【11月11日 CGTN Japanese】中国北西部の新疆ウイグル自治区ウルムチ市郊外で9日、1頭のオオカミが野生動物救護センターに移送され、話題になっています。このオオカミは、ある男性が「子犬」と間違えて丸3年もの間飼育していましたが、最近になって野性があらわになり、ようやくその正体に気づいたということです。 話は3年前にさかのぼります。男性が道端で、足を折って息も絶え絶えの、けがをした「子犬」を見つけました。男性はこの「子犬」をかわいそうに思い、家に連れて帰り、大切に世話をしました。まず餌を与え、けがの手当をして、男性は「子犬」を家族のように暖かく見守りました。さらには愛情を込めて「シャンシャン」という名前まで付けました。 はじめの頃、シャンシャンは普通の子犬のようにおとなしくてかわいかったのですが、時間が経つにつれて、この「犬」は、少しずつ奇妙な兆しを見せ始めました。まずは体つきで