サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
2024年ランキング
suumo.jp
中古マンションを売却する基本的な流れや売却方法、売却にかかる費用、高く売るためのポイント、不動産会社の選び方、売却する際の注意点について住宅ジャーナリストの大森広司が解説する。 記事の目次 1. 中古マンションを売却する基本的な流れ 2. 中古マンションを売却する3つの方法 3. 中古マンションの売却にかかる費用 4. 【2025年】中古マンションの売却価格相場と今後の需要 5. 中古マンションを高く売る5つのポイント 6. 中古マンション売却における不動産会社の選び方 7. 中古マンションを売却する際の注意点 中古マンションを売却する基本的な流れ ここではマンションを売却するときの基本的な流れを見ていこう。 中古マンションを売却する基本の8ステップ 中古マンションを売却するときには、以下の基本的な8つのステップを踏むことになる。なお、不動産会社による買取で売却した場合は、売却スケジュール
日本各地にシェアハウスを立ち上げ、多拠点生活を続けてきた作家・ブロガーのphaさん。その生活スタイルからすると意外にも思えますが、phaさんには20代後半、友人たちと熱海に別荘を所有していた経験があるといいます。別荘購入から売却までの顛末(てんまつ)は当時、自身のブログにもまとめられ、そのリアルな体験談はインターネット上で話題を呼びました。 当時、別荘をわずか8万円で売却したというphaさん。現在40代を迎えられたphaさんに、改めて当時のことを振り返っていただき、物件購入・売却に関してどんな学びがあったかをお聞きしました。さらには、現在の暮らしや資産についての考えを伺うと、意外な言葉が返ってきました。 <phaさんプロフィール> 1978年大阪府生まれ。京都大学を卒業後、大学職員として勤務。退職後はニートに。シェアハウスのプロジェクトを立ち上げ、自身もそこで長年暮らす。2019年ひとり暮
愛知県を中心に、ゴミ屋敷の片付けから生前整理、遺品整理まで請け負う清掃サービス「片付けトントン(株式会社中西)」。掃除などの情報を発信するYouTubeチャンネルのフォロワー数は23万人を突破。一般人には掃除が難しいレベルのゴミ屋敷を手際よく片付ける様子が「爽快」「自分も片付けられるような気がしてきた」と話題になっています。 片付けトントンの元には「親が突然亡くなってゴミ屋敷状態の実家を片付けることになってしまった」「散らかった部屋に人を入れるのは恥ずかしい。でも自分ではどうにもならない」など、さまざまな悩みをもつ方からの依頼や相談が多く集まります。一人ひとりと丁寧なコミュニケーションをとりながら片付けていくそうです。 今回は、実家じまいをテーマに片付けトントンを運営する株式会社中西の高橋さんと小田さんに、生前整理や遺品整理を業者に依頼する際の交渉ポイントや自分で片付けるコツを伺いました。
取材・編集: 小沢あや(ピース株式会社) 構成: 結井ゆき江 撮影: あべあさみ ライブ&バー「秋葉原ディアステージ」から誕生したアイドルグループ「でんぱ組.inc」。2010年ごろから本格的に活動を開始し、メンバーチェンジも繰り返しながら日本武道館や国立代々木競技場第一体育館で単独ライブを開催しました。精力的に活動を続けてきましたが、2025年にエンディングを迎えることを発表。16年の歴史に幕を閉じます。 結成時からのオリジナルメンバーである古川未鈴(みりん)さんは、秋葉原ディアステージの創立時からキャストとして働き、秋葉原の文化で育ったアイドルです。エンディングを前に、アイドルを目指していた頃の想い出や秋葉原で感じた文化、そして地元である香川に対する気持ちを改めて伺いました。 メイド喫茶の面接で初めて降り立った秋葉原 ―― 電気街やアニメ、ゲームの街として有名な秋葉原ですが、古川さんが
昨今、働き方の多様化により、大都市から地方へ移住する若い世代が増えています。また、都市部ではなく自分の故郷で暮らし続ける選択をする人も。さらに現在は、大都市で暮らしていても、地方での暮らしにポジティブな印象をもっている人は多いはずです。シリーズ「ジモトグラフィー」では、故郷で暮らし続け地元の魅力を発信している、また移住によって新たな“地元”と出合い、可能性を模索する若者世代に地方で暮らす理由を伺いながら、実際に住んで感じたリアルな声に耳を傾けていきます。 SNSの総フォロワー数が20万人を超える人気の動画クリエイター、大川優介さん。Appleをはじめさまざまな企業とのコラボレーションで世界的に活躍しています。 2023年、東京在住だった大川さんは仕事のスタッフとともに京都へ移住し、周囲を驚かせました。いったい、何が彼をそうさせたのでしょうか。新天地の京都で暮らす大川さんに、移住の理由から現
2024年秋、神奈川県三浦市に60代で新居を構え、東京との二拠点生活を始めた河野純子(かわの・じゅんこ)さん。「人生100年時代」の生き方を提案する会社、ライフシフト・ジャパンの取締役で、著書『60歳の迎え方 定年後の仕事と暮らし』(KADOKAWA)を上梓したばかりの河野さんが、「60代の今、なぜ家を建てたのか」お話を伺った。 60歳の記念として三浦市に別邸を建てようと決意 三浦市の丘の上、玄関を開ければすぐ油壷湾(あぶらつぼわん)が見渡せる家。これが河野さんの新居だ。 「漠然と”東京のほかに拠点をいつか持ちたいなぁ”とは思っていたんです。ただ、いつか、いつかと言っているだけでは、その” いつか”は来ないんですよね。私の“生誕60年記念”の一大プロジェクトとして、別荘兼仕事場を建てようと決心したんです」
取材・編集: 小沢あや(ピース株式会社) 構成: 結井ゆき江 撮影: あべあさみ 小学5年生からハロプロ研修生として活動を始め、2021年にOCHA NORMA(オチャノーマ)としてデビューした石川県加賀市出身の中山夏月姫(なつめ)さん。2023年からは加賀温泉郷観光大使に就任し、地元の情報を発信しています。 今回は中山さんに、石川の伝統工芸品である漆器の魅力や、上京して改めて気づいた加賀の良さ、そして2024年1月に起きた能登半島地震とボランティア活動について伺いました。 「加賀温泉駅」が北陸新幹線の停車駅に! 東京からのアクセス楽々 ―― 中山さんが上京して2年が経ちました。離れてから改めて気が付いた地元の良さ、パッと浮かぶのはなんですか? 中山:一言で言うと、「人の温かさ」ですね。街を歩いていると知人や、エフエム石川でパーソナリティーを務めるラジオ番組のリスナーさんから、「活動を通し
全国各地で公園の利用制限が増えていますが、ただでさえ街中で子どもたちが集える場は、実はなかなかないもの。そんななか、群馬県前橋市にある電気工事企業「ソウワ・ディライト」は、子どもたちをはじめ、地域の人たちに「誰でも使えるスペース」を開いています。アスレチックスペース、子ども専用の世界一小さな本屋さんに、バーベキューができる屋外キッチン、なんとミニ牧場まで。小さく始めたスペースはどんどん拡張されていき、自然と放課後・休日に子どもたちが集まってくるようになりました。街の電気屋さんがあえて取り組む場づくりにはどんな意味があるのでしょうか。 耕作放棄地を活用してアイデアが湧いてくる庭を作る 群馬県前橋市南部にある駒形エリア。地方ののどかな街の一つです。幹線道路沿いの視界がひらけたスペースに突然現れる巨大なトランポリンの数々に高梯子。その横にビニールハウスが立ち並び、まるでキャンプ場や大きな公園のよ
兵庫県神戸市長田区に、入居者である高齢者だけでなく、さまざまな属性の人の暮らしを豊かにする多世代型介護付きシェアハウスがあると聞き、取材に訪れた。「はっぴーの家ろっけん(以下ろっけん)」には、高齢者や子どもたち、外国の方、若者など、年齢、職業、経歴の異なる多様な人々が訪れる。介護業界の常識を覆す「家」だけでなく「暮らし」も提供するサービスはどのように生まれたのか。関わる人たちに話を聞いた。
筆者:岡田悠(おかだゆう) 会社員と文筆業。『0メートルの旅』(ダイヤモンド社)、『10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい』(河出書房新社)、『1歳の君とバナナへ』(小学館)が発売中。Podcast『超旅ラジオ』を毎週更新中。 東京にはエアポケットの街がある 18歳で上京したとき、驚いたのは、どこまでも街が続いていたことだ。地方で育った僕にとって、街と街は離れているものであり、その間は太い国道でつながれているものだった。街は「点」のイメージだったのだ。 しかし、東京で電車に乗っていると、車窓から見える景色には、いつまでも街が続いている。街と街がシームレスにつながって、また次の街が始まる。街が「面」として存在していて、歩いても歩いても、次々に個性的な街が現れる。東京のそんな所が面白くて、もう20年近く住んでいる。 東京のいろいろな街に住んだ。JR中央線沿いの個性的な街。恵比寿周辺の刺激
2024年春、東京都墨田区の賃貸マンション1階に「オラ・ネウボーノ」が誕生し、話題になっています。曜日や時間でさまざまなお店が出店する3つの「シェアキッチン」があり、フードコートのようにそれぞれのお店のメニューをテーブルで思い思いの食事を楽しめるほか、センスのよい雑貨なども販売されています。手掛けたのは、「1階づくりはまちづくり」をモットーにした「喫茶ランドリー」をはじめ、街の新しい居場所を次々と生み出している田中元子(グランドレベル)さん。ユニークな施設が生まれた背景と今後の思いを聞きました。 “孤育て”にならない! 居心地よく自然と人の輪が広がる 「オラ・ネウボーノ」が誕生したのは、東京都墨田区、菊川駅(都営地下鉄新宿線)から徒歩3分にあるマンションの1階。大通りに面しており、取材で訪れると、店頭は何やら楽しげな雰囲気。この「オラ・ネウボーノ」に足繁く通っているのは、Sさんと娘さん。上
建築家との家づくりは、理想の住まいを手に入れる最良の方法のひとつ。特に新築の一戸建てでは設計の自由度も高く、こだわりの強い人でも自分に合った住宅を実現することができます。一方で、選択肢が多すぎて、本当に自分の住みたい家にすることができるのか、不安に思う人も多いのではないでしょうか。 擁壁(※)の上から道路に向かって梁を突き出すように立つ、一風変わった外観の住宅に住むご夫妻に、このような設計に至った過程と暮らしぶりをお聞きしました。 ※斜面が崩れるのを防ぐための壁状の構造物 当初の要望を覆した土地選び 自身も建築の仕事に携わっているという前田さん(夫)。以前から新築の一戸建てに住みたいと考えていた前田さん(夫)は、大学時代の同期で建築設計事務所awn所属の建築家、江島史華(えじま・ふみか)さんに住宅の設計を依頼しました。江島さんは、どのような暮らしがしたいのか、3人でイメージをすり合わせるこ
著者:中村悠介 編集者。2012年よりレーベル「Happenings KYOTO」を運営し、音楽作品のリリースやコンサート、展覧会の制作などに携わる。京都精華大学メディア表現学部非常勤講師。 Instagram:@happenings_kyoto オーバーツーリズム真っ只中の京都市内の中心部。現在、自分が住むマンションは三条京阪駅から歩いてほど近い場所。鴨川の東側で、周りはホテルなどの宿泊施設に囲まれている。 気が付けば、京都市内に住んで早25年。自分のアドレスを振り返ると、最初は四条大宮で、そこから御幸町六角のマンション。そのマンションが老朽化のため取り壊しが決まり、現在の東山三条に。それが10年前。 その引越しは急に決まったこともあり、まずは駅に近いことを条件に物件を探し、なんとなく決めた。東山三条に住んでみて気が付いたのは、なにかと利便性が高いけれど、商業地の忙しない雰囲気がないこと
著: 川添 2019年、海外ボランティアから帰国し、京都市左京区の聖護院に住むことになった。もともと帰国したら結婚する予定で、妻が聖護院にファミリーマンションを借りていたことから、そこで同居することになったのだ。聖護院という土地については詳しくなかったけど、住んでみたらとてもいいところですぐに好きになった。後に家を建てるときも、近くに空いている土地がないかしばらく探したぐらい、この場所になじんでいった。平安神宮と共にあった聖護院での生活 帰国した月に婚姻届を出し、二カ月後に式を挙げた。結婚の準備って普通は半年から1年ぐらいかけてやるもんだと思っていたから、怒涛(どとう)のスピード感だった。妻のお母さんが大病を患っており、体の自由が効くうちにやれることをやりきってしまおうという試みだった。結婚式は自宅からも近い平安神宮で挙げた。平安神宮は妻の両親にとって思い出の場所で、そんな場所で挙式するこ
2024年7月から兵庫県神戸市とJR西日本が連携して取り組んでいる「団地まるごと駅マエ化プロジェクト」。これは郊外団地の「駅からちょっと遠い」問題を、住宅と移動手段をセットにしたプランで解決を図る実証実験。具体的には、神戸市が指定する住宅に入居すれば、JR西日本の通勤定期券と電動マイクロモビリティのシェアサービスの利用クーポン券が手に入る仕組み。駅から住まいの距離が縮まることで、郊外団地の暮らし方に変化が生まれそうな気配だ。 団地の空き家を抑制するきっかけづくりに 実証実験の舞台となるのは、神戸市の都心から西へ約15kmに位置し、神戸市垂水区と明石市にまたがる明舞(めいまい)団地。なだらかな丘陵地に集合住宅が立ち並び、その規模は南北約3km、東西約1kmにも及ぶ。多くの人が最寄駅のJR朝霧駅からバスを利用するものの、住む場所によっては、徒歩の場合、アップダウンのある道のりを20分以上歩く必
特定のエリアに、全国的に名が知れた建築家が設計した建物が多く立っていることはそうあることではありません。それも100年近くも使われ続けているというならなおさら。 滋賀県近江八幡市は、1905年にアメリカから来日し、日本で数多くの建築を設計した建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが拠点とした街で、多くの建築が現役で使われ続けています。全国にファンの多いヴォーリズの建築を街の資産として受け継ぎ、市民や観光客が憩うという動きが広がっています。 細やかな気遣いが光るヴォーリズ建築 ヴォーリズ建築の魅力は、使い手のことを考え抜いた結果生まれた独自のデザインでしょう。採光・通風のための大きなガラス窓や、ベッドを用いた寝室、システムキッチンなど、現代では当たり前となった近代的なライフスタイルをいち早く設計に取り入れていました。それも、アメリカの建築がそうなっているから、という単純な考えからではありません
著者:守時 健(もりとき たけし) 元須崎市役所の職員。2013年に須崎市ご当地キャラクター「しんじょう君」を誕生させ、2016年にゆるキャラグランプリで優勝。キャラクターやSNSを駆使して、須崎市のふるさと納税寄付額を約1000倍に増やし、地方創生に貢献する。現在はSNSマーケティングに特化した地域商社「パンクチュアル」の代表取締役社長をつとめる。 スーパーゆるキャラ「しんじょう君」がいる須崎は住みやすすぎる 大阪から須崎に引越して12年になります。別に田舎が好きって訳ではなかったのですが、人が多いところは苦手でした。 広島で生まれ実家は倉敷。大阪に10年ほど住んでいたのですが、田舎暮らしも良いかなと思い立って高知県須崎市に引越してきました。須崎を選んだきっかけは偶然です。大学生の頃、たまたま旅行で須崎に行った際、ちょうど「新子まつり」が開催されていました。祭りのステージを見ていたら突然
私、フリーライターの水野康子と申します。 50代、非正規、単身世帯、マネジメント経験なし。そんな私が実家のある団地で手探りしながら理事長として駆け抜けた1年を振り返ります。 今回は、理事会の役決めにフィーチャー! 理事になって最初の活動が、前年度の2月に行われる“役決め”なのです。12名の理事の中から、なぜ私が理事長に? ベテラン理事たちが次々に繰り出す謎ムーブに翻弄されたポンコツぶりを綴ります。 ■前回までのあらすじ フリーライターの水野が離婚後、実家と同じ団地に戻って17年の月日が過ぎた。新築だった団地は竣工後42年を経過して老朽化。それに伴い住民の高齢化も著しい。7年前から始めた管理委託の取り組みは期待した成果を上げられないまま、持ち回りで任期1年の理事会メンバー12名は今年も完全委託と一部委託のはざまで揺れ動くのであった。 高齢化・老朽化団地の管理組合理事長に突然就任! 預かったの
書いた人:きくち(ブロガー) 週末になるとどこかに出かけ、見たこと、聞いたこと、食べたものについて、ブログを書いている 今夜はいやほい 夜、19時過ぎだろうか。近所に住んでいるという人が「はい、どうぞ」と鍋を持って現れた。 醤油系のよい匂いが立ち込めた。受け取った店主は「あ~、どうも、ありがとうございます!」と言って、慣れた様子である。いわゆる「作りすぎちゃったので、よかったら」コミュニケーションを僕はフィクションの中でしか見たことがなかったのだけど、どうやら、ここではそんなに珍しい出来事ではないらしい。 僕は、「鍋が来た!」という驚きの目で配偶者を見た。 配偶者も「え?鍋?」という表情をしていた。ちなみに、ここは、どこかというと本屋である。 「つまずく本屋 ホォル」 上記の本屋は川越の西のほうに位置する角栄商店街の一角にある。川越というと、何はともあれ、蔵造りの街並みが有名なのだと思うけ
書いた人:向坂くじら 詩人。国語教室 ことぱ舎(埼玉県桶川市)代表。2022年第一詩集『とても小さな理解のための』(しろねこ社)、2023年初のエッセイ集『夫婦間における愛の適温』(百万年書房)を刊行。朝日新聞、共同通信社配信の各地方紙、「現代詩手帖」ほか雑誌に詩や書評を寄稿。2024年には自身初の小説『いなくなくならなくならないで』が第171回芥川賞候補作となる。 桶川に暮らしはじめて、とにかくよく歩くようになった。もともとそんなに運動が好きなほうではないはずなのに、日によっては一万歩も歩く。駅にも、学習支援のお手伝いをしているフリースクールのお仕事にも、買いものにも、ちょっとした外食にも、できるだけ歩いていきたいと思う。 もともと散歩が好きだったわけではない。桶川の前に住んでいた街は、坂道に延々と建売の住宅街が続き、歩いていてもくたびれるだけでおもしろくなかった。思春期の鬱屈(うっくつ
筆者:木村綾子(きむらあやこ) 1980年、静岡県生まれ。10代から雑誌の読者モデルを経験し、書店員、イベントプランナー、文筆家として活動。2021年より、自らセレクトしたすべての作品に特典を添えて届けるオンライン書店「COTOGOTOBOOKS(コトゴトブックス)」を、2024年より同名で出版社を立ち上げる。 窓から四季が見える部屋でコトゴトブックスが生まれた 読み終えて、本を閉じて気がついた。開けた窓から聞こえてくる蝉の声に、鈴虫の音が混じっている。いつのまにかすっかり日は落ちていて、木立のなかに声の主を探すことはできないけれど、季節の変わり目にいることをはっきりと知る。 この家に越してきて3年が経つ。2021年の夏、コトゴトブックスというオンライン書店を立ち上げたのを機に、住まいを新しくした。 人が集える広いリビングがあること。派手さはなくていい、ただ、生活がしっかりと染み付いている
猫4匹と家族6人で暮らすなみそさんは、ユーモアあふれる家族の日常を毎日SNSのX(エックス)で発信し、18.6万人のフォロワーをほっこり癒やしています。4匹と6人の自由な個性が集まった暮らしは小さな家にはおさまらず、空き家を買って、夫が大規模リノベーションに挑戦。「猫も子どもも大人も遊べるテーマパークのような家」を造りました。さて、どんな家ができたのでしょうか。 なみそ家の長男は切り絵クリエイター、次男は扇風機大好き少年として有名 なみそさんは、夫のかずまさん、小・中学生の長男、次男、長女、次女、食べ物の名前がついた猫4匹と福岡県直方市で暮らしています。複数の猫ときょうだいのように育ってきた子どもたちは猫が大好き。長男のKENくん(小学5年生)は、小学校1年から切り絵を始めて、猫をモチーフにした切り絵やイラストなどを個展やネットで発表・販売し、企業とコラボするなど、ねこ切り絵クリエイターと
団地を愛しすぎた男「公団ウォーカー」管理人が選ぶ全国の”推し団地”! 団地さんぽで”ベランダで見分ける居室スペック””時代の遺物ダストシュート”など見どころも発見 UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)が郊外団地の再生・再編事業を本格的に始めて30年以上がたちました。良品計画やIKEAといった民間企業や佐藤可士和や隈研吾などの著名なデザイナーや建築家とのタッグによる、新しい取り組みも生まれています。さらに直近では東京の赤羽台に「URまちとくらしのミュージアム」がオープンし、団地の魅力について再発掘する機会を提供しています。 今回は、全国の団地のスゴイところや魅力を発信しているファンサイト「公団ウォーカー」の管理人・照井啓太(てるい・けいた)さんに、団地の魅力と面白ポイントについてお話を聞きました。照井さんが暮らす神代団地(東京都調布市・狛江市)を歩きながらお届けします。 戦後、国民にとっ
マンションを譲渡されたり、住宅取得資金の提供を受けたりしたときには、基礎控除額(※)を超えると贈与税が発生します。しかし親や祖父母、他人から資金提供を受けたときや、夫婦間で不動産を譲渡したときでも贈与税はかかるのか、どのくらいかかるのか気になる人もいるのではないでしょうか? この記事では、「マンションと贈与税」について、発生するケースや計算方法、暦年課税と相続時精算課税の違いなどや贈与税を払えないときにどうなるのかについて、高柳総合事務所の高柳俊久さんに伺いわかりやすく解説します。 ※基礎控除額とは、贈与税の計算をする際に、贈与財産の価額の合計額から控除する金額のことです。 ※本記事は令和6年(2024年)1月1日現在の法律に基づき作成しています。 贈与税とは? 他人でも贈与税がかかるの? 贈与とは、当事者の一方が財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって効力が
書いた人:牟田都子 1977年、東京都生まれ。校正者。図書館員を経て、出版社の校閲部に勤務。2018年からは個人で書籍・雑誌の校正を行う。著書に『文にあたる』(亜紀書房)、共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)『本を贈る』(三輪舎)ほか。 「吉祥寺に越してくればいいのに」から始まった憧れの暮らし初めて吉祥寺を訪れたのは四半世紀前のことだ。料理研究家・小林カツ代さんの店「GREENS/GOOD!S」でお粥を食べて、台所道具を選んだあと、「MIYAKE」でインテリア雑貨を見て、「パルコブックセンター」で分厚く重たい洋書を立ち読みして、お財布はからっぽ、胸はいっぱいで帰路につくことができたら理想的な休日だった。住みたい街はと聞かれたら無邪気に吉祥寺の名前を挙げていた。そんな大学生だった。 20代を図書館員として過ごしたのち、30歳で出版社の校閲部に業務委託契
4棟の団地。すべて5階建てでエレベーターはない。棟ごとに3本の階段があり、1つの階段をはさむ10戸が管理組合の最小単位。この10戸から毎年1名を理事として出す。持ち回り制で任期は1年(イラスト/てぶくろ星人) 私が暮らす団地は1981年に竣工しました。父にとっては、勤めていた会社の社宅を出て、初めて手にした自己所有の新築物件です。父は三男。母は次女。どちらも長子でなく、受け継ぐ家を持たなかった親にとって、当時、“最先端”と言われた団地は手の届く幸せのカタチ。団地暮らしが気に入った父母はその後、戸建てに移るチャンスに恵まれてもあえて見送ったほどでした。 ところが、です。 日本社会は高齢化に歯止めがかからず、その一方で団地の老朽化が深刻化。離婚して実家と同じ団地に戻り、向かいの棟に入居すると、その年に管理組合の理事会に出席するように言われました。今思えば、あのころから理事のなり手が足りていなか
静岡県沼津市。僕はこの街で生まれ育ち、高校卒業後、約20年という長いブランクを経て沼津に戻り、2023年9月に「リバーブックス」という小さな本屋を始めた。会社員生活を続ける未来を信じて疑わなかった自分がなぜ沼津で本屋をやっているのか。そのいきさつを話したいと思う。 沼津という街 沼津市は静岡県の東部の都市で、伊豆半島の付け根に位置する街だ。人口は約18万人で静岡県では4番目に多い。日本一の深海湾である駿河湾に面し、背後には富士山がそびえ、街の中心には狩野川という大きな川が流れていて、海・山・川が全部揃ったロケーションが自慢でもある。 自然が豊かなので当然食べ物もおいしく、魚介類や果物はもちろん、お茶やお米、地酒にクラフトビールと、要はなんでも美味しい。 そして、近年の沼津といえばアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台である聖地として、街を挙げてラブライブ!を応援していることで有名だ。
一人暮らしの高齢者は賃貸住宅を借りられない?その理由は? 内閣府の調査によると、2022年時点で、65歳以上の人がいる世帯は全体の50.6%と約半数。そのうち31.8%を一人暮らし世帯が占めており、男女ともに高齢者の一人暮らしの割合は今後も増加すると予測されています。 そんな状況でありながら、一人暮らしの高齢者は賃貸住宅を借りにくいともいわれています。どんな理由が考えられるのでしょうか。 生活費など経済的な問題 総務省の家計の概要(2023年)によると、65歳以上の一人暮らしの生活費(消費支出)は月平均14万5430円。 内訳は、食料費40103円、住居費12564円※、光熱・水道費14436円など。可処分所得11万4663円に対して、30768円の赤字という数字が出ています。 ※持ち家、賃貸の区別なし 退職して収入源が年金のみの場合、十分な生活費が見込みにくいケースでは、家賃の滞納が懸念
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『リクルートの不動産・住宅サイト SUUMO(スーモ)』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く