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日本サッカー協会(JFA)審判委員会は19日、千葉市内の高円宮記念JFA夢フィールドでレフェリーブリーフィングを行い、ピッチ上での判定変更が物議を呼んだJ2リーグ第18節の水戸ホーリーホック対V・ファーレン長崎戦の事例を説明した。 今月2日に行われた水戸対長崎戦では2-2で迎えた後半アディショナルタイム6分、長崎のMFマテウス・ジェズスがペナルティエリア内でドリブル突破を仕掛けると、水戸のMF前田椋介の両足に挟まれるような形で転倒。榎本一慶主審はその時点ではファウルの笛を吹かなかったが、副審(A1)や第4審との協議の結果、判定がPKに変更された。 今回のケースはVARの導入されていないJ2リーグゆえ、判定変更に至るまでのプロセスが疑念を呼んだ。主審はプレーが切れた後、いったんは長崎ベンチの「PKではないか」という抗議に対応。続いて副審や第4審との協議を行ったため、長崎側の抗議を受けたことに
[6.15 関東大学L1部第9節 明治大2-2筑波大 味フィ西] 掴みかけていた勝利がするりとこぼれ落ちた。J1で首位を走るFC町田ゼルビアを相手にジャイアントキリングを起こした天皇杯から中2日。明治大との天王山を迎えた筑波大は、1点を先制されて迎えた前半36分にセットプレーのこぼれ球をDF池谷銀姿郎(2年=横浜FCユース)が蹴り込んで同点。さらに後半1分にはDF安藤寿岐(3年=鳥栖U-18)が逆転弾を蹴り込んで試合をひっくり返していた。 しかしラストプレーとなった後半アディショナルタイム4分にMF島野怜(3年=仙台育英高)に同点弾を決められてドローに持ち込まれた。勝ち点差は3のまま。ただ「気候が暑くなって難しいゲームの中で逆転するところまではよくやった」と評価した小井土正亮監督は、「ロッカーではこういった試合をしていたら優勝できないぞと引き締める声も多かった。繰り返さないように次に活かし
[6.12 天皇杯2回戦 町田1-1(PK2-4)筑波大 Gスタ] 「批判覚悟で言わせてもらう」。そう前置きした黒田剛監督の怒りは収まることはなかった。 受けて立つ立場として難しいゲームになることは想定内だった。ただそれ以上に想定外のことが連続した。まずは開始数分のプレーでDFチャン・ミンギュが左肩を痛めて負傷交代。前半22分にはMF安井拓也が先制点を決めたシュートを打った際に相手選手と交錯してそのまま負傷交代となった。 後半に入っても負傷者の連鎖は止まらず、途中交代で入っていたFWナ・サンホが負傷。交代枠を使っていたため、後半の残り10分ほどで10人でのプレーを強いられると、相手エースのFW内野航太郎に同点弾を決められてしまう。さらに延長に入ると、FWミッチェル・デュークまで足を痛めてベンチに退いてしまった。 黒田監督は「怪我人が4人出た。次やれるレベルではない。骨折もいます」と捲し立て
[6.12 天皇杯2回戦 名古屋 0-1 JAPANサッカーカレッジ 豊田ス] 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会は12日、2回戦を開催し、豊田スタジアムでは名古屋グランパス(J1)と日本で唯一のサッカー総合専門学校であるJAPANサッカーカレッジ(新潟県代表/北信越リーグ1部)が対戦。後半に先制したJAPANサッカーカレッジがそのまま逃げ切り、1-0の完封勝利を収めてジャイアントキリングを達成した。 序盤から名古屋がボールを保持して試合を進めるものの、JAPANサッカーカレッジ守備を崩し切れない。JAPANサッカーカレッジもゴールに迫る場面を作り出そうとするが、ともに得点は生まれないまま前半終了を迎えた。 0-0で後半に入ると、6分にJAPANサッカーカレッジが試合を動かす。右CKは一度ははね返されたものの粘ってボールをつなぐと、最後は右サイドから送られたクロスをFW上元
[2.3 アジア杯準々決勝 日本 1-2 イラン エデュケーション] 主力選手からの悲痛な叫びだった。前半28分に先制点を決めた日本代表MF守田英正(スポルティング)は「ちょっと苦しい展開が長かった。(得点は)たまたま僕が決めただけで、それ以外は仕事ができなかった」と、逆転負けでのベスト8敗退に肩を落とした。 ロングボールを徹底し、空中戦からセカンドボールを拾って2次攻撃、3次攻撃につなげようとするイランの戦いぶりは、十二分に日本を研究したがゆえだった。グループリーグ第2戦のイラク戦(●1-2)と、相手の狙いもスタジアムもスコアも同じ。「イラク戦に近いというか、相手は相当イラク戦を見ながら分析してきたと思う。自分たちが(イラク戦で)露呈した弱みに対して、チームとして修正できたかというと、そうではなかった」。チームとしての課題を克服し切れていなかったと率直に振り返った。 「あの状況を作られる
日本サッカー協会(JFA)は1日、同日に予定していたMF伊東純也(スタッド・ランス)の日本代表チーム離脱を白紙とした。日本サッカー協会(JFA)の山本昌邦ナショナルチームダイレクターが同日夜(日本時間2日未明)、カタール・ドーハで報道陣の取材に応じ、「残す方向で改めて調整するということになった」と説明。2日に専門家を交え、再度協議する予定だと明かした。 伊東の性加害疑惑を伝えた週刊誌報道を受けての離脱決定から数時間後、JFAの決断は突如一転した。 山本ダイレクターは現地時間1日夜、緊急に行われた取材対応の冒頭で「(離脱決定後に)今回のアジアカップにあたってどう戦うかという議論を深めた」と説明。その際に離脱を伝えた選手たちから「共に戦いたい」という意見が出たといい、MF遠藤航主将を中心とした「ほぼ全て」の選手の意見を聞いた結果、田嶋幸三会長との相談の末に「伊東選手を残す方向で改めて調整すると
FC東京は28日、来季から使用する新クラブエンブレムを発表した。クラブカラーの「青赤」を用いたシンプルなデザインとなっている。 新クラブエンブレムのコンセプトは「継承と革新」。FC東京は公式サイトで「クラブは、このたび25周年を迎えました。まだ見ぬさらなる高みをめざすために、来シーズンより新しいエンブレムのもと、みなさまと新しい歴史を拓き、一歩ずつ進化して参りたいと思います。新しいエンブレムは、みなさまと築き上げてきました歴史の『継承』と、またこれからみなさまと創り上げていく新しい歴史のための『革新』を合わせたものに仕上げました」と説明している。 また、クラブ名を和英統一し、「F.C.TOKYO」から「.(ドット)」を外して「FC TOKYO」に変更。新クラブエンブレムにも「FC TOKYO」が採用されている。 クラブは「新しいエンブレムがみなさまとの今後の活動のシンボルとなり、より良く強
ツエーゲン金沢のOBで現在はクラブスタッフを務めている辻尾真二氏が4日、自身のX(旧ツイッター/@tsujitail)でとある通報を受けたことを明かした。 金沢は32試合を終えてJ3降格圏の21位と低迷している。辻尾氏もこの状況から「色々なご意見ある事は承知しております」と受け止めているが、「選手がコーラ飲んでる」という“細かすぎる“通報がクラブ事務所に届いたという。これには同氏も「やめて頂きたいです」とコメントし、「クラブスタッフも対応に苦労します」と吐露している。 辻尾氏の投稿には多くのファンが反応。「凄いクレームだ」「そんな事をスタッフに言わせないで」など、辻尾氏を思いやる意見が続出している。また、オーストラリアでプレーするMF梅鉢貴秀は欧州選手権の会見でクリスティアーノ・ロナウドがコーラを撤去して話題になった件と絡め、「C・ロナウドとは契約してませんけど?」と引用ポスト。コーラを飲
今月2日に行われた天皇杯4回戦の名古屋グランパス対浦和レッズ戦の試合後、複数の浦和サポーターが危険行為に及んだ問題で、日本サッカー協会(JFA)は31日、臨時理事会を開き、浦和レッズのサポーター17人に無期限の入場禁止処分、同1人に5試合の入場禁止処分を下した。同日、公式サイトを通じて発表した。 JFAの発表によると、調査の結果、確認されたのは「フィールドへの侵入行為」「暴力行為」「迷惑危険行為」「破壊行為」「横断幕に係る問題行為」。今後、さらなる調査で新たな禁止行為が確認された場合、別途処分が行われる可能性もあるという。 17人に対する無期限入場禁止の対象試合は「日本国内で行われるすべての試合」。1人に対する5試合の入場禁止処分は同協会が対象試合を指定する。もっとも、事案は国際サッカー連盟(FIFA)、アジアサッカー連盟(AFC)にも報告済み。国際試合にも影響が及ぶとみられる。 JFAの
9月の欧州遠征に臨む日本代表メンバーが31日に発表され、テクニカルスタッフに元セビージャの若林大智氏が入閣したことが分かった。若林氏はセビージャ時代にUEFAヨーロッパリーグ(EL)を2度制覇した実績を持つ経験豊富なアナリスト。W杯優勝を目標を掲げる森保ジャパンに頼れる参謀が加わった。 スペインの指導者ライセンス最上位にあたる「レベル3」の資格を持つ若林氏は、2019年からセビージャに加入。トップチームのアナリストを務め、ラ・リーガに加えてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に参戦した経験を持つ。2019-20シーズン、22-23シーズンにはEL制覇に貢献。スタジアムで優勝トロフィーを掲げていた。 若林氏は今夏からセビージャを離れてJFAに入り、9月の欧州遠征から森保ジャパンに入閣。カタールW杯でチームを支えた寺門大輔氏、中下征樹氏とともに自チームや相手チームの分析業務を行うことに決ま
スウェーデン3部のトルンIFがオフサイドの“抜け穴”を見つけたと主張し、話題を呼んでいるようだ。イギリス『スポーツ・バイブル』などが報じている。 クラブは今月16日、公式X(旧ツイッター/@TornsIF1965)で「GKとの1対1を作り出す独創的な方法を開発した」と動画付きで紹介した。 国際サッカー評議会(IFAB)の競技規則によると、オフサイドは「ボールへの『プレー』または『タッチ』の最初のコンタクトポイント」から判断されると定められている。 クラブはこのルールに基づいた画期的な方法として、パサーが足の甲にボールを乗せて静止している間、受け手が先回りで相手の背後に飛び出し、最終ラインを越えてから出し手のふわりとしたパスを受けるプレーを提唱した。 パサーが最初にボールを触った時点で受け手はオンサイドになっているため、足にくっついたままのボールが裏へ出されてもオフサイドにはならないとの考え
FWクリスティアーノ・ロナウドが、かつてエールを送った少年の快挙を改めて祝福した。 C・ロナウドはアルナスルの日本ツアーに参加するために7年ぶりに来日。23日に行われた会見に出席すると、「アルナスルは初来日になるが、非常にいいチームと2つの試合が出来るので、ベストを尽くしたい」と意気込みを語った。 ロナウドは14年7月に来日した際に健康美容器具のPRイベントに出席。その際に当時小学6年生の少年がたどたどしいポルトガル語で質問した際に会場に笑いが起こったことで、「なぜ笑うんだ? 彼のポルトガル語は上手だよ」とフォロー。「一生懸命に話しているんだから、笑うことはないだろう」と大人たちをたしなめたことで注目を集めた。 そしてその質問者だった岩岡遼太さんが、6年半後の21年1月に行われた第99回全国高校サッカー選手権で山梨学院高の一員として日本一を達成。ロナウドのアドバイスを信じて「夢」を叶えたこ
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖専務理事が13日、理事会後にメディアブリーフィングを行い、前日12日に行われた天皇杯3回戦のFC東京対東京ヴェルディ戦で確認されたサポーターの問題行為に言及した。現在は情報収集中で、今後対応していくという。 FC東京の公式発表によると、天皇杯3回戦では「FC東京側ゴール裏自由席スタンド内での火薬類等危険物の持ち込みおよび使用」「飛田給駅前看板の器物損壊」が確認されていた。 宮本専務理事は報道陣の質問に対し、同事象に関する情報収集を行っていることを認め、「これからアクションを起こしていく」と説明。JFA担当者によると、今後は天皇杯規律委員会で議論を進めるという。 (取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!! ●2023シーズンJリーグ特集ページ ●第103回天皇杯特集ページ
イングランドの2部〜4部リーグを運営するEFLは8日、来シーズンよりスローイン時にタオルを使用してはいけないというルールを発表した。 タオルでボールを拭くシーンはロングスロー時の定番。散水されたグラウンドなどが原因でボールは濡れているため、スローインをする際に滑らないようにすることが目的だ。しかし、こういった行為は禁止となる。『デイリー・メール』などによると、円滑な試合の進行を目的に判断が下ったという。 EFLでは観客から衣類を借りてボールを拭く事象もあったため、発表では「ボールを乾かすことを目的に、観客から受け取ったものを含むタオルやその他のものを使用することは認められない」と抜け道のない記載がされている。同時にマルチボールシステムも適用され、さらなるインプレー時間の確保が目指される。 今回の決定にWBA(英2部相当)はショックを受けているようだ。クラブ公式SNSで涙の絵文字とともに「タ
ファン・サポーターはチームを支える存在のはずだが、フランスでファンの行為によってチームが昇格を逃す事案が発生した。 リーグドゥ(フランス2部)で3位のボルドーは自動昇格圏の2位以内に滑り込める可能性を持ち、今月2日の最終節・ロデース戦に臨んだ。得失点差の関係で複数得点が必要だったが、ボルドーは前半22分に失点を喫する。するとボルドーのファンがピッチに乱入し、得点を喜ぶ相手DFルーカス・ブアデスを突き飛ばした。ブアデスは衝撃で倒れて頭部を地面に打ち、脳震盪の疑いと診断されることに。この件を受けて試合は中止となった。 リーグ・ドゥは12日、ボルドー対ロデースの取り扱いを決定。同試合はボルドーの敗戦で記録すると発表した。この結果、ボルドーは3位で今シーズンを終えることに。他会場の結果を受け、5点差以上で勝利をすればリーグ・アン昇格を果たしていたが、その挑戦はファンの愚行によって幕を閉じることとな
日本サッカー協会(JFA)の審判委員会は2日、都内のJFAハウスでレフェリーブリーフィングを行い、J1第15節までの得点やPK、退場などの重大な事象において、主審31件・副審27件の誤った判定があったと明かした。ここからVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によって判定が正されたケースも含まれているが、扇谷健司審判委員長はピッチ上の判定精度向上にフォーカスし、「大きな課題」と危機感をにじませた。 JFA審判委員会はJリーグのシーズン中において、得点、PK、一発退場、警告2回による退場をそれぞれ「キーインシデント」と定義。その際の判定の正誤を週ごとに確認し、現役審判員の指導に活かしている。 審判委員会は誤った判定があった個別の試合を明らかにはしなかったが、誤った判定パターンを報道陣に公開。以下の内訳だった。 ▼主審 ペナルティエリア内でハンドの反則を取らなかった 8回 ペナルティエ
オーストラリアとニュージーランドで行われる女子ワールドカップは、日本国内でのテレビ放送がいまだに決まっていない。7月20日の開幕まで2か月を切っている中、国際サッカー連盟(FIFA)の幹部から批判の声が上がるという事態に発展している。 オーストラリア『デイリー・テレグラフ』は今月下旬、『コード・スポーツ』による記事をウェブサイトに掲載。「日本は放送問題が最も多い国だ」と断定した上で、FIFA最高経営責任者のロミー・ガイ氏の次のような言葉を紹介している。 「日本は女子サッカー界における優秀さの代名詞となっている。彼女たちは2011年のFIFA 女子ワールドカップで優勝し、その4年後には準優勝した。なのに大会開幕まであと2か月を切ったが、日本に現在、放映する局がないというのが私を悲しませる理由だ」 「日本のサポーターはトップレベルのサッカーの試合を一晩中見ていることに慣れている。そもそもトーナ
Jリーグは25日、理事会後に記者会見を開き、秋春制へのシーズン移行案を報道陣に公表した。 Jリーグでは今月、一部メディアによってシーズン移行が検討されていることが報じられていたが、リーグ側が方針を明かすのは初めてとなった。Jリーグによると、シーズン移行の検討は「外部環境の変化の変化をきっかけに、日本サッカーにとって最適なカレンダーを考える」ためとしている。 外部環境の変化とはAFCチャンピオンズリーグが次回大会の2023-24シーズンから秋春制に移行することに加え、25年からのクラブW杯の制度変更、26年からの国際Aマッチウインドーの変更(現行の9月2試合、10月2試合→9〜10月4試合)、創設が見込まれるクラブ大陸王者大会(仮称)の影響を指すという。 またJリーグによる移行後のスケジュール案も判明。開幕が「7月最終週〜8月1週ごろ」、閉幕が「5月最終週〜6月1週ごろ」と想定した上で、「1
[3.28 キリンチャレンジ杯 日本 1-2 コロンビア ヨドコウ] 日本代表では初めてダブルボランチの一角で先発した。MF鎌田大地(フランクフルト)は前半45分間のプレー。トップ下が主戦場の代表では試合途中からボランチにポジションを下げることはあったが、スタートからは初めてだった。 フランクフルトではボランチでプレーすることが多いが、3バックのフランクフルトに対し、日本代表は4バックという違いもあり、「4バックのボランチは初めてやったので、発見もあった。3バックのときのボランチと、4バックのときのボランチでは守備も変わってくる」と、“初体験”のポジションに手探りで対応した。 中盤の底でリズムを作り、サイドを大きく展開するなど鎌田らしさも出たが、相手にとって危険なプレーは少なかった。「前回の試合(ウルグアイ戦)でもっとボールに関わるように言われたので、ボールを触りに行ったけど、南米特有の深
[3.28 キリンチャレンジ杯 日本 1-2 コロンビア ヨドコウ] あえて誤解を恐れず、強い口調で言った。日本代表MF堂安律(フライブルク)は1-1の後半9分からMF三笘薫に代わって途中出場。24日のウルグアイ戦(△1-1)に続く2連戦を1分1敗で終え、「明らかにこの2試合、シュートが少ない」と攻撃面の課題に言及した。 堂安が指摘するとおり、ウルグアイ戦のシュート数は4本対8本、コロンビア戦も5本対11本。チームとして2試合で9本に終わり、堂安自身は1本もシュートを打つことができなかった。 チームは今合宿を通して名波浩コーチのもと、サイドバックのポジショニングを含め、ボールをしっかり保持しながら相手を崩すビルドアップの形にトライしたが、なかなか機能しなかった。 「前半見ていて、(伊東)純也くんと(三笘)薫くんの個の能力はなかなか生かし切れてなかった。やろうとしていることを意識しすぎて、前
Jリーグでは今季から、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるオフサイド判定の際に3Dラインテクノロジーが採用される。これまでの2Dラインではピッチの接地面にしかラインを描画できなかったため、判定精度が不十分だったが、今後は上半身も含めた立体的な判定が可能に。一方、判定に要する時間の増加をはじめ、見る側にとって懸念される点がいくつかありそうだ。 Jリーグのレフェリング関係を管轄する日本サッカー協会(JFA)審判委員会は27日、2023年の第1回メディアブリーフィングを開催。現役審判員がシミュレーターを使い、3Dラインのオペレーションを行う様子を報道陣に公開した。 昨年度限りでJリーグ担当審判員・国際主審を勇退し、今季からJFA審判マネジャーのJリーグVAR担当を務める佐藤隆治氏は3Dラインの導入に際して「最初はきっと時間がかかる」と説明。3Dライン採用下では、攻撃側がパスをした地点
2度追いつくなど連覇への粘り強さを見せたフランス代表。惜しくもアルゼンチン代表に世界王者の座を明け渡す形となったが、大会史に残る名試合を演出した。 “史上最高の決勝“とも称されるこの試合は、FWキリアン・ムバッペ無しでは語れない。2点ビハインドの後半35分にPKを決めると、1分後には見事なボレーシュートで試合を振り出しに戻した。延長戦でもPKを決めてハットトリックを達成した。 ただ、ムバッペの得点に関してある行為が話題となっている。後半36分のカウンターから同点とした直後のゴールセレブレーションだ。ムバッペがピッチ外で喜びを露わにし、チームメイトも彼のもとへ駆け寄る。DFダヨ・ウパメカノは遅れて到着し、歓喜の輪に加わろうとしたが、DFテオ・エルナンデスに押し返されてピッチに残るよう指示されてしまった。結局、ウパメカノはムバッペらから少し離れた位置で得点を喜ぶこととなった。 ドイツ紙『キッカ
スペイン『アス』が「完璧なワールドカップを“台無し”にしたチーム」として日本代表を挙げている。 日本はカタールW杯でドイツ、コスタリカ、スペインと同居したグループEを首位で通過。しかし、クロアチアとの決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に敗れ、史上初のベスト8進出は叶わなかった。 同紙は「グループリーグを制した8チームのうち、7チームが2022年カタール・ワールドカップの準々決勝を戦うことになった。勝ち上がれなかったのは日本だけだ」と指摘し、次のように続けている。 「日本はワールドカップ優勝国であるスペインとドイツを意外にも2-1で下し、勝ち点6でグループEを勝ち抜いた。コスタリカに0-1で敗れたが、予選を1位で通過した」 「日本は非常に良いパフォーマンスを見せ、クロアチアだけがラウンド16でPK戦の末、アジアの夢を断ち切ることができた。GKのドミニク・リバコビッチは3本のシュートをセーブし
ブラジル代表の広報担当者が記者会見場に乱入した猫を「残酷に始末」し、W杯の記者たちに衝撃を与えたとイギリス『ザ・サン』が報じている。 そのハプニングはFWビニシウス・ジュニオールのインタビュー中に起きた。同選手が記者の質問に答えていると、会見場に乱入した猫がテーブルの上に飛び乗ってきて鎮座。ブラジルのスター選手はその様子を笑って見ていたが、広報は猫の背中を両手でつまみ上げると、手前の床に投げ捨てた。 同紙は写真付きで「猫がテーブルの上に飛び上がってくつろいでいた。広報担当者は衝撃的な方法でそれを手に取った。ビニシウス・ジュニオールが見守る中、彼は猫を床に投げた」と伝え、「その場にいた記者たちはショックを受けて息をのみ、ブラジル人は肩をすくめながら困惑した様子だった」とレポートしている。 また、SNS上の反応も紹介しており、「なぜ彼は投げたんだ?」「あんな風に投げる必要はなかった」「ブラジル
日本代表DF冨安健洋(アーセナル)がカタールW杯敗退から一夜明けた6日、報道陣の取材に応じた。試合後のミックスゾーンでは「先を見られない」と悲痛な言葉を残していた24歳は、この日も「いろいろ考えたけど、まだわからない」と厳しい表情を浮かべ、ミックスゾーンに立った。 言葉の端々から葛藤がにじみ出ていた。 ベスト8をかけた一戦の勝敗を分けたPK戦に話題が及んでも「わからないのが正直なところ」と冨安。言葉を選びながら、今年2月に行われた昨季カラバオカップ決勝の激闘を例に挙げて話を切り出した。 「リバプールとチェルシーがPK戦をやって、最後の一人だけ外してというのを見ていた。PK戦ですら空気が違った、レベルが違うと見ていて思った」。両チームとも11人が蹴り合う中、リバプールはGKケレハーが成功したのに対し、チェルシーはGKケパが失敗。GKのキックで明暗が分かれる形でタイトル争いに決着がついた。 「
出場試合数45、得点数17、アシスト数8は森保一監督就任以降の日本代表でいずれも最多。エースナンバー10番とともに森保ジャパンの顔であり続けたMF南野拓実(モナコ)にとって、初めてのワールドカップは悲劇的な結末となった。 モナコ移籍後の今年9月に行われたドイツ遠征で大きく序列を落とし、カタールW杯4試合での先発出場はなし。初戦のドイツ戦では途中出場から同点ゴールを導く活躍を見せたが、その後はなかなか思い描いていたパフォーマンスを発揮できなかった。そしてベスト8をかけた決勝トーナメントのクロアチア戦では悪夢のPK失敗。ピッチに座り込む姿が悲痛なインパクトを与えた。 苦境につながったのは所属クラブでの出場機会の減少だった。「いま振り返るとリバプールに移籍して、試合に出られない時間があったのはすごく難しかった。W杯に最高の状態で来たかった」。2020年1月のリバプール移籍から約3年間、A代表では
4年間も待つわけにはいかない。体調不良で5日の決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦を欠場した日本代表MF久保建英(ソシエダ)が一夜明けた6日、報道陣の取材に応じ、今大会の悔しさをぶつける次の目標として24年パリ五輪を挙げた。 「(東京)オリンピックのときと違って今回はちょっと不完全燃焼感もある。オリンピックは自分のやりたいことをやれた大会だったので、個人として勝手に満足して、一回これで区切ろうかなと思ってましたが、ワールドカップは不完全燃焼だったので、オリンピックでもしチャンスをもらえるのであれば出たい」 パリ五輪時は23歳。「オーバーエイジでもないし、(日本が)出られるならチャンスはある。実現するのであれば全力で臨みたい。いい加減、代表で何かを成し遂げたいという思い。代表で勝ってみたいと思っている」。五輪出場には所属クラブとの交渉も必要になるが、「それは自分の実力次第で交渉すればいい話な
日本代表MF南野拓実(モナコ)が6日、ドーハの練習拠点で報道陣の取材に応じた。前日のクロアチア戦ではPKを失敗し、試合後のミックスゾーンは悔しさを隠せない様子で素通りしたが、一夜明けたこの日は「皆さんには申し訳なかった。整理できていなかった部分もあったし、喋ると抑えきれない気持ちがあった」と切り出しつつ、胸中を明かした。 南野はクロアチア戦の後半43分、3-4-2-1のシャドーで途中出場。延長戦はチームが劣勢の中で見せ場はなかなかなく、決着がPK戦にもつれ込む中、「PKには自信があった」と一人目のキッカーに立候補した。 森保一監督は東京五輪準々決勝のニュージーランド戦に引き続き、キッカーを選手に委ねる立候補制を採用。「森保さんが選手の立候補制でPKをするっていうのはその時は知らなかった」という南野だったが、「自分は自信があったから1番か5番を蹴りたいなと思っていた」と覚悟を決めた。 W杯の
[12.1 カタールW杯E組第3節 日本 2-1 スペイン] 日本代表は決勝トーナメント進出をかけて戦ったスペイン戦で、これまでの2試合で後半から採用していた3-4-2-1のフォーメーションを今大会初めて試合開始から採用した。その決断の裏には、かつて同じシステムでバルセロナを破った経験を持つMF鎌田大地(フランクフルト)の助言があったという。 鎌田は試合後のミックスゾーンで、試合2日前の非公開練習の一部を明かした。「同じ(守備時)5バックをやった時はフォーメーションが少し違っていて、選手間でもあまりうまくいっている感じがなかった。僕はフランクフルトでの成功体験があったので、こうしたほうがいいんじゃないかと言わせてもらった」。さまざまなシステムを試す中で3-5-2の布陣をとっていたそうだが、そこで鎌田が提案したのが3-4-2-1の布陣だった。 鎌田の所属するフランクフルトは今年4月、昨季のU
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