9月26日をもってJR北長瀬駅(岡山市)のみどりの窓口が閉鎖となった。大元駅(同)も3日で営業を終える。9月29日にはJR四国の予讃線などが1日17本減便し、岡山方面からの乗り継ぎにも影響する。本日からは岡山―高松間の快速マリンライナーの普通指定席などが最大2・5倍と大幅な値上げとなる―。 近年、減便や最終列車繰り上げが相次ぎ、駅の無人化やみどりの窓口閉鎖も続き、利便性の低下が止まらない状況だ。生活への影響がどこまで広がるか、不安が拭えない。 岡山県内ではこの4年間でみどりの窓口が20駅余り減り、残るのは岡山、倉敷など4駅のみとなり、減り方が著しい。岡山駅などの窓口では長い行列ができ、利用者のイライラが募る。 9月定例岡山県議会で県は「みどりの窓口の削減は地域住民だけでなく、観光やビジネスでの来訪者の利便性が低下しかねない」と指摘し、JR西日本に利便性やサービスの向上を継続的に働きかける意