サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
画力アップ
sakkyoku.info
「Chord Tracker」の概要 今回取り上げる「Chord Tracker」はYAMAHAがリリースしているアプリで、iPhoneやiPadでも、またAndroidでも利用することができます。 以下は、その紹介動画です。 これを見てもいまいちその便利さが伝わりませんが…、冒頭でも述べたように「特定の曲のコード進行を明らかにしたい」というとき、とても重宝するアプリです。 私自身このアプリには長らくお世話になっており、現在「コード進行の解析」を考えるうえでこのアプリが最もそれに適していると感じます。 アプリのダウンロードリンクは、以下の公式ページに記載されています。 参考 Chord TrackerYAMAHA 主な機能 このアプリが有している主な機能は、以下の通りです。 音源を読み込ませると自動でコード進行解析・表示してくれる 画面をタップすることで細かい早送り/巻き戻しができる 部分
こちらのページでは、作曲や音楽の演奏をする際によく耳にする「スケール」という言葉の意味とその種類などについて解説していきます。 「スケール」の概要 スケール(scale)とは、簡単にいえば「音の並び方」を指す言葉で、日本語では「音階」などとも訳されます。 どんな音をどんな間隔で選ぶか ピアノの鍵盤(以下図)を見るとわかるとおり、そもそも音には「白鍵:7個」+「黒鍵:5個」=12個の種類しか存在していません。 上記図にあるように、それぞれの音は実際のところ等間隔で並んでいるような状態となっており、これは「1オクターブが12等分されている」とも解釈できます。 このページでテーマとしている「スケール」は、言い方を変えると だといえます。 「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の仕組み=メジャースケール スケールを理解するためには、既に図として示した「ピアノの白鍵」に相当する「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・
こちらは「超王道」ともいえるコード進行です。 トニックのコードが「C → Am」と展開し、そこからサブドミナント「Dm」、ドミナント「G」を経由するという、コード機能の骨組みにそのまま沿ったような構成となっています。 このコードは「循環コード」とも呼ばれるもので、作曲やセッションの機会などで広く活用されています。 ▼関連ページ 循環コードの詳細と成り立ち・派生形や「逆循環コード」についての解説など 上記ページでもご紹介していますが、この構成を途中から始める「Dm → G → C → Am」という構成も王道コード進行のひとつです。 2. カノン進行風の王道コード進行
作曲上達を目指すうえで、「作った曲を人に聴いてもらう」という行為は思いのほか効果的です。 この点について、先日SNSでも以下のように述べています。 作曲に慣れないうちは自分の作った曲を公開して誰かに批評されるのは恥ずかしいような怖いような感じだと思います。とはいえ、実際のところ人に聴いてもらうとめちゃくちゃ成長できる。言い換えると、上手くなりたかったら積極的に身近な誰かに自作の曲を聴いてもらい、コメントしてもらうといいです。 — うちやま|作曲の先生 (@sakkyoku_info) June 4, 2022 作曲に慣れないうちは自分の作った曲を公開して誰かに批評されるのは恥ずかしいような怖いような感じだと思います。とはいえ、実際のところ人に聴いてもらうとめちゃくちゃ成長できる。言い換えると、上手くなりたかったら積極的に身近な誰かに自作の曲を聴いてもらい、コメントしてもらうといいです。 自
コード進行にはいろいろな種類がありますが、その中でも最もポピュラーで、さまざまな曲に活用されている「カノン進行」と呼ばれる型があります。 こちらではその成り立ちと、曲への活用、アレンジ方法などについて解説していきます。
こちらのページでは、音源を聴いてそこからコードを割り出す、いわゆる「耳コピ(耳コピー)」のやり方について解説をしていきます。 私はこれまでに仕事として、約7000曲ほどの曲音源からコード譜を起こす作業に携わってきました。 作業のほとんどは耳コピによって行ってきましたが、仕事を通して試行錯誤を続ける中で耳コピに慣れていない人でも実施できそうな方法がまとまってきたため、それをこちらで解説してみようと思います。 作業のポイントとなるのは以下の三つです。 鳴っている音を楽器などでしっかりと実音として把握する キーとダイアトニックコードの知識をもとにコード進行を想定する ベースの音など、伴奏をしっかり聴いてコードを確定していく 以下よりその手順とコツについて詳しくご説明していきます。 お知らせ:動画講座「耳コピのやり方」 オンライン学習プラットフォーム「Udemy」でも、耳コピのやり方を動画で解説す
と思うことがあるはずです。 こちらのページでは、そんなときに役立つ「思いついたメロディにコードをつけるための手順とコード選びのコツ」について解説していきます。 作業のおおまかな手順は以下の通りです。 メロディに使われている音を明らかにする メロディの実音を元にメジャースケール=キーを明らかにする キーをもとにダイアトニックコードからコードを当てはめる これ以降にて、より詳しくご説明していきます。 ※上記とは反対の「コードにメロディをつける方法」については、以下のページにて解説しています。 コード(コード進行)からメロディを作る|コードの伴奏の上で自由にメロディを歌うことの概要とそのコツについて
こちらのページでは少し都会的なサウンドを持つコードとして扱われている「セブンスコード」の成り立ちと、その詳細について解説していきます。 ページの最後では、動画での解説も行います。 セブンスコードとは? 「セブンスコード」とは、ルート音(根音)に対して7度の音を含むコードのことを指す言葉です。 「7度=7th、セブンス」であることからこのような名前が付けられており、日本語では「7の和音」「7度の和音」などと呼ばれることもあります。 コードの構造と7度の意味 一般的に、コード(和音)は「ルート音」と呼ばれる「基礎となる音(1度)」をもとに、そこから「3度」「5度」の音を積み重ねた三つの構成音によって成り立ちます(三和音)。 ▼関連ページ 2023.09.04【コード(和音)とは?】 音楽で扱われている「コード」はどのように成り立っているか?を考える 2022.07.25音楽における「度数(ディ
こちらの記事では、コードの種類のひとつである「オーギュメント(オーグメント、aug)コード」について解説していきます。 あわせて、記事最後では動画による解説も行います。 「オーギュメントコード」の概要 「オーギュメント(オーグメント)コード」とは、コード譜等において「〇aug」などと表記されるコードの名称です。 ディミニッシュコード(dim)などとあわせて、特殊な構成音を持っているコードとして知られています。 「オーギュメントコード」の構成音 通常、メジャーコード(三和音)は「完全1度」「長3度」「完全5度」の音によって成り立っています。 例:「C」の構成音 ド(完全1度)、ミ(長3度)、ソ(完全5度) ※上記の音名に併記している「度(ど)」という言葉は、音程を表す際に扱われる音楽用語です。詳しくは以下のページにて解説しています。 音楽における「度数(ディグリー)」の詳細について(音程や「
こちらのページでは、ノンダイアトニックコードとして活用できる「♭III」「♭VI」「♭VII」のコードについて解説していきます。 あわせて、記事の最後では動画による解説も行います。 「♭系ノンダイアトニックコード」の概要 ダイアトニックコードに無いコード(ノンダイアトニックコード)として「♭III」「♭VI」「♭VII」の三種類のコードを活用することができます。 下記は、キー=Cにおける「♭III」「♭VI」「♭VII」のそれぞれを示したものです。
こちらのページでは、普段作曲の先生として活動している私が実際に読んでおすすめできると感じた音楽理論関連の本を9冊ご紹介します。 作曲はもちろんのこと、演奏にも役立ててもらえると嬉しいです。 まず初めにご紹介するのが「コード理論大全」です。 タイトルにある通り、こちらはコードやコード進行に関する理論的な内容をまとめた書籍です。 ページ数が多く、標準的な大きさでありながら辞書のような存在感があります。 内容は理論的な事柄を順序に沿って淡々と述べていくような構成になっており、教科書に近い「硬派な理論書」という印象を受けました。 真面目に、かつコードに関する知識をきちんと吸収したい方には特にお勧めできます。 反面で、説明に親しみやすさを求めていたり、楽しみながら読み進めたい人には少し敷居が高いかなとも思えました。 既に少し知識を持っている人向け この書籍ではコード進行の分析(アナライズ)についても
とは特定のコード進行を指す音楽用語で、とても強い結びつきを持ったこのコードの流れは、さまざまな楽曲において頻繁に扱われます。 こちらのページではそんな「ツーファイブ」の成り立ちや、それが作曲や演奏の中でどのように活用されているか、という点などについて解説していきます。 ツーファイブの概要 ツーファイブ=ダイアトニックコードにおける「二番目→五番目」というコードの動き ツーファイブを理解するうえで必要となるのが、「ダイアトニックコード」の知識です。 ▼「ダイアトニックコード」解説ページ ダイアトニックコードとスリーコード(概要や成り立ち、コードの役割などについて) 上記ページでもご説明している通り、ダイアトニックコードとは のことです。 通常、音楽では「キー」という概念のものと、その音使いの土台となる メジャースケール(「メジャーキー」を成り立たせる音階) マイナースケール(「マイナーキー」
曲分析や演奏をするにあたって、思いのほか苦労するのが「キーの判別」です。 五線譜があればほとんどの場合簡単にキーを判別できますが、ポップス・ロックの世界ではコード譜のみしかないことも多いものです。 ▼五線譜からキーを判別する方法については、以下のページにて詳しく解説しています。 楽譜(五線譜)の調号によるキーの見分け方 調号=シャープ・フラットの数からキーを判別する方法と詳細解説 こちらのページでは主に
こちらのページでは、コード進行の技法のひとつである「循環コード」について解説していきます。 あわせて、後半では循環コードの発展形ともいえる「逆循環コード」についても述べていきます。 ※ページの最後には動画でも「循環コード」を解説していますので、そちらもご覧いただくとより理解が深まるはずです。
こちらのページでは、ポップス・ロックなどで使えるおすすめのコード進行「その2」をご紹介していきます。 ※前回の記事はこちら コード進行パターン集(1)全20パターン シンプル構成からロック・ボサノバ風まで 今回はビートルズ風のコード進行や、ブルースでよく活用されている構成などを盛り込みました。 また楽器を弾きながらその響きを体感してみて下さい。 ※こちらでもまたあえていろいろなキーを活用しています。
という点ではないでしょうか。 こちらでは「音楽理論学習の見取り図」のようなものとして、その点について体系的にまとめました。 ぜひ学習の参考にしてみてください。 ▼以下ページでは、「音楽理論学習に役立つ本」についてもご紹介しています。 音楽理論本おすすめ9冊 作曲にも演奏にも使える音楽理論の知識を書籍で身に付ける 習得すべき音楽理論の概要 ポップス・ロックの作曲に活用できる音楽理論は、主に コードに関する知識 スケールに関する知識 の二点です。 中でも「コードに関する知識」は、作曲を意図的に操りながら進めていくために欠かすことができません。 また「スケールに関する知識」は、その習得を補完するために活用していきます。 下記は、効率的な音楽理論学習の順番をレベル別の概要としてまとめた一覧です。
私はこれまでに、仕事で7000曲ほどのコード譜を制作してきました。 そのような経緯もあり、日頃からコード進行そのものに触れることやコード進行を理論的に解釈したり耳コピしたりすることを常に行っています。 こちらのページではそんな「コード進行マニア」である私の目線から、「コード進行」とは何か、そしてコード進行はどのように作られるものか、ということについて解説していきます。 また、記事の最後にはコード進行の例やおすすめのコード進行パターンについてもご紹介しています。 本ページの解説を読み通すことで、コード進行の成り立ちが理解できて、結果として自分でもコード進行が作れるようになっていくはずです。 ※「コードとは何か?」という点については、以下のページをご確認ください。 【コード(和音)とは?】 音楽で扱われている「コード」はどのように成り立っているか?を考える はじめに 「コード」の「進行」 「コ
ドミナントセブンス(V7)に近い響きを持つ この「♭II7」はドミナントセブンス(=V7)に近い構成音を持っており、似たような響きを生むことから「V7」からの置き換えのコードとして活用されます。 以下は、その例として「キー=Cメジャー」における「V7(ドミナントセブンス)」と「♭II7(裏コード)」の構成音を比較したものです。 G7(V7)=ソ・シ・レ・ファ D♭7(♭II7)=レ♭・ファ・ラ♭・シ 上記例の「G7」における「シ~ファ」の音程は「増4度」と呼ばれるもので、数ある音程の中でも特に不安定な響きを持ち、それがドミナントセブンスの不安定なサウンドを生み出します。 上記に赤字で示した通り、「D♭7(♭II7)」の構成音には同じくその「シ~ファ」の組み合わせが含まれており、これは
作曲初心者の方にとって、何より気になるのは 作曲とはどのような手順・方法で行われるものなのか? 作曲は自分にもできるものなのか? という点ではないでしょうか。 私は普段から多くの作曲初心者のみなさんと接していますが、「作曲がいつまで経ってもできない」という方にはほぼ出会ったことがありません。 以下のフォルダ画像は、ある生徒さんが作曲したアイディア音源をまとめたものの一部です。 出会った当時の彼はギターが少し弾ける程度で、作曲の経験はゼロという状態でした。 そんな彼でも後に述べるやり方で作曲に取り組んだことで、このフォルダにあるとおり一年間で次々と曲を生み出せるようになっており、それ以外の初心者のみなさんも同様に、同じ方法によって少しずつではありますが着実に作曲できるようになっていきます。 というわけで、こちらでは私が日頃から作曲初心者のみなさんに教えている作曲のやり方や考え方について、順を
こちらでは、コードの種類のひとつである「ディミニッシュコード」について解説していきます。 また記事後半ではディミニッシュコードの使用方法についてもあわせて取り上げ、ページ最後では動画による解説も行います。 ディミニッシュコードの概要 「ディミニッシュコード」とはコードの種類のひとつで、コード譜などにおいては「〇dim」のように表記されます。 一般的なメジャーコードやマイナーコードとは違う特殊な構成音を持っているところが、その特徴のひとつだといえます。 ディミニッシュコードの構成音と表記 ディミニッシュコードは、もとになる音(ルート音)を一番目の音として、そこから間に2音ずつを挟みながら下から順番に重ねた四つの構成音によって成り立っています。 以下の図は「ド(C)」の音をもとにした「Cディミニッシュコード」の構成音の例です。 「Cディミニッシュコード」の構成音 ディミニッシュコードはこの例の
こちらでは、ポップス・ロックの作曲において欠かせない「ダイアトニックコード」に関して、 ダイアトニックコードとはどのようなものなのか ダイアトニックコードに含まれる「スリーコード」の内容 などを中心に解説していきます。 是非、作曲や演奏の参考にしてみて下さい。 ▼関連ページ ダイアトニックコードの覚え方(割り出し方)
のことを指す言葉です。 これは簡単にいえば「響きが似ているコード」のことで、コードの置き換えによって違った雰囲気や前後のコードとのつながりを生み出すことを目的として使用されます。 スリーコードとの響きの比較 代理コードの中でも代表的なものが、ダイアトニックコードにおいてスリーコードの代理をする、 のコードです。 ▼関連ページ ダイアトニックコードとスリーコード(概要や成り立ち、コードの役割などについて) 「スリーコード」とは、上記ページでも述べている通りダイアトニックコード内における特に主要な三つのコードを意味する総称で、具体的には 「I」(一番目、キー=CにおけるC) 「V」(五番目、キー=CにおけるG) 「IV」(四番目、キー=CにおけるF) がそれにあたります。 そのうえで、同じくダイアトニックコードに含まれる「VIm(六番目のコード)」および「IIm(二番目のコード)」は、そのうち
【2024年】 8月:作曲初心者向け「作曲のやり方」と、ヒット曲から学ぶ「一曲の仕上げ方」(東京・江戸川区) 7月:作曲初心者向け「作曲のやり方」と、ヒット曲から学ぶ「一曲の仕上げ方」(東京・墨田区) 【2020年3月~2024年6月】 ※コロナ禍の都合上、勉強会実施を中断 【2020年】 2月:いちから学ぶ「作曲に必要な音楽理論初級」と、それらを活用した「良い曲の作り方」(東京・墨田区) 2月:作曲初心者向け「作曲のやり方」と、ヒット曲から学ぶ「一曲の仕上げ方」(東京・墨田区) 1月:作曲初心者向け「作曲のやり方」と、ヒット曲から学ぶ「一曲の仕上げ方」(東京・千代田区) 1月:いちから学ぶ「作曲に必要な音楽理論初級」と、それらを活用した「良い曲の作り方」(東京・墨田区) 【2019年】 12月:いちから学ぶ「作曲に必要な音楽理論初級」と、それらを活用した「良い曲の作り方」(東京・墨田区)
こちらでは「転調」に関する知識として、 「転調」とは何か? 転調の基礎知識となる「調の種類」 などについて解説していきます。 あわせて、記事の最後では動画による解説も行います。 ※転調の種類や、その具体的な実施方法、転調の実例などについては以下のページをご参照ください。 転調|その2 – 転調の種類(一時的な転調と本格的な転調について) 転調|その3 – 転調の方法(ピボットコードやドミナントモーションの活用) 【作曲】転調パターンのまとめ ポップス・ロックでよくある転調のアイディアについて 「同主調転調」の解説(同じ中心音を持つマイナーorメジャーへの転調) 「短3度転調」の詳細と実例について(同主調平行調または平行調同主調への転調) 「半音転調」「全音転調」の考察(使われる音を大きく変える転調、曲終盤において雰囲気を変える手法) 「転調」の概要 「転調」とは「『調』を『転換』させること
■単純なコード進行をひとひねり 作曲をしているとどうしても自分のクセが出てしまい、出来上がる曲のコード進行がいつも似たようなものになってしまう、ということがよくあります。 また思いついたメロディに「音が合っているから」という理由でなんとなくコードを付けている場合など、コードそのものに意思を持てていないこともあるはずです。 そんな時はそのコードを別のものに置き換えて(リハーモナイズ)、いくつかの可能性を試してみてください。コードの響きや機能によって曲のイメージががらっと変わったり、新しい展開やメロディを思いついたりと、リハーモナイズは作曲のバリエーションを広げてくれる便利な概念です。 ■リハーモナイズの基礎 リハーモナイズを行っていくうえで基礎となるのが「とにかく似ているコードに置き換える」ということです。置き換える前と後のコードを構成音で確かめて、共通する音があり、且つそれがメロ
と変化します。 これはクリシェの典型的な例で、上記で挙げた「C→Caug→C6…」のような流れは 「C」というルート音や構成音の大部分が保持される 構成音の一部が微妙に変化しサウンドに揺らぎが生まれる という特徴を持ちます。 そのため、クリシェの技法はコード進行の安定感を保ちながらも微妙に響きを変化させサウンドに表情をつけたい時などに重宝します。 クリシェの使用例 コード進行が上記で述べたような構造を持つ場合、それらは基本的にすべてクリシェだと解釈できます。 そのうえで、実際のところポップス・ロック等においてクリシェが扱われるケースはいくつかに限られています。 これ以降では、その代表的なものをご紹介します。 1. 「I」の1度を順番に下げる まずひとつ目の例は、コード構成音における「1度」の音を順番に下げていくようにつなげるやり方です。 そもそもコード(三和音)は、例えば「C」の場合 ド=
のことを意味する音楽用語です。 これを理解するためには、まず「ドミナントコード」について知る必要があります。 ドミナントコードについて そもそも、ポップス・ロックなどの音楽は「キー」という概念に沿ってまとまり感じさせる音を中心に組み立てられ、コード進行には基本的に(そのキーの)「ダイアトニックコード」が活用されます。 ▼関連ページ 2023.10.04キー(音楽)について キー=「中心音」と「まとまりのある音のグループ」を意味する言葉 2023.10.04ダイアトニックコードとスリーコード(概要や成り立ち、コードの役割などについて) こちらで取り上げている「セカンダリードミナントコード」の「ドミナントコード」とは、具体的にはその
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『うちやま作曲教室|ポップス・ロックの作曲に取り組むあなたのためのサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く