ウクライナ東部ドネツク州チャシウヤール近郊で、装甲兵員輸送車に乗るウクライナ兵(2024年4月27日撮影、資料写真)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【6月15日 AFP】ウクライナ国境警備隊は14日、密出国を試みた男性41人を拘束したと発表した。 ウクライナは2年以上続くロシアによる侵攻で多数の犠牲者を出したのを受け、先月、兵員の補充を目的とした新たな動員法を施行。動員を強化している。ロシアによる侵攻が始まった2022年2月以降、18~60歳の男性の出国は原則禁止されている。 モルドバ、ルーマニアと国境を接する南部オデーサ(Odesa)州の国境警備隊は、穀物輸送用のトラックで出国しようとしているウクライナ国民41人を発見したと述べた。 違反者は行政処分となるが、密出国を手配した2人は刑事責任を問われるという。 国境警備隊は男性らが徴兵逃れを意図していたのかは明らかにしなかっ