サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
www.akenotsuki.com
SRELL (std::regex-like library) はC++用のUnicode対応正規表現テンプレートライブラリです。 概要 std::regexと同じクラス構成のテンプレートライブラリ SRELLはECMAScript (JavaScript) 互換の正規表現エンジンを、"std::regex"(C++11で導入された正規表現ライブラリ)とクラス構成が同じになるようにラッピングしたものです。API/クラスデザインが同じですので、std::regexや、その基となったboost::regexと同じように扱えます。 また、ヘッダファイルのみの純粋なテンプレートライブラリですのでincludeするだけですぐに使えます。事前のセットアップやインストールは不要です。 Unicodeに特化した実装 SRELLはUnicodeに特化した正規表現ライブラリです。 特別な設定をせずとも既定でU
錦源明朝の改訂履歴 3.002 (20210909): 錦明朝かなを3.004にヴァージョンアップしたことに伴う更新。 合成を前提とした0幅のdiacritics (U+0300~U+036F) と幅ありの記号類との分離が不完全で、æ̀ (U+00E6, U+0300) のみならず æ` (U+00E6, U+0060) のようなペアも合成されてしまうことがあった問題を修正。 3.001 (20210816): 錦明朝かなを3.001にヴァージョンアップしたことに伴う更新。 3.000 (20210516): 錦明朝を3.000にヴァージョンアップしたことに伴う更新。 ひらがな・カタカナ(半角カタカナも含む)の全グリフについてアウトラインの見直し。 小さいゐゑヰヱを追加。 ㌀ (U+3300) ~㌫ (U+332B) と㌭ (U+332D) ~ ㍗ (U+3357) までを追加(従来はJI
1. ラテン文字の読み方 日本で一般に「アルファベット」と呼ばれているA, B, Cで始まりZで終わる文字群は、正式名称を「ラテン文字」または「ラテン・アルファベット」と言い、本来はその名の通りラテン語を表記するためのものです。もともとラテン語を書くために整備されただけあって、文字と発音との対応はかなり単純です。 ラテン文字の読み方には大きく分けて「古典式」と「教会式」との2種類があります。 古典式 その名の通り古典期(紀元前1世紀~紀元1世紀または2世紀頃)のラテン語の発音を復元したものです。市販のラテン語の入門書ではたいていこちらを取り上げています。特に理由がなければ、ラテン語を学ぶ際にはこの発音を習得するのが良いでしょう。 教会式 現代イタリア語で書かれた文章を読むのと同じようにラテン語を読む方式です。ラテン語聖書の朗読やクラシックのミサ曲の合唱を行う場合などは、こちらの発音のほうが
霧ゴシック 「霧ゴシック」はAdobeのOpen Sourceフォントの一つ、源ノ角ゴシック(英語名:Source Han Sans)の派生フォントです。JP版をベースに、次のような変更が加えられています。 CIDをAdobe-Japan1-7準拠に再割り当て。Adobe-Japan1-7にない文字についてはCID+23060以降に配置(この関係でROSは Adobe-Identity-0 になっています)。 Kana Supplementブロックの𛀀𛀁(Unicode値:U+1B000~U+1B001)用のグリフなどを追加。 プロポーショナルなラテン文字や半角片仮名などに対して、縦書き用の回転済みグリフを追加。 「き」「さ」の最終画を前の画と連結。 欧文文字の増補。 Version 2.100にて次の248文字を追加: 源ノ角ゴシックにおいて不足しているJIS X 0213の文字(1
合拗音 合拗音とは「クヮ・グヮ」で表される音のことを指します。「ク-ワ」「グ-ワ」と2拍で発音するのではなく、[kwa] [gwa] と1拍で発音されます。 近世までの日本語では「カ・ガ」と「クヮ・グヮ」とは完全に別の音韻で、「カ・ガ」と発音されるか、「クヮ・グヮ」と発音されるかは、語によって決まっていました。 合拗音は江戸では衰退が早かったらしく、19世紀初頭には既に「カ←→クヮ」「ガ←→グヮ」の区別が失われていたらしいことが当時の書物の記述(『浮世風呂』の例が有名)から窺えます。 京都でも20世紀初頭までには区別が失われたようです。明治後半に行われた聞き取り調査に対して当時の京都市は、「字音の『クヮ』『グヮ』は總て『カ』『ガ』と發音して兩者の間に區別なし」と回答しています*1。 一方大阪・奈良・和歌山など近畿南部には、20世紀後半になってもまだ区別を残す話者が存在していました*2, *
表1 現行の五十音図 表1はみなさまよくご存知の五十音図です。 五十音図を眺めた時、ヤ行の「い」と「え」の段、そしてワ行の「い」と「う」と「え」の段が、それぞれア行の仮名の繰り返しとなっていることを不思議に感じたご経験がおありの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。 現代の日本語にはワ行の「い」や「え」にあたる音、「うぃ(wi)」や「うぇ(we)」が存在せぬため、それらを表すための文字が使われることもありません。従って五十音図の該当個所は、空欄もしくはア行の仮名の繰り返しとなっているのが今日では普通です。 しかし昔の日本語には「うぃ」や「うぇ」にあたる音が存在したため、これらの音を表すための仮名文字もまた存在しました。それが、今も百人一首などでたまに見かける「ゐ(=うぃ)」と「ゑ(=うぇ)」です。 今日の日本語では、「そこに誰々がいる」の「いる」も、「何々が要る」の「いる」もまったく同
「(へ)んかった」の台頭 近畿ではもともと動詞の否定過去は「なんだ」という助動詞をつけることによって言い表していました。しかし最近では否定形「ん(ぬ)」または「へん」の後ろに、形容詞語尾「かった」をつけた「んかった・へんかった」という助動詞が勢力を拡大しつづけています。 特に「へんかった」のほうは、上の世代まで浸透しているようです。 否定の助動詞「ん」や「へん」に形容詞語尾をつけるという語法は拡張され、平成生まれの世代からは、否定の助動詞「ん」や「へん」の後ろに、形容詞の連用形語尾「く」をつけた「~んくなる」のような言い方が聞かれることもあります。形容詞の連用形にウ音便を使わない・使えない人ほどこの言い方を受け入れやすいようです。 これらは「新方言」と呼ばれるものの代表格で、京阪地方本来の言い方と東京の言い方とを混ぜ合わせたものです(もっとも、「~んくなる」という言い方のほうは、否定の助動
京都ではあまり聞かれぬ言葉・本来使われていなかった言葉をまとめてみました。これらの言葉は京都で使っても相手に通じず「?」という顔をされたり、誤解を与えたりする可能性があります。 ◎あ ↓「か」へ いてる(1段動詞) 「いる (be, esse)」を二重にした「いている」の短縮形。「いてた・いてへん・いてはる・いてはらへん」などもこの仲間です。もとは大阪の方言です。京では二重にせず単に「いる」で、活用させたものも「いた・いいひん・い(や)はる・い(や)はらへん」と言います。 ちなみに京ことばでは「行って(いって)」を「行て(いて)」と縮めて言うことがあるため、「行っている」「行ってる」の縮約形としての「行てる」という言い方でしたら昔からあります。特に年配の方が「いてる」と仰っていたらほぼ間違いなくこちら(行てる)の意味です。 (※参照⇒語彙「いて【行て】」) う×い・う×ったい(形容詞) 汚
お知らせ:「あめつちゴシック」の公開を終了します。 下記にもございますように、このフォントは元々当サイトのえ𛀀区分一覧表のページなどでウェブフォントとして使用するために作ったものですが、ウェブフォントについては近いうちに「霧ゴシック」ベースのものに切り替えることにしました。その結果あめつちゴシックは不要となりますので、公開を終了いたします。 ウェブフォントを切り替える時期ならびに「あめつちゴシック」の公開を終える具体的な日時については今のところ未定ですが、この二つは同じタイミングで行うことを予定しています。 あめつちゴシック 「あめつちゴシック」は当サイトのえ𛀀区分一覧表のページなどで使用している仮名文字専用のフリーなウェブフォント(旧Web Fonts、現在はCSS Fonts Module Level 3の一部という位置付け)です。「𛀁」と「𛀀」とが含まれ、「天地(あめつち)の
三番明朝 「三番明朝」は、IPAフォント(国際音声学会及び国際音声記号とは無関係)のうちの一つ、IPAex明朝に対して次の変更を加えた明朝体フォントです。 CID-keyed OpenType/CFF化。 𛀀𛀁(Unicode値:U+1B000~U+1B001)用のグリフなどを追加。 以下のひらがなのグリフを微調整(比較画像はこちら)。 [三番明朝Hのみ]変体仮名対応のため次の462グリフを追加収録。 IPAmj明朝の変体仮名グリフをU+1B002~U+1B11Eに追加(285グリフ)。 か行・さ行・た行・は行の仮名については濁点付グリフも追加(141グリフ)。 は行の仮名についてはさらに半濁点付グリフも追加(36グリフ)。 ※参考:収録されている変体仮名一覧画像はこちら。 Download 本フォントはIPAフォントライセンスv1.0が定めるところの「派生プログラム (Derived
Unicode 6.0.0より使用可能となった次の仮名2文字が含まれるフォントを配布しています。 𛀁𛀁: U+1B001; HIRAGANA LETTER ARCHAIC YE(ヤ行のエを表した「江」に由来する平仮名。「エ」のひらがな版) 𛀀𛀀: U+1B000; KATAKANA LETTER ARCHAIC E(あ行のえを表した「衣」に由来する片仮名。「え」のカタカナ版) この2字についての情報はこちらの別頁にまとめてあります。
(分布図)2000年 5月 4日作成 (比較表)2000年 7月23日作成 2000年 8月 6日統合 2011年 9月18日分離 (体系の章を) 2016年 5月30日更新 2-2-1 アクセントとその分布 方言を特徴づける要素にはいくつかありますが、「語彙・語法(言い回し)・発音」の3点は特に重要なものとしてあげられます。中でも京都言葉の場合、他地方の方にもっとも強い印象を与えるのが「発音」、それも「アクセント」ではないでしょうか。 日本語のアクセント体系には大きく分けて、「京阪式アクセント」「東京式アクセント」「特殊式アクセント」「一型(崩壊)アクセント」の4種類があります。 このうち京都に分布するのは「京阪式アクセント」の一種で、その分布域はだいたい下図*1のようになっています。 図1 京阪式アクセント分布域図
アクセントを表すのによく使われる方法を、まとめてご紹介いたします。 なお、以下の表中で時折出てくる「アクセントの核(または単に『核』)」というのは、「直後に音程の下がり目を持つ拍」のことを指すアクセント用語です。例えば「低-高-低」型なら、「2拍目に(アクセントの)核がある」という言い方をします。
二つの「え」の話 分離 2021年 9月12日更新 目次 あ行のえとヤ行のエ 歴史的仮名遣いとヤ行のエ え (e)・エ (je) 区分表・和語篇 え (e)・エ (je) 区分表・漢字音篇(韻別版) え (e)・エ (je) 区分表・漢字音篇(『学研漢和大字典』における頁順版) え (e)・エ (je) 区分表・漢字音篇の解説 YEは拗音として使われたか いろはとEとYE 削除 フォント 𛀁𛀀の技術情報 更新履歴 /eyeben/ 以下の頁に関するお問い合わせはまでどうぞ。
Unicode 6.0.0より使用可能となった次の仮名2文字にまつわる情報をまとめた頁です。 𛀁𛀁: U+1B001; HIRAGANA LETTER ARCHAIC YE(ヤ行のエを表した「江」に由来する平仮名。「エ」のひらがな版) 𛀀𛀀: U+1B000; KATAKANA LETTER ARCHAIC E(あ行のえを表した「衣」に由来する片仮名。「え」のカタカナ版) 技術情報 𛀁𛀁 Unicode: U+1B001; HIRAGANA LETTER ARCHAIC YE UTF-8: f0 9b 80 81 (11110000 10011011 10000000 10000001) UTF-16: d82c dc01 (11011000 00101100 11011100 00000001) 文字参照16進数: 𛀁(𛀁) 文字参照10進数: ё
比較項目京都大阪 *1 中井 (2014) にて「京都のネはノヤの転ではなくノエ(ノ+助詞エ)の短縮」とする見解が示されました。私個人的にはこの説に賛成ですが、京都の「すんね」のような表現に関しては大阪の「すんねん」と対比する意味合いから、当面この欄に置いておきます。 京都言葉と大阪言葉との違いの一つに、京都言葉は順行同化(語頭方向の音に合わせて語末方向の音が変化する)する傾向が強いのに対して、大阪言葉は逆行同化(語末方向の音に合わせて語頭方向の音が変化する)する傾向が強いという点が挙げられます。 この現象は否定の助動詞ヘンや断定の助動詞ヤが続く時に顕著です。京都では「アラヘン・キイヒン」のように助動詞ヘンが付いても動詞の語幹は維持されるのに対して、大阪では「アレヘン・ケエヘン」のようにしばしば動詞の語幹末がエの段の音に変化してしまいます。 助動詞ヤが付く時も大阪言葉では、「そや→せや」「
現行の五十音図に比べれば、該当文字のない箇所が少なくなってはいますが、それでもまだヤ行の「い」と「え」、ワ行の「う」の計三カ所が「該当文字なし」で、ア行の繰り返しになっています。 でははたして日本語の歴史上、 ア行の「い(i)」とヤ行の「い(ji)」 ア行の「う(u)」とワ行の「う(wu)」 ア行の「え(e)」とヤ行の「え(je)」 これらの発音が区別されたことはあったのでしょうか。 結論から言えば上二つの区別がされていたことは、どうやら日本語史上なかったようだと考えられています。どの文献からもア行のイとヤ行のイ、ア行のウとワ行のウとが区別されていた形跡が見つかっていないためです。 しかしア行の「え(e)」とヤ行の「え(je)=いぇ」については、奥村栄実という江戸時代の学者が記した『古言衣延辨(こげんええべん。『古言衣延弁』とも)』という本によって、少なくとも十世紀中頃までは発音しわけ
アクセントによる名詞の分類表(1拍名詞) 名詞や副詞などのアクセント一覧表(1拍体言) 名詞や副詞などのアクセント一覧表(2拍体言) 名詞や副詞などのアクセント一覧表(3拍体言) 名詞や副詞などのアクセント一覧表(主な4拍体言) 2拍の動詞をアクセントによって分類した表 (1段系動詞) 〃 (5段動詞) 3拍の動詞をアクセントによって分類した表 (1段系動詞) 〃 (5段動詞) 4拍の動詞をアクセントによって分類した表 (1段系動詞) 〃 (5段動詞) 5拍の動詞をアクセントによって分類した表 (1段系動詞) 〃 (5段動詞) 3拍以上の形容詞をアクセントによって分類した表 同音異義語のアクセント 形容詞アクセントの変遷 動詞アクセントの変遷 名詞アクセントの変遷
<body> <h1>京阪式(京都・大阪式)アクセント</h1> <ul id="kooshimbi"> <li>2010年 8月28日版</li> </ul> <ul> <li><a href="./top.html">目次</a></li> <li><a href="./setsumei.html">説明</a></li> </ul> <p> <!-- ok --> </p> <div class="dummy"> <p> <a href="http://validator.w3.org/check?uri=referer"><img src="http://www.w3.org/Icons/valid-html401" alt="Valid HTML 4.01 Frameset" height="31" width="88"></a> </p> </div> </body>
「う」で終わる動詞、たとえば「言う・追う・買う・食う・習う・払う・舞う」などの過去形を「言った・追った・買った……」と言うのは中部地方より東側の言い方で、京都を中心とする畿内では本来「言うた(ゆうた)・追うた・買うた(こうた)・習うた(なろうた)・払うた(はろうた)・舞うた(もうた)」などと言います。 これは平安時代から続く伝統ある言い方ですが、悲しいかなマスメディアによって毎日大量にもたらされる東京語の影響で、京本来の言い方を使わない(もしくは知らない・使えない)方が増えてるようです。 この「言った・買った」式の言い方は「行った・借った」と音が一緒になる上、促音の「っ」が入ってるため子音が強調され、「言うた・買うた」式の言い方より音としての柔らみに欠けるという特徴があります。 なお「かう→こうた」「ならう→なろうた」というように、語尾「う」の直前が「アの段の音」だった場合、「アの段の音
「京言葉」へようこそ。ここは京都市旧市街地の伝統方言・京ことばを中心とした京都方言のサイトです。 主に文法やアクセントの解説を行っています。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.akenotsuki.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く