ここ最近、私は「武蔵野うどん」にハマりつつある。武蔵野うどんは埼玉県西部と東京の多摩地区が発祥の郷土料理で「非常に強いコシ」が特徴。これまで「アゴがぶっ壊れそう」「歯が砕けそう」などとお伝えしてきた。 実は私が武蔵野うどんを知ったきっかけは、生粋の埼玉県民である友人からのタレコミ。今回、その友人が満を持して「リアル武蔵野うどん」を食べさせてくれるというので、遠路はるばる埼玉県入間市まで足を運んだ次第だ。 ・友人のタレコミ まず断っておくと、私の友人は美食家とは程遠い人物だ。いい大人なのにハンバーガーやソーセージに目を輝かせる一方で、例えば生牡蠣などには目もくれないちょっとした偏食家である。台湾でガチョウをご一緒した際も、すげえイヤそうだったなぁ。 また由緒正しき埼玉県民であるにもかかわらず「埼玉が日本で1番メシがマズい」と公言する変人でもある。「逆に他の地方で食べる料理が全部おいしく感じる