サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
www.pablos.jp
通称「赤R」と呼ばれる会社のウェブサイトから、某デジタルマーケティングソリューションベンダーの計測タグがなくなった、という噂を聞いたので、見に行ってみたら本当に無くなっていた。 背景はわからないけれど、まあ時代の流れとしては正しい気がしているので、思ったことを一筆書かせてもらおうと。 ※ちなみに、ECサイトからはなくなったけれど、グループの別事業サイトではまだタグは生きてるようだったので、全社的な終了か否かは知らぬ。 ■ウェブ解析の時代は終わった 赤Rといえば、有料アクセス解析ツールの超VIPクライアントとして有名であったわけだけど、逆にこれまでよく使い続けてきたな、という気もしている。この流れに乗って、青い方のRも解約するんじゃないかな、って気すらしている。 昨今のビッグデータ云々の流れもあってか、ウェブ解析ツールの市場価値は大きく下がっている、と個人的には思っている。 実際、僕も昔は毎
DIGIDAY BRAND LEADERS 2018というイベントで京都に行ってきた。 前年2017年は福岡で開催されたそうだ。私は今回始めて参加させていただいた。ブランド(広告主)、パブリッシャー(メディア)、パートナー(ソリューションベンダー・広告代理店)の三者が一斉に介し、約100名程度の参加者が出席する。私はブランド側の人間としての参加だった。 なお今回は9月11日・12日の二日間に渡って、ウエスティン都ホテル京都という場所で行われた。いぇーい、京都だーーー!つって、勇んで参加させていただいた次第である。 登壇された方々の内容は、許諾などを取っていないので語れないし、参加された方々とオフラインで話した内容も詳述できない。けれどもこれだけはお伝えできる。すごく面白かった。 ここ数年、セミナーやカンファレンスは後日の営業電話がめんどくさかったり、そもそも面白いと思えるセッションが少なす
いくら世の中的に「デジタルマーケティングが重要」って言われてたって、はっきり言って事業会社側の中の人にとっては全くもって響かない話である。 僕達に明日は無い。 正確に言うと、10年後に僕らが着ける椅子は無い。キャリアパスは無いのだ。 10年後に定年退職を迎えるような、40後半から50代のIT企業の役員様は言う。 「Chief Marketing Officerが必要だ!」とか。 「もはやデジタル抜きにマーケティングはできない!」とか。 アホなのだろうか。あなたがたはもうビジネスマンとしての区切りが見えているからそんな無責任なことを言えるのだ。今の20代後半から30代半ばのデジタルマーケティング従事者からしてみたら、そんなものは戯言でしかないのです。 僕らにキャリアパスは無い。 それは、少なくとも現時点の、ECの占める販売比率が全体の半分以下の会社に勤める者にとっては、紛れもない事実である。
「僕がGoogle Analyticsを薦めない理由」 というタイトルを付けてみたわけですが、実際別に「GA嫌い!」ってわけではなく、ディスる気もさらさら無いわけで。 ただ、Googleの事業ベクトルとAdobeやOracle、IBM等のデジタルマーケティングスイートを構成している企業のベクトルは全く異なる、という事実に基づいて考えると、結果として「GAを使う」という選択肢は無いんじゃないか、と思うわけです。一企業人として、というよりもむしろ、デジタルマーケティングに携わる一個人としての私見ですが。 なぜいまだにGoogleはABテストツール(Google Web Test)が貧弱なのか、なぜCRMやCMS、CCCMなどのソリューションを持たないのか。 Googleほどの資本・資材・技術があれば、各種ソリューションベンダーを買収して一環したソリューション群として組み込むことなど容易だと思い
ささいな事ですが、ABテストを何度もやってきて思ったことで、意外と多くの人が書いてないことを書いてみようかと思います。 あくまで個人的な所感であり、「少しだけ」重要かな、と思う点なのでご参考まで。 個人的に思う要点としては、下記の三つです。 テスト対象者を新規ユーザーのみに絞る。 ABパターンの配分比率を変えない。 テスト後の分析を絶対にやる。 1.テスト対象者を新規ユーザーのみに絞る。 これまでいろいろテストしてきた感覚で申し上げると、デフォルトパターンよりも変化させたBパターンの方が、数値は良くも悪くも大きくブレることが多い気がします。特に開始直後の数日間にこういった動きが出ることが多いです。これはおそらく、通常使いしているお客さんは、「何か変わった」ということに対して反応しているのだと思われます。 例えば普段使いしていただいているお客さんに、これまでと違う検索ナビゲーションのデザイン
私はヒートマップツールが好きです。こと、ABテストツールとヒートマップツールの組み合わせは、ウェブの改善において最強だと思っています。おそらく、この組み合わせ以上に訪問者のインサイトに迫れる方法は無いのではないか、というぐらい素晴らしい。 ABテストツールとヒートマップツールを組み合わせると? 個人的には、自社の画面をガッツリご紹介したいところながら、それをやると自社バレするのでできず・・・。なので、適当な商材のLPを例に。 例えば、以下のような構図の、縦に長いランディングページがあると仮定します。 <html>——————————- 1:ファーストビュー「お得さを訴求」 ——————————- 2:概要 ——————————- 3:金額(シミュレーション) ——————————- 4:お得なキャンペーン情報 ——————————- 5:申込みプロセス ——————————- 6:申込みボ
「アクセス解析を上手くやる方法を教えてください」 と言われたら、皆様ならなんと答えるでしょう?現状の僕ならこの五つを挙げます。 複雑なことはアクセス解析ツールではやらない。 精緻な数値を求めない。 ExcelやBI等の3rdPartyソリューションとの連携を考慮して設定する。 ちゃんとしたKPI設計を先にやる。 データを「捨てる」覚悟を持つ。 1.複雑なことはアクセス解析ツールではやらない。 アクセス解析はいろいろな数値が見れますし、セグメント機能を使えば、割と複雑な絞り込み条件を組んだデータも抽出できます。ただ、アクセス解析ツールはあくまでウェブの簡易健康診断装置だと割り切るべきです。 アクセス解析ツールは飽くまでウェブ上の行動データの集積装置、およびモニタリングのためのソリューションだと思います。そのため、三つ以上のクロス条件・絞り込み条件が絡むような深い分析や、至極限定的な行動のデー
個人的に好きな分析がありまして。それが「サイト内検索」の分析です。 なぜ好きか? 自社名ワードがノイズになる外部検索エンジン流入キーワードとは違い、ユーザーの目的・ニーズが如実に表れるレポートなので。 また、アクセス解析だから取れるその後の行動指標と合わせて見ると、結構簡単にサイトの問題点が見えてくる。 という代物だからであります。いやー、便利。っていうか楽。 また同時に、弊社の場合は サイト内検索結果を利用するユーザーはCVRが高い ということが明確なので、注力していたりします。ということで、 本稿ではアクセス解析上でのサイト内検索分析について、「取るべき項目・指標」と「どうやって読み説くか」ということをサラッと書こうと思います。 まず取るべき項目と指標について。ザッと下記のようなものが取れていればOKです。 サイト内検索キーワード 検索回数 0件検索回数 検索結果クリック数 一訪問あた
2019年1月末付けで今の会社を辞めました。前の会社はInternet Service Providerの大手だったわけで、良い会社だったんですけど、辞めました。 もうすでに新しい会社に入って3ヶ月が経過しようとしてるわけですが、あらためて前職を辞めた理由でも書いてみようかと。 一応このブログは匿名ブログなので、在籍期間とかは伏せる。まあ割と長く国内の事業会社でデジタルマーケティングに携わってきたわけで。ここ数年のデジタルマーケティング界隈は、毎年のようにテーマが変わり続け、新たなバズワードが生まれてきたこともあって、長くいた割にはマンネリすることもなく楽しめた。とても良い時期に、良い会社で、個人的に充実した仕事ができたと思っています。 転職のきっかけ 充実はしていた一方で、やっぱり転職することにした。理由は明白である。以下の過去記事に書いたことが一番大きい。 「デジタル」マーケティングや
昨日の夜のTwitterのトレンド上は、見事に『鬼滅の刃 無限列車編』関連の言葉で埋め尽くされていたわけですが、そんな中「CM多すぎ」という言葉もトレンド入りした。 僕も一視聴者として「CMばっかやな・・・」って思ったし、そのCM群の中に自社のCMも2回ほど混じっていたので、「ほんとごめんなさい・・・涙」という気持ちにもなってしまったわけでありまして。 一方で、「CM無しでも見れるんやで、映画館て知ってる? 1,500円払えば誰でも見られるんやで」とか、それらに付随して「テレビで見るのは無賃乗車」という具合にCMの多さを嘆く人たちを揶揄する表現も飛び交い、なかなかTwitterらしい世界観が構築されていたこともまた面白かった。 映画終盤にはクライマックスシーンをぶつ切りにせずに長尺放送しつつCMの回数を減らして放送されていたため、フジテレビ系列の編成への非難の声もほとんど起きなかったと認識
タグマネジメントには気をつけましょう。下手打つと画面がホワイトアウトしますよ。 というお話を書こうと思います。 タグマネジメントで配信するものとしては、やはり広告タグが主だったものになるかと思います。リタゲタグなりコンバージョンタグなり。リスティングもあればDSPもあればAd Networkもあり、という具合で多種多様です。 で、タグマネジメントツールを使うメリットとしては、そういった多彩なタグ群を一元管理できる便利さがあると思います。また、制作会社やシステム部門への依頼工数の削減やタイムラグの縮小とか、ページの表示高速化、といったところも大きなメリットとして挙げられると思います。 さて、本題です。 そのタグ、安易にタグマネジメントツールに設置&配信して、本当に大丈夫ですか?? 事実を申し上げますと、非同期でコンテナに設置すると、上手く機能しないタグというのが世の中には多数あります。また、
なんだかんだで、もはや「アクセス解析」といえばGoogle AnalyticsかAdobe Analytics(旧SiteCatalyst)の二者択一になりつつある昨今の国内アクセス解析事情。 で、AdobeとGoogle、どっちが優秀なの? というとこが結構ブラックボックス。というか、人によって意見が違ったりもすると思います。じゃあ比較してみよう。というのが本文の趣旨です。 とは言え、ただの機能比較だと面白くないので、本内容はあくまで事業者側(ツールユーザー側として)の独断と偏見と経験に基づいて記載させていただこうと思います。そのため、「これが絶対に正しい!」ということではなく、人によっては観点も評価軸も異なるだろう、という前提でお願いします。 では。 【指向性の違い】 まず、大きな差として表れているのが、ツールとしての指向性になると思います。 GoogleAnalyticsが主に管理画
前回の投稿(「滞在時間?離脱率?いらなくない???」)が意外にもトラフィックを集めてビックリです。すいません、ありがとうございます。ちなみに流入元はa2iとfacebookで半々です。 続き書きます。続きまして、「離脱率」についてです。(「コンバージョンフローの最後のページは離脱率が高くても良い」、みたいな無粋な話は省きます。)とりあえず離脱率について書きますが、それだけじゃ若干面白く無いので、ついでに「直帰率」とInformation Architechtsの話にもちょこっと触れてから締めます。なお、本稿もあくまで一企業のウェブ担当者たる個人の私見ですので、悪しからず。 《[離脱率]指標の問題》 さて本題です。「離脱率」ってなんですか・・・?指標としての定義で言えば、「そのページが訪問セッションの最後のページになった回数」なわけですが。 SiteCatalystで言えば、30分以上の無操
ソーシャルが日常化し、ウェブサイト上でもFacebookやTwitterのソーシャルボタンというのはよく目にするようになったと思う。それに伴い、Google AnalyticsやAdobe Analyticsでソーシャルボタンの利用数を計測している企業も増えている。 ただ、アクセス解析で計測している数値と、実際にウェブページ上で表示されている数値が合わない!ということをウェブの担当者から言われることがあり、少々困ったりもする。 各ソーシャルの仕様等もあり面倒なので、ソーシャルボタン計測については予め「あくまで参考値だからズレるよ」ということは言うわけだが、なんだかんだで「アクセス解析側の設定ミスなんじゃないか」とか言われることもあるので、数値が合わない理由をザッと書こうと思う。 そもそものソーシャルボタンのアクセス解析での計測方法については、いろいろなブログ等で紹介されているので、適当にグ
ヒートマップツール無しでウェブの改善なんてできない! ということを最近強く思う。 ウェブ分析(アクセス解析)を中心にデジタルマーケティング領域に携わってきた私ではございますが、アクセス解析の何が厄介って、そりゃもう「ページのどこ直せばいいの!?」という部分が一番の悩みどころだったりしてきたわけです。 アクセス解析ツールを使って分析すれば、サイト全体のパフォーマンスは分かるし、流入単位での成果も分かるし、導線を追えば大体のボトルネックページはあたりがつけられます。つまるところ、「サイトのどこ直せばいいの!?」という設問には簡単に答えられるのです。が、しかし、それだけでウェブサイト改善できるほど世の中甘くない。サイト利用者なめんな、そんな単純な動きしてねーぞ、と。 で、まぁボトルネックを抽出して仮説が立てば、当然そこでOptimizelyなりAdobe Targetなりにかけて改善策の良し悪し
※本文、一個人として分かる範囲で調査した結果およびそれに基づく私見で構成されております。なので、本稿を鵜呑みにしないでいただき、あくまで参考情報として捉えていただけると助かります。 (以下、本文。) 昨年より盛り上がり、今年に入って多くのサイトが導入しているタグマネジメントツール。 Google TagManagerや、BrghtTagの技術を用いたYahoo! TagManager(YTM)を始め、EventHandlerをトリガーとしてアクションが起こせたり、DOMやCookieなどの要素を条件として利用できるなど、非常に柔軟性が高く、高度な設定が可能なタグマネジメントツールが増えてきた。と同時に、やはりこれまでの某なんちゃらタグなりなんなりといった、広告タグのみを専門に扱うタグマネジメントは機能面ではもはや太刀打ちできないことが自明と思える。(ただ、広告タグのみを管理するツールとして
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Digital Marketing Blog – デジタルマーケティングに関して思ったことなどを書く、...』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く