洪水に見舞われた平安北道の新義州を視察する金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記(中央)。朝鮮中央通信(KCNA)提供(2024年7月28日撮影、29日提供)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 【8月3日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記は、同国で発生した洪水の被害と死者数について、韓国メディアが「デマ」を流していると非難した。朝鮮中央通信(KCNA)が3日、報じた。 北朝鮮は今週、北部で洪水が起き、家屋数千棟が被害を受け、死傷者数は不明だと発表した。韓国メディアは、死者と行方不明者は計1500人に上る恐れもあると報道。TV朝鮮は、救助活動中にヘリが墜落し、隊員が死亡した可能性があるとも報じ、他のメディアも追随した。 だが、KCNAによれば、金氏は韓国メディアが「死者数は1000~1500人を超える見込みとのデマ」を流