サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
都知事選
www.itmedia.co.jp
外付けSSDと聞けば、「高速データ転送できるから、持ち運ぶのに便利なのよね」という具合に、ポータブルなデバイスをイメージするだろう。しかし、ウエスタンデジタルが発売した「SanDisk Desk Drive」は、サンディスクブランド初の“デスクトップSSD”だ。容量の異なる8TBモデルと4TBモデルがあり、前者は11万8140円、後者は5万9840円(いずれも税込み)となっている。 デスクトップSSDは一般的なポータブルSSDと何が違うのだろうか。8TBモデルを借りられたので、実際の使い勝手を試してみた。
請求書をデータ化するSaaS「バクラク請求書」などを手掛けるLayerXは、7月3日付で日本経済団体連合会(経団連)に加入したと発表した。経団連が2023年にAI活用に関する提言を発表したことを踏まえ「経団連に加入することで、経団連の掲げるビジョンの実現や“AI-Powered化”を後押ししていく」(LayerX)という。 LayerXは2018年設立。当初はブロックチェーンのコンサルティングなどを手掛けていたが、日本でこの事業を展開するには日本企業のデジタル化が先決という判断から20年に撤退。以降はSaaSやFinTech事業を展開しており、23年からはAIやLLM(大規模言語モデル)に関する新事業も手掛けている。 8月6日に、ITmedia NEWS編集部主催の読者交流会を開催します。ゲストに株式会社Finatextホールディングスの林良太CEOを招待し「テックスタートアップ失敗談」を
イオングループの一部店舗で、従業員の笑顔や声量を分析し、リアルタイムでフィードバックするAI端末「スマイルくん」が7月から導入される。店舗での実証実験では、店頭での顧客の笑顔と挨拶の実施率が約1.6倍に向上したという。 「スマイルくん」はInstaVRが開発したエッジAI端末。 スマイルくんに向かってあいさつすると、450以上の顔の特徴点を判別して100段階でスコアリングし、声量、滑舌、調子(音程)もリアルタイムに分析。笑顔・発声の完成度を評価する。 笑顔・発声の評価に応じて経験値を得ることができ、一定の経験値を得るとレベルが上がるほか、レベルに合わせて難易度やバリエーションが変化するゲーム要素も含んでいる。 各従業員の成長を時系列で把握したり、店舗間・売場間でのパフォーマンスを比べたり、レベル上位者への表彰などを行うことも可能という。 導入対象は、イオン・イオンスタイルの北陸信越、関東、
6月に受けたサイバー攻撃がネット上でさまざまな反響を呼んでいるKADOKAWAグループは7月3日現在、セキュリティエンジニアの職種の求人を求人サイトに掲載している。最大年収は800万円という。
「Apple Vision Pro」 を手にしたら、周囲の人に体験機会を提供しよう!:「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(1/6 ページ) 「Apple Vision Pro」 がついに日本でも発売しました。米国に次ぐ発売地域となり、欧州よりも早いというのは意外であり、うれしく思いました。 個人的にも注目している、AR/MR/VR界ですが、これらの成熟と共に新たな仕事術や生活スタイルが生まれてくると考えています。私自身、これまで「Meta Quest」「XREAL」といったガジェットのレビューや、創業者へのインタビューを行ってきました。 →「Meta Quest 3」を仕事に生かす 最大5画面のデスクトップを表示するMR対応「Immersed」は神アプリか →「XREAL Air+Beam」は仕事に役立つか? “今すぐ買えるARグラス”でモバイルオフィスを実現 →ARの未来とビ
米Metaは7月2日(現地時間)、テキストから3Dモデルを高速生成するAI技術「Meta 3D Gen」を発表した。 Metaによると、3D Genは従来の3Dモデリング手法と比較して3倍から60倍高速にモデルを生成できるという。また、高解像度のテクスチャと物理ベースレンダリング(PBR)マテリアルを備えており、視覚的に優れたモデルを生成できるとしている。PBRマテリアルを備えることで、3Dオブジェクトの再ライティングが可能になる。 3D Genは、MetaのEmuファミリーのテキスト画像生成モデルをベースに、「Meta 3D AssetGen」と「Meta 3D TextureGen」という2つのコンポーネントで構成されている。前者はテキストプロンプトを受けて約30秒で3Dメッシュ、テクスチャ、PBRマテリアルを生成する。後者は、約20秒でAssetGenが生成したモデルのテクスチャを最
KADOKAWAは7月3日、6月に起きたサイバー攻撃を巡り、クリエイターや社員の情報に加え、N高などを運営する角川ドワンゴ学園の情報も漏えいした可能性が高いと発表した。N中等部・N高等学校・S高等学校の在校生・卒業生・保護者の一部情報が漏えいした可能性が高いという。 KADOKAWAへのサイバー攻撃を巡っては6月27日、ランサムウェア集団・Black Suitが、犯行リストに社名を追加したと、複数の海外セキュリティ企業が報告。Black Suitが公開したとされる文書には、約1カ月前にKADOKAWAのネットワークにアクセスし、ドワンゴやニコニコを含むネットワークを暗号化したこと、その上で約1.5TBのデータをダウンロードし、KADOKAWAと身代金に関する交渉をしていることなどが書かれていたという。 ダウンロードしたデータには、従業員の個人情報や機密書類、ユーザーデータなどが含まれ、KA
auカブコム証券は7月2日、一部の顧客からの出金依頼に基づく銀行口座への振り込みの一部で、重複が発生していたと発表した。対象の顧客に連絡して対応する。原因や件数などは明らかにしていない。
最近よく聞くUSBメモリの持ち出しや紛失に伴う情報漏えいインシデント。再発防止策として「USBメモリの利用を全面禁止」が挙がりがちだがこの対策は正しいのか。クラウドネイティブのバーチャル情シスである須藤 あどみん氏が問題に切り込んだ。
「プッチンプリン出荷停止」はなぜ起きた? “ベンダーのせい”にできない根深き問題:有識者に聞く(1/6 ページ) 近年、大手企業のERP導入失敗事例として注目を集めたのが「プッチンプリン問題」である。 2024年4月、江崎グリコは基幹システムを独SAPのERPパッケージ「SAP S/4HANA」に刷新する切り替えを実施した。ところが、この切り替えをきっかけにシステム障害が発生。乳製品、洋生菓子、果汁、清涼飲料といった「チルド食品」の受発注や出荷業務に影響が出た。その結果、看板商品であるカフェオーレやプッチンプリンなどが出荷できない事態に陥ったのだ。 多くの人は、この問題の原因をベンダーの能力不足や、企業のIT投資に対する姿勢の問題だと捉えているようだ。しかし、ERPのエキスパートである廣原亜樹氏の話を聞くと、実際はそれほど単純ではないらしい。 そもそもERPとは何なのだろうか。なぜ企業はE
スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスを手掛ける中国Xiaomiから、普通のペンが登場した。電気が通ってるわけでもなくBluetoothで接続できるわけでもない、ボールペンとジェルペンの2種類。公式ストアの他、楽天市場、渋谷PARCOに展開しているポップアップストアでも販売する。
Juniper Networksは2024年6月27日(現地時間)、同社の複数製品に存在する重大な脆弱(ぜいじゃく)性に対応した緊急アップデートを公開した。修正された脆弱性はCVE-2024-2973として特定されており、共通脆弱性評価システム(CVSS)のスコアは10.0で深刻度は「緊急」(Critical)に分類されているため注意が必要だ。 CVSSスコアは10.0 Juniperの複数製品に重大な脆弱性 脆弱性の影響を受ける製品とプラットフォームは以下の通りだ。
街中でEV車はそれほど見かけないのに、なぜ「使われない充電器」がたくさんあるのか:スピン経済の歩き方(1/6 ページ) 2030年までに30万口の充電器を設置――。そんな「国策」を受けてEV充電器のインフラ整備ビジネスが盛り上がっている。そこで独特の存在感を放っているのが、Terra Charge(テラチャージ)社だ。 同社はもともと、2010年に創業してインドやフィリピンなどグローバルで電動スクーターなどのEV事業を展開してきたテラモーターズが2022年に立ち上げたEV充電インフラ事業だった。しかし、国内のEV充電インフラ事業に注力しようということで2024年2月、社名をテラモーターズからテラチャージに変更したのだ。 そんなテラチャージがなぜ業界で注目を集めているのかというと、「完全無料」を打ち出しているからだ。 「設置・運用にかかる費用は完全無料で、EV充電器を設置するプランをご用意し
デザインコラボレーションツールを手掛ける米Figmaは7月2日(現地時間)、年次イベント「Config」で発表した「Figma AI」の機能の1つ「Make Design」を無効化すると発表した。 Make Designはデザインタスク合理化ツールの1つで、テキストプロンプトでアプリなどのデザインを行えるというもの。 アプリ開発者のアンディ・アレン氏が、この機能を使って生成したという天気アプリをAppleの天気アプリと比較する画像をXにポストし、「Figma AIは既存のアプリでかなり高度にトレーニングされているようだ」と報告した。画像を見ると、アプリのデザインはかなり似ている。 これに対し、Figmaの共同創業者でCEOのディラン・フィールド氏は、「Make Design機能はFigmaのコンテンツ、コミュニティファイル、アプリデザインに基づいてはいない。つまり、このツイートにおけるデー
“AIトランスフォーメーションの時代”へようこそ――Microsoftの生成AI戦略に見る、AI活用のカギ “AIトランスフォーメーションの時代”へようこそ――2024年5月、米Microsoftの開発者向けイベント「Microsoft Build 2024」はこんなメッセージから始まった。 インターネットの登場によって誰もが情報にアクセスできる世界が到来してから30年以上がたった今、次の時代の入り口にいるという。そのビジョンを実現するのが「生成AI」だ。 Microsoftは「この新時代のAIはあらゆる人のためのものです」と表現した。その言葉通り、世界中の企業や個人が生成AIの活用に取り組んでいる。MicrosoftはAIアシスタント「Microsoft Copilot」やAI基盤になるインフラを提供して、AI活用をリードしている。 Microsoftの戦略と製品展開を見れば、今後の生成
中国でスパイ取り締まりを強化する改正反スパイ法が施行されてから7月1日で1年となった。中国当局は国民に協力を呼び掛けて摘発を進めており、同日から個人のスマートフォンやパソコンを検査する権限を当局者に与えることを明確化した新規定も施行。海外で高まる懸念には「中傷」などと反発している。 中国は1日、国家安全を脅かす行為に対する法執行の手続きを記した新規定を施行した。個人や組織が所有する電子機器について「緊急事態下」では手続きを簡略化。責任者の承認を得た上で警察証などを示せば、その場で検査ができると定めた。 何が緊急事態に当たるかは明示されておらず、改正反スパイ法と同様に恣意(しい)的な運用が懸念される。台湾で対中政策を主管する大陸委員会は「内容や文章があいまいなため誤って法令に触れるリスクが増す」と注意を促す。 中国入国時にスマートフォンが検査されるといった懸念が浮上しているが、国家安全省は公
セキュリティベンダーの米Qualysは7月1日(現地時間)、SSHソフトウェア「OpenSSH」に重大な脆弱性を発見したと発表した。脆弱性は「regreSSHion」(CVE-2024-6387)と名付けられ、ルート権限で認証なしに任意のコードをリモートで実行できてしまうという。同社によると世界中の1400万台以上のサーバーに影響があるとする。 regreSSHionはOpenSSHサーバで出現するもので、シグナルハンドラーの競合状態で発生。デフォルト構成のsshdが影響を受けるという。脆弱性が悪用された場合、攻撃者はシステムを制御下に置くことができ、マルウェアのインストール、データの改ざん、バックドア作成だけでなく、ネットワーク内にある他システムへの攻撃の足がかりに悪用される恐れがあるとする。 また、攻撃者がルートアクセスを取得すると、ファイアウォール、侵入検知システム、ログ記録システム
ドワンゴは7月2日、同社やKADOKAWAへのサイバー攻撃によって漏えいしたとみられる情報をSNSなどで拡散する行為を巡り、悪質な例には弁護士と協力の上で法的措置を取る方針を示した。 KADOKAWAグループへのサイバー攻撃を巡っては、6月28日に攻撃者とみられるハッカー集団がダークウェブ上で一部情報を公開。7月2日朝にも追加で情報を公開したとKADOKAWAが発表している。SNSでは並行して、ダークウェブから取得したと思しき情報を拡散するような投稿が相次いでいた。 ドワンゴは個人情報を拡散する行為について「犯人から公開された流出データを取得し、匿名掲示板やSNSで拡散している人たちがいる。他者の個人情報を発信する行為は、その行為自体が罪となる可能性もある。また、そのような行為は、さらに情報流出の被害を拡大させ、多くの方々の事業や生活を脅かし、今後類似の犯罪が増大する下地を生み出してしまう
丸亀製麺(東京都渋谷区)は、6月25日に発売した「丸亀うどーなつ」が6日間で累計販売数100万食を突破したと発表した。 2021年4月の販売から約3年で累計販売数4200万食を超えたヒット商品「丸亀うどん弁当」や、2023年5月に登場した「丸亀シェイクうどん」の累計販売数(6日間)は約50万食だったため「それらをさらに上回る、約2倍の売れ行き」だという。
「0円」を打ち出す通信サービスは注目を集めやすい反面、採算が取りづらく、継続性には難点もあった。1年強で1GB以下0円を終了させた楽天モバイルは、その代表例といえるかもしれない。過去にはNUROモバイルの「0 SIM」もあった。現状でサービスを継続しているのは、povo2.0ぐらいといっていいだろう。そんなpovo2.0も、6月末でau PAY方式のギガ活を終了する。 このような状況の中、ユーザー対象をZ世代に絞って基本料0円を打ち出す新たなサービスが登場した。BAKERUが提供する「みんギガ」がそれだ。同社は、イベント企画や空間プロデュース、編集などを手がけるベンチャー企業で、通信サービスを提供してきた実績はない。そんなBAKERUがみんギガを提供できたのは、オプテージの運営するmineoの新規事業創出プログラム「DENPAto」を活用したからだ。みんギガは、DENPAtoから生まれた第
クボタと信販子会社のクボタクレジットは7月1日、クボタクレジットの業務委託先企業のランサムウェア感染により、顧客6万1424人分の個人情報が漏えいしていたと発表した。 クボタクレジットが利用明細などの印刷・発送を委託していたイセトー(京都市)が、5月26日にサーバとPCのランサムウェア感染を確認。調査の結果、6月27日にクボタクレジットの顧客情報流出を確認し、7月1日に漏えいした対象の顧客を特定したという。 漏えいが確認されたのは、2022年9月度の利用明細と、請求書印刷用のデータ。氏名、住所、利用・請求明細、引き落とし口座情報の一部が含まれていた。現時点で、個人情報が悪用されたという報告は受けていないという。 クボタおよびクボタクレジットは、「関係機関(個人情報保護委員会)に報告するとともに、情報漏えいが疑われるお客さまには10日以内をめどにお知らせの手紙を発送できるよう、準備を進めてま
本製品はカセットテープ、USBメモリまたはmicroSDメモリカードをセットして録画ボタンを押せば音源をデジタルで保存可能。カセットプレーヤーとしても利用でき、イヤフォン接続も可能だ。 関連記事 スマホ用CDレコーダー「ラクレコ」、取り込んだ曲とスマホ内の曲をまるっと聴けるように 新機能「楽曲リンク」追加 バッファローは、スマートフォン用CDレコーダー「ラクレコ」の専用アプリに新機能を追加した。機能名は「楽曲リンク」。ラクレコ専用アプリを介して取り込んだ曲とスマホ内の曲をまるっと聴けるようになった。 これでサブスクは不要? PCなしでCD楽曲をスマホに取り込める「CDレコ6」徹底レビュー Apple MusicやAmazon Music Unlimitedなどをはじめ、サブスクサービスによってこれまで聞かなかったジャンルの音楽を気軽に聞けるようになった。とはいえ昔から気に入っている曲をCD
楽天カードは7月1日、これまで招待のみで提供していたクレジットカード「楽天ブラックカード」の申し込み受け付けを始めた。条件として「楽天プレミアムカードの契約から12カ月以上経過し、12カ月間のカード請求金額が合計500万円以上」を規定。対象者は「楽天カードアプリ」などの会員専用オンラインサービスから申し込める。 楽天ブラックカードは年会費3万3000円で、利用可能枠は最高1000万円。海外旅行傷害保険は最高1億円の他、旅行時の手荷物宅配サービスや国内外の空港ラウンジ利用などのコンシェルジュサービスも付帯。ブランドはVisaとMastercard、JCB、American Expressから選択できる。 ポイント周りについては、購入金額100円につき1ポイントを還元。楽天市場利用時にはさらに100円につき1ポイント(期間限定ポイント)を付与する他、楽天トラベルや楽天ブックスなどでも優待ポイン
NTTドコモ、KDDI(au/UQ mobile)、ソフトバンク、ソニーネットワークコミュニケーションズ(NUROモバイル)、ソニーは7月5日、ソニー製スマートフォンのミッドレンジモデル「Xperia 10 VI」を発売する。各社オンラインショップにおけるXperia 10 VIの販売価格が出そろった。1回払い/実質負担額を比較し、どこで買うのがお得なのかをまとめる。記事内の価格は全て税込み。 実質負担額はドコモが「いつでもカエドキプログラム」、KDDI(au)が「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクが「新トクするサポート(スタンダード)」を適用した場合の価格となる。
初代機は、ソニーの創業者のひとりである井深大氏が「海外出張時にもステレオの音楽を聴きたい」という思いから開発。「録音機能なしでは売れないという社内外の声に反して大ヒット」したという。 関連記事 装着感高めた完全ワイヤレスイヤフォンが登場 初代ウォークマンに似合いのワイヤレスヘッドフォンも オレンジのスポンジが特徴の、あの初代ウォークマン付属ヘッドフォンに似た製品がワイヤレスで。 ウォークマンに最高級「シグネチャーシリーズ」6年ぶりに登場 価格は40万円 ソニーは9日、ポータブルオーディオ製品の最上位モデル「Signature Series」(シグネチャーシリーズ)のウォークマン「NW-WM1ZM2」を発表した。店頭価格は40万円前後(税込)。 ソニー、ノイキャン性能を引き上げた「WH-1000XM5」 独自チップ2基とマイク8個 通話性能も向上 ソニーは、アクティブノイズキャンセリングに対
問題があったのは、サービスの稼働状況を監視するシステムの設定。本来は個人情報を保存しない仕様だったものの、2023年6月から24年1月にかけて、一部の顧客情報が保存される設定になっていた。結果として、ファーストリテイリンググループが個人情報の取り扱いを任せていない委託先が、特定の条件下でデータを閲覧できたという。 閲覧できたのは(1)ユニクロ、ジーユー、プラステなどファーストリテイリンググループが運営するECサイトを使った顧客の氏名、住所、電話番号など、(2)グループ店舗に来店した人のうち、他店舗からの商品取り寄せを希望した人の氏名、電話番号、メールアドレス、(3)着こなし確認用スマートフォンアプリ「スタイルヒント」利用者のメールアドレス──で、クレジットカード情報やパスワードは含まないとしている。 データが閲覧可能だった委託先事業者とは、今回の件を受けて個人情報の保存や持ち出しをしていな
KADOKAWAは7月2日、6月に受けたサイバー攻撃を巡り、ハッカー集団が同社グループの情報を追加で流出させたと主張していると発表した。現在、主張の信ぴょう性を確認中という。同社は「正確性の検証には相応の時間を要する見込み」としており、7月中に調査結果を公表する見通しを示している。 KADOKAWAへのサイバー攻撃を巡っては6月27日、ランサムウェア集団・Black Suitが、犯行リストに社名を追加したと、複数の海外セキュリティ企業が報告。Black Suitが公開したとされる文書には、約1カ月前にKADOKAWAのネットワークにアクセスし、ドワンゴやニコニコを含むネットワークを暗号化したこと、その上で約1.5TBのデータをダウンロードし、KADOKAWAと身代金に関する交渉をしていることなどが書かれていたという。 ダウンロードしたデータには、従業員の個人情報や機密書類、ユーザーデータな
ランサムウェアや情報漏えい、改ざんなどさまざまなサイバー攻撃が企業を襲った報道が日々流れてきています。中には事業停止を余儀なくされる事例もあり、サイバー空間の治安が一気に悪化していると感じています。 各種サービスが被害に遭うことは、利用者からは防ぎようがないのが実情ですが、個人でできること、組織が気をつけねばならないことは平時でも有事でも大きな変化はありません。今回は、筆者自身が今できることをやってみたというお話を取り上げたいと思います。 「基本対策だけでは心配」な方におススメしたい、ちょっと発展的な対策 これまでの繰り返しとなりますが、セキュリティの基本であるOSやWebブラウザのアップデート、重要情報のバックアップはしっかりと実施しましょう。OSやWebブラウザは自動アップデートが機能として提供されているので、これを阻害するような設定がないかどうかをチェックしておきます。加えて、最近で
災害支援、にぎわい作り……自治体との提携も続々、コロナ禍を経たキッチンカーの「いま」を聞く(1/3 ページ) 災害対策における「キッチンカー」の存在感が増している。機動力や調理のプロの手を生かし、災害時に避難所での迅速な食事提供が可能なことから、事業者団体と自治体との提携が続々と結ばれているのだ。3月には滋賀県、6月には徳島県が、関係する地元の団体と協定を締結した。 キッチンカーと空きスペースのマッチング事業を展開するMellow(東京都千代田区)は、2019年からこうした災害支援に取り組んでいる。コロナ禍において新規の参入が増えたといわれるキッチンカーだが、災害対策の現場をはじめ、単なる「数」以上にその活躍シーンは広がりつつあるようだ。代表の石澤正芳氏に話を聞いた。 全国で3000台が登録、ITにも注力 Mellowはキッチンカー事業を中心に、店舗型モビリティと空きスペースのマッチングを
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『IT総合情報ポータル「ITmedia」Home』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く