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2021年現在、どんなものであれ事業を行うならSNSを使わない選択肢はあまり有力ではないだろう。SNSにもいろいろあるけれど、とにかくどれか一つくらいは使うことになるんじゃないかと思う、もしかしたらそれはあなたにとって望ましくない出来事かもしれないけれど。とにかくそういうことにはなるだろう。たぶん、そういう時代なのだ。 僕はかつて従業員を使ってわりと真っ当な(その会社は吹っ飛んでしまったのだが)会社をやっていた。当時はSNSに関心が全くなくて、一切使っていなかった気がする。会社が傾き始めた頃からTwitterにいたことになるんだろうか。今思うと、これは結構愚かな選択だった気がしてならない。Twitterをやっていたら僕の会社が生き残っていた未来も、もしかしたらあったかもしれない。やめよう、もう全部過ぎ去ったことなのだから。 そういうわけで僕は会社が傾いたうっぷんをTwitterにぶちまけて
「フリーランスなんてなりたくてなるもんじゃないよ、事業主なんてなろうと思ってなるものじゃないよ、あれは『なってしまう』ものだ」 よく耳にする部類の言説だと思うけれど、僕はこれにとても強く同意する。フリーにしろ起業にしろ、どう考えても一番いいのは「いつの間にかそれが仕事になってしまった」パターンで、この場合はフリーになるとか起業するとかそういう選択以前に「生業」があるわけだから失敗の可能性がとても少ない。挑戦もリスクテイクもないままに成功と呼べる水準の仕事が出来上がってしまう、これはもう、まさに理想と呼べる事業の立ち上げだろう。 しかし、現実を言えば「起業したい」とか「フリーで働きたい」、もっと言えば「サラリーマンはもう嫌だ」みたいな希望が現実的な生業より先に立つ人だってやはり多いだろう。ナチュラルボーン・フリーランスみたいな人たちにはこういうタイプを小馬鹿にする向きがあったりするけれど、僕
フリーで個人としてビジネスを行う上で最も重要なものは何かと考えると、「信用」は最有力候補で間違いないでしょう。信用があれば何が出来るか、もちろん何でもできます。資金も引っ張れますし、人も付いてきます。取引先も選べます。売上も上がるでしょう。ではその信用をもたらすものは何かと言えば、それは個人の業務遂行能力に他なりません。つまらない結論ですが、「デキる奴は信用される」これは世界の真理と言っていいでしょう。 「そうだな、信用は大切だな。納期を守り常に質の高い仕事を心掛けよう」と話を閉じることが出来れば素晴らしい。しかし、人間はいつもそう上手く行きません。事実、僕はこの原稿を既に半月以上「もうすぐできます」と言いながら遅れさせています。本当にお詫びすることしかできず言い訳の余地は一切ないのですが、それでも人によって程度の差こそあれ生産性のブレ幅は必ず生じるものです(無理やり一般化しました)。個人
これは毎月給料を貰えて当たり前だと認識している人には伝わりにくい考え方なのだけれど、「申し訳ありません、お金が払えません」と連絡してくるのはどちらかと言えば「信用できる」人だ。僕自身が自分の商売を一度吹っ飛ばしてしまった人間だからこれは身に染みてわかる。精いっぱい頑張ってそれでもだめだった人に、商売人たちはそれほど厳しくない。そういうことは当然に起きることだと誰もが理解している。明日は我が身だ。 みなさんも派手に会社を吹っ飛ばした社長がのうのうと社会にカムバックしているのを見たことがあると思う(かくいう僕がそういう人間だから、少なくとも一人は見ている)。そんなわけで、資本主義社会には意外なほどやさしい一面がある。過去にどれだけの失敗をカマした人間であっても、金になりそうなところさえあれば、期待する余地さえあれば再挑戦のチャンスは与えられるものなのだ。 とても残念なことなのだけれど、株式会社
日々の多忙な業務の中で繰り返しのタスクに追われ、「真に取り組みたい業務」に集中できていないと感じていませんか。Microsoft Power Automate Desktopは、日々の煩わしいタスクから解放され、業務効率を格段に向上させる強い味方になります。 本記事では、Power Automate Desktopの特長や魅力的なコストパフォーマンス、実際の導入事例を通じて、その実力を詳しく紹介します。さらに、無料版と有料版の違いや価格の詳細について解説します。RPAを使った効率的な働き方を求めている方は、ぜひご覧になってください。 Microsoft Power Automate Desktopとは? Power Automate Desktopは、Microsoft社が開発した高度な自動化ツール(RPA)です。Power Automate Desktopを使いこなすために、特別なスキル
商売は難しい、仕事は難しい。 実際、この文章を書くのも仕事なわけですが、やはりこれも怖いわけです。僕はつまるところただの発達障害者であって、本が売れて作家でございなんて顔をしていても所詮は人気稼業の水商売、来年くらいにはインターネットで「仕事ください…」って言ってる可能性がめちゃくちゃ高いわけです。これを「5年後」にするとちょっと想像力のブレイカーが落ちる怖さになる。こうして仕事をいただけるありがたさを噛みしめつつも、また不調でこの原稿は遅れております。本当に申し訳ありません。 そういうわけで、商売というのは難しいわけです。 僕も26歳で起業に打って出て来年には36歳。資本主義の洗礼を受けてちょうど10年を迎えようとしているわけですが、10年やってこれだけ多くの人を見て、未だに必勝法が見えてこないんだから資本主義というのはすごい。まぁ、プレイヤーが70億人くらいいる超大規模ゲームですからそ
商売をやっていると、一定の確率で「どん底」がやってきます。 資本主義社会において「全員が成功する」ことはあり得ません。ですから、いつだって誰かは「どん底」にいると思って間違いありません。そして、世の中には「どん底を避けるテクニック」は数多存在しても、どん底を生き残るテクニックというのはほとんど存在しないだろうと思います。 ロシア人が言っていましたが、不幸のバリエーションというのは幸福に比べてあまりにも豊かです。百人いれば百通りのどん底があります。それらは、それぞれにオンリーワンでナンバーワンの苦しみなのです、少なくとも主観的には。故に、生存術というべきものは具体的でテクニカルというよりは、抽象的な心構えといったものにならざるを得ません。正直に言って「ないよりマシ」程度のものが上限かもしれません。しかし、ないよりマシなものをポケットに入れておいて損はありません。なにしろ、文章というのはかさば
人間にはある日突然、「自分は何もわかってなかった」と気づくことがあります。なんて礼儀知らずなことをしてしまったんだ、なんて他人の立場を考えない振る舞いをしてしまったんだ…。そういった「発見」は往々にして最早ワビを入れるには遅すぎる時期に起きてしまう。そうなれば、せいぜい何か理由をつけて手紙を添えた贈り物をするくらいしかリカバー手段がありません。贈り物をするような間柄でない人の場合はそこでデッドエンドです。もっといえば、既にデッドエンドは発生してしまっているかもしれません。 もちろん、人はそういった失敗を数限りなく繰り返して生きているもの。20代なんて熟練の経営妖怪からみえれば「そろそろハイハイも終わりかな?」くらいの年齢です。礼儀や立ち回りを上手くやれないのは当たり前、お粗相が起きるのは最早必然、それくらいの生暖かい目で見守られているといっていいでしょう。 それでも尚、可愛がられる若手と残
人生には、うまくいかないことがある。 「叶わなかった祈りより、叶えられた祈りのためにより多くの涙が流される」とトルーマン・カポーティが言っていたけれど、本当によくできた言葉だ。人がまさにどん底と呼ぶべき状態にあるとき、それは未だ悲劇ですらない。「悲劇」であったと世の人に認めてもらえるのは、あなたが首尾よく次のチャンスをモノにしたときになる。 商売の失敗は、無残だ。「経営はリスクコントロールが大切」なんていうけれど、事業を興すには大抵のところ人間のオールインが求められる。あなたのお金も信用も能力も人脈も人格も人生もぶっこんだ大勝負。「ここで引いたら全部おじゃんになる」という状況が容易に発生するのが創業の怖いところだ。「適切に損切りをしろ」なんて正論はちょっとお呼びではない。 すぐに人間というのは行きつくところまで行ってしまう。それがどこまでなのかは人によるけれど、このあたりのディティールを考
社会がめちゃくちゃになっている。歴史を見ると、人類社会というのは結構な頻度でしっちゃかめっちゃかになっているものだから、自分が生きているうちにこういうことが起きるのはむしろ自然と言えるのだけれど。じゃあ、実際その場に出くわしてみるとやはりなかなかに厳しいものがある。賢者は歴史に学ぶというから、こんな時は歴史を引いて上手いことの一つも言えればいいのだけれど、僕自身もこれからどうしたものかは正直判然としない。 「チャンスだと思え」みたいな話もあるけれど、それはそれで結構難しいところがある。周囲の人たちが生き残りをかけて足掻いているときに「これはチャンスだ」と叫んでもなかなかに空しい。もちろん、この事態が起きると同時に奇貨居くべしと叫んで行動を始めた知り合いもそれなりにいる。でも、それはつまるところ社会の動乱がチャンスだと思える場所に彼らがいたということでしかない気もする。お金や能力を持っていて
どうも、えらいてんちょうです。 まず最初に、答えは見えていないです、ごめんなさい。 自分も現在進行形で苦しんでいて、模索中です。 正直ここまでの不況が、突然、なんの前触れもなくくるとは思わず、完全に想定外。 再三言っているけれど、しょぼい起業の最大のメリットは簡単に始めて簡単に終われることであり、いっそこの不況に立ち向かうことなくあえて店をたたみ、生活保護を受けてしまってもいいんです。 でも、「しょぼい起業で生きていく」と言ったからには読者のしょぼい起業を応援したい、しょぼい起業で生計を立てていって欲しい。なんとか踏ん張って店を潰さないようにする方法をいくつか考えてみましょう。 コロナ禍で考えるしょぼい起業の対応方法 固定費を減らして耐える まず、店の賃料減額を申し出る。 大家にとってもいま収入が減るのは手痛いことでしょうが、店子が退去したとして、この状況下でまたすぐに借り手がつくとは到底
さて、みなさんは起業をしたいという気持ちがあるからこの文章を読んでいるのだと思います。僕は起業に失敗して、今まさに出直ししているところなので「起業に成功する方法」は何一つわかりません。本当に難しいですからね、起業って。実際、9割失敗すると考えておいて大体間違いないと思います。それでもやる、というのが起業ですね。 さて、今日はちょっと目先を変えて「リスク」の話をしたいと思います。 皆さんには壮大なビジョンとか大きな志とかビッグな野望とかは既に一揃いあると思います。イカした事業計画もあるかもしれませんね。素晴らしいことです。皮肉味のある表現をしていますが、実際のところこれは大事です。こういったものがないと何も始まらないですからね。シビアに冷徹に消去法で考えて起業する、なんてことはあまりないので、やはりこれは素晴らしいことです。 「起業に成功するため」の話は良い。では、「起業に失敗した時に生き延
株式会社ベンチャーネット 東京都新宿区西早稲田1-18-9 イマスオフィス早稲田5F-B TEL 03-6265-9581 アクセス
人は変化し、成長する。マイクロ起業と働き方の未来(借金玉のマイクロ起業 Vol.21) 2018 3/23 お仕事、好きですか? 皆さん、仕事好きですか。僕は嫌いです・・・と言いたいところなのですが、「本当に嫌いなのか?」と言われるとかなり悩みこみます。「なにかを行って対価をもらう」というのは良いことだと思いますし(仕事上級者になると何もやらないことで対価を貰ったりしますが、これは上級編なので別の話です)「お値段いくらにする?」というような交渉も好きです。営業もあれは「狩り」みたいな興奮があって楽しいので、嫌いじゃありません。 「長時間労働が嫌いか?」って言われると「スゲー嫌いなこともあるけど、無限に楽しいこともある」って感じになります。なんだろう、没頭して30時間くらい仕事を続けているときのあの楽しさってやっぱりあるじゃないですか。なんというか、仕事と自分と世界にはこの二つだけだ、とでも
前回は、僕自身の「マイクロ起業」のスタイルについて再考しました。今回は、そこから自分にとっての「マイクロ起業」の進み方を考えてみたいと思います。 世界は実は洗練されきってはいない 僕はこれまでもお伝えしてきた通り、一度起業して失敗、死ぬような思いをしてきました。そして、また起業に挑みつつある今思うのですが、世界ってものはまだ洗練されきってはいません。 「これがあれば便利だな」という隙間はまだまだたくさんあります。そして、中小零細企業にはそういった隙間が特にたくさんあります。たとえば、最近僕は「書類作成一括化エクセルシート」を外注して、それを売るというささやかな仕事をしました。 これは、複数枚に渡る書類に同一のデータを1度に入力するという本当にささやかな機能のエクセルファイルなのですが、その会社には作れる人が誰もいなかったのです。また、年に100回ほど発生するある種の定例業務のスケジュールを
明けましておめでとうございます。借金玉です。僕は現在、2足の草鞋を履きながら、マイクロ起業に挑戦しています。 ところで、僕は以前、飲食業に手を染めたことがあります。新年早々にこんな話もアレかもしれませんが、飲食店は、最悪のビジネスです。皆さんも「飲食は辛い」というお話はうんざりするほど小耳に挟んでいると思いますが、是非その最悪っぷりをもう一度聞いてください。 かつての僕が主だった飲食店 僕がかつて経営していたお店の序盤期の客単価は5000円くらい。一日の入客数は20~30人程度。お客様の滞在時間が長めのお酒を出すお店でした。仮に、1日の平均集客を25人としてみましょう。1日の売り上げは12万5千円。月25日営業で312万円の売り上げです。これは、「まずまず」の数字です。これがいわゆる水揚げ高です。(尚、その後客単価は6000円まで上昇し、かなり経営は改善しました) さて、では経費の部を考え
バーチャル経営では新規事業を開始するためのベストな組織体制としてアジャイル型の小規模チームを推奨してきました。アジャイル型の小規模なチームは、うまく機能すれば、自動的に新規事業が育つという強みがあります。今回はこの点を含めてアジャイル型...
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