コメ品薄、広がる困惑 猛暑で価格高騰 時事通信 編集局2024年07月27日13時31分配信 コメ売り場に掲示された購入制限を知らせる張り紙=25日午前、東京都練馬区のスーパー「アキダイ関町本店」 コメの品薄状態が続いている。昨年の猛暑による品質低下で流通量が減少、買い占めが起きないよう購入を制限するスーパーも出てきた。価格も上がり続けており、インバウンド(訪日客)の回復による外食需要の増加が拍車をかける。今後市場に出回る2024年産米も酷暑の影響が懸念され、業者や消費者の間に困惑が広がっている。 猛暑、農作物に影響 野菜高騰、コメ最高級比率が低下―ニュースQ&A 「ここまで品薄なのは平成の米騒動以来」。中堅スーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長は頭を抱える。値上げを繰り返す中、アキダイ関町本店(東京都練馬区)では25日午前、コメ売り場に「おひとり様1点まで」の張り紙を掲示した。70代の女性客