男性も育児休業を取るという社会の動きがあります。 共働きの夫婦が大多数を占めていますが、子どもが産まれた後に育児のために休業する育児休業制度を利用する女性は多いものの、まだ父親である男性が育児休業を取るということは少ないままです。 その理由としてはまだまだ社会の雰囲気としてそれを許さないものがあるのでしょう。 また制度としては存在していてもその中身がほとんど知られていないために誤解されていることも多いようです。 もっと知識を持てば男性の育休取得も進むかもと言うことで、その方面で活躍している著者のお二人が男性育休に関して様々な方向から説明しています。 なお、著者の一人天野さんはご自身も3回出産したものの、夫は育休を取ることなど全く不可能で、乳児の子育ては一人で悪戦苦闘したという経験をお持ちで、それもこの活動に入った理由になっています。 日本の少子化は加速するばかりですが、その理由の一つが母親