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ドラクエ3
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前後キャリアに荷物を満載した時代は今は昔。バイクパッキングの登場以降、自転車旅の道具は驚くほど軽く、コンパクトになった。ライトウェイトな旅道具のオーソリティ、千代田高史さんのバッグの中身から、新しい時代のサイクルツーリングの方向性を探る。 バイクパッキングの道具選びは軽量でコンパクトなものを選ぶことが大前提。特にマットとテントは近年大幅な軽量化が進んでいる分野なので、ここを替えるだけでもかなり荷物をコンパクトにできる。今回の旅では千代田さんの提案でシェルターに超軽量な大型タープをチョイス、そこに全員で眠る共同装備とすることにより大幅な軽量化を達成した。 また、機動力の高い自転車の旅では、移動先で商店や食堂に立ち寄れる機会も多いため、自炊はお茶やラーメンのお湯を沸かす程度と割り切れば、火器や食器も固形燃料や500cc程度のカップなど最低限のもので済む。春から秋の旅の場合は、よっぽどの高地でキ
ロンドン発のハイエンドサイクリングウェアブランド RAPHAとPAPERSKYによる、東京を自転車で楽しむためのMAPができました。いつもの町を違う角度で自転車から眺めてみる、東京模様。今回発行されたマップは、「RINKO」「GOURMET」「CRAFT」の3種類。東京で自転車のあるライフスタイルを送る3人にスポットを当て、テーマごとにおすすめコースを紹介しています。登場しているのは、プロダクトデザイナーのジュリエン・セイント ジェロムさん、Rapha Cycle Club Tokyoのカフェレシピを担当する吉田まり子さん、CLASKA “DO”のディレクター・大熊健郎さん。MAPはRapha Cycle Club Tokyoにて配布中。ウェブからもダウンロードができます。 http://archive.papersky.jp/tour-cyclemaps/ それぞれの記事はこちら。 「R
直木賞受賞作家という肩書きもなければ自らの名前もない旅のなかへ。「場所と人の関係というのは、恋愛にひどくよく似ていると思うときがある」と、自身のエッセイ『恋愛旅人』で語るとおり、角田光代さんはまとまった時聞がとれるとそそくさと荷物をまとめ、恋人に会いにいくがごとく旅へとでかける。彼女のスタイルは、とにかくよく歩くこと。自分が住んでいる町でも迷うほどの方向音痴だからなのか、何日もかけて町中を歩きまわって観察する。それはまるで、そこで暮らす人の生活や習慣、匂い、音といった町そのものを体の中に染み込ませていくかのように。路地や家の中、屋台といった、今、見えるものだけでなく、時間を越えた普遍的な空間そのものを見つけるかのように。そうして夜は土地の酒を飲んで、さらに町との距離を縮めていく。そこで彼女は丸い目をじっと見開き、新しい友人の顔をのぞき込みながら、興味深げに話しに耳を傾ける。そんな観察者であ
音、光、映像を駆使して見る人を楽しませるインタラクティブアート。いま、この分野で世界的な注目を集める真鍋大度さんは、日々、人間の五感に対して実験、挑戦を試みている。彼は、誰も感じたことのない驚きや楽しみを、どうやって生みだしているのか。アイデアを生む原動力、それを実現する行動力、そして近未来のアート、ショーの形について、真鍋さんに訊いていく。 ―Perfumeの東京ドームライブにおける仕掛けづくりや、ロッテガム「ZEUS」CMのイメージづくりなど、仕事の領域は広がる一方ですね。前例のないプロジェクトに対して、どうすれば斬新なアイデアが出てくるのですか? とにかく以前使ったアイデアや手法はなるべく忘れて、新しいことを考えようということですね。最初から答えが明解になっているより、無茶なお題を出されたほうがおもしろいし、燃える(笑)。僕らの側にとびきり高いモチベーションがないと、誰もが驚くような
来年は20年に一度の伊勢神宮の大祭、式年遷宮が行われる。持統天皇在位の690年以来、実に1300年にも渡って受け継がれてきた式年遷宮。神々が鎮座する社殿を造り替え、御装束などの調度品も一新する、国をあげての大祭である。その式年遷宮にともなうプロモーションを担い、平成16年から伊勢神宮式年遷宮広報本部より依頼を受け、宣伝活動に携わる外国人クリエイターがいる。インド出身のクリエイター、マンジョット・ベディ氏だ。TOYOTAレクサスやプリウスの広告を手がけ、国内外の広告の現場で活躍する彼は、知人に誘われて訪れた伊勢で、これまでに経験したことのない感動を覚えたという。そしてその伊勢での体験を多くの人に、多くの日本の若者に届けたい、その熱い想いが伊勢神宮式年遷宮広報本部側の想いと重なり、今回の式年遷宮にまつわる一連のプロモーション広告につながった。かつて外国人が踏み入れたことのない領域に足を踏み入れ
本誌との連動企画「smartwool × PAPERSKY WHOSE SOCKS?」。通気性と保温性にすぐれたスマートウール社のソックスを、毎号、アウトドアやスポーツ等、さまざまな分野でご活躍の方々に履いていただき、本誌ではゲストの足下の写真だけを掲載、それが誰の足かを想像し、ウェブサイトでゲストを紹介するといった企画です。 Akira & Yumiko Natsume smartwool × PAPERSKY WHOSE SOCKS? ANSWER:山と道 夏目彰さん&由美子さん 第7回目のゲストは、バックパックやスリーピングマット等、世界でも最軽量クラスのハイキングギアを製作する「山と道」の夏目彰さん、由美子さんご夫妻。U.L.(ウルトラライト)ハイクの思想に出会い、仕事もライフスタイルも一変したというおふたりに、これまでに旅したロングトレイルでのお話や山道具への想いを語っていただき
明治時代以降の日本文学に関する図書、資料、原稿などが集められた「日本近代文学館」。1963年に設立されたこの施設は、日本文学史を語る上でも重要なスポットとして長年、多くの研究者、文学好きに親しまれてきた。去る9月、この館内にユニークなカフェがオープンした。「bundan」と名付けられた店内には壁一面に約1万冊以上の名作、希少本がズラリと並び、雰囲気満点の古家具は気に入れば購入することもできる。メニューには「村上春樹の朝食セット」やコーヒー「AKUTAGAWA」「OUGAI」といった品目が並び、名作の中で登場した食事、飲み物などを再現。味覚からも名作の世界観に浸れるというニクイ演出が成されている。 このカフェの仕掛け人は、エディトリアルや広告の世界で存在感を示すクリエイティブ集団「東京ピストル」。代表の草薙洋平氏は言う。 「紙やウェブというようにメディアに縛られるのは面白くないと以前から思っ
2011年3月11日の東日本大震災は、圧倒的なスケールで私たちの日常を飲み込んだ。地震とそれに伴う津波による壊滅的な被害。絶え間なく続く余震。予断を許さない福島第一原子力発電所事故の状況。たとえ被災地域から離れていても、誰もが固唾を飲んでニュースを見守り、震災について語り合う…そんな時期がしばらく続いた。 しかし、私のように都会の忙しい毎日を過ごす多くの人達にとって、今や震災の記憶はかなり遠いものになりつつあるのではないだろうか。節電の夏も過ぎ、避難所も閉鎖され、報道から伝わる情報はますます断片的なものになった。頭では分かっていても、自分達の日常と、被災地域の現状との距離はますます離れていく。 そんな中、「震災を経験した1人1人が復興について考え、東北・日本の現状について、当事者意識を持って向き合おう」と若者達が立ち上がった。彼らはそのメッセージを、世界各地で広く行われているカンファレンス
アート・ディレクター時代にロバート・フランクの写真の撮りかたを見て衝撃を受け、仕事を辞めて写真をはじめた。1962年のことだ。「フランクやアンリ・カルティエ・ブレッソンのように、ヒューマニティの根源を表現するような、また、人の生きるという体験を表現した写真のスタイルに、多大なる影響を受けた」 ブロンクス生まれの生粋のニューヨーカーであり、カラー写真の、そしてストリート・フォトグラフィーの草分けといわれる。「若いころは、この街のすべてが発見だった。人生の意味を学び、被写体のジェスチャーがもつ社会的意味を学んだ。歳をとってからは、自分のアイデアを表明するための場所としての意味合いをもつようになってきた」 世界貿易センターの倒壊後、1年間に渡り、跡地を内部からドキュメントした。「起きた事件、失われた多数の命、現場で写真を撮りたいという欲望、労働者たちの血のにじむような努力、すべてがエモーショナル
村上春樹は流浪の旅人である。神戸から東京へ、東京からヨーロッパへ、そしてアメリカへ。そうこうしているうちに、故郷の日本が悲劇に見舞われた。神戸での阪神大震災、そして東京での地下鉄サリン事件。その直後、村上春樹は故郷に飛んで帰った。5年前、彼に初めて会った瞬間から、私はこの才能溢れる芸術家に惹かれた。彼と同様に私自身も放浪癖を持つ物書きだが、私は村上春樹とは逆のルートを辿り、アメリカからヨーロッパへ、そして日本に行き着いた。今回のインタビューの3日前に私は東京に入り、インタビューの翌日早々に、村上春樹は飛行機で旅立った。 ※ このインタビューは『ペーパースカイ』No.10(2004年)に掲載されたものです。 取材・文:ローランド・ケルツ ローランド・ケルツ(以下、R):自国から遠く離れた場所で執筆活動をする価値とは? あなたはなぜ、多くの小説を海外で執筆するのですか。 村上春樹(以下、H):
オランダの広告代理店「ケッセルズ・クレイマー (kessels kramer)」の名をご存知だろうか。彼らは、独創的なアイデア、過激で知的な発想、ユーモアとアイロニーいっぱいの広告を生み出す、世界で最もユニークなクリエイティブ・エージェンシーだ。「お金に頼らずアイデアで勝負」という彼らの仕事を少しだけ紹介しよう。「今なら全ての部屋にドアが付いています」「以前にもまして悪いサービス!」など、ユーモアに溢れたCMは、彼らの最初のクライアントであった「安い以外に何の売りもない」バックパッカー・ホテルのために作られたもの(ハンス・ブリンカホテル)。 また、彼らの提案した奇妙な製品 – 足が1本だけ短く、何かで支えてやらなければ倒れてしまう椅子、 ケンカした時やムシャクシャするときに投げたり壊したりして形を変えられる花瓶、表面が真っ黒に塗られているため自分で擦って光が漏れるようにしてやらなければなら
Nagano BESS × PAPERSKY 庭も街の景色も変えていきたい 創造的な仕事は、理想の暮らしから One Japan ~ 47 Neighborhoods
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