大学では学生新聞部に所属し、カメラを担いでスポーツの取材などを行っていました。「実際に現場へおもむいて自分の目で見て記録するって楽しい」。 活動の中でそんな気持ちになったのが、この仕事を選んだきっかけです。中でも共同通信社は、大きな国際大会や社会事象に関する海外取材の機会が圧倒的に多いので、 自分の世界もキャリアも大きく広がりそうな印象を持ち、入社を決めました。 写真は勝ち負けがはっきりしているなと、いつも感じます。同じ時間、同じ現場にいて、同じ人物を撮っていたはずなのに、出来上がった写真を見比べると、 他のカメラマンに「負けた」と思わされることが多いです。駆け出しの私に足りない技術は何か。撮影した方に素直に聞いて、研究を続けています。 今日は18時からパ・リーグの日本シリーズ進出を決める試合。15時に球場について機材セット、最終確認。試合開始後は、撮影しながら送信。 21時半に勝敗が決ま