豊田市は4日、同市が納税通知書の印刷などを委託している「イセトー」(京都市)がサイバー攻撃を受け、市民延べ約42万人分の個人情報が流出したと発表した。流出したのは、氏名や住所、税額、生年月日、マスキングされた口座情報など。マイナンバーや電話番号は含まれていない。同日までに個人情報が悪用されたとの報告はない。市は5日にコールセンターを開設し、相談を受け付ける。 市の調査では、流出した個人情報は、市県民税納税通知書などの納税通知書、新型コロナウイルスの予防接種券、市営住宅使用料などの納付通知書、子育て世帯臨時特別給付金申請書などに記載されたデータ。市県民税納税通知書は5万人分、コロナの予防接種券...