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田口修治は1948年にシュウ・タグチ・プロダクションズを設立。以後、1956年に狭心症で急死するまで、独立プロデューサーとして活躍した。英語が堪能な親米家であることから、連合国の占領時代にはGHQ傘下のCIE(民間情報教育局)向けに、さらに1953年の講和条約で占領が終結すると、新たにアメリカ国務省の下で発足したUSIS(合衆国広報・文化交流庁)のライブラリー用の記録映画を製作した。 CIE映画とはアメリカ対日占領軍が日本国民に見せた一群の啓蒙教育映画を指すもので、ナショナル・カンパニー(National Company)の16ミリフィルム映写機が使われたことから、通称「ナトコ(natco)映画」と呼ばれる。題材はアメリカの文化・風物から民主主義や国際問題まで多岐にわたり、各都道府県に設けられた視聴覚ライブラリーを通じて、全国で上映された。その数約400本。そのうち54本が日本製のCIE映
6月11日、森田富士郎さんが京都市内の病院で亡くなられた。享年86。大映京都の伝統を引き継ぐ映像京都を代表する撮影監督(キャメラマン)であった。大映京都のプログラム・ピクチュアの撮影を数多く担当し、『大魔神』(66年、安田公義監督)の撮影でキャメラマンとしての最高の栄誉である三浦賞を受賞。大映倒産後は映像京都の設立に参加。1970年代以降は五社英雄や勅使河原宏の女房役として多くの作品の撮影を担当した。 森田さんにはDVDの特典映像の製作の仕事などを通じて、何度も取材をさせていただいた。大阪芸術大学の教授も務めていた人だから、理論肌で、専門用語を交えながら、フィルムの感度やレンズの特性などを話していただいたが、こちらの知識不足でそのすべてを理解していたのかといえば、ちょっとおぼつかなかったというのが正直なところで、それが少し残念でもある。 そんな森田さんに三隅研次監督のことを聞きたいとお願い
コラム 『日本映画の玉(ギョク)』 鈴木英夫<その15> 『九尾の狐と飛丸』をめぐって[後篇] Text by 木全公彦 1963年に大映を退社した中島源太郎は、まもなく企画会社〈グエン・プランニング・センター〉とアニメーション製作会社〈日本動画株式会社〉を設立する。〈グエン・プランニング・センター〉の社章の〈G〉は、〈源太郎〉のイニシャルの〈G〉でもあった。 会社を二つに分けたのは、おそらく税務上のことを考慮したものと思われるが、実質的には同じオフィスである。設立当初は銀座の松屋の裏手にあった事務所は、すぐに六本木に移転する。六本木交差点にあるアマンドの横の芋洗坂を下ったところを、すぐに右に曲がったところにあるマンションの一室だった。地下にはアニメーション撮影用のスタジオが作られた。1966年のことである。 日本動画は中島源太郎が取締役代表で、役員には岩波映画のキャメラマンだった岸本
コラム 『日本映画の玉(ギョク)』 鈴木英夫<その14> 『九尾の狐と飛丸』をめぐって[前篇] Text by 木全公彦 和製フィルムノワールの名手である鈴木英夫と長篇アニメーションという組み合わせは、なかなか想像しがたいものがある。それも題材は九尾の狐とくると、意外な感じがする。わたしが聞いた鈴木本人の回想によると、日本動画製作の長篇アニメーション『九尾の狐と飛丸』(68)に鈴木が参加することになったきっかけは、大映の後輩である増村保造の依頼によるものだったという。 日本アニメーションの歴史を記述した信頼すべき資料「日本アニメーション映画史」(山口旦訓、渡辺泰著、プラネット編、有文社、1977年)によると、『九尾の狐と飛丸』は、元大映のプロデューサーであった中島源太郎が設立した日本動画が製作した唯一の長篇アニメーションで、「作品自体は地味な内容ながらクライマックスの玉藻と飛丸の戦いは
配給:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム 宣伝・お問い合わせ:VALERIA 配給協力:(社)コミュニティシネマセンター 後援:セルバンテス文化センター東京、スペイン大使館 映画の國HPはこちら Copyright © 映画の國名作選 All Rights Reserved.
黒澤明は1910年3月23日生まれだから、今年2010年は黒澤明生誕百年にあたる。そこで世界のクロサワの知られざるエロ映画についてちょいと書いてみよう。「エロ映画の黒澤明」ではない。正真正銘「黒澤明のエロ映画」である。 ■ 謎のポスター 映画はリュミエール、メリエスの昔からプライベート・フィルムなどを除けば、興行である宿命から逃れられなかった。したがって映画を興行として成功させるというのは、よい映画を作ると同程度に、いやそれ以上に今も昔も映画に製作資金を提供している人間にとっては至上命題。しかしその予想に反して映画がコケる場合がある。そこで配給者や興行者は考える。映画がコケたのなら題名が悪かったんだろう、と反省してもっと刺激的な題名に変えて少しでも資金を回収しようと、装いも新たに再リリースしてマーケットに出す。 たとえば、ジェーン・フォンダに初のオスカーをもたらした『Klute』(71)
11.8 『歴史は女で作られる』12月23日(金)ー1月13日(金)まで 渋谷シアター・イメージフォーラムにて3週間限定公開! 11:00 / 13:30 / 16:00 / 18:30
4.6 映画「ある秘密」の監督クロード・ミレールさんが4月4日パリ市内で永眠されました。ご冥福をお祈りいたします。 4.5 「映画の國名作選V フランス映画未公開傑作選」× クレープリー ティ・ロランド 公開を記念して、クレープリー ティ・ロランドにてディナータイムセット方に 劇場招待券を先着で20名様にプレゼント!します。 期間:4月7日(土)-4月27日(金)3週間 実施店舗: クレープリー ティ・ロランド松濤店
1.6 「アンダーグラウンド」1/14-1/20上映時間変更のお知らせ シアターN渋谷にてアンコール上映中の「アンダーグラウンド」ですが、 下記のように最終週の上映時間変更になりますのでご了承ください。 13:00 / 18:00 の2回
6.2 お得な2回券¥2,500をキノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店5F 10:00〜18:30)でも販売開始!
4/15 お得な【3回券/3,000円】を キノチケットカウンター(紀伊國屋書店・新宿本店5F 10:00~18:30)でも販売を開始しました。 「最後の賭け」「甘い罠」「悪の華」どれもご覧頂けます。
第67回ヴェネチア国際映画祭W受賞!! 7月30日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムほか、全国順次公開
紀伊國屋レーベル 10th Anniversary4/5 10周年を記念した無料冊子を制作中! 100選の作品概要などが分かる記念の1冊。 完成しましたら配布場所と合わせてお知らせ致します。
映画『ゴモラ』オフィシャルホームページ
「引き裂かれた女」4月9日(土)より、 渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開! タイムテーブル:11:00/13:30/16:00/18:30
映画の國名作選 I イタリア編 ”美しくよみがえったイタリア映画の銘品”12月25日(土)よりシアターイメージフォーラムにて正月ロードショー!!
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ヴェネチア国際映画祭、東京国際映画祭、トロント国際映画祭、バンクーバー国際映画祭、ニューヨークフィルムフェスティバル正式出品 全国順次公開中! 宣伝:VALERIA|配給:紀伊國屋書店・マーメイドフィルム|配給協力:(社)コミュニティシネマセンター|後援:セルバンテス文化センター東京、スペイン大使館 本コンテンツをご覧いただくために、下記の条件をご確認ください。 ブラウザのJavascriptの設定を有効にしてください。 最新のバージョンをインストールして下さい
ミニシアターでの公開ながら、なみいる大作を押しのけ2009年キネマ旬報洋画ベストテンに選出された「アンナと過ごした4日間」。 17年ぶりの監督作で見事に復活したポーランドの名匠イエジー・スコリモフスキ監督は映画芸術の真髄とは何かを私たちに教えてくれました。 「アンナと過ごした4日間」によってもたらされた至福の映像体験。 その興奮さめやらぬなか、スコリモフスキ監督の長編デビュー作を含む60年代の傑作4本が遂に劇場公開。 世界各地の映画祭で特集上映が開催され再評価の気運が高まる作品群は、ポーランド映画の"ヌーベル・ヴァーグ"とも呼べる斬新で先鋭的なものばかり。 詩人の感性と作家的野心が高い次元で結実した青春映画の数々をぜひお楽しみ下さい。
6.3 6月8日(土)、9日(日)@札幌プラザにて昨年ポーランド映画祭で上映した中から下記の作品を上映します。 「夏の終りの日」「エロイカ」「沈黙の声」「サラゴサの写本」「愛される方法」 詳しくはこちら 5.27 6月1日(土)吉祥寺バウスシアターにて通常音響上映ですが下記4作品を上映します。 13:00「マリア・ブラウンの結婚」35mm、15:30「アンナと過ごした4日間」、17:30「ゴモラ」、20:00「アンダーグラウンド」 詳しくはこちら
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