サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.mizu-kuki.work
木陰に八重の桔梗が咲いていました。 珍しいですね。 お地蔵様の前には豪華な花が咲いています。 辺りに芳香を漂わせています。 毎年同じ場所に花を咲かせるヤマユリ。自然の力強さを感じます。 さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海をめぐるお話です。日本の東の最果て津軽とお大師さまとの結びつきについて書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」145(2024年7月号) 今年の関東地方の梅雨入りは、例年よりも2週間ほど遅かったそうです。人間には鬱陶しくも感じられる日々ですが、山の木々や草花にとっては待ち望んでいた時節の到来でしょう。恵みの雨を全身に受けて、緑色もいっそう深みを増してきました。力強く成長している姿に、みずみずしい命のきらめきを感じます。 「雷が鳴れば梅雨が明ける」という諺があります。天正11年(1583)5月18日の日記に「今日雷なる、
お墓のミツマタも綺麗です。 向こうに見えるのは薬師堂です。 創建は天文元年(1532)に遡ります。 薬師堂の前には古いサルスベリの木がありますが、幹をよく見てみると桜の木と合体しています。 不思議ですね。珍しいでしょうか。生き抜こうとする自然の力を感じます。 本当はどちらの木も残したかったのですが、桜の木の方が生長が早く、サルスベリを傷めてしまうということから数年前に桜の木のほうを伐採しました。 桜と紅葉の木はやはり伐るのを躊躇しますね。 ただ、サルスベリのためには仕方ありません。 サルスベリは「無憂樹」に似ていることから、お寺では多く植えられているそうです。 【無憂樹】むう‐じゅ ({梵}as´oka の訳) 木の名。釈迦の生母摩耶夫人が、藍毘尼園にあったこの木の下で釈迦を生み、母子ともに安らかであったところから名づけられたという。その花を無憂華という。無憂華樹。むゆうじゅ。 『日本国語
気温が上がって一斉に花が開きました。 白木蓮が見頃を迎えています。 去年の今日は、もっと花盛りだったようです。 今年は少し春が遅いですね。 (過去記事です) www.mizu-kuki.work 昨日は大安に合わせてのご法要がありました ご両親様の23回忌と33回忌です。 天候にも恵まれました。 今回は墓地を移転なされて、新たに開眼供養と御納骨も行いました。 とても広いお墓です。 五輪塔の後ろに杉の木が見えますでしょうか。 こちらは「杉塔婆」です。 施主様が数日前にお持ちくださいました。 事前に通常の塔婆のサイズを計られて、文字を書くところを削ってくださったそうです。 (過去記事です) www.mizu-kuki.work www.mizu-kuki.work 別角度から。 高く掲げられると、とても目立ちますね。 お花も綺麗です。 お地蔵様にもお供えくださいました。 施主様は子どもの頃はお
本堂前の黄色い花。 お彼岸でお墓参りの方々をお出迎えしているかのようです。 明日は彼岸明け。ご先祖様との穏やかな時をお過ごしになりましたでしょうか。 さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海伝説と地震で大きな被害を受けた能登地方との結びつきをめぐるお話です。能登の見附島(法住寺)の桜の木で見つかった五鈷杵と、佐渡・能登・高野山をつなぐ「大師信仰で結ばれた道」について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」141(2024年3月号) 梅が香を桜の花に匂はせて 柳が枝に咲かせてしがな (『後拾遺集』中原致時朝臣) (梅の香りを桜の花びらに匂わせて、そのまま柳の枝に咲かせたい) 春といえば、どのような花を思い浮かべますでしょうか。水仙に菜の花、花桃に辛夷(こぶし)など、「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」という言葉があるように、春は数え上げれば切り
庭の片隅で咲いていました。 クリスマスローズでしょうか。この時期に咲くのですね。 先日、毎年恒例の普濟寺大護摩祭を行いました。 御本尊様の御前に御札を並べました。 多くのお申し込みをありがとうございます。 飯綱大権現の御影も掲げました。江戸時代に描かれたお姿です。 近隣のご住職様に御助法いただきました。 御多用のところお力をお貸しくださり心より御礼申し上げます。 皆々様の、家内安全・身体健全・災厄消除・身上安全・闘病平癒・厄除・事業繁栄・交通安全等の諸願を御祈願いたしました。 合わせて疫病退散、地震による被災地の復興、世界平和も祈りました。 法要後の様子。 役員さんが本堂内の仏具の修理してくださいました。 照明も明るくなりました。 午後からは自動車祈願。 車両安全・交通安全を御祈念いたしました。 今年が穏やかな一年となりますように...皆さまの心の安寧を一心にお祈りいたします。 ランキング
昨日の庭の様子です。 予想していたよりも降り積もりました。 静かな朝。心も引き締まって有り難い雪景色でした。 さて、お寺の入口には六地蔵様が並ばれています。 前掛けを付け替えてからは3年ほどになります。 結び目をほどいてみると、最初の赤が見えてきました。 日当たりが良い場所にあるので、ずいぶん色あせたようです。 3年前の過去記事です。 www.mizu-kuki.work そろそろ付け替えようかと思っていたところ、有り難いことにご奉納いただきました。 こちらです。 お手製です。ドットがかわいいですね。イチゴのようです。 さっそくお付けして、このようなお姿になられました。 明るい雰囲気になりました。 お地蔵様も喜ばれていらっしゃいますね。 せっかくなので、前掛けを外したお姿も撮ってみました。 向かって右端から。 左端のお地蔵様には文字が彫られていました。 なんとか文字を読んでみたところ、慶応
参道の紅梅もずいぶん咲いてきました。 本堂前は日当たりが良いのでしょうね。 お寺の掲示板には、このような言葉を書かせていただきました。 「時節の梅花春風を待たず」 じせつ の 梅花(ばいか)春風(しゅんぷう)を=待(ま)たず[=借(か)らず] 梅は春の暖かな風の吹くまで待たないで、時節が来ると自然に咲いてそして散ってゆくの意で、天の命ずるところは、人の力では変更することができないというたとえ。 『日本国語大辞典』より 人生山あり谷ありですが「あるがままの自然体」を大切にして歩んで行ければと思います。 節分の日には、毎年恒例の普濟寺役員会を執り行いました。 昨年の様子です。 www.mizu-kuki.work まずは本堂での読経。 今年は元日より能登地方地震もあり新年の挨拶は無しです。一心に御本様にお祈りいただきました。 その後は庫裏に移動しての会議です。 今年の事業計画などについて、熱心
本堂前の紅梅が咲き始めました。 まだ10輪ほどですが、これからどんどん咲きそろってくるでしょう。 春は近いですね。寒中に温かな気持ちになります。 立春を過ぎて2月も半ばになれば、このような眺めになるかもしれません。 待ち遠しいですね。ぜひお立ち寄りいただければと思います。 さて先日、「巡縁」(神社お寺情報と参拝者が集うポータルサイト)というサイトに普濟寺が掲載されました。 こちらがサイトです。 jyun-en.jp 詳細にご紹介くださいました。ありがとうございます! 御朱印帳に書かせていただいている「一念一礼」は、「一期一会」のように「仏様との出会いを大切にする」という意味です(『優婆塞五戒威儀経』や『顕揚大戒論』『地蔵霊験記』などに見えます)。 「一念一礼」の中にある「礼念」は、 らい‐ねん【礼念】 仏を礼拝し、念ずること。礼拝し心に深く想うこと。 *往生要集 中・五ノ二 「専求二極楽一
お地蔵様の頭上に葉っぱが掛かっていました。 千両でしょうか。 視界が遮られているのでお取りしようかと思いましたが……これから降ってくる雪を防いでくれるかもしれないとも思い、そのままにしておきました。 さて、今回号もお大師さまの和歌をめぐって書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」139(2024年1月号) 元日の空は「初空」、年が改まったことへの祝意を込めて「初御空(はつみそら)」とも呼ばれます。慌ただしく押し迫っていった年末から解き放たれると、身も心も晴れ渡った大空のように、何となく清々しい心持ちになるものです。新年を迎えた和やかな「淑気(しゅくき)」の中で、見るもの聞くもの全てが新鮮に感じられます。 あらたまの年のはじめに降りしけば 初雪とこそいふべかりけれ (『金葉集』修理大夫顕季) (新しい年のはじめに雪が絶え間なく降っているので、これは「初
被災なされた皆様。心よりお見舞い申し上げます。 元日の夕方に起こった能登半島地震。日を追うごとに被害の状況が明らかとなり、被害の状況がニュースで映し出される度に胸が締めつけられる思いです。言葉になりません……一日も早く元の日常が戻りますよう願うばかりです。 かつて経験した東日本大震災での被害も思い出されました。 過去記事です。 www.mizu-kuki.work こちらは元旦0時の御本堂です。 昼間は暖かでしたが風の強い一日でした。 2日からは御年始まわりということで、お檀家さんのお宅にご挨拶に伺いました。この度も多くの皆様とお話しさせていただき有り難く思いました。 謹啓 普濟寺壇信徒の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 令和の御世も六年目となりました。例年よりも暖かな年末年始を迎えておりますが、いかがお過ごしでしょうか。新型コロナウィルスは収束に向かってい
暖かな雨の大晦日となりました。 数日前に石段下に門松を立てました。 素人が作ったものでお恥ずかしいですが、境内の千両や南天、梅の枝を使ってみました。 手水舎には既製品の鏡餅。 数年前には鳥に食べられてボロボロになりました。 過去記事です。 www.mizu-kuki.work 先日、「記念フォトブック」をお送りいただきました。 「弘法大師・空海 ご誕生千二百五十年記念」 去る7月2日に行われた、弘法大師空海「ご誕生1250年記念公演」(真言宗智山派栃木北部教区主催、真言宗智山派栃木北部教区檀信徒連絡協議会協賛)。 「慶讃法要」と、バイマー・ヤンジンさんによる「トーク&ライブ」が行われました。 過去記事です。 www.mizu-kuki.work ヤンジンさんのお写真もあります。 素晴らしいお話しをありがとうございました。 有り難いことに普濟寺の写真も載せてくださいました。 「真言宗智山派栃
玄関先の石仏様。 頭の上に鳥が乗っていました。 見づらいかもしれませんが、お分かりになりましたでしょうか。 居心地が良いようですね。 さて、本日(12月21日)は「納めの大師」(終いの弘法)の日です。今回は陸奥国伝わる山塩伝承について、お大師さまの和歌も含めて書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」138(2023年12月号) 色づいた葉が風に吹かれて散りゆくように、日めくりカレンダーの紙葉も残り少なになりました。この一年の出来事を振り返りながら、さまざまな感情がわき上がっては消えてゆきます。来年こそは平和な世の中となることを切に願います。 今月下旬には、二十四節気の「冬至」を迎えます(今年は12月22日)。 一年に冬来ることは今ぞ知る 臥し起きすれば明かしがたさに (大江千里『千里集』) (一年に必ず冬が巡ってくると今思い知ったよ。身体を横にしても
青空にススキの穂が揺れています。 フワフワしていますね。 今日、12月8日はお釈迦様が悟られた日です。 【成道会】じょうどう‐え 仏語。釈迦が悟りを開いた日、一二月八日に毎年行なわれる法会(ほうえ)。臘八会(ろうはちえ)。《季・冬》 『日本国語大辞典』「成道会」の項 今日一日、お釈迦様の恩徳を慕いたいと思います。 本日、柄香炉を御寄進いただきました。 柄香炉 えごうろ 仏事の法具名。柄の付いた金属製の香炉。法要の種類を問わず使用する。炉を左前方にして柄を両手で保持し,使用せぬ間は脇机(わきづくえ)など所定の場所に置く。香をたくのが本儀だが,略儀として香をたかずに使用することも多く,行道(ぎようどう)用に木製で形だけ作ったものもある。用途はさまざまだが,大法要で列進入堂するときに全員が手にするとか,礼拝(らいはい)・行道・表白(ひようびやく)などのときに導師が手にするとかいう例が多い。特殊な
昼過ぎにセキセイインコが逃げ出してしまいました。 よろしくお願いいたします。 ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち ランキング参加中寺院 ランキング参加中仏教(生きる術)を学ぶ日記 ※ ※ 最後までお読みくださりありがとうございました。
今日も穏やかな一日でした。 いつもお参りくださる柳原一興さまが、夕方のお寺の風景を撮ってくださいました。 Facebookにもご投稿くださいました。 (以下は、柳原一興 さまのFacebookからの引用です) 那須烏山市からの帰り道、 夕陽がイイ具合なので、 急遽さくら市の「普濟寺」さんにハンドルを切った イザ着いてみると、日光連山も高原山も雲がかかり夕陽が当たらない 御本堂にお参りして境内散策 夕陽が石仏にあたり表情が微笑む 西方浄土へのお導きか 御住職へはご挨拶しないで退散 #普濟寺 #さくら市 #真言宗 #真言宗智山派 #花の寺 #墓苑 #納骨堂 m.facebook.com 弘法大師空海。修行大師像。 本堂正面。秋になると夕日が堂内に真横から差し込みます。 永代供養塔。柿がたわわに実っています。近くにはユズの木もあります。 手水舎。山水を引いています。 石仏(その1) 夕日に照らさ
手水舎に佇む仲良しの石仏。 仲良しのトンボも休んでいました。 昨日はご夫妻のご法事とご納骨をさせていただきました。 13回忌と50回忌です。 「二世の契り」とも言われますが、あちらの世界でも一緒に歩まれていますね。 妹背は二世の契り 来世までも連れ添おうという夫婦の約束。「二世」は現世と来世。 『故事俗信ことわざ大辞典』より 新しい連名のお位牌にもなされたので、合わせて開眼供養も執り行いました。 同じものではありませんが、このようなとても素敵なお位牌でした。 ウオールナットが落ち着いた色合いで、木の温もりが感じられました。 肌触りも良いものでした。 (お帰りの際に「茶湯器」をお渡しさせていただきましたが、既にお決まりのものがあるようでしたら、御仏壇の雰囲気もあるでしょうし、お使いにならなくても大丈夫です) ご法要の後は、永代供養塔に移動してご納骨です。 秋晴れの気持ちの良い風が吹き抜けてい
柚が色づいてきました。 昨年は柿とともに不作でしたが、今年はたわわに実りそうです。年末の冬至の柚子湯を今から楽しみに待ちたいと思います。 「柚が黄色くなれば医者が青くなる」ということわざがありますが、10月に入ってからずいぶん過ごしやすくなりました。 柚が黄色くなれば医者が青くなる 柚の実が色づき始める晩秋は気候がよいので病人が少なくなり、医者が不要となることをいう。蜜柑が黄色くなると医者が青くなる。 『故事俗信ことわざ大辞典』より ただ今年は寒暖の差が大きいようですので、お身体にはくれぐれもご自愛ください。 今年も高尾山薬王院ご一行さまがお参りくださいました。 (昨年の過去記事です) www.mizu-kuki.work 御本堂をお参りいただいた後、庫裏のほうでいろいろとお話しさせていただきました。息子の秀眞(ほつま)が得度式(出家する時に行なう儀式)を受けられる年齢になったので、例年の
冷たい雨の一日。 11月並の気温のようです。 今日のご法要ではエアコンの暖房をつけました。明日はまた夏日になるとか……気温の変化が激しいですので、万全の体調管理をお願いいたします。 お寺の境内には、今年も十月桜が咲いています。 不揃いの花びら。春と秋の二度咲き。花言葉は「寛容」だそうです。 秋のお花見も良いものですね。 夕方の庭を散歩してみました。 (過去記事)春の庭の花々です。 www.mizu-kuki.work オータムクロッカスでしょうか。 本堂前にも咲いていました。 何とも言えない不思議な雰囲気ですね。 彼岸花。 そろそろ終わりでしょうか。 石仏さまにお供えしているかのようです。 キキョウとの共演は珍しいでしょうか。 この時期は赤い実が目立ちます。 鳥たちも食べ放題でしょうか。 形も大きさもいろいろですね。 こちらは植えてみました。 ダリアミニ。 こちらも植えました。 イエローキ
今日は彼岸の入り。 朝からお墓参りの方もいらしています。 名にし負う彼岸花も咲き始めました。 これから彼岸の中日に向けて、日に日に咲き出してくるのでしょう。 お彼岸中、私のほうは棚経に歩きます。 お盆中に伺えなかったお檀家さんのお宅をめぐります。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。前回に続いて、空海と修円の験競べについて書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」135(2023年9月号) 「暑さの果ても彼岸まで、寒さの果ても彼岸まで」という江戸時代の諺があります。8月から続いている残暑も、「果て」(区切り)のお彼岸を過ぎれば少しずつ和らいでくるでしょうか。 秋あさき日影に夏は残れども 暮るるまがきは荻の上風 (慈円『拾玉集』) (浅い秋の陽光にまだ夏は残っているけれど、夕暮れ時の垣根には荻の上風が吹き
駐車場の地面に朝顔が咲いています。 どこからか種がこぼれたようです。 猛暑日が続く中、普濟寺恒例の施餓鬼会を行いました。 コロナ感染者が増えているとの報道もあり、持病をお持ちの方もいらっしゃることから今年も縮小開催にいたしました。 法要のみで、その後のご法話や大広間での御斎(食事)も行いません。 ご助法の僧侶の皆さまも最小限となりました。 「南無離怖畏如来」という幡が見えます。 りふい‐にょらい【離怖畏如来】 施餓鬼の法を行うとき、五仏を念ずるその北方の如来の名。釈迦如来のこと。 『例文仏教語大辞典』「離怖畏如来」の項 法要後は施餓鬼壇のほうに移動します。 お檀家さんのお名前も読み上げます。 提灯にも火をともします。 こちら側には「南無妙色身如来」と見えます。 みょうしきしん‐にょらい【妙色身如来】 密教で、施餓鬼の法を行うときの五如来の一人。東方阿閦仏あしゅくぶつの別称。餓鬼の醜悪な姿を
大雨や猛暑など、全国的に異常気象が続いています。 被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。 今日はこれまでの暑さもいくぶん治まり、心地よい風が吹き渡っています。 ヤマユリが揺れています。 豪華ですね 良い香りが漂っています。関東の梅雨明けももうすぐでしょうか。 今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。雨にまつわる伝説について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」133(2023年7月号) しとしと雨の日々から、雷鳴を伴う「送り梅雨」の時期が近づいてきました。旧暦6月(現在の7月頃)の異名は「水無月(みなづき)」。その語源には諸説ありますが、「水無月」は「水の月」(田に多くの水を必要とする月)を表すからとか、梅雨明け後の暑さで「水が尽きる月」(水無月)からという文字通りの説もあります。何れに
梅雨入り頃からマダケ(真竹)が生えています。 そろそろ終わりでしょうか。 梅雨時期は、数日おきに間引いていました。 竹は今はこのような感じです。 なんとか広がらずに済んでいます。 この度、入口の左側(写真の左の方)に見える石碑を建立しました。 正面から。 「照願寺跡」 いくつかの石のサンプルから選んでみましたがいかがでしょうか。 色は入れずに、そのまま文字を刻みました。 寺院跡(照願寺跡)についての過去記事です。 www.mizu-kuki.work www.mizu-kuki.work 裏面です。 今はまだ見づらいかもしれませんが、時が経てば文字が見えてくるかもしれませんね。 「令和五年七月吉日建之 普濟寺第三十三世 髙橋秀城 代」 かつてこの地にお寺があり、多くの方がお参りした場であったことを、後世に伝えていければと思います。 ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち ランキング参加中寺院 ラ
キキョウが咲いています。 明日からはまた猛暑のようですね。 お身体くれぐれもご自愛ください。 先月、さくら市発行の『私のエンディングノート』(鎌倉新書、2023/06)が発行されました。 こちらが表紙です。 さくら市と発行元の鎌倉新書は、今年1月に「終活に係る包括連携に関する協定書」を締結しました。 鎌倉新書HP www.kamakura-net.co.jp さくら市のHPには「この協定に基づき、市民の皆さんへの終活に関する情報発信やセミナーの開催、専用ダイヤルによる終活相談、エンディングノートや終活べんり帳の配布などを実施していきます」とあります。 www.city.tochigi-sakura.lg.jp 目次と1ページ目です。 鎌倉新書さんとは、以前にZoomでお話しさせていただいたご縁もあり、今回の『私のエンディングノート』に広告を出させていただきました。 こちらです。 メモの下の
梅雨入りして雨の日が続いています。 梅の実もたわわに実っています。 お寺には古木の梅が数本あります。高いところには手が届きませんが、重さにして20キロ以上は収穫できそうです。 さて、いよいよお大師さまのお誕生日が近づいてきました。 今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。満濃池の治水工事伝説について書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」132(2023年6月号) 去る5月24日、国連教育・科学・文化機関であるユネスコは、歴史的な文書類の保存を目的とする「世界の記憶」に「智証大師円珍関係文書典籍―日本・中国の文化交流史―」を登録すると発表しました。智証大師円珍(814~891)は、平安時代に唐に渡って密教を学び、帰国後は園城寺(滋賀県大津市)を再興されました。母親は佐伯氏の出身で、弘法大師空海(774~834)の姪にあたると言われています。
昨日から今朝にかけて大荒れの天候となりました。 まずは被害に遭われました皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。 先日お檀家さんのお宅に伺った際に、お念仏の道具と手書きの念仏帳を見せていただきました。今はもう使われていないそうです。 こちらが道具です。 鉦(かね)と撞木(しゅもく)です。かなり使い込まれています。 撞木を持たせていただくと、しっくりと手に馴染みました。 手書きの帳面もいくつか保管されていました。 こちらは「供養念仏帳」です。 昭和58年頃にはまだ行われていたのですね。 中をめくると唱える詞章が書かれています。 繰り返し六時名号「南無阿弥陀仏」が唱えられます。 私も子どもの頃に、お葬式の場などで地元の女性が唱えていたのを聞いた覚えがあります。独特の節回しで、身振りの作法も決まっていました。 「十三念仏」と続きます。 昔の方はこのようにして、自然と十三仏の順番を覚えたのですね。
雨の一日。 黄色い牡丹が見頃を迎えています。 黄色は珍しいでしょうか? 今年も元気に咲いてくれてありがとうございます! お参りに来られた方が、本堂内の柱を見て「何で一本だけ逆なんだい?」と話していました。 こちらの柱です。 上の方はこのようになっています。 私は全く気にもなっていませんでしたが、その道のプロには分かるのでしょうか。 現本堂は、ちょうど200年前に高根沢郷喜五郎地(現在の高根沢町上高根沢木内喜五郎内)の大工さんが建ててくださいました。 過去記事です。 www.mizu-kuki.work ちなみにその他の柱はこのようになっています。 私には上下の見分けが付きません。 上下逆さまの柱は「逆柱」と呼ばれています。 さか‐ばしら【逆柱】 材木の根もとを上にして立てた柱。家鳴(やな)りなど不吉なことが起こるとして嫌う。また、日光の陽明門にみられるように、建物の完全すぎるのを恐れて柱の
玄関先にある、この時期に色づく紅葉です。 秋を感じて不思議な気分になりますね。 石段脇の山吹も見頃を迎えました。 お参りの方を歓迎しています。 さて今月の「法の水茎」は、お釈迦様の誕生を祝う「花祭り」と、引き続いて「弘法大師空海のお話」を書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」130(2023年4月号) 今年は例年よりも春の訪れが早かったようです。東京靖国神社の桜(ソメイヨシノ)の標本木も、観測史上最速タイとなる3月14日の開花宣言となり、下旬には見頃を迎えました。満開の桜のもとでの入学式も、今となっては過ぎた昔の思い出でしょうか。この頃は卒業式のほうが似合う花のようにも感じます。 青葉さへ見れば心のとまるかな 散りにし花の名残と思へば (西行『山家集』) (青葉さえも見れば心が惹かれるよ。散ってしまった桜の花の名残と思うと) 4月に入って、青葉がま
午後から雨が降り出しました。 濡れた花々が鮮やかさを増していました。 今日は朝から工事の一日でした。 まずは本堂の手洗い場。 今年の冬の寒さで陶器が割れて水漏れしていました。 蛇口も含めて新しくしていただきました。 コンセントも設置してくださったので、これからはシートヒーターも付けることができますね。 やはり寒さで壊れていた洋式トイレも、このたび新品に生まれ変わりました。 和式トイレもありますが、今は様式は必須のようです。 ウォシュレット付きです。 工事は地元のアドバンス栃木さまにお願いしました。 ホームページです。 sk28.com 一昨年の秋には本堂の柱の修復もしていただきました。 www.mizu-kuki.work 実は今年2月に社長さんがお亡くなりになり、お嬢様がお父様のご冥福を祈りつつ無償で工事してくださいました!心より御礼申し上げます。 また旧寺跡のほうでは、樹木の伐採をして
お寺はシャガが見頃となりました。 次々と新しい花を咲かせてくれています。 今日は、地元さくら市の喜連川商工会「第25回 桜まつり」が行われました。 4年ぶりの開催です。 楽しい催し物が目白押しです。 沿道にはたくさんの露店が並びました。皆さん楽しみにしていたでしょうね。 この「桜まつり」に喜連川仏教会も参加しました。恒例の「花まつり」です。こちらも4年ぶりになります。 過去記事です。 www.mizu-kuki.work まずは、リヤカーに白い象さんをお乗せして慈光寺さんを出発。 きらびやかに飾ります。 白い象がお釈迦様を運んできたと伝えられています。 【六牙の白象】ろくげ‐の‐びゃくぞう 1 六つの牙(きば)をもつ白い象。摩耶夫人(まやぶにん)がこの象を夢に見て釈迦を懐妊したところから、釈迦の入胎を象徴する。 『デジタル大辞泉』「六牙の白象」の項 会場の一角に移動して花御堂も設置しました
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.mizu-kuki.work』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く