新たに76人死亡疑い 小林製薬「紅麹」サプリ―因果関係調査へ・厚労省 時事通信 社会部2024年06月28日19時44分配信 厚生労働省=東京都千代田区 厚生労働省は28日、小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントの摂取との関連が疑われる死者が新たに76人判明したと明らかにした。同社はこれまで、死者は5人と報告していたが、1人はサプリを服用していなかったことも判明。同省などは、紅麹製品と死亡事例の因果関係を調べる。 健康被害報告、9月から義務化 機能性表示食品見直し―消費者庁 同省などによると、小林製薬には、サプリとの関連が疑われるとして170人の死者について相談があった。うち91人はサプリを摂取しておらず、別の3人はサプリ摂取と死亡との間に因果関係はないと医師が判断した。 76人の死因は、腎疾患のほか、がんや脳梗塞もあるという。 死者数の被害情報を更新していなかった小林製薬に対し