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2024年ランキング
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FASHIONSNAP(以下、F):今日も着用されている「ポールハーデン シューメーカーズ(Paul Harnden Shoemakers)」で今年はスタートですね。 山口一郎(以下、山口):最近こればっかり着ています。今年は僕の中で「10年後も好きなもの」というテーマがあって、10年前も好きだっただろうし、10年後も好きだろうな、という視点でモノを選んできたんですよね。このセットアップが、そのテーマにもピッタリで。 F:一郎さんは以前からポールハーデンのセットアップに憧れがあるという話をされていて、前回のベストバイ企画でも「僕は、ポールハーデンの似合う男になりたい」と話していましたね。それを、今年ついに。 山口:10月にジョン・ガリアーノ(John Galliano)が来日していたじゃないですか。その時に着ていた服が気になって、よく行くお店の方に聞いたらポールハーデンだとわかったんです。
FASHIONSNAP(以下、F):「グッチ(GUCCI)」のシャツですね。いきなり登山用品が来るかと思いました(笑)。タグが変わってサバト期ですね。 光山玲央奈(以下、光山):登山用品はこのあと登場するのでご安心を(笑)。タグが変わるだけでもアイテムの印象ってガラリと変わりますよね。サバトが手がけたファーストコレクションのランウェイで登場したアイテムなんですが、詳細は分からず。というのも、店頭に並ぶアイテムがものすごく絞られていて、これも買いに行ったときに1着しか入荷してなかったらしいです。 F:ものすごくデリバリーが限られていたのは知っていましたが、本当に少数だったんですね。着心地はどうですか? 光山:ものすごくシェイプが効いていて、背筋がピンと伸びますね。ここ最近はコンフォートなパターンの服が多かったので、新鮮です。これは太れないぞと思いました(笑)。 F:サバトのコレクションを見て
FASHIONSNAP(以下、F):ミラノを拠点にする日本人デザイナー桑田悟史さんが手掛けるブランド「セッチュウ(SETCHU)」のGeisha コートとデニムパンツ。いずれも2024年秋冬シーズンのものですね。 小笠原拓郎(以下、小笠原):悟史くんは昨年LVMHプライズを取りましたけど、受賞する前、フリーランスセールスのノリ(平田典之)に「見てほしいブランドがある」と言われていたのがセッチュウだったんですよ。二つ返事で「いいよ」と伝えて、約束した直後にLVMHプライズを取っちゃって。私が取り上げなくても、もう世の中に広まったじゃないかと。 F:「ダブレット(doublet)」の井野さん(井野将之)以来となる日本人受賞者ですからね。それで最初にセッチュウを見た時はどう感じたんですか? 小笠原:最初は2024年春夏を見たのかな。「和洋折衷」というコンセプトはすごく面白いけれど、その時はもうち
今年のお買い物を振り返る「2024年ベストバイ」。15人目は韓国を拠点に活動するスタイリストのチェ・ユミ(YUMI Choi)さん。人気ガールズグループNewJeansのデビュー曲から現在までスタイリングディレクション&スタイリングを担当しています。2000年代の「STREET」や「CUTiE」を彷彿とさせるそのコーディネートは「Y2Kリバイバル」の火付け役ともなり、K-POPに関心の薄かったファッション好きも魅了。時代のムードを掴んだ懐かしさと新鮮味が融合したスタイルで幅広い層から支持を集め、世界的なトレンドをけん引しています。今世界が最も注目する“トレンドメーカー”が「今年買って良かったモノ」とは?
今年のお買い物を振り返る「2024年ベストバイ」。12人目は、ライゾマティクスのファウンダーでStudio Daito Manabeを主宰するメディアアーティスト 真鍋大度さん。本企画3年ぶりの登場です。今年は大阪で開催した自身の大規模個展「Continuum Resonance: 連続する共鳴」をはじめ、Mutek バルセロナ、モントリーオール、メキシコの出演、アムステルダムのDekmantel Festivalの出演、Perfume結成25周年展のクリエイティブディレクション、坂本龍一の展覧会に向けたプロジェクトなど、例年に増して多忙な1年を過ごしたそう。国内外を飛び回っている真鍋さんに、スタジオ兼自宅で愛犬の"マメ"とともに、2024年のベストバイを振り返っていただきました。
FASHIONSNAP(以下、F):1点目は「コム デ ギャルソン・オム(COMME des GARÇONS HOMME)」のジャケットですが、メンズアイテムを愛用しているのですね。 小林由佳編集長(以下小林):2年前に編集部になり公式な行事も増えて、ジャケットを着用する場面が増えてきて…。いわゆるセットアップ的なウィメンズのジャケットではなく、でもデザイン性が高くてモード過ぎるのも、なんだか違うと思ってずっと探していたんです。そんな思いをしながら今年になって、たまたまコム デ ギャルソンのブティックでショップスタッフの方から「ジャケット探されているなら、メンズもオススメですよ」と言われて。 F:特にジャケットはサイズ感が気になるのでメンズアイテムが良いとは思いつかないですよね。実際、仕立ても違いますし。 小林:そうなんですよね。なので試着してみてしっくりはきたんですが、「着慣れていないメ
FASHIONSNAP(以下、F):最初にご紹介いただくのは、「パタゴニア(Patagonia)」の人気アウター、グリセードです。首元や袖口部分のフリースが潰れてしまったり、生地がテカったりしている個体が多いようですが、これはかなり綺麗ですね。 十倍直昭(以下、十倍):グリセードのなかでも人気の1997年製のサンダー(稲妻柄)です。Lサイズまでなら状態が良いものは探せばまだ見つかるのですが、僕が着られるXL(十倍さんの身長は180cm)は非常に希少です。長年探し続けてきたんですが、今年ようやく見つけることができました。これは復刻版も出ていますが、オリジナルとは雰囲気が違うので食指が動かないんですよね。パタゴニアは、モデルによっては近年のものを着ることもあるんですが、どちらかというと1990年代や2000年代のアイテムのほうが、色味や素材感にパタゴニアらしさが出ていると思います。 F:これは
FASHIONSNAP(以下、F):1点目は、韓国を拠点に活動する日本人7人組HIPHOP/R&Bガールズグループ「XG」のグッズのパーカーとのことですが、こちらはいつのものでしょうか? はるな檸檬(以下、はるな):これは今年5月に始まったXG初のワールドツアー「The first HOWL」の公式グッズで、私は横浜公演に行った時に買いました。アイドルグッズ感がなくて、普通にファッションとしておしゃれなところがすごく気に入っています。オーバーサイズでショート丈のシルエットも、カラフルなタイダイ柄や各メンバーが好きなモチーフを落とし込んだプリントもすごくかわいいんですよね。XGは、そういった“審美眼”的な部分も好きだし信頼しています。 F:確かにとてもスタイリッシュですし、なんだかHIPHOPを踊るダンサーになったような気分になれそうなデザインですね。 はるな:そうなんです、ギャルダンサーみ
FASHIONSNAP(以下、F):1点目はかりんさんのベストバイでは初登場の「トム ブラウン(THOM BROWNE)」ですね。 大平かりん(以下、大平):トム ブラウンは憧れでずっと欲しいなと思っていて、今年は春に家族のセレモニーがあったのでそれに合わせて思い切って購入しました。 F:トリコロールがとても可愛いです。こちらは一式揃えて購入されたんですか? 大平:そうなんです。これの他にニットとネクタイ、靴下のスーツセットで購入しました。仕事でアメリカに出張した際に現地で購入したのですが、初めてで何を買えばいいのか分からなくて友だちに全部見繕ってもらったんです。 F:トム ブラウンはこれまでにも買うことはあったんですか? 大平:いや、全然持ってなかったんですよ。ただ、ニューヨークの同僚で着ている人が多くて、働く大人の女性のユニフォームとしてかっこいいなと思っていたんです。一式で揃えて着て
FASHIONSNAP(以下、F):1点目は、「ONC メリノ」のロングスリーブTEEですね。ブランドのインスタグラムを見てみると、アウトドアよりもファッション寄りのようなブランドですが、どういった基準で選ばれたのでしょうか? 五十嵐雅人(以下、五十嵐):一番気に入っているポイントは、シルエットですね。適度にダボッとしているので、普段着感覚で着られます。あと、生地が柔らかくて手触りが上質なことや、リブがあることも気に入っています。 F:アウトドア愛好者の間では、インナーはウール派と化繊派で分かれるそうですが、五十嵐さんはウール派ですか? 五十嵐:臭くなりにくい、という点でウールのインナーを着ることが多いですね。あと、化繊のアイテムは「ガチ感」が強くなってしまうのでちょっと苦手なんです。僕は登山に行くときも、できるだけ街に溶け込めるような服装を選んでいます。一番下にファイントラック(fine
FASHIONSNAP(以下、F):1品目はアメリカ・バーモント州のスノーシューブランドの「バーモント・タブス(Vermont Tubbs)」によるロッキングチェア。とても珍しいアイテムだそうですね。 仁田恭介(以下、仁田):実は10年ほどずっと狙っていたものなんです。「エルエルビーン(L.L.Bean)」や「シアーズ(Sears)」などの1940〜50年代アメリカのカタログにイラストとして掲載されていて、その存在を知りました。スノーシューのメーカーが、家具をつくっているというのはアメリカではよくある話みたいですね。この「バーモント・タブス」はそのうちの1社です。いろいろと探して、海外のオークションサイトで見つけたものは40万〜50万円と高額だったので、いつか手に入れたいと思っていたんです。 F:その“いつか”が今年訪れたんですね。 仁田:はい。ヤフオクでキーワードを登録していたら、1月に
FASHIONSNAP(以下、F):一つ目は、ヴィンテージロレックスですね。くっきー!さんといえば、時計好きのイメージがあります。 野性爆弾 くっきー!(以下、くっきー!):今年は軍モノの時計を2本一気に買ったりもしたんですけど、ベストバイはこいつです。1969年製の「サブマリーナー」で、現行のサブマリーナーは「フィート/メートル」表記の上に「SUBMARINER」のロゴが入っているんですけど、これは下に入ってるので「下サブ」と呼ばれています。なおかつ、フィートとメーターの表記も「メートル/フィート」と逆に書いてある「メーターファースト」。ずっと、この下サブのメーターファーストを探していて、もう使えへん時計を売っぱらって「いっちょ新しいの買っとこう」と思っていた時に、ちょうど見つけたんです。 F:時計は新品よりもヴィンテージ派ですか? くっきー!:そうですね。どんどん(コレクションが)古い
「Z世代のためのサステイナブル研究所」のデカボLabのウルトラファストファッションに関する意識調査でZ世代の4人に3人はウルトラファストファッションの購入経験があり、約半数が環境に悪いと知りながら購入している。 ウルトラファストファッションとは、オンラインで購入できる1着1000円程度の安価ブランドを指し、Z世代からは「安くて可愛い商品がたくさんある」と注目されている。しかしその一方で、有害化学物質の使用、工場の過酷な労働環境、プラスチック素材の使用など、環境への悪影響が懸念されている。 調査ではZ世代の74%はウルトラファストファッションの購入経験があり、そのうち15%は月に1回以上購入している。環境に悪い商品もあることはZ世代にも広く認知されており、約55%が環境への悪影響を「知っている」と回答した。約77%が「環境への悪影響が購入に影響する」と回答しているが、52.3%が環境に悪いと
【11月27日追記】 発売日が12月13日(金)に決定。カシオオンラインストアおよび各カシオウオッチ展開店舗で取り扱う。
良品計画が展開する商品ライン「MUJI Labo」が、2024年秋冬シーズンから体制を変更し、新たな編成で商品提案を行っている。同社は、組織が一新されたタイミングで、新生「MUJI Labo」の世界観を表現した同ライン初の旗艦店「無印良品 代官山」をオープン。顧客からの反応は上々で、手応えを感じているというが、具体的に「MUJI Labo」はどのように変わったのか。良品計画 衣服・雑貨部の鈴木誠子企画デザイン室長に3つのポイントを聞いた。 まずは、商品企画体制の刷新だ。「MUJI Labo」では、2017年春夏シーズンに「エヌハリウッド(N.HOOLYWOOD)」尾花大輔と「タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)」堀内太郎がデザインディレクターに就任。堀内が退任してからは尾花が1人でデザインを手掛け、採用する素材などの決定についても一任していた。 前提として、同社は年齢、性別の垣根
「何が流行るかわからない」ことはファッションの常だが、まさかアニメTシャツがファッションアイテムとして注目を浴びる日が来ることを予想した人はいなかったのではないか。「シュプリーム(Supreme)」が2015年に日本のアニメ作品とのコラボレーションを行ったことで先鞭をつけ、その後トラヴィス・スコット(Travis Scott)らヒップホップアーティストたちが「アキラ(AKIRA)」などの古着アニメTシャツを着用したことで人気は世界的に拡大。「攻殻機動隊」やスタジオジブリ作品など、1990年代のヴィンテージアニメTシャツは数十万円もの価格が付くことも珍しくなく、近年は2000年代や2010年代の古着アニメTシャツも、定価の数倍から十数倍の値段で取引されている。このように、アニメTシャツムーブメントを牽引したのは古着だったが、最近はその影響を受けて新品のアニメTシャツの注目度も高まっている。そ
最近日本では電動キックスクーター、別名eスクーターの話題が絶えない。特にスタートアップのLuupによる資金調達など、新たな電動マイクロモビリティとしてその勢いはどんどん増している感じがする。 その一方で、SNS上では「危なすぎる」「廃止すべきだ」「海外では禁止している街が多い」などの意見も散見され、かなり炎上気味な状態。 そんな中で、東京に加え、世界の他の街のeスクーターを取り巻く状況も踏まえ、個人的な考察をしてみたいと思う。 そもそもなぜこんなにも反対論が多いのだろうか? それはおそらく、その車輪の小ささと重心の高さだろう。こちらのスクーターレースの動画を見てもわかるとおおり、細かなコーナーでは転倒する人が多発しており、その操作には一定の技術が必要とされる。 反対派の中には、この不安定さを指摘する人も少なくない。 eスクーターレースの様子
「ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON.、以下ベネトン)」が10月23日、日本市場から撤退すると公式インスタグラムで発表した。 ベネトンは、1965年に設立したイタリアのカジュアルファションブランド。日本では2000年頃から全国的に店舗を展開していたが、2011年に心斎橋店、2014年に表参道店を閉鎖し、現在はオンラインのみの展開となっていた。
中央線がサブカルチャーエリアになった理由 東京に馴染みがある人なら、東京を走る鉄道の路線ごとになんとなくのイメージを持っているのではないでしょうか。高円寺駅があるJR中央線、特に新宿駅から吉祥寺駅の間に位置するエリアに対し、「サブカル(サブカルチャー)」のイメージを持っている人は少なくないと思います。では、そのイメージはどのようにして生まれたのでしょうか。 中央線の前身である甲武鉄道が開通したのは1889年。当初、中央線が結んでいた新宿と立川の間には、中野と荻窪の2つしか駅がありませんでした。高円寺を含む中央線沿線の街が発展するきっかけとなったのが、1923年に起こった関東大震災です。震災によって東京市中が焼失したため、比較的被害の少なかった東京西部に人口が移動しました。 第二次世界大戦後の中央線沿線は地価が安かったため、新進のクリエイターたちが住むようになりました。「君死にたまふことなか
9月27日、冷たい雨の降る金曜の夜。「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」は2025年春夏ウィメンズコレクションをパリで発表した。会場は、これまでと同じくパリ市庁舎(Hôtel de Ville)。 シベリア出身のピアニスト、パヴェル・コレスニコフ(Pavel Kolesnikov)がランウェイの脇にあるピアノのスツールに座り、鍵盤を弾き始めた。コレクションのオープニングを飾ったのは、日本人モデルのKUYURI。ヨウジヤマモトのショーに14回出演しており、ブランドのミューズの一人でもある。彼女は、黒いシースルー生地で、複雑なパターンワークのドレスをまとい、そこから真っ赤なテープが長く垂れ下がっていた。ハンドペインティングがなされたタイツも印象的だ。
ベトナムのホーチミンで見つけたPhùng Khánh Linh「CITOPIA」recommend by 商品部 ロック担当 池部 幸太さん主にモーラムやルークトゥンのレコード、カセット、CD、USBなどフィジカルの収集と現行シーンのYoutubeディグ、アジアにまつわる現場調査を行う。 アーティスト名:Phùng Khánh Linhアルバム名:CITOPIA(2022 / Hãng Đĩa Thời Đại (Times Records)) スタッフのおすすめコメント: 2024年ベトナム調査の際に現地(ホーチミン)のレコード店で発見した作品です。リリースは2022年。まさかベトナムにこんなにもCITY POPな作品が現行でリリースされているなんて誰が想像できたでしょう? 竹内まりや「プラスティック・ラブ」からの影響を公言するベトナム女性SSWフン・カイン・リン自身が作曲、米国のナッシ
「ゲオショップ」や「ゲオモバイル」「セカンドストリート」などを展開するゲオが、2024年秋冬からアパレル事業に本格的に参入すると発表した。手始めとして、メンズ・ウィメンズのスウェットのセットアップ3型と、ウィメンズの裏起毛タイツ、レギンス、ソックスを10月10日からゲオオンラインストアで、翌11日から全国のゲオショップ853店舗で販売する。 同社はレンタル事業に代わる新たな事業の柱として、コロナ禍に「おうち時間を充実させる」という点で親和性の高いリテール事業の強化に着手。オリジナル商品を拡充することで「バラエティストア」への業態転換を目指している。 これまで、テレビやイヤホンなどの黒物家電、まくらやシャワーヘッドなどの生活用品、化粧品や洗剤などの日用品をはじめとしたオリジナル商品を年間100品目以上をゲオショップで販売しており、ワイヤレスイヤホンは430万個、ワイヤレスヘッドホンは40万個
アメリカ・カリフォルニアの「パタゴニア(Patagonia)」本社が、大規模な組織再編の一環として41人の人員削減を行う。同社CEOのライアン・ジェラート氏(Ryan Gellert)が10月1日、自身のLinkedinのアカウントで発表した。 パタゴニアは、イヴォン・シュイナード(Yvon Chouinard)がカリフォルニア州ベンチュラで1965年に創業。1985年から年間売上の1%を世界中の環境保護団体へ寄付しており、2022年には同社株式の大半を環境保護を行う非営利団体などに譲渡した。 人員削減では、本社の従業員の約1%にあたる41人を解雇。ライアン氏はリストラの理由について、「利益を上げているものの、業界の多くの企業が直面しているのと同じ経済的逆風の影響を受けやすい」と説明し、続けて「大規模な組織再編は短期的な成功に不可欠であり、今後50年間の基礎として重要である」と述べた。 解
同店は、2022年6月19日に閉店した「ビックロ ユニクロ 新宿東口店」の跡地に新たなグローバル旗艦店として出店。現在営業中の「ユニクロ 新宿西口店」「ユニクロ 新宿高島屋店」「ユニクロ 新宿東南口フラッグス店」「ユニクロ 新宿三丁目店」に続いて、新宿エリアでは5店舗目の展開となる。
ファッションや洋服は、しばしば「鎧」などと形容され、着用者の身体や心を様々な“外部”から守ってくれる役割を持っている。一方で、装いは自身の好みや属性を目に見える形で纏うことで、その内面や役割、見せたい姿を表に出し、他者や社会と繋がることのできるツールにもなりうる。 「不器用で、社会との折り合いがなかなかつかず、生きづらさを感じている人」という人間像を掲げたクリエイションを行うブランド「ピリングス(pillings)」も、まさに物理的にも概念的にも着る人のままならなさを受け止め心身を守ってくれる、いじらしくも愛おしい“繭”のような服を提案し続けてきた。しかし、今回2025年春夏シーズンでは、そんなピリングスを象徴する“繭”が姿を消した。では、繭に代わって村上が新たに提示しようと試みたのはいったい何だったのか。 村上が今季のコレクションを通して表現することを目指したのは、「内向的な人が外に出て
これまでに『映画けいおん!』『映画 聲の形』などの話題作を手掛けてきたアニメーション監督・山田尚子による、待望のオリジナル作品となっている。 上海国際映画祭での受賞も記憶に新しい山田監督に、世界が注目する日本のアニメーションの魅力、そして本作に込めた思いについて話をきいた。 無意識で感じるところを大事にしたい― まず、第26回上海国際映画祭での受賞おめでとうございます。 ありがとうございます。 ― 金爵賞アニメーション部門の最優秀作品賞、つまり今年、最も優れたアニメーション作品だと評価されました。現地の会場で発表されるまで、事前に受賞の知らせはなかったんですか? そうなんです。特に内示がなかったので、すごく気を抜いた状態で着席していました(笑)。 ― 改めて、受賞の感想を伺えますか? うれしいことなんですけど、冷静な部分もあって。賞のありなしは重要じゃないと思っているクールな目線の自分もい
夏休みシーズンも後半。今夏の楽しい思い出は作れましたか? 「まだまだ遊び足りない!」、「これからどこかへ遊びに行きたい!」という人必見。 今回は都内にある、最寄り駅から徒歩10分以内で行ける好アクセスの「#自然界隈」スポットをご紹介します。 夏の最後は、気軽に行ける東京の自然を感じられる場所でたっぷり癒されませんか? 等々力渓谷 / 等々力駅 大井町線等々力駅から、徒歩約3分ほどの場所に位置する「等々力渓谷公園」。 東京23区内唯一の渓谷で、都心にいながら川のせせらぎや野鳥の声が聞こえる、自然をたっぷり満喫できる“都心のオアシス”なんです。夏でも渓谷内はひんやりとしているそうで、暑さが厳しい今の時期にうってつけの「#自然界隈」スポットですね。
1980年代、原宿のストリートで産声を上げ、日本独自に発展してきたファッションスタイル、ロリータファッション。2004年には、深田恭子がロリータファッション命の女子高生を演じた映画「下妻物語」が公開され、一躍話題を集めた。しかし2010年代に入ると、「ケラ!(KERA)」やゴシック&ロリータバイブル(Gothic&Lolita Bible)」といった専門誌が相次いで休刊。「街からロリータが消えた」とも囁かれ、人気は一時下火となったように見られた。 しかし、令和6年を迎えた今でも、ロリータは確かに存在し続けている。今年3月にロリータブランド「ベイビー(BABY,THE STARS SHINE BRIGHT)」が渋谷ヒカリエで発表したショーには、約500人のロリータが来場。国内のみならず、海外からも多くのファンが駆けつけた。今や世界中で愛されるスタイルとなったロリータ。そんな今、平成から第一線
「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」が、映画「箱男」の⼀部⾐装デザインを担当した。映画公開日は8⽉23⽇。 同作は、安部公房が1973年に発表した同名小説が原作。「⼈間が⾃⼰の存在証明を放棄した先にあるものとは何か?」をテーマに、頭からダンボールを被り、都市を徘徊する「箱男」について描く。主演を永瀬正敏が務め、佐藤浩市や浅野忠信、白本彩奈らが出演する。 ヨウヘイ オオノは、浅野忠信が演じるニセ医者、佐藤浩⼀が演じる完全犯罪に利⽤しようと企む軍医、⽩本彩奈が演じる謎の⼥ 葉⼦の3人の⼀部⾐装を担当。ヨウヘイ オオノが得意とするフォルムアプローチと特異な素材使いで、「制服」という概念とその境界線を探り、独⾃の視点で制作したという。 ヨウヘイ オオノのデザイナー⼤野陽平は、「今回はスタイリスト⼩笠原吉恵さんから⾐装のご相談を受けてデザインしました。箱男がどういった世界観の映画なのか想像も
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