自民党の萩生田光一元政調会長は8日のインターネット番組「ニッポンジャーナル」で、SNS上で「保守」とされるネットユーザーらが排他的な傾向にあると指摘して、疑問視した。「一度地雷を踏むと『こいつはダメだ』みたいに、『保守比べ』が分断を生んでいる。保守の定義は幅広い。もっと包摂的な国にしていくべきだ」と語った。 在日外国人の子供に日本語教育を萩生田氏は番組で、最近、日本語を読み書きできない在日外国人の子供に日本語を習得できる環境整備の必要性を唱えたところ、SNSで批判が寄せられたことを紹介した。 「『萩生田は移民政策に賛成なのか』など極論になってしまう。『あいつは保守じゃない』と騒ぎになる」と述べた上で、「(外国人の子供の一部が)言葉の壁で社会からドロップアウトする。(親である外国人を雇う)企業側にお金を出してもらい、社会で生活できる環境をつくるべきだ」と指摘した。移民政策には重ねて反対の立場