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90年代に活躍したスーパーバンド、GRAND SLAM。アメリカンスタイルのハードロックで成功をおさめた、日本初のバンドと言えるだろう。メンバーそれぞれが有名なバンド出身だったため、結成当時から大物バンドとしてメディアに取り上げられた。数々のヒットソングを生み、大きなホール規模の会場をソールドアウトにしたスーパーバンドは、惜しまれながら1997年解散。 あれから17年の年月が過ぎた2014年、メンバーの吉川”BAN” 裕規(Bass)が中心となって、GRAND SLAMのナンバーを披露するイベントが開催された。題して、『BAN PROJECT TREASURE・GRAND SLAM NIGHT』。メンバーとして参加するのは、白田”RUDEE” 一秀(Guitar)。その他はゲストを迎えてのステージとなった。 ゲスト陣は豪華な顔ぶれだ。中心となるボーカリストは二人。吉川”BAN” 裕規とは、
「人間椅子」のギター&ヴォーカルとしてデビュー以来、唯一無二の世界観を貫き、多くのアーティストに影響を与えてきた。そのサウンドの要となるのは、確かな技術に裏づけされた独創的なギタースタイル。2013年8月7日に、通算21枚目(含ベスト盤)のオリジナルアルバム『萬燈籠』をリリースした。 前回の更新からずいぶんと間が空いてしまいました。このコラムを読んでくださっている方々、ビーストスタッフの皆様には、本当にご迷惑をお掛けしました。今年は人間椅子25周年にあたり、音源制作、ライブ活動と、自分なりに精いっぱい集中しました。お陰様で、大いに実りのある一年になったと思っています。やはりやるべきは作品の制作、表現だとまずそのことを優先し、後ろめたく感じながらも、本コラムにはなかなか手が付けられないままでいました。コラムを書くからには、できるだけ濃い内容を、とやや気負っていたところもあります。何卒ご理解い
本誌BEEASTが自信を持ってプッシュする太鼓判アーティストの特集、第30弾はLoVendoЯ(ラベンダー)が登場する。メンバーは田中れいな(Vocal)、岡田万里奈(Vocal)、魚住有希(Guitar)、宮澤茉凛(Guitar)の4名。 2012年、当時モーニング娘。の現役メンバーであった田中れいなと「バンドやりたい女子メンバー大募集!」と銘打ったオーディションを実施、4000名にもおよぶ応募者の中から岡田万里奈、魚住有希、宮澤茉凛の3名が選出され、11月にバンドを結成。サポートに林束紗(Bass)や清(Bass)、バンマスも兼ねて小林香織(Drums)が入る強力布陣でライブ活動を始めた。 翌2013年にはインディーズデビューアルバム『ラベンダーカバーThe ROCK』をリリースし、三度にわたる全国ワンマンツアーを開催。さらに、NAONのYAON 2013など多数のライブイベントや海外
新たな時代の風雲児となるべく奮闘を続けているロック男子の姿を追う特集「ROCK SAMURAI STORY」。今年・2014年にデビュー25周年を迎える人間椅子について、メンバー3名のパーソナルインタビューを通じてその魅力をさらに掘り下げていきたい。 Part2に登場するのは、ベース&ボーカルの鈴木研一だ。同級生・和嶋慎治とともに人間椅子を結成し、以来一貫して人間椅子というバンドの軸を保守し続けてきた。「イカ天」登場時のネズミ男衣装や、近年はふんどし姿などそのパフォーマンスが注目を集める一方、和嶋慎治やナカジマノブとは対照的に、人間椅子以外のバンドを組んだり他のミュージシャンと同じステージに立つことはほとんどなく、その音楽観は謎に包まれている部分もある。 今回、本誌BEEASTではそんな鈴木研一に単独インタビューを敢行。これまで単独で取材に応じたことはほとんどない鈴木研一に、そのルーツから
橘高文彦、本城聡章、内田雄一郎、それぞれの個性が見事に絡み合うバンド、筋肉少女帯。NARASAKIがプロデューサーを務め、ハードコアを基軸としつつ時に美しいサウンドを奏でるバンド、特撮。両者ともフロントマンを務めるのは大槻ケンヂ。彼の手がける歌詞には独自の世界観がある。 活動時期のすれ違いで、長年待ち望まれながらも実現しなかった今回の対バン企画。両者のファンにとって、最高にプレミアムな時間となったライブを”大盛り”でお届けしよう。 この日のトップを務めた特撮。冒頭から、この日がライブ初披露となる新曲「シネマタイズ(映画化)」。待ってましたと言わんばかりに観客が一斉に沸く。 オープニングの盛り上がりそのままに、映画のテーマ曲を重ねてくる演出が心憎い「ヌイグルマー」など最近の代表曲を中心としたセットリストで、”今が旬の特撮“という強烈な印象を与えてくれた。 ◆特撮 メンバー 大槻ケンヂ(Voc
バンド生活四半世紀、人間椅子の2014年最初の東名阪ワンマンライブ「バンド生活二十五年 ~ 猟奇の果 ~」が開催された。昨年の『萬燈籠』リリース全国ツアーが全会場大入り、特に東京は2daysともチケット完売したことを受けての追加公演のような位置づけとなるこの東名阪公演、最終日の東京は前回のO-WESTのお向かい、収容人数もステージもひとまわり大きくなったO-EASTだ。1300人の収容人数を誇る都内屈指の大型ライブハウスが、開場とともにたくさんのファンで埋め尽くされた。ただならぬ空気が流れている。 ◆人間椅子 メンバー: 和嶋慎治(Guitar & Vocal)、鈴木研一(Bass & Vocal)、ナカジマノブ(Drums & Vocal) お馴染みのSE、そして3人が登場すると、分厚い歓声が沸き起こる。1曲目は「新調きゅらきゅきゅ節」。和嶋慎治は背後に連なるアンプにギターを近づけ、音の
「人間椅子」のギター&ヴォーカルとしてデビュー以来、唯一無二の世界観を貫き、多くのアーティストに影響を与えてきた。そのサウンドの要となるのは、確かな技術に裏づけされた独創的なギタースタイル。2013年8月7日に、通算21枚目(含ベスト盤)のオリジナルアルバム『萬燈籠』をリリースした。 今年は公私ともに、大きな広がりを見せた一年になった。そのかわり滅多矢鱈に忙しくなったけれども、存分に表現をしていくことが僕の仕事だと思っているので、格別苦痛を感じたりすることもない。売れている人は、僕なんかよりもっともっと殺人的に忙しいだろう。 忘れないようにしたのは、感謝の気持ちだ。新たな仕事が舞い込む度に、結局のところ自分一人ではやりおおせないということに気がつかされ、大いに周りに感謝しながら事に当たった。そうすると、次の仕事がまたやって来る。有り難い有り難いと呟きながら、毎日を暮らしている。本当に皆さん
「人間椅子」のギター&ヴォーカルとしてデビュー以来、唯一無二の世界観を貫き、多くのアーティストに影響を与えてきた。そのサウンドの要となるのは、確かな技術に裏づけされた独創的なギタースタイル。2013年8月7日に、通算21枚目(含ベスト盤)のオリジナルアルバム『萬燈籠』をリリースした。 今まで、ずいぶんいろんなアルバイトをしてきた。バンドだけでは喰えなかったからだが、最初のうちはまず長続きしなかった。しかしある頃から、どんな仕事でも最低一年は続けようと心に決め──それは、どんな仕事でも何かしら得るところはあるはずだとの思いからだったが──それからは、二年~三年は同じ職場に留まるようになった。 今から何年か前、ある職場での話。 そこでの話題の中心は、もっぱらギャンブルとゲームとアニメで、そのどれにも僕は語るべき言葉を持っていなかったから、自然輪の中には入れなかった。それでもマイノリティ同士で仲
国内のロックシーンの最先端を駆け抜け、輝き続けるフロンティアたちの横顔に迫るインタヴュー特集「ROCK ATTENTION」。第25回目は、本誌コラムニストを務める和嶋慎治の在籍でもおなじみ、3ピースロックバンド・人間椅子だ。メンバーは和嶋慎治(Guitar & Vocal)、鈴木研一(Bass & Vocal)、ナカジマノブ(Drums & Vocal)。和製ヘヴィメタルバンドの代表格として根強い人気を誇るが、ゴシックやプログレなど多種多様なロックが複雑に入り組んだ音楽性は単純にヘヴィメタルの枠に収まりきれないスケールを魅力とする。一方で江戸川乱歩の作品名からオマージュされたバンド名に象徴されるように、日本文学への造詣が独特の歌詞の世界を作り上げている。 1987年の結成から25年を超え、ますます精力的に活動し続ける人間椅子。2013年に入ってからの活躍は目覚ましいものがあった。1月には
3月30日と31日の2日間、桜冷えの恵比寿LIQUIDROOMで、筋肉少女帯の熱いライブが繰り広げられた。今年初のスタンディングライブ、しかも「メジャーデビュー4半世紀記念への予言は」と銘打たれた、いつも以上に期待高まる2daysだ。 筋肉少女帯──。その歴史は、誕生日が2日違いという大槻ケンヂ(Vocal)と内田雄一郎(Bass)の中学時代の出会いに始まる。1988年のメジャーデビュー後、クラシックの素養のある三柴理(Keyboard)と絶妙の音楽的邂逅を果たし、さらに橘高文彦(Guitar)、本城聡章(Guitar)の加入を経て厚みのある音を獲得。類まれなるロックバンドとなり、90年代にひとつの絶頂を迎えるも、21世紀を目前にしての活動凍結──。その間、他に代わりの効かないバンド・筋肉少女帯を求める熱が冷めることはないまま迎えた2006年の年の瀬、中野サンプラザでの完全復活!その後「同
「人間椅子」のギター&ヴォーカルとしてデビュー以来、唯一無二の世界観を貫き、多くのアーティストに影響を与えてきた。そのサウンドの要となるのは、確かな技術に裏づけされた独創的なギタースタイル。2013年8月7日に、通算21枚目(含ベスト盤)のオリジナルアルバム『萬燈籠』をリリースした。 リンゴ・スターのコンサートを見に行った。会場がお台場方面だったので、その帰路、レインボーブリッジをスクーターで渡っていたら──ああ、僕はまったく青春の只中にいるな──不思議な感慨で全身がいっぱいになった。1960~80年代の音楽を聴いて、懐かしい気持ちになったということだろうか。確かに音楽には時間を越えさせる作用があるわけだけれども、僕の感じたものは、ノスタルジーというのでもなかった。 二十代の頃、毎日のように都内をぐるぐるオートバイで廻っていた。今も似たようなことをやっている。思春期の頃、楽器を弾いて曲を作
「人間椅子」のギター&ヴォーカルとしてデビュー以来、唯一無二の世界観を貫き、多くのアーティストに影響を与えてきた。そのサウンドの要となるのは、確かな技術に裏づけされた独創的なギタースタイル。2013年8月7日に、通算21枚目(含ベスト盤)のオリジナルアルバム『萬燈籠』をリリースした。 充実した生活の中にも苦しみはあった。 あれは曲作りが始まって間もなくの、五月の頭頃だったか。風呂から上がって、春の暖かい風に吹かれていると、突然右手が震えだした。寒いわけでもないのにと不思議に思い、左手で押さえてみる。もういい頃合いかと思って手を離してみるが、やっぱりまだ震えている。なんだか合点のいかぬまま部屋に戻り、いつものように酒を飲んだ。右手の震えが止まった。 数年間苦悶の日々が続いたというのは、再三書いた。どのようなことで苦しんだかについては、ここに書きたくはないし、また書くべきでないとも思っている。
数多あるバンドの中でも唯一無二の世界観を持ち、四半世紀にわたって作品を発表し続けている筋肉少女帯と人間椅子。昨年5月の「地獄の決定打!筋肉少女帯VS人間椅子VS人間筋肉少女椅子帯」も大きな話題となったが、両バンドが同世代ということもあってか、このところ大槻ケンヂ(1966年2月生まれ)と和嶋慎治(1965年12月生まれ)の親交が深まっている様子。 その2人が結成したアコースティックユニットが、白髪鬼(はくはつき)だ。両バンドのファンにはこれまたおなじみ、江戸川乱歩の作品名であり、大槻ケンヂと和嶋慎治の「共通のアイテム」である白髪をそのままユニット名に採用した、という実に2人らしい経緯である。かねてより両バンドのファンに待ち望まれていた白髪鬼が2013年、ついに始動! そんな白髪鬼の初公演となる単独ライブのレポートを、本誌BEEAST独占でお届けしよう。 「どうもこんばんは、白髪その1です」
マヤのカレンダーが物議を醸した2012年も、はや年の瀬である。自分はどう過ごしたかと今年一年を振り返ってみるに、実に様々の現場に関わらせてもらうことができたのだった。気負いすぎかもしれなかったが、僕としたら「雨ニモマケズ」の心境だった。僕が必要とされ、お手伝いできる場所があるんだったら、どこへでも出掛けていく所存だった。(映画出演の話も来ましたが‥‥でもそれは断りました。自分は演技なんて出来ないと思ったし、スケジュールの都合もつかなかったので。監督さん、その節はすみませんでした) 個人の仕事が増えたわけだが、本来の人間椅子の活動自体も、イベント、野外フェス出演等、さらなる広がりを見せた一年であったように思う。 そんな中、足元のペダルボードを一新した。変更の主眼点は、初めての会場だろうが何だろうが、慌てず速やかにセッティング出来ること。そのために、電源部分の効率化、幾つかのエフェクターの小型
1996年、アニメソングをメタルアレンジしたバンドが彗星のごとく登場した。その名も「アニメタル」。誰もが想像しなかった驚異の異種配合、アニソンの熱い魂とヘビーメタルの華麗なテクニックの幸福な結婚、狂気を秘めた禍々しいパフォーマンスとストレートな熱唱。それがアニメタルだ。彗星のごとく現れたアニメタルはたちまち巷間を席巻、デビューアルバムはオリコン初登場9位 30万枚を超える大ヒットとなり、年間トータル100万枚を超すセールスを記録した。そのインパクトは数多くのイミテーションバンドを生み、ピンクレディーのMIEも「アニメタルレディー」として参戦、一大ムーブメントを巻き起こした。2006年惜しくもアニメタルは解散したが、その軌跡を追うものは今も絶えず、“アニメタルUSA”なるフォロワーまで誕生している。 アニソンにオリジナルを超える新たな息吹と、氷河期だったヘビーメタルに雪解けをもたらしたアニメ
昨年、2012年に結成30周年を迎えたロックバンド・すかんち。フロントマン・ROLLYは、バンド結成後に生まれた世代にとっては”バラエティやドラマに出ているおもろいオッサン”という印象が強いかもしれないが、マキシマムザ亮君(マキシマム ザ ホルモン)、田渕ひさ子(ex:NUMBER GIRL、LAMA、磯部正文BAND)、aikoなど、すかんちの影響を受けたと公言するミュージシャンは多岐にわたる。そんなすかんちのツアー初日は、筋肉少女帯をゲストに招いた豪華共演となった! すかんちは1982年に大阪府高槻市にてROLLY(Vocal & Guitar、結成当初はGuitarのみ)、Shima-chang(Bass & Vocal)、小畑ポンプ(Drums)、馬場正樹(Vocal)の4名で結成。その後ドクター田中(Keyboard & Vocal)も加入。インディーズでの活動を経て1990年5
筋肉少女帯と人間椅子が2マン!イカ天世代で、この組み合わせを聞いて黙っていられる人はいないだろう。そのタイトルは「地獄の決定打!筋肉少女帯VS人間椅子VS人間筋肉少女椅子帯」!ゲストには”人間筋肉少女椅子帯“が登場するという。泣く子も黙る”地獄の決定打”!チケットはソールドアウトとなったこの日。会場となった赤坂BLITZには特攻服に身を包んだファンの姿が多数!開場前から既に臨戦態勢だ。 19時を回り、ついに開演!先攻は人間椅子!和嶋慎治(Vocal & Guitar)、鈴木研一(Vocal & Bass)、ナカジマノブ(Drums & Vocal)の3名はいつもにも増して士気が高揚した表情。1曲目「阿呆陀羅経」でガツンと人間椅子節をかまし、MCでは鈴木研一が「相撲の結果が知りたい…」と語り、もう完全に自分たちのペースに持ってくる。「アウェーだ」と自嘲こそするが、最前列の特攻服隊に遠慮する様
「人間椅子」のギター&ヴォーカルとしてデビュー以来、唯一無二の世界観を貫き、多くのアーティストに影響を与えてきた。そのサウンドの要となるのは、確かな技術に裏づけされた独創的なギタースタイル。2013年8月7日に、通算21枚目(含ベスト盤)のオリジナルアルバム『萬燈籠』をリリースした。 前回のコラムにも書いたように、今年の正月から僕は禁煙を始めた。その後も煙草には手を出しておらず、今や禁煙六ヶ月目に入らんとしている。と書くと、まるでここまでの道のりが楽勝のように聞こえるが、どうして相当に辛い日々であった。やはりアルコールと同じように、煙草もれっきとした麻薬なんだなと痛感する次第である。 煙草をやめる気もない人、やめたい人、煙たいと思って嫌悪している人、何の興味もない人、いろいろいるだろう。僕は喫煙している人に、煙草は絶対に止めた方がいい、などといいたいわけではない。なぜなら、それは非常な苦し
国内のロックシーンの最先端を駆け抜け、輝き続けるフロンティアたちの横顔に迫るインタビュー特集「ROCK ATTENTION」。通算15回目は、デビュー22周年を迎える宍戸留美が登場!まずはその経歴を簡単にご紹介したい。 宍戸留美(ししど・るみ) 1973年11月6日、広島県生まれ。1989年にロッテ主催『ロッテCMアイドルは君だ』で約8万5千人の中から4代目グランプリを受賞。翌年CMデビューと同時にCBSソニーより『コズミック ランデブー』で歌手デビュー。『第9回メガロポリス音楽祭』優秀新人賞を受賞し、2年間でシングル7枚アルバム2枚をリリースするが、1992年・当時18歳時に所属事務所を退社、フリーアイドルとなる。 1995年にリリー・フランキーらとともにインディーズ界初、歌謡曲専用のレーベルを立ち上げ、『SET ME FREE』発売。N.Yタイムズ紙で、日本人を代表するアーティスト10
「人間椅子」のギター&ヴォーカルとしてデビュー以来、唯一無二の世界観を貫き、多くのアーティストに影響を与えてきた。そのサウンドの要となるのは、確かな技術に裏づけされた独創的なギタースタイル。2013年8月7日に、通算21枚目(含ベスト盤)のオリジナルアルバム『萬燈籠』をリリースした。 あけましておめでとうございます。そうして、ビースト復刊、本当におめでとうございます!またここにこうして書けることを、嬉しく思います。 さて今現在、年の瀬の寒い部屋で一人もそもそと飯を食いながら、しみじみと思う。この簡素な生活はなんて幸せなんだろうと。 もうけっこう前になるが、アパートを建て替えるというので部屋を引き払わなくてはならなくなった。この部屋では鼠との邂逅あり、階下では老婆の腐乱死体が発見されたりと(孤独死)、実に様々のことを学ばせてもらった。最後の頃には住人は僕一人で、あの静かな生活もかなりよかった
80年代から90年代にかけて大ブレイクし、今なお人気を博しているバンド、LÄ-PPISCH。そのキーボーディストであり、プロデューサーやソロアーティストとしても活躍していた上田現。僕は世代的にずれているので、LÄ-PPISCHの音楽はリアルタイムで聴いた記憶はない。初めて上田現のことを知ったのは大ヒットした元ちとせの「ワダツミの木」のプロデューサー、作者としてだった。その曲は僕の大のお気に入りとなり、当時は毎日のように聴いていた。 時が経つのは早いもので、その上田現が他界してからもうすぐ2年が経とうとしている。そんな時、川崎クラブチッタで上田現追悼ライブ『GEN Chang Night Vol.1』が行われるという報せが僕の元に届いた。2DAYS、1日目は「〜from the solo works〜」ということでソロ時代の曲を中心にELE(上田現バンド)が出演。2日目は「〜 all son
「人間椅子」のギター&ヴォーカルとしてデビュー以来、唯一無二の世界観を貫き、多くのアーティストに影響を与えてきた。そのサウンドの要となるのは、確かな技術に裏づけされた独創的なギタースタイル。2009年初頭には、「人間椅子」20周年記念のベスト盤が発売。11/4には、ニューアルバム「未来浪漫派」がリリースされる。 今年の春先、十数年ぶりに九州へツアーに行った。いつもなら、着いてすぐにライブハウスへ直行、リハーサル~演奏、そして次の現場へ、という流れなのだが、その時はなぜか時間に余裕が出来、だったら皆で別府温泉へでも地獄巡りに繰り出そう、ということになった。メンバー同士で観光地に行くなんてめったにないことなので、大いに盛り上がり、海地獄だ、次は鬼石坊主地獄?おっ、秘宝館もあるよ、(しかし秘宝館って、なんであんなに見た後で、空しい、寂しい気持ちになるんだろう)と、おじさんたちは年甲斐もなく、交歓
5年ぶりのHEAD PHONES PRESIDENTのニューアルバム『In the Abyss』のメンバー自身による全曲解説を掲載!!
ロック1年生 ロック社会科見学 メタルヘルス 〜メタボロックシンドローム 新橋より愛を込めて〜新サブカルの勧め by ダディ竹千代 JunkoのHollywood Confidential by ジュンコルイス だまってジャガーについて来い! by JAGUAR DJ TAKEのBODY TALK by DJ TAKE 〜この地球(ほし)に生まれて〜 by ふとがね金太 シングルカット・ラブリー by 森若香織 浪漫派宣言 by 和嶋慎治(人間椅子) 今年の春先、十数年ぶりに九州へツアーに行った。いつもなら、着いてすぐにライブハウスへ直行、リハーサル~演奏、そして次の現場へ、という流れなのだが、その時はなぜか時間に余裕が出来、だったら皆で別府温泉へでも地獄巡りに繰り出そう、ということになった。メンバー同士で観光地に行くなんてめったにないこ
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