サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
retoriro.hateblo.jp
子供の頃から牛乳が苦手だった。なのにどうしたわけかヨーグルトは大好きだった。たぶん口当たりの良さだろう。冷たくて、柔らかくて、酸味が爽やかで。大人になって動物性の食品をだんだん食べなくなっていったけど、最後までヨーグルトは買っていたように思う。 豆乳ヨーグルトを自分で作り始めた時も、最初のうちは市販のヨーグルトを種菌として使っていた。そのうち乳酸菌も植物性にこだわるようになり、私のヨーグルト作りの試行錯誤が始まった。 まず、いろいろな植物性乳酸菌を買っては次々に試していった。白崎茶会の白崎裕子さんが紹介していたブルマンヨーグルトの種菌を始め、豆から作った乳酸菌、葛から作った乳酸菌等々。 そのうち種菌を買ってばかりはいられないと、ある時は玄米の研ぎ汁と豆乳を合わせて発酵させる「玄米ヨーグルト」、またある時は生の玄米に豆乳を浸して作る「TGGヨーグルト(豆乳グルグルヨーグルト)」に挑戦してみた
最近すっかり食材としての認知度が高まった大豆ミート。菜食の人じゃなくても、いろんな理由からお肉の代わりに使う人が増えたのか、普通のスーパーでも簡単に手に入るようになった。 でも、私はこの大豆ミートが苦手。いくら大豆からできていると言っても、加工食品であることには違いないし、何より見た目も味もお肉に似ていてどうも食べづらいのだ。 無印良品のランチが大好きでよく通っていたけど、以前は肉・魚以外にも野菜料理がたくさんあって選べたのに、今は野菜の代わりに大豆ミートばかりになってしまった。残念に感じているのは私だけかな。 そこで今回は大豆ミートを使わずに、高野豆腐でミンチっぽいものを作ってみることにした。 まずは高野豆腐を水で戻してから、水分を取る。 次にフードプロセッサーにかけて、細かくする。高野豆腐をこんなふうにしたこと、今までなかったなぁ。 いよいよ味付け。フライパンに醤油、味醂、酒、てんさい
1月7日は人日の節句で七草粥を食べる日だ。実は私の誕生日でもあるので、子供の頃は「誕生日なのにお粥~⁉」と文句ばかり言っていた。 歳を重ねてからは七草粥の美味しさが体に沁み渡るようになり、毎年恒例の行事になっている。今年は食べるだけでなく、七草爪もやってみようと張り切っている。 きっかけは「日本橋木屋 ごはんと暮らしの道具」という本で見た江戸時代の絵。「七草粥」というタイトルで、「江戸時代、将軍家でも七草粥が食べられ、第一夫人が草の露で濡らした爪で、七草を切って食べる習わしがありました」とある。 第一夫人、という言葉にも引っかかったが、七草粥と七草爪についてもっと知りたくなった。 よく「新年を迎えてから七日までは爪を切ってはいけない」と言うが、それは昔は今のような爪切りなどなく、小刀のようなもので爪を切っていたので、万が一失敗し血でも流れたら「お正月を血で穢す」ことになるからだそうだ。 さ
どんなハーブが好きかと聞かれたら、ローズマリー、カモミール、ミントなど次々浮かんで困るけど、やっぱりセージかな。 古代ギリシア、ローマ時代から万能薬として使われてきた聖なる薬草セージ。学名のsalviaには「救う」「癒す」という意味があり、「救世主セージ」と呼ばれていたという。 現存する最古の修道院の庭園図面にもセージが登場するし、カール大帝は皇帝庭園の最も良い場所にセージを栽培するように指示したというから、どれだけ重要な植物だったのかがわかる。 ヨーロッパには古くからこんな言い伝えがあるそうだ。 「庭にセージが繁っていたら、病で死ぬことはない」 「長生きしたけりゃ5月にセージを食べなさい」 すごいな、セージ。和名はヤクヨウサルビア。私も庭に2種類のセージを植えている。 浄化用のホワイトセージ 食用・薬用のコモンセージ どちらもいい香り~、そばにいるだけで癒される。私は気楽に葉っぱを取っち
不思議なCDに出合って、買ってしまった。いわゆるジャケ買いだ。期待外れだったらどうしようと一抹の不安もあったけど、長年お世話になっているスピリチュアル専門書店「ブッククラブ回」さんで紹介していたので、大丈夫だろうと思った。 <ローズマリーの霊感~誌的で超常的な調べ> ショパン、シューベルト、リスト、ベートーヴェンに囲まれ、中央にいるのがローズマリー・ブラウン、イギリス人女性だ。著作権上では楽曲の作者とみなされているが、本人の主張では彼女は「音楽霊媒」であって、リストを始めとする偉大な音楽家たちの霊と交流し、曲を授かったという。 彼女の主張は物議を醸し、大変な誹謗中傷を受けることになる。そりゃあそうだろう。交流した霊たちは、リスト、バッハ、シューマン、ショパン、ベートーヴェン、ドビュッシー、シューベルト、ブラームス、グリーク、ラフマニノフという錚々たるメンバーなのだから。 しかし、そこはスピ
九州ヴィーガンフェスで買って来た食材で、さっそく春のブッダボウルを作った。作ったと言っても、今回はほとんど並べただけだけど。 購入したのはこちら。前回は電車を乗り継いで行ったので、重い野菜などは買えなかった。今回は車で行ってよかった~。いっぱい買っちゃった。 まずは小さな循環ファームさんのお野菜。ビーツが買えたのがうれしい。人参の葉っぱはクッキーを作るか、ジェノベーゼにするか。 そしてエディブルフラワー。家に帰ってすぐ水に浸けた。ハーブのブーケはすごくいい香りがする。ミントはミントコーヒーにしよう。スギナはスギナ茶に。 パンはなないろさんで購入。どれもすごく美味しそうで、迷いに迷って選んだのがこの3点。よもぎの食パン、色が濃い。今度山あいのお店をぜひ訪れてみたいなぁ。 本日のブッダボウル、メインのおかずはSonu Sonuさんのファラフェルだ。ファラフェルはひよこ豆をつぶして、スパイスを入
お題「ささやかな幸せ」 20年以上使っていた小さな丸テーブル。実用的なサイズではなく、花瓶を置いて花を飾ったり、オルゴールやキャンドルなどを飾ったり。部屋の片隅に定位置を占めていたが、気分を変えて庭で使うことにした。 困ったのは上にかけていたテーブルクロス。イギリスで購入したアンティークもので経年劣化はしているものの、手仕事のレースがそれはそれは美しく、とてもゴミにできるものではない。 美しいアンティークリネンのテーブルクロス 経年劣化で中央部分は穴が空いている レースだけでも何か利用できないものか。 いろいろ考えて、同じリネン素材のワンピースの裾に付けてみることにした。まずはテーブルクロスの一番外側のレースを切り離す。 うわぁ、ドキドキ。長年家にあったものなのに、いざハサミを入れるとなると作り手に申し訳ないような気がする。失敗は許されないな。 次にワンピースの裾にレースを当てて待ち針で止
バッチフラワーのオラクルカードが新しく発売されたので買ってみた。今までのバッチフラワーカードはお花そのものの写真だったが、このカードはちょっと趣向が違うようだ。 ちょっとメルヘンチックなイラストのカードは、最初から花の持つメッセージを意識して描かれているからわかりやすい反面、本来私たちが花そのものから感じるインスピレーションを邪魔しないかなと疑問に思った。 左のアグリモニーは花が描かれているけど、真ん中のゲンチアンは手にもっているだけだし、右のチコリは抽象的な花束として描かれているから、花そのものからメッセージを受け取ることはできない。 それでも私はこのカードを見た時、とてもいいなと感じた。心に響くのだ。どのカードもずっと見ていたくなる。あえてメッセージは読まないようにして、最初にぱらぱらとすべてのカードをながめたが、心惹かれるものが多かった。 なんとも心地よさそうではないか。安心、平和、
懐石料理の最後に出て来る「湯斗(ゆとう)」は玄米茶のルーツとも言われているそうです。玄米とお湯だけというシンプルさなのに、なんとも香ばしく、あたたかく、ほっとする一品です。 懐石料理の解説によると、丁寧に炒った少量の玄米に熱湯を注いで作る、または釜の底に残った焦げ飯を、さらに弱火できつね色に焦がし、熱湯を注いで作るそうです。 家庭で玄米をじっくり煎ったり、お釜でご飯を炊いて焦げ飯を作ったりするのはちょっと手間がかかります。炊飯器に「おこげモード」があるけど、やっぱりお釜のおこげが雰囲気出ますよねぇ。 マクロビの本家オーサワには、「炒り玄米」という商品があるんですよ。この炒り玄米は私の大好物。いつも常備しておやつにポリポリ食べたり、サラダのトッピングとしてかけたりしています。 炒玄米 (120g) 【オーサワ】 ポリポリつまんでいると、美味しくていつの間にか無くなってしまう炒り玄米ですが、今
修道院のお菓子をヴィーガンヴァージョンで作ってみようと思ってから、ずいぶん間が空いてしまいました。気を取り直して、今回は「修道院のお菓子・その2」です。 retoriro.hateblo.jp ヨーロッパではクリスマスにスパイスクッキーとグリューワインを楽しむ伝統があると聞きます。 実はそのどちらも、中世最高の賢女・薬草学の母と言われる聖ヒルデガルトが始めたものだと言われています。中世の時代は水が汚かったので、薬草はお茶ではなくワインで煮込んだんですね。 スパイスのたっぷり入ったヒルデガルトクッキーは「喜びのクッキー」または「幸せのクッキー」と呼ばれ、修道院で長く作られ続け今に至っています。日本でも買うことができるんですよ。 ちなみにスピリチュアルの方々はこのヒルデガルトクッキーを「波動のクッキー」と呼んでいるようです。確かに喜びで満たされると波動も上がりますよね。 サンパオリーノ - 修
もう10年ぐらい前でしょうか。「すみれノオト」という装丁の美しい本を読みました。23歳で夭逝した松田瓊子の作品集で、上皇后美智子さまが女学生時代に愛読されていたと知り、興味をもちました。 すみれが好きで、自らも「すみれ」という短編を書いた松田瓊子。清楚で、おだやかで、瑞々しい文章。それでいて凛とした強さをもつ松田瓊子の世界は、どこかすみれの花に重なります。 すみれノオト ---松田瓊子コレクション すみれはその可憐な姿からは想像もできないほどたくましく、生命力が強いと言われます。コンクリートの隙間から愛らしく顔を出していることもありますよね。 なぜ、急にすみれの話? 実はうちの庭になんとも愛らしい、ちっちゃなすみれが咲いていたのです。なんでこんなところに、と思うような石がごろごろしているところ。しかも季節外れのこんな冬に。 まるでそこだけ春のような輝き、妖精がいるかのようなオーラを放ってい
福岡県東峰村にある岩屋の奇岩群。古くから神々が降臨する神聖なものとして、人々の信仰の対象となってきました。そんな奇岩の窪みに作られた国重要文化財の本殿を一目拝もうと、岩屋神社へ行って来ました。 鳥居をくぐってしばらく行くと苔むした長い石段が見えます。ここを登ると見えてくるのでしょうか。 さらに別の石段が続き、その先には大きな岩がそびえ立っています。その下に本殿らしきものが見えてきました。かなり急な石段、幅も狭いです。苔で滑りそう。 ふうふう言いながら登って行くと、青空と緑の中に現れた本殿。ごつごつとした大岩の窪みにすっぽりとはまっているように見えます。茅杉皮重ね葺きの屋根、なんとも厳かな佇まいです。 近寄ってみると「なぜ、こんな岩の中に」と驚かざるを得ません。窪みを活かした造りのため、後ろの屋根や壁は造られていないそうです。岩のままということでしょうか。まさに自然と一体化しているんですね。
咲かない、咲かないと気を揉んで、今年はもうダメなんだろうとすっかり諦めていたところへ、いきなりのサプライズ!ふわーっと庭の金木犀が一気に開花しました。 地域のニュースでも「金木犀が1ヶ月遅れでやっと咲きました!」と大騒ぎ。馥郁たる香りで遅めの秋の幸せを人々に運んでいるようです。 今年は異常気象続きでした。夏は毎日のように大雨が降り、10月には真夏日が続いてクーラーをつけないと夜も寝苦しいほど、いったい今の季節は何?という感じでした。人間同様、金木犀も調子が狂っちゃったんでしょうね。 それでも1ヶ月遅れで一斉に開花するなんて、実に不思議です。時が満ちれば自然と花開くということか。 喜びもひとしおで、数日間はただただ眺めていましたが、散ってしまう前に恒例の季節の仕事。まずはお茶でいただきました。緑茶とのコラボがお気に入りです。 そして今年は初めて金木犀の蒸留をやってみました。 家庭用蒸留器リカ
秋の恵み、むかご。恥ずかしながら、数年前までは全くその存在さえも知りませんでした。 いつもヨガの帰りに寄っていたマクロビレストラン。通常は玄米ご飯が出て来るのですが、時々「小豆ご飯」や「酵素玄米ご飯」が出ることがあります。 ある日、店長さんがちょっぴり誇らしげにおっしゃいました。 「今日はむかごご飯です」 むかごご飯って、、何? 店長さんの言葉から何か特別感を感じたのですが、出てきたご飯はかなり地味。じみーな茶色いお豆みたいなのが入っている。それもいびつな。 でも一口食べてみて、ほくほくとした、妙に懐かしさを感じる素朴な味に「なるほど、これは季節の特別な食べ物なんだな」と理解しました。 先日田舎の方にドライブした折、道の駅でむかごを発見。久々に見たので嬉しくて「あらぁ、むかごじゃない」なんて、ちょっと知ったかぶって思わず購入。1パック300円でした。 購入したものの、どう料理したらいいのか
柿も梨も林檎も、果物はシャキシャキが好きです。あの歯応えと瑞々しさがいいんですよね。 でも夫はじゅくじゅく、どろどろの柿が大好き。触ったらつぶれてしまいそうな熟れ過ぎの柿をスプーンでほじって食べるのが最高みたい(*_*) そんな柿はどこにある? あります、あります。スーパーの見切り品コーナーに💦見るからにぶよぶよで、気をつけないと指がずぼっと入ってしまいそう、、。こんなの買う人いるのかしら、という冷ややかな視線を感じながら買って来ました。 4個で100円、1個は夫用です そんなぶよぶよ柿を使って、柿ようかんを作ります。柔らかすぎて包丁で皮がむけないので、手で作業。あっという間に中身が出て来ました。 とても甘いので、砂糖を加える必要もなさそうです。ハンドミキサーでなめらかにしたら、少量の水、寒天と一緒に煮ます。仕上げにレモン汁とラム酒を加えて。 流し缶に入れて冷やし固めます。 柿ようかん、
はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」 「好きな〇〇10選」と言うことで、今まで生きて来た中で強く印象に残った言葉、励まされた言葉を選んでみました。食べること、生活すること、生きることの基本に関わる言葉が多いです。 ①「越えられないなら、くぐっておいで」 これは詩人、銀色夏生さんの言葉です。何十年も前に出合いましたが、今でも色褪せずに私の中に残っています。「壁を乗り越えろ!」のような根性論が主流だった時代に育ったので、「くぐる? そうか、くぐってもいいんだ」と、目から鱗でした。気持ちがすごく楽になったのを覚えています。 ②「近くて遠いものを食べなさい」 これは漢方医、王瑞雲さんの言葉です。生産地の距離は「近い」けど、哺乳類である人間とは生物学的に「遠い」ものから(植物、魚介、鳥肉、畜肉の順)食べよという意味です。難しい面もありますが、できるだけ地産地消で地元のものを選ぶようにして
☆市販の植物性食品を試食するシリーズ☆ プリンと聞いてすぐに浮かぶのが、あのプッチンプリン。なんと50年の歴史があるそうです。どうりでヴィーガン歴の長い私でもプッチンの記憶があると思ったら。 あのプッチンする瞬間が楽しいんですよね~。子供たちがまだ小さい時、楽しそうによくプッチンしていて、こちらまで笑顔になりました。考案した人、すごいなぁ。 でも考えてみたら、卵や牛乳にアレルギーがあるお子さんたちは一緒に楽しめない。お母さんが自家製で豆乳プリンを作っても、プッチンまでは難しいのではないでしょうか。 そんな声に応えるように、江崎グリコさんから「植物生まれのプッチンプリン」が昨年発売されました。 市販のものは甘いので、正直今まで試してみようとは思わなかったんです。(ゴメンナサイ)でも偶然に発売に至るまでの大変な苦労話を読んで、俄然興味が湧きました。なんと完成するまでに3年もかかったそうなんです
ギリシャ神話や旧約聖書にも登場する無花果。「不老長寿の果物」と言われ、ポリフェノールや鉄分が豊富なことで知られています。 脳にはクルミ、腎臓には小豆、髪には海藻など、形が似ている物を食べるといいと言われます。天の神様が、人間が見つけやすいようにサインをくれたとか。無花果は子宮に似ているからでしょうか。「女性は無花果を食べなさい」とよく聞きます。 でも、子供の頃は無花果が苦手でしたね。庭に無花果の木があって、たわわに実をつけていたのですが、あのぬるっとした歯ごたえのない感じ、口の中に残る粒々感がどうも嫌で、、。 時を経て、実家と同じように庭に無花果の木を植えることになるなんて、子どもの頃には思いもしなかったことです。 無花果はまだ青いと思っても、一気に熟してある日突然ぽたっと落ちてしまうので、よーく観察していないと収穫のタイミングを逸してしまいます。落ちているのを発見すると悲し~い。 隣は青
最近日本でも代替肉や大豆ミートの食品を見かけるようになりました。以前、無印のレストランで大豆ミート料理が登場した話を書きましたが、先日商品棚を見ていたら、なんと大豆ミート食品が販売されている! 売られていたのは「大豆ミートのハンバーグ」「大豆ミートのミートボール」の2点。レトルト食品なので温めるだけで食べられるから、忙しい時や疲れた時にはいいかもしれませんね。 試しに買おうとしたのですが、ヴィーガン仕様ではなく卵や乳製品が含まれていたのでやめました。 でもこんなふうに普通に代替ミート食品が売られているのを見ると、世の中変わって来たなと長年ヴィーガンの私は感無量です。私自身は大豆ミートより大豆そのものを食べたいほうなのですが、お肉派とベジ派の人が一緒の食卓では重宝するかもしれませんね。 そんな折、朝日新聞で興味深い記事を読みました。 「代替たんぱく食材 地球を救う?」(2021年7月25日)
土用の丑の日、昨年は蓮根でウナギもどきを作ってご紹介しました。 あれから早1年~少しは料理もブログも進化発展しているのか、、はわかりませんが、お陰様で楽しく続けられています。感謝感謝。 retoriro.hateblo.jp さて、今年も作りますよ~鰻の蒲焼もどき丼。昨年と全く同じではつまらないので、今年は蓮根に、山芋、生おからを加えてヴァージョンアップを図ります。 まずはいつものように蓮根をすりおろします。このすりおろし蓮根は蓮根ハンバーグやコロッケなど重宝します。おろし汁はそのまま飲んで咳止めに、火にかけるととろっとして葛プリンのような和のデザートができます。 ボウルに材料を入れてよく混ぜたら、切った海苔に載せていきます。昨年の蓮根+小麦粉だけより、おからや山芋が加わったのでまとまりやすく、載せるのも楽です。片栗粉を入れたからかな。竹串で模様を描いて。 フライパンで焼いていきます。まず
今週のお題「寿司」 握り寿司や散らし寿司、家でお寿司を作るとなると結構手間ひまがかかります。そこで冷蔵庫に在る常備菜を使って、簡単にヴィーガンお寿司を作ってみました。 ピクルス系の常備菜はこちら。左はゴーヤのピクルスで、右はキャロットラぺ。 こちらはオクラのピクルス。ミニトマトやマスカットも入れて。 いつもパンに合わせていただくことが多いピクルスですが、さっぱりしてご飯にも意外と合いますよ。 和風の常備菜はこちら。奥がひじきの白和え、左が茗荷の梅酢漬け、右が椎茸の甘辛煮。 冷蔵庫にあるものをご飯に載せるだけではいくらなんでも手抜きすぎるかと思い、ご飯を型で抜いたらお寿司っぽくなりました。名付けて常備菜寿司。いつもはどんぶりにご飯をよそって常備菜を山盛りのせるだけなんですが、ちょっと気取ってみました(笑) 酢飯はついつい食べすぎてしまうので、いなり寿司は中身を白和えにしてご飯抜き。海苔巻きも
先日紫陽花園に行ったので、想い出になにか紫陽花を模したスイーツが作りたくなりました。とくにアイデアがあるわけでもないけれど、思い立ったが吉日。何かやってみよう! ちょうどバタフライピーのハーブティーがあったので、それを使って青いゼリーを作ってみることにしました。紫っぽい色もほしい。こちらはぶどうジュースでいけそうだ。 さっそくスーパーへ行ったら、「ザクロジュース、アサイー入り」というのがあって、心惹かれてそれを購入。取り合えず寒天で固めてみました。 なんか思ったより色が濃いけど、とりあえずこれで作ってみよう。 真ん中の白いのは豆乳にちょっとだけバタフライピーを混ぜたもの。 真ん中に入れる餡は小豆にするか、お芋にするか迷って、お手軽なお芋にしました。 お芋をふかして、麺棒でつぶします。ココナッツミルクとメープルでしっとりさせるつもりだったのですが、味見したらお芋がすごく甘くて美味しかったので
今週のお題「そうめん」 韓国料理と言えば何が浮かびますか?私は一番好きなのが「トットリムック」というどんぐり豆腐です。韓国のお寺料理は日本の精進料理とも違うのでとっても魅力的。いつか習いに行ってみたいなと思っています。 今回は、お題の「そうめん」を韓国風で作ってみました。 自家製コチュジャンでビビン麺 コチュジャンはお手軽バージョンで手作りしています。本格的には漬け込んだり、熟成させたりするのでしょうけど、それはまた先の課題に取っておくことにします。 材料は、甘酒+韓国唐辛子+塩だけです。甘酒は市販のドリンクではなく、家で作っている甘麹(濃厚甘酒)で、お粥+米麹+水をヨーグルティアにかけ、ちょっと粒が残るくらいになめらかにしたものです。唐辛子は日本のものではなく、韓国唐辛子を使うのがポイントです👍 火にかけて、ひたすら練って出来上がり。簡単すぎて手作りとは言えない💦 ハンドミキサーでガ
ずっと前から憧れていた、お花やハーブの水蒸気蒸留。本格的な蒸留器があれば、家庭でもアロマウォーターが作れるし、ほんのちょっとだけは精油も取れるらしい。でも家庭用でも10万円ぐらいするしなぁ。そこまでやらなくてもと諦めていたところへ、 なんとアロマ蒸留器リカロマのミニタイプが新発売されたんです! さっそく購入してしましました。販売元のリカシツさんは、元々理化医療用ガラス製品を取り扱っていた会社で、「理化学+インテリア」という新しいコンセプトで素敵なガラス製品などの理科系雑貨を販売しています。 こんな可愛いボックスで届きました。 開けてみると、ビーカーのようなものが入っています。これだけ?なんかシンプルで簡単そう。 ワクワク・ドキドキしながら、まずは庭のバラを蒸留してみることにしました。もうそろそろ花びらが落ちそうなものを選んで。 誤算だったのは、IHの卓上コンロが必要だったんですよ。もともと
春はハーブが芽吹く季節。我が家の小さなハーブガーデンでも、ミント・オレガノ・タイム・ローズマリーなどが元気に育っています。 なかでも嬉しいのは1年草のカモミール。以前何度か育ててみたものの、とにかくちっちゃい虫がいっぱい付くんですよ。カモミール茶を入れたら、カップに虫が浮かんでいてぎゃあ、なんてことが何度もあり、諦めてしまいました。 今年は久しぶりに3月頃に苗を植えてみたのですが、元気に花を咲かせています。 そして毎年この季節、自然の恵みに感謝するばかりなのが、庭のチェリーです。今年もいっぱい実をつけてくれました。 気休め程度にネットもかけているのですが、やっぱり高い所は鳥ちゃんたちが、低い所にはカメムシが食べにきているようです。食われていると腹がたちますが、共存共存。 毎年ゴールデンウイークの頃に収穫するのに、今年はどうしたのでしょう。早すぎる。温暖化の影響でしょうか。思えば去年もチェリ
久しぶりにケーキを焼きました。子供たちが巣立ってからは、お菓子作りからは遠のいていますが、季節の変わり目にはなんとなくケーキを焼きたい気分になります。焼き上がるのを待つ時間はほっとできる貴重なひととき。自然と穏やかな気持ちになれるんです。 春になると桜を使ったスウィーツを作りたくなります。桜の花びらを散りばめた桜ゼリーや刻んだ葉っぱを入れた桜餅など。今日は米粉を使ったもちもちの桜ケーキを作りました。 ケーキに限らず、何かを作りたい気分は突然やってきます。でもいざ作ろうとすると、あれがない、これがないと慌てるので、これだけはと前もって買っておいた桜の花の塩漬け。余ったら桜茶や桜ご飯にすればいいから、買い置きしても賞味期限の心配もなし。 理想的なのは自分で桜の花を採って塩漬けにすること。時々そんな方の素敵な暮らしが雑誌で紹介されていますが、ど、どこで採ってるの? 自分の庭に八重桜の木があるので
今日は昔のお話です。1996年の夏。私は病院のベッドにいました。慢性的に病んでいた股関節が悪化し、痛みで一歩も歩けなくなり、骨盤を切って股関節に被せるという手術を受けたのです。 2ヶ月間の入院生活はやっぱり大変でした。最後の方は車椅子になったけど、それまではずっと寝たきり。手術した脚を動かさないように特別な機械がベッドに取り付けられ、そこに脚を吊ったままです。寝返りもできないし、トイレも食事も寝たままでした。 できることと言ったら、本や雑誌を読むことぐらい。 ある時、雑誌にイギリスのコッツウォルズ特集が載っていました。若い時に1年間イギリス生活を経験していたので、懐かしさもあり夢中で読みました。 美しいコッツウォルズの風景 そこで紹介されていた「フォス・ファーム・ハウス」というB&Bが、それはそれは素敵だったんです。 客室が2つの小さなB&Bですが、インテリアはすべてアンティーク家具。天蓋
前から気になっていたドキュメンタリー映画「Cowspiracy・サスティナビリティの秘密」をやっと見ました。 「この映画を観てもうヴィーガンになるしかないと思った」 「ヴィーガンをバカにしていたけど、認識が変わった」 こんなコメントを目にしていたから、どんな映画なのか興味がありました。 2014年の映画なので、環境問題に関心が高い方なら「とっくに観ましたよ」と言うかもしれませんが、ネットフリックスに加入し、やっと今観ることができたのです。 CowspiracyとはCow(牛)とspiracy(陰謀)を組み合わせた造語で、日本語のタイトルは「サスティナビリティの秘密」となっています。 一言でいうと、今まで触れることがタブーで隠蔽されてきた「環境破壊の主原因は畜産業」という真実を暴いたドキュメンタリーです。 そして結論は「脱肉食を抜きにしてサステナブルなんてあり得ない」というもの。 こう聞くと
ドキュメンタリー映画「ムヒカ」を観てきました。 2012年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された国連持続可能な開発会議(Rio+20)でのスピーチで一躍時の人になったウルグアイの大統領ホセ・ムヒカ氏。 その後、イギリスBBCがムヒカ氏の大統領らしからぬ質素な暮らしぶりを紹介し「世界でいちばん貧しい大統領」と呼ばれるようになりました。 日本でも絵本を始め、対談集など書籍がたくさん出版されていますが、なんとなく知っている程度できちんと読んだことはなく、映画を観て初めてその言葉の持つすごい力に驚かされました。 映画の冒頭からいきなりこの言葉が胸に刺さります。頭の中にメモメモ~、忘れたくない! 「 私たちは発展するために生まれてきたわけではない。幸せになるためにこの地球にやって来たのだ」 今は80歳を超えたムヒカ氏。穏やかな語り口と優しい笑顔は、一見すると人の好いおじいちゃんという印象。でも
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『retoriro.hateblo.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く