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大規模言語モデルを使った「ブロードリスニング型選挙」とは まず安野氏が行ったのは、従来の選挙の分析だ。これまでの立候補者は、候補者の主張をメディアが広く拡散し、一方的に有権者に伝える「ブロードキャスト型」の選挙活動を行っていた。これは2000年代以降、インターネットの普及により有権者が候補者に直接声を届けられる環境が整ったものの、膨大な量の意見を集約しきれないという新たな課題が浮上したことなどが背景にある。 そんな中、20年代に入りChatGPTなどの大規模言語モデルが登場。安野氏は「さまざまな意見をうまく消化して一人の脳に入れることができるようになってきた」と説明する。そこで安野氏が目指したのは「ブロードリスニング型」の選挙活動だ。 その要点は、多くの有権者の声を聞き、集約した意見を政策に取り入れ、さらに有権者それぞれに合わせた形で政策を発信することである。このブロードリスニング型選挙に
7月19日、世界各地でコンピュータの大規模なシステム障害が発生し、交通網の混乱のほか、金融機関や医療など多くの分野で業務に支障が出たことで、保険会社は多額の保険金請求に直面するとみられる。 障害を引き起こしたのはサイバーセキュリティ企業CrowdStrikeのセキュリティソフトで、米MicrosoftのOS「Windows」で不具合が生じた。 保険ブローカー、英McGill and Partnersのサイバー担当パートナー、ライアン・グリフィン氏は「保険会社はCrowdStrikeによるシステム障害に関連する何百件もの保険金請求に備えている」と述べた。 専門家は、全ての企業がシステム障害による費用や失った時間の保障を得られるわけではなく、全てのサイバー保険が事業中断をカバーしているわけではないと指摘。それでもサイバー保険のリスク・プラットフォーム、米Cyberwriteのニール・ペリーCE
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は7月13~19日までの7日間について集計し、まとめた。 先週のアクセストップは、世界850万台のWindows端末をブルースクリーン化したおそろしい障害だった。修正するためには、対象PCのリカバリー作業を手作業で行うしかなく、“情シス的にだいぶ恐怖”な状況に陥った。 原因は、米CrowdStrikeが提供している、エンドポイント検知・対応型セキュリティツール(EDR)「CrowdStrike Falcon」の更新データにロジックエラーが含まれていたこと。EDRを導入するほどセキュリティ意識の高い企業が被害にあった今回の問題。ITツールやデータを“守る”難しさを感じさせる事件だった。 IT化すれど、我が仕事楽にならず ここ最近、IT関連の大きなイ
麻布台出版社(東京都千代田区)は7月22日、雑誌「ポポロ」を同日発売の9月号をもって休刊すると発表した。創刊から32年だった。 ポポロ編集部は「諸般の事情」により休刊すると説明。「長きにわたり支えてくださった読者の皆さま、クライアントの皆さま、制作にご協力いただいた関係者の方々に御礼を申し上げるとともに、今後もご購読を予定されていた読者の皆さまに心よりお詫び申し上げます」としている。 ポポロは1992年創刊の女性向けアイドル誌。写真を多用したインタビュー記事が特徴で、幅広い年代の女性に認知されていたという。 一方で、麻布台出版社が「雑誌に掲載されている写真や文章を、写真撮影やスキャン等を行って、許諾なくブログ、SNSで公開する行為」に対して注意喚起するなど、近年はネット上の無断転載なども問題視されていた。 関連記事 毎日新聞社、富山県での配送休止を発表 Webサイトで公表もその後削除、理由
元米Googleの著名な研究者、リオン・ジョーンズ氏とデビッド・ハー氏らが東京で立ち上げたAIスタートアップSakana.ai(東京都港区)は7月21日、浮世絵風イラストを生成できるAIモデル「Evo-Ukiyoe」と、浮世絵をカラー化できるモデル「Evo-Nishikie」(錦絵)を発表した。各モデルとそのデモをHugging Faceで公開している。 各モデルは、同社が4月に公開した画像生成AI「EvoSDXL-JP」をベースに開発。いずれも、芸術品を研究・保管する立命館大学アート・リサーチセンターから提供を受けた浮世絵の画像2万4038点を活用したという。どちらも日本語の入力に対応する。
米Microsoftは、7月19日に全世界のWindows PCでブルースクリーンが多発した問題で、USBメモリなどでブートメディアを作れる新しい修復ツールを公開した。IT管理者が修復プロセスを迅速化できるとしている。 回復ツールは、2つの修復方法から選べるもので、7月20日に公開した。また21日にはユーザー企業からのフィードバックを反映して紹介記事を更新したという。 2つの方法は、1)WinPE(小規模OS)から回復する方法。デバイスの修復を容易にするブートメディアを生成する。ローカル管理者権限は必要ない。2)セーフモードから回復する方法。影響を受けるデイバスをセーフモードで起動できるようにブートメディアが生成される。ユーザーはローカル管理者権限を持つアカウントでログインし、修復手段を実行できる。 ツールはダウンロードセンターにある。また作業手順はサポートページで紹介している。 この問題
インターネットカフェ最大手の「快活CLUB」を運営する快活フロンティアは7月11日、渋谷に「快活CLUB渋谷センター街店」をオープンした。「スキマ時間のKEY PLACE」がコンセプトの同店舗は、「ネットカフェは何となく入りづらい」という見えないハードルを打開したい狙いがあるという。新コンセプトでの出店に至るまでの経緯を、同社経営企画部の大城奈央氏に聞いた。
想定外の反響 AI幹事が公開されると、開発者たちの予想をはるかに超える反響がありました。「正直、これほどの反響があるとは夢にも思っていませんでした。この絵面が地上波のニュースにまで取り上げられるとは……」。 特筆すべきは、飲食業界からの反応でした。大手チェーン店だけでなく、地方の焼肉店や個人経営の飲食店からも直接問い合わせが殺到したそうです。もちろん、飲食店向けシステムを提供する企業からも多くの問い合わせがあったとのこと。 さらに興味深いのは、飲食店オーナーたちの反応そのもの。「コロナ禍での他のDX施策は『やむを得ず』導入するものが多かったそうなのですが、AI幹事に関しては『楽しそうだから導入したい』という声が圧倒的に多いんです」と尾崎さんは語ってくれました。 AI幹事がこれほどの注目を集めた理由は、まさにタイミングといえるでしょう。生成AIは便利さやすごさで語られ続けてきました、AI幹事
「AI幹事」飲食店に大ウケ──開発者が明かす、誕生のきっかけと想定外の反響 人とAIの新しい関係は居酒屋で始まる?(4/4 ページ) 人とAIの新しい付き合い方 AI幹事が注目を集めたことで、Gateboxとだるまジャパンの開発チームは、さらなる進化を目指しています。また、AI幹事のスマホ版(iOS)については、すでに開発に着手しているとのこと。今後の方向性としては、 多言語対応:海外からの観光客にも対応できるよう、多言語でのコミュニケーション機能を追加 キャラクターコラボレーション:人気アニメやゲームのキャラクターとコラボレーションし、そのキャラクターになりきったAI幹事を開発 健康管理機能:ユーザーの健康データと連携し、適切な飲酒量を提案する機能を追加 家庭用バージョン:飲食店だけでなく、ホームパーティーでも使えるAI幹事の開発 武地さんと尾崎さんは、最後にこう締めくくってくれました。
“顔出しNG”のアーティストとして知られるAdoさんが、テレビ朝日の長寿番組「徹子の部屋」の7月23日放送回に出演する。Adoさんは「リモート出演は史上初らしいです。恐れ多いです」と自身のXアカウントで報告した。 「NHK紅白歌合戦」での“シルエット歌唱”も話題になったAdoさん。徹子の部屋でも直接の対面はなく、大型モニター越しに黒柳徹子さんと話す。番組の公式サイトでは「世界が熱狂!21歳“謎の歌い手”が登場」と紹介している。 Adoさんは2002年10月24日生まれ。家族の影響でVOCALOIDO楽曲を聴き始め、顔を出さずに活動する“歌い手”の文化に興味を持つ。17年頃から「歌ってみた」動画を投稿し始め、20年に配信限定リリースした「うっせいわ」で大ブレイク。22年(映画『ワンピース フィルムレッド』ウタ役)、23年と2年連続でNHKの「紅白歌合戦」に出演した。 なお、Adoさんは7月1
尾崎さんは、開発の経緯をこう語ってくれました。「元々は、Gateboxさんの『AIバイト』のタブレット版を開発する予定だったんです。でも、これなんか面白くないねえと話しているときに、武地さんの『商品紹介ではなく、AIと一緒にお酒を飲むようなものにしたい』という一言で、プロジェクトの方向性が大きく変わりました」。 AI幹事が可能になった背景には、技術的なことを含め、いくつかの要因がありました。整理すると、以下のようなことです。 画像認識:GPT-4oの登場でマルチモーダル技術が使えるようになり、リアルタイムでテーブルの状況を把握することが可能になっていた 会話の生成:AIが認識したものをベースとして、自然な対話が可能になった コロナ禍の影響:パンデミックを経て、飲食店のDXが急速に進み、テーブルの上にタブレットがあることへの抵抗感が減った 尾崎さんは「AIがあたかも自発的にアドバイスをすると
Microsoftは2024年7月20日(現地時間、以下同)、同年7月19日に全世界的に「Windows」のPCでブルースクリーンが表示される大規模障害が発生した件について、詳細を公開した。 なお、セキュリティ企業CrowdStrikeによると今回の障害は、同社が提供する「CrowdStrike Falcon」プラットフォームのコンテンツアップデートで見つかった欠陥が原因だとされており、特定のWindowsホストのみが対象となり「macOS」および「Linux」ホストは影響を受けないとされている。 Windowsの大規模障害に対し、Microsoftが対応策を公表 Microsoftは同事象が明らかになってから、顧客やCrowdStrike、外部の開発者と継続的にコミュニケーションを取り、情報収集と迅速な解決策の検討を進めており、以下の対策を講じたとしている。 CrowdStrikeと協力
米CrowdStrikeは7月20日(現地時間)、同社のサービス更新が原因で世界同時多発的に発生したWindowsのブルースクリーン問題の発生原因と対策について公式ブログで説明した。 経緯 19日午前4時9分にリリースしたWindowsシステムに対するセンサー構成の「チャンネルファイル」の更新(Falconプラットフォームの保護メカニズムに関するもの)によってロジックエラーが発生し、影響を受けるシステムでクラッシュとブルースクリーンが発生。 クラッシュの原因となった更新は、19日午前5時27分に修正した。 なお、こうしたセンサー構成の更新はこれまでも1日に数回実行されてきたものという。 影響を受けた環境 更新リリース期間中オンラインだったWindows用FalconセンサーのVer.7.11以降を実行していた顧客が影響を受けた可能性がある。 クラッシュの原因 原因となったチャンネルファイル
米Microsoftは7月20日(現地時間)、米CrowdStrikeのサービス更新が原因で世界同時多発的に発生したWindowsのブルースクリーン問題の影響を受けたPCが、世界で850万台と推定した。すべてのWindows端末の1%未満に当たるという。 同社は公式ブログで、この問題はMicrosoft側のインシデントではないが、Microsoftのエコシステムに影響を与えるので、24時間体制で作業し、サポートを提供していると説明した。 CrowdStrikeによる回避策、Windowsエンドポイントで状況を改善するための手順、手動修復ドキュメントとスクリプトなど、復旧に役立つ各種リンクも提示している。また、Azure顧客のためのインシデントの最新ステータスをダッシュボードで通知している。 CrowdStrikeは同日、この問題の原因と経緯を公式ブログで説明した。 Microsoftは、米
「iOS 18」のパブリックβを試す ホーム画面のカスタマイズ性が大幅に向上、RCSは現時点では非対応か:石野純也のMobile Eye(1/3 ページ) Appleは、7月17日に、iOS 18など次期OSのパブリックβ版を公開、「ベータアップデート」を有効にしているユーザーへの配信を開始した。パブリックβ版とは、開発途上のOSを一般のユーザーに使ってもらい、修正点などのフィードバックを蓄積するための仕組みだ。正式版の配信に先立ち、最新OSに搭載された機能を利用できるのがユーザーにとってのメリットになる。 以前は登録などの作業が必要だったパブリックβ版だが、iOS 16.4からは、設定アプリ上でベータアップデートを有効にするだけで、自身の端末にインストール可能になった。その意味では、β版ながら一般のユーザーでも手軽に試すことができる。 気軽な反面、バグなども残っている可能性があるため、メ
中野区は7月16日、2023年7月に閉館した「中野サンプラザ」の3Dスキャンデータを、オープンデータとして無償公開した。商用利用も可能で、「VR空間に中野サンプラザを蘇らせ、バーチャルツアーやコンサートを開催するなど、自由な発想でデータをご活用ください」としている。 データは外観と建物内部(エントラス、コンサートホール、チャペル、レストランなど)をレーザースキャナなどを使って計測し、las形式の点群データを作成。これをもとに3Dモデルを作り上げた。データは、クリエイティブ・コモンズ(CC-BY4.0)に準拠しており、原作者(本データでは中野区)のクレジットを表示すれば、営利目的を含めて自由にデータを改変・複製・再配布できるという。 外観の計測には、航空測量センサーの「CityMapper-2」、ハンドヘルドレーザースキャナ「Hovermap ST-X」、LiDARセンサーを搭載した「iPh
スーパーコンピュータの冷却技術を開発するベンチャー企業のZYRQ(新潟県長岡市)は7月19日、台湾最大の研究開発機構である工業技術研究院(ITRI)と共同で「水浸」冷却システムの次世代機を開発することを明らかにした。生成AIの需要急増に伴い、データセンターは「冷却能力」「電力」、そしてそれらを緩和する「水」がいずれも不足するという三重苦に見舞われている。2025年に出荷が始まる最先端のGPUでは消費電力が1000Wを超えるため、電力消費と発熱の課題解決が急務となっている。ZYRQが開発した、基板を水に浸すという水浸冷却技術が光明となるかもしれない。 ZYRQは新潟県長岡市に本社を置く研究開発型のベンチャー企業。コンピュータを冷却する技術に強みを持ち、これまでにもスパコン開発に技術協力するなどして実績を重ねてきた。2023年後半には、基板全体は特殊な伝熱性の高い絶縁フィルムで被覆し、GPUの
米CrowdStrikeのジョージ・カーツCEOは7月19日(金)午後2時ごろ(現地時間)、同社のサービス更新が原因で世界同時多発的に発生したWindowsのブルースクリーン問題についてのアップデートブログを公開し、あらためて謝罪した。 「本日の障害について、皆様に直接心よりお詫び申し上げます。CrowdStrikeの全員が、この状況の重大性と影響を理解しています。当社は問題を迅速に特定し、修正プログラムを適用し、最優先事項としてお客様のシステムの復旧に全力で取り組むことができました。」 また、Crowdstrikeのシステムはすべて復旧し、正常に動作していること、Falconプラットフォームのシステムには影響していないことなどを説明した。 障害自体はサイバー攻撃によるものではないが、「敵対者や悪意ある人物がこうした障害を悪用する」可能性があるため「皆様は警戒を怠らず、CrowdStrik
7月19日午後、世界同時多発的に発生したWindowsのブルースクリーン問題。その原因となった米国のセキュリティベンダー、CrowdStrikeのジョージ・カーツCEOが自身のXアカウントで状況を説明した。この投稿はすでに350万回近く表示されている(日本時間午後9時時点)。 カーツCEOは「これはセキュリティインシデントやサイバー攻撃ではありません。問題は特定され、修正が展開されています。最新アップデートについてはサポートサイトを参照するように案内しています。今後もWebサイトで完全かつ継続的なアップデートを提供していきます」と状況を説明。さらに、CrowdStrikeが顧客企業に積極的に協力していること、顧客のセキュリティと安定性を確保するため、社員を総動員していることなどを報告した。謝罪の言葉はみられなかった。 この投稿に対し、利用者とみられる人たちから質問が相次いでいる。「Falc
世界で同時多発的に発生している、Windowsのブルースクリーン障害。国内外で影響が出ており、各国の空港・航空会社でシステム障害が発生している他、イギリスではロンドン証券取引所が、米国では緊急通報サービスなどに影響。国内でも複数の企業が障害のあおりを受けている。 これらの障害の多くは、米CrowdStrike製セキュリティソフトを導入しているPCで発生することが判明している。すでに同社から回復方法が案内されているものの、アップデートなど自動更新で解決するものではなく、Windowsシステムを直接触る必要があるため、回復までに相応の時間がかかると見込まれる。 ブルースクリーン障害の影響を受けている1社である、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)によると、午後2時ごろからパーク内店舗のPOSレジでブルースクリーンが発生。午後2時半にはレジ復旧のため全店舗の営業を終了。現在復旧作業に当たっ
NTT子会社で音響関連事業を行うNTTソノリティは7月18日、耳をふさがないヘッドフォン「nwm ONE(ヌーム ワン)」を発売した。Amazon、楽天市場、家電量販店などが取り扱う。Amazonにおける販売価格は3万9600円(税込み)だ。 nwm ONEは、ある音波(正相)に対し、180度位相を反転させた波形(逆位相)を重ねることで、音が消える原理を応用する「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」と、声だけを届ける「Magic Focus Voice」の2つの技術を組み合わせた製品だ。 Magic Focus Voiceは、音が2つのマイクに到達する時間差を利用して音響空間を認識し、話者を特定する「ビームフォーミング」、雑音を除去して音声だけを抽出する「スペクトルフィルター」の2つの技術をハイブリッド処理したものだ。 高域を再生する12mm径のツイータードライバーと、低歪で低域を再
連載:ITお嬢様の今日も分かりませんわ~! いつの間にかITmedia NEWS編集部に出没するようになった正体不明のお嬢様。右も左も分からない彼女が立派な“ITお嬢様”になれるよう、編集部のみんなでIT知識を初歩から楽しく追いかけます。掲載順と時系列は一致しません(ITお嬢様イラスト制作:えめらね)。
7月19日午後2時半ごろにWindows PCでブルースクリーンが多発した件を巡り、大手パブリッククラウドも影響を受けていることが分かった。 AWSでは、午後6時35分時点(日本時間)で、Windows EC2インスタンス(仮想マシン)や仮想デスクトップサービスなどに接続できない問題が発生しているという。原因は米セキュリティ企業CrowdStrikeのアップデートと明言しており、回復手段として再起動や問題を起こしているファイルを置き換える手順を案内している。AWSのサービスとネットワーク自体は正常という。 Microsoft Azureでは、午後6時40分(同)時点で「CrowdStrike Falconエージェントを実行しているWindowsクライアントおよびWindows Serverの仮想マシンに影響する問題が確認された」という。 Google Cloudでは午後6時17分時点で東京
日本レコード協会は7月19日、日本の楽曲を違法にアップロードし、広告収入やアフィリエイト収入などを得ていた海外の海賊版リーチサイト「hikarinoakari.com」の閉鎖を確認したと発表した。 約10年間にわたり国内のレコード会社が制作・販売していた音源を許諾なしで大量にアップロード。誰でもダウンロードできる状態にしていた。 日本レコード協会は国際レコード産業連盟(IFPI)と協力し、再三にわたりファイルの削除を求めてきた。また2017年以降は実際に音源ファイルが置かれていたサイバーロッカー(ストレージサービス)の運営会社に対しても削除依頼を出していた。 一方でサイト管理者を特定するために発信者情報開示を申請。CDN事業者のCloudflare(クラウドフレア)に対する情報開示命令を7月3日に取得したところ、運営者は自主的にサイトを閉鎖したという。 レコード協会は、今後開示される情報を
江崎グリコは7月19日、出荷停止していた「プッチンプリン」や「カフェオーレ」などの一部チルド商品の出荷を再開すると発表した。8月6日以降、順次出荷するという。対象商品は以下の通り。 江崎グリコのチルド商品 カフェオーレ(カフェオーレ/カフェオーレ コーヒー濃いめ/カフェオーレ たっぷりミルク) プッチンプリン(Big プッチンプリン/プッチンプリン3個パック) キリンビバレッジから販売受託しているチルド商品(紙パック商品) トロピカーナ 100% まるごと果実感(グレープルフルーツ900ml/アップル900ml/パインアップル900ml/マンゴーブレンド900ml) 他商品についても、安定供給のめどが立ち次第、順次出荷を再開するという。 グリコは4月、生産や物流、ファイナンスなどの情報を統合する基幹システムを刷新し、全面移行を実施。しかし、システム切り替えの際に障害が起き、出荷業務で遅延や
B-R サーティワン アイスクリームは7月19日、2024年12月期第2四半期(24年1~6月)決算を発表した。売上高は141億9800万円(前年同期比26.1%増)で、上半期連結累計期間の過去最高を更新。営業利益は15億2100万円(同89.0%増)、経常利益は15億3800万円(同81.8%増)、純利益は9億8200万円(同76.4%増)と、大幅な増収増益となった。 同社は新規商業施設への出店強化や、持ち帰り専門店「ToGo店舗」の拡大など、店舗網の拡充を進めている。これにより、国内外の販売拠点数は1420カ所と、前年同期末から73カ所増加した。 また、謎解きをモチーフとした「アイスクリームセット」の販売や、「名探偵コナン」とのコラボレーション、通常3個セットの「トリプルポップ」をプラス100円で10個まで増やせる「よくばりフェス」などのキャンペーンが奏功し、来店客数も増加。小売売上高
7月19日午後2時半ごろ(日本時間)から発生している、世界規模のWindows PCの不具合。「ブルースクリーン」(BSoD、死のブルースクリーンとも)が発生し、再起動がループする状態になってしまうというものだ。原因はおよそ特定されており、回復手段も案内されているものの、この障害に遭った企業の情報システム部門はかなり頭を抱えることになりそうだ。 というのも、Windowsの起動時の不具合を直すには、そのマシン1台1台に対して手作業で当たっていく必要があるからだ。原因の少なくとも一部と目されている製品を提供している米サイバーセキュリティ企業のCrowdStrikeが案内している回復手段は、リカバリーディスクなどを利用してWindowsをリカバリーモードで起動し、一部のファイルを削除するというもの。単純に脆弱性があるような状態であればネットワーク越しにファイルを更新したり修正したりもやりようが
経済産業省が7月17日に公開した、音楽ビジネスに関するレポートが話題だ。「MAD」「星街すいせい」「SiM」「ゲッターロボ」など、現在進行形で人気を集めるアーティストの名前やネット発の文化を名指しで取り上げており、ネット上では「アーティストやネット文化を国が認知しているのは面白い」といった反応が出ている。 話題の資料は、ストリーミングが主流になりつつある現状や、SNSでの拡散がヒットの“起爆剤”となる現状を踏まえ、音楽の制作・消費・流通動向の変化を分析したもの。SNSでの“バズ”(拡散)や、バーチャルYouTuberの活動・アニメ主題歌への採用によるヒットなど消費動向の分析にはじまり、DAW(Digital Audio Workstation)やボーカロイドによる音楽制作の変化、音楽生成AIの影響などをまとめている。 分析の中には、最近流行したアーティストや楽曲、その経路などを名指しで取り
NTT東日本とNTT西日本が、電話番号案内「104番」と電話帳「タウンページ」を2026年3月をもって終了することを発表した。タウンページについては、NTTタウンページのWebサイト「iタウンページ」にその役割を引き継ぐ。
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