読売新聞グループ本社代表取締役主筆で、プロ野球巨人のオーナーや日本新聞協会会長も務めた渡辺恒雄(わたなべ・つねお)さんが19日亡くなりました。中国新聞では2017年2月、球界に大きな影響力を持つ渡辺さんに、カープと広島についてインタビュー。読売巨人軍最高顧問の立場から、カープと広島について語ってもらいました。記事を再掲します。 【カープという生き方 宝磨き】読売巨人軍元最高顧問 渡辺恒雄さんに聞く 広島に欠かせぬ存在(2017年2月17日掲載記事より) 1リーグ構想を主導した当時の巨人オーナー、渡辺恒雄さん(90)は、球団の役職を退いた今も、球界に大きな影響力を持つ。2011年暮れ、中国新聞の取材に応じ、当時優勝から20年遠ざかっていた広島東洋カープに対して「球場ができてうまくいってる。これから良くなる」と語っている。渡辺さんに今のカープについて聞いた。(聞き手は増田泉子、日野淳太朗、撮影