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衆院選
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スタートアップでは、当然CTOの存在とそのパフォーマンスは事業の成否に大きく影響します。テック系スタートアップでなくとも、ITを活用するサービスである限り、チームの開発力によってプロダクト/サービスの質、オペレーションの効率が大きく異なるのが現状です。またエンジニアはスタートアップで職を探す際に、事業内容やCEO以上に、CTOやVP of engineering(開発チームの現場リーダー)がどんな人間なのかを注意深くチェックしています。そのような重要なポジションである一方で、スタートアップにおけるCTOの役割についての記事や書籍が少ないように思われます。そのため、今回はスタートアップにおける一般的なCTOの役割について簡単にまとめてみました。 CTOに求められるのはシンプルにアーキテクトとしてのスキル 様々な意見がありますが、特にアーリーステージのスタートアップのCTOに最も求められること
前回に引き続き、Crunchies Awardsの各部門にノミネートされたスタートアップのなかで、比較的まだ日本で話題になっていないと思われる企業を中心にご紹介したいと思います。 各分野で最も話題になったスタートアップがノミネートされているので、昨年の評価とは言え、これらを調べれば米国のサービスのトレンドが少なからず理解できるのではないでしょうか。 各部門のノミネートおよび受賞スタートアップ一覧についてはこちらを参照 Anki 人口知能およびロボット技術を活用し、ユーザー間で対戦できるリアルのレーシングゲームを開発しています。レースに勝ち続ければポイントがたまる仕組みになっており、マシンを強くする武器や装備と交換することができます。まるで過去に日本で流行ったミニ四駆のリアル版のようなプロダクトです。このAnki Driveという彼らのプロダクトはTIME誌の”The 25 Best Inv
毎年この時期になると、サンフランシスコのDavies Symphony Hallにて前年に最も活躍したスタートアップを表彰するCrunchies Awardsという大きなイベントが開催されます(TechCrunch、Gigaom、VentureBeatの大手テックメディア共催)。当日の受賞会場ではさながらアカデミー賞の授賞式のように各部門にノミネートされた企業や個人の中から受賞者が発表されていきます。大物ゲストも多数参加するイベントであり、今年の7th Annual Crunchies Awardsでも、Yahoo!のCEOであるMarissa Mayer、SV AngelのRon Conway等がステージでスピーチを行いました。 そこで今回の投稿ではCrunchies Awadsでノミネートされたスタートアップのなかで比較的まだ日本で話題になっていないと思われる企業を中心にご紹介したいと
最近オンラインペイメント分野で話題になることが多いStripeが、Series Cで$80Mの資金調達を行いました。その際の評価額は$1.75B(約1750億円)であり、ついにBillionを超えてきたようです。Twitterとの提携の噂で話題になった数日後の大型資金調達なので、ますます当社の今後の動向には目が離せないところです。 Eyeing International Growth, Stripe Raises $80M From Founders Fund, Khosla And Sequoia At A $1.75B Valuation Stripeとはどんなサービスなのか? Stripeの概要についてはこちらの日本語の記事が分かりやすくまとまっております。ここでは、Stripeの日本版のサービスであるWebPayについても紹介されています。 PayPalを置き換える新しいWEB決
現在のシリコンバレーおよびサンフランシスコ(つまりサンフランシスコベイエリア)は優秀なエンジニアを採用するのが世界で最も難しい地域となっています。スタートアップに限らず、IT系の大手企業でもエンジニア不足が深刻化しています。しばらく前に日本でもGlassdoorのレポートが話題になりましたが、ベイエリアの大手企業のソフトウェアエンジニアの基本給(ボーナス等は抜き)は日本に比べてかなり高いものになっています。 Highest paying companies for software engineers 2013 by glassdoor 全米でもソフトウェアエンジニアの平均基本給が$100K(1000万円)を超えるのはサンフランシスコベイエリアとシアトルだけです。 Highest Salaries for Software engineers: US Cities by Bloomberg
シリコンバレーにいると日本に住む知人から「米国でNo.1のベンチャーキャピタルはどこですか」という質問を受けることがあります。 日本でもSequoia Capital、KPCB(Kleiner Perkins Caufield & Byers)、Accel PartnersのようなVCは有名だと思いますが、他にもGreylock Partners、New Enterprise Associates等の歴史と実績のあるVCは数多く存在します。個人的にはこの質問に対する答えとして、いつも「Andreessen Horowitz」の名前を挙げるようにしています。 CB insight report Andreessen Horowitzとは? Andreessen HorowitzはシリアルアントレプレナーであるMarc AndreessenとBen Horowitzによって2009年に設立され
ビジネスユース向けのメッセージングサービスを提供しているIntercomが、本日CrunchBaseの「Hot on CrunchBase」(リアルタイムでCrunchBase内で関心の高い企業が表示される)の上位にランクインしており、注目を集めています。今回シリーズBで$23M(約23億円)の資金調達を成功させたのですが、それに合わせて当社のHPでこんな興味深いタイトルのブログが更新されていたことが話題を集めた理由の1つのようです。 「HOW A SILICON VALLEY OUTSIDER RAISED $30M IN 30 MONTHS」 (どうやってシリコンバレーのアウトサイダーが30ヶ月以内に$30M(30億円)を調達できたのか?) Intercomとは? 前述の通り、Intercomは米国を中心にビジネスユース向けのメッセージングサービスを提供している会社ですが、もともとアイ
日本でもOrigamiやVASILYを初めとしたファッション系のスタートアップが盛り上がりを見せています。米国のファッション系スタートアップで有名な成功例はGilt Groupですが、新しいビジネスの芽も絶えず生まれ続けています。そこで今回は、Y-combinator及び500 startupsの両方から支援を得ていたファッション系ECサービスのLE TOTEについて簡単にご紹介したいと思います。 LE TOTEのサービスとは? LE TOTEは、衣類及びアクセサリーのレンタルサービスを月額$49ドルで提供しているスタートアップです。主なターゲットとして都会に住む22〜33歳の女性を想定しています。 一般的にアメリカ人の女性は毎年約64品の服を購入する一方で、普段クローゼットの中の服の10〜20%しか使っていないそうです。またアメリカの若い女性は姉妹や友人達と服をシェアすることに慣れて育っ
人気記事 Andreessen Horowitz、シリコンバレーのベンチャーキャピタル業界に現れた超新星 シリコンバレーにいると日本に住む知人から「米国でNo.1のベンチャーキャピタルはどこですか」という質問を受ける... Google Ventures、世界で最も注目を集めるコーポレートベンチャーキャピタル 最近日本ではフジテレビやTBS等のテレビ局を初めとした大手企業がCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を立... 米国スタートアップが実践する失敗しないベンチャーキャピタルの選び方 クラウドファンディング等のスタートアップの資金調達手段が多様化していますが、サンフランシスコベイエリアのエコシ... 打倒PayPalの決済サービスStripeが目指すもの 最近オンラインペイメント分野で話題になることが多いStripeが、Series Cで$80Mの資金調達を行いま... 未来を創る
シリコンバレーの共通認識として、”Billion Dollar” は全てのスタートアップが目指すべき1つの到達点とされています。もちろん企業として株式評価額が全てではないのですが、それだけの評価額が付くまで成長したスタートアップは、素直に尊敬されるべきだと思います。 調査会社のPitchBookによれば、現在時点において$ 1 Billion(約1000億円)以上の評価額がついているスタートアップは米国に20〜30社存在するようです(IPO前もしくは買収前)。Billionを超えれば日本でも有名になるスタートアップも多いのですが、今回はこちらの記事にて紹介されているスタートアップの事例の概要をご紹介したいと思います。日本人としても今後世界的な企業として名を馳せて行くであろうメガベンチャー達を知っておいて損はないはずです。 Take a look at 21 VC-backed compan
米国ではシードラウンドが盛り上がっている現状をみて、Series A Crunchを懸念する多くの記事が書かれています(Series A Crunchとは、SeedからSeries A以降の資金調達に進めずに潰れるスタートアップが多い現象を指す)。そのような状況のなかで、米国の最近のシードラウンドの動向について簡単なデータをもとに確認したいと思います。基本的なデータおよびチャートはCB insightsから転載しています。 2010年以降から増え続けるシードマネー 先ずはSeed roundの資金調達の現状についてです。 こちらはご覧のとおり、2010年Q1に比べて直近2013年Q4のSeedの資金調達額は約4倍になっています。 リーマンショック後からここ数年でTwitterを初めとする大型IPOやM&Aがたくさんありましたが、それに引きずられるようにSeed roundのファイナンスも盛
最近日本ではフジテレビやTBS等のテレビ局を初めとした大手企業がCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を立ち上げたことで話題になっていました。米国では古くからIntel CapitalをはじめとしたCVCが活発に活動をしており、ベンチャーエコシステムのなかで必要不可欠な存在となっています。そこで今回は後発でありながら、近年最も活発に投資を行い、最も尊敬されるCVCとなったGoogle Venturesについてご紹介します。またそれを踏まえた上で、少なからず日本のCVCにも参考になるような情報を伝えられればと考えております。 The list of most active CVC investors. Google Ventures とは? Google Venturesは2009年にGoogleの経営企画部門から独立したCVCです。設立から4年ではありますが、現在では$1.2billi
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