石垣島まつりの市民大パレードに参加し、迷彩服で行進する自衛隊員。沿道では日の丸の小旗を振る人もいた=3日、石垣市 【石垣】3日に石垣市であった第60回石垣島まつり2024(主催・同実行委員会、会長・中山義隆市長)の市民大パレードに、陸上自衛隊石垣駐屯地の隊員が迷彩服姿で参加し、行進した。石垣駐屯地は昨年も参加しており、自衛隊が迷彩服姿で一般のイベントでパレードするのは県内初だった。沿道では日の丸の小旗を振る市民もおり「地域になじめている」と歓迎する声がある一方、「戦前のようで異様だ」と反対する声もあり、市民の間で賛否が割れている。 石垣駐屯地の担当者は参加目的について「駐屯地について理解を深めてもらうため」とし、迷彩服で参加したことについては「私たちの制服である」からとした。 まつりでは第15音楽隊(那覇市)がパレードを先導し、無線機を背負った隊員らが行進した。駐屯地によると、同音楽隊と合