、弾き手・聴き手双方から敬遠される憂き目に遇っているようです。複数の音大で教鞭を執っておられる渡邉順生氏によると、「チェンバロを副科で学んでいるピアノ学生だけではなく、ピアノ科から古楽部門チェンバロ科へ転科した専門学生でさえ、なかなかレッスンに《平
●H.ベルリオーズ(1803-1869): 《幻想交響曲 ~ある芸術家の生涯の出来事》 S.470 (1830/36、F.リストによるピアノ独奏版)[全5楽章]、《交響曲「イタリアのハロルド」》 S.472 (1834/36、F.リストによるピアノ独奏版)[全4楽章] (※)
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