休日は田んぼでタニシを大量に捕獲、その様子を大喜びでTikTokに上げるベトナム人技能実習生たち。なお、この動画で捕まえていたのは在来種 農作物を食い荒らし、突如、人を襲う有害生物。日本には生物にまつわる小さくないリスクがある。だが、そのような生物たちをなぜか在日ベトナム人が狩って、食べたり、売ったりしているらしい。そんな"狩猟生活"を営む在日ベトナム人の実態とは!? ルポライターの安田峰俊氏が迫る! * * * ■ジャンボタニシの天敵 近年、「生物」の話題がニュースを騒がせている。 例えば、養殖場から逃げ出すなどの人工的な要因によって本来は生息していない地域に分布を広げ、生態系を乱す「侵略的外来種」(アメリカザリガニなども該当する)の被害だ。 また、自然破壊や気候変動の影響で、シカやイノシシなどが人間の生活空間に入ってトラブルを起こす例も増えている。近年の鳥獣による農作物被害額は年間15