サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
www.watarium.co.jp
禅の教えを世界に広めた導師であり、精神と物質の差異を無化してしまう「霊性」という理念を提起して近代日本思想を刷新した鈴木大拙(1870-1966)。 晩年、アメリカで講義を行う大拙のもとに、この後、現代音楽に革命をもたらすジョン・ケージ、現代文学に革命をもたらすJ・D・サリンジャーなどが集った。大拙の教えは、正真正銘、現代芸術の一つの源泉でもあった。それは決して偶然ではなかった。 大拙の生涯の伴侶となったビアトリスは、東洋思想に淵源する近代の総合宗教、神智学を信奉していた。神智学もまた、精神と物質の差異を無化してしまう「心」から、さまざまな感覚にしてイメージ、色彩にして形態が発生してくる様を具体的に説き、絵画の主題として「抽象」を選んだ表現者たちに甚大なインスピレーションを与えていた。「抽象」と東洋思想が何重にも交錯するなか、ヨーゼフ・ボイスの作品群が、ナムジュン・パイクの作品群が、続々と
会期 前半 2016年 7月17日[日]− 10月 10日[月・祝] 後半 10月15日(土)− 2017年 1月29日(日) 休館日 月曜日(7/18,9/19,10/10,12/5.12.19.26 1/9は開館 10/11-14と12/31-1/3は休館) 開館時間 11時より19時まで [毎週水曜日は21時まで延長] 入場料 大人 1000円 / 学生[25歳以下] 800円 ペア割引:大人2人 1600円 / 学生2人 1200円 / 小・中学生 500円 / 70歳以上の方 700円 ※ 前半のチケットの提示で、後半のチケットが300円割引になります。 ※各割引の併用はできません。 主催
園子温 展 ひそひそ星 Sion Sono - The Whispering Star 会期 2016年4月3日(日)-2016年7月10日(日) 休館日 月曜日 開館時間 11時より19時まで[毎週水曜日は21時まで延長] 入場料 大人1,000円 学生800円(25歳以下) 小・中学生 500円/70歳以上の方 700円 ペア券:大人 2人 1,600円/ 学生 2人 1,200円 主催/会場 ワタリウム美術館 2階、3階、4階 協賛 株式会社 TENGA date April 3 Sun. – July 10 Sun., 2016 Closed Mondays Opening Hours 11:00 to 19:00 (open till 21:00 on Wed.) Admission Adult 1000 yen / student (under 25 years) 800 ye
会期 2015 年5月 30日[土]− 9月 13 日[日] 休館日 月曜日(7/20 は開館) 開館時間 11時より19時まで [毎週水曜日は21時まで延長] 入場料 大人 1000 円/学生[25 歳以下]800 円/小・中学生 500 円/ 70 歳以上の方 700 円 ペア券: 大人 2 人 1600 円/学生 2 人 1200 円 Cooperation
奈良さんと会ったときは、こうした旅をともにするなんて思ってもいなかった。ぼく だけだったら決して出会うことのなかった人や場所を通して、自分の中にあった地図が次々と塗りかえられていった。 青森や北海道は日本列島の端にありながら北方世界への入口だった。サハリンはロシアという大国の東の果てにあるけれど、本当は南北への扉を開いている島だった。 自らの意志とは異なる偶然に導かれた北の地には見たことのない新しい世界があった。ふと後ろを振り返ると、かつて自分が立っていた場所さえもまったく違って見えた。そんなかけがえのない道行きを、写真によって少しでも分かち合えたらいいな、と思っている。 石川直樹 きっかけが何だったのか思い出せない。 「青森県と北海道のアイヌ語地名を訪ねてみよう」 そんな思いつきから足を踏み出したのかもしれない。 それが青森、北海道の旅となり、 サハリンにまで足を延ばすことになっていった
本展は、磯崎新の「建築外的思考」に焦点をあてた展覧会です。 ここで用いられる「建築外的思考」という語には2つの側面があります。先ず一般的な建築の外側の領域、つまり美術、音楽、映像、写真をはじめとする現代の文化表象全般の思考(=手法)という、具体的「建築外」という側面。次に硬直化した近代(建築)に対して、先の文化表象の手法を動員し、その解体と再編を試みる、「アーキテクチャ」という文明論的、思想的「建築外」という側面です。この二面性が、建築家と いう職名を逸脱したアーティスト・アーキテクト、磯崎新の戦術といっても過言ではないでしょう。本展では、多面的な逸脱を積極的に強調し、こうした性格を比喩的に「文人」と読み替えることで、あまたある磯崎新展がとらえきれなかった「建築外的思考」の可視化を試みます。 「建築外」極私的空間 磯崎新 「文」人は、書、画、琴、棋を日常的に楽しみ、鑑定、収集、知識のコノワ
Rudolf Steiner Das Reich der Angeloi ルドルフ・シュタイナー(1861~1925年)はゲーテ研究家、人智学の創始者、哲学者、そして教育者として日本でもよく知られています。今回の展覧会ではシュタイナーをさらに知るための3つのアプローチを用意しました。 1つめは黒板ドローイングです。シュタイナーが農民や労働者、学者たちに向け行なった講義の際、内容を説明するために用いたものです。弟子たちは講義録とともに黒板の絵や文字も遺したいと考え、あらかじめ黒板に黒い紙を貼ってそれを保存するようになります。1919年から亡くなる1925年までの6年の間におよそ1000点の黒板ドローイングが遺されていますが、本展では晩年の24点を展示します。赤や黄色のチョークで力強く描かれたドローイングは時代を超えてさらに輝きを放ちます。近年、これらは"思考する絵"というアートの新しいフィー
寺山修司(1935-1983年)ほどアナーキーで実験的な活動をした創作者はいなかったのではないでしょうか。10代の頃、青森にあってすでに天才歌人の名をほしいままにし、大学入学のため上京し、詩人谷川俊太郎の薦めでラジオドラマを手掛けます。台詞となった寺山の言葉は時代にのって走りだし輝き、ついに「天井棧敷」の活動へと続いていったのです。 本展のタイトル「ノック」は、1975年4月19日、東京阿佐ヶ谷近郊で行なわれた30時間の市街劇のタイトルです。「あなたの平穏無事とは一体何なのか? 」(寺山修司 朝日新聞 1975年5月7日)と地域住民の玄関の扉を突然ノックする、というものでした。「驚いた人が110番」(東京タイムズ 1975年4月20日)し、警察が駆けつけたという一幕もありました。本展ではこの市街劇「ノック」の真意を映像や多数の未発表資料などによって詳細に検証します。 また、当時「天井
小さなお子様のための未就学児特別鑑賞会 ◯事前のe-mail申込+参加規定の確認+受付証のご持参が必要です。 ◯日時:6月5日(水)から9日(日)11時から(時間厳守) 会期 2013 年2月10日(日)-2013年6月2日(日) 休館日 月曜日(2/11、4/29.5/6 は開館) 開館時間 11時より19時まで[毎週水曜日は21時まで延長] 入場料 入場料:大人1,000円 学生800円(25歳以下) ペア券:大人 2人 1,600円/ 学生 2人 1,200円 (期間中、何度も使えるパスポート制) 主催/会場 ワタリウム美術館 2会、3階、4階、屋外 助成 在日フランス大使館,アンスティチュ・フランセ date February 10(Sun.)- June 2(Sun.), 2013 Closed Mondays, except for Feb.11, Apr.29, May 6
坂口恭平とは誰だ? 彼は自らを『新政府』の総理大臣と称し、活動を行っている。その設立までを記した書籍『独立国家のつくりかた』は5万部以上を売り上げ、建築やアートといったジャンルを飛び越え多くの人たちから注目を集めている。 坂口恭平は、大学の建築学科3 年の時、隅田川の"鈴木さん"という路上生活者と運命的な出会いをする。"鈴木さん"はブルーシートの上にソーラーパネルを設置して、車のバッテリーですべての電力をまかない、近くの図書館を自分の書斎、公園をリビングルームにしていた。その発想に驚愕した坂口恭平は、路上生活者をインタビューし、観察を始める。以後、不動産は不要だという考えのもと、移動出来る「モバイルハウス」を制作していく。 そんな"建てない建築家"坂口恭平を『新政府』樹立に駆り立てたのは、3.11 だった。ヨウ素とセシウムが検出されたにも拘らず、それを国民に告げない今の日本政府は、もはや政
美術、写真、建築をはじめ幅広いジャンルに独自の批評を展開した思想家、多木浩二(1928年神戸生まれ)氏が2011年4月13日に死去された。この展覧会は多木浩二氏が ワタリウム美術館のために書き下ろした写真論『歴史の天使』をもとに、2012年版として再構成し、12人の作家の作品とともに展示した。 「歴史」にも乱丁、落丁がある。出来損ないの書物の中の奇妙な迷路。そんな不思議なエアポケットが写真の場である。 歴史学者が見落とした隙間、瞬間をまた細分した瞬間、空虚をまた空っぽにした空虚。 それがほんとうにはまだ見ぬ歴史がはじまる場所である。 多木浩二「歴史の天使展(1996年9月13日~11月24日 ワタリウム美術館)」カタログより ― 楽園から吹いてくる強風が天使の翼にはらまれるばかりか、その風のいきおいがはげしいので、 かれはもう翼を閉じることができない。 強風は天使を、かれが背中を向けている
ひっくりかえるーTurning aroundー 東京モスクワパリバンクーバー シェムリアップリオニューヨーク 広島福島エルサレム ケニアスーダンモンロビア… どこも21世紀だなんて驚きだ 「いや世界はそれぞれで、グローバリゼーションが…」 古きよき懐疑心はこの際引っ込めよう 世界が21世紀なのはとにかく確かなようである でも だとしたら僕たちは 人類総出でキリストの年を2000回以上も数えながら よくも救いのない世界を創れてきたものだ 何せ暇もなければ家賃もない そんなんだから恋人もない なんて私情をはさんでる場合じゃない 挫折せざるを得ない人 消費せざるを得ない人 泣いて死ざるを得ない人 社会は罪もない顔で多くの人生に酷な運命を強いてきた ひっくりかえるーTurning aroundー は、フランス、日本、ロシア、カナダの革命的な4組の国際展である 価値を代える そもそもに還る 見方を変
岡山県に生まれ、10代からいけ花や茶道に親しんだ重森三玲が、本格的な作庭に取り組んだのは40代に入ってからでした。 1936年からおよそ3年間という驚異的なスピードで400庭以上の古庭園の実測を行い、日本庭園史を一気に体系化、独学で庭を修得しました。 1939年、三玲43歳の東福寺方丈庭園を皮切りに、生涯に約200あまりの庭をデザインしています。 重森三玲が求めてやまなかった日本の美意識の真髄とは、庭に込めた独特の自然観とは、伝統とのたたかいの末生み出した軽やかなデザインの数々。 この展覧会では、近代の作庭家として最も重要な存在であり、同時に最もアヴァンギャルドであると言われる三玲の庭を改めて検証します。 ◯重森三玲の庭を歩く 会場内に東福寺本坊の庭園《北斗七星の庭》と《小市松の庭》の原寸模型が出現します。 ◯重森三玲の功績、歴史庭園の調査 1934年の室戸台風で甚大な被害を受けた近畿地方
入場料 入場料:大人1,000円 学生800円(25歳以下) ペア券:大人 2人 1,600円/ 学生 2人 1,200円 (期間中、何度も使えるパスポート制)
2020年08月01日 ワタリウム美術館の通常開館に伴い、ミュージアムショップ オン・サンデーズは下記の時間での営業となります。 月〜日曜日/11:00〜20:00(水〜21:00) またご利用にあたっては以下の点にご協力をお願いいたします。 ・マスクご着用のうえ入店ください ・設置した消毒液にて手指の消毒をお願いします 2020年04月02日 クレジットカードによるお支払いの対応はじめました! WEB請求書によるクレジットカードでのお支払いが可能になりました。 ご希望の方はご注文フォームの「お支払い方法の指定」で「クレジットカード」を選択の上、ご注文確定ボタンを押してください。 24時間以内にご登録のメールアドレス宛てに請求書を送付いたします。(休業日を除く) 発送につきましてはお支払い確認後となりますので、余裕を持った日時をご指定ください。(通常お支払い確認後2〜3日後到着での発送が可
スパイの活動とは南はどこからどこまでだろうかと考える事に似ている、 南に行けばいつかは南極に着き,その後は北に向かう、 南に向かうとは北に向かう事であるのだ、スパイの活動は普段目にはみえないが、 そのスパイが失敗した時に初めて明らかになる、 1 「 ブロークンカメラ 」はある時ビデオカメラを再生しようとしたら、カメラが壊れていて、 映像はめちゃくちゃになっていた、 再生する度に違ったエフェクトがかかる、天気のように変化する機械、 地球上にある人工物を描いたドローイング連作、 3 「 地球上で一番高い所にマンハッタンで行くビデオ」は 普段生活をしている場所での日常的な行為と エベレスト登頂という深淵な出来事がどこかで繋がる夢のような作品であればいい、 4「 ストライプ(ウェーブ)」はアトランティクシティの夜の海を撮ったビデオ、 普通なら見えないはずの夜の海が隣接するカジノ群のネオンで現れる、
『お前、俺のこと元気だと思ってるだろう? 2、3年前は本当に死にそうで、今でもたまに意識が空中をフワフワ浮いてしまうんだ。』 2009年1月6日、マンハッタン、ソーホーの外れのスタジオでの会話だ。 2年ほど前に出版された作品集を見てからジョン・ルーリーの絵に魅了され、半年間彼とメールのやりとりをした。結局、もっと本物の作品を見たくてNYに飛んだ。 ジョン・ルーリーといえば、1984年のジム・ジャームッシュ監督の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』で俳優として圧倒的な存在感を示し、私の周りでは『誰だ、こいつは?』という噂が一気に広まった。その直後に、本人が呼ぶところのフェイク・ジャズ・バンド「ラウンジ・リザーズ」も来日し、一部の熱狂的なファンを得るにはさほど時間がかからなかった。そういえば当時青山で行われたライブのあと、取り巻きたちを引き連れたルーリーが深夜の暗闇に消えていったのを思い出した
日程変更のお知らせ 12月3日に予定しておりました、「美しいという現象」中村竜治×名和晃平が1月7日と変更になりました。 再開催のお知らせ 9月10日に開催されました、「今、この場所」中山英之×冨永昌敬におきまして、出演者病欠の為、10月15日に再開催することになりました。
私の建築は自伝的なものです。私のすべての作品の根底にあるのは、子ども時代と青年期を過ごした父の牧場での思い出です。遠く懐かしいこれらの日々の不思議な魅力を、私はつねに作品において現代の暮らしに合わせて取り入れようとしてきました。 ルイス・バラガン(1980年プリツカー賞受賞のスピーチより) ルイス・バラガン(1902-1988年)はメキシコを代表する建築家の一人です。独特の色、抽象絵画のような壁の構成、水や光を駆使して作られる庭など、バラガンの作品は近代建築のイコンとして世界中の多くの人々に愛されています。 バラガンは、伝統が色濃く遺るメキシコ第二の都市グアダラハラで、裕福な地主の家庭に生まれました。少年時代は父親の大農園(アシェンダ)に長く滞在したり、近くのチャパラ湖畔で休暇を過ごしたりと、メキシコの風土につつまれて暮らしました。大学では土木工学を修め、卒業直後、長期の欧州旅行に出ます。
アロイーズは、1886年にスイスで生まれ、ポツダムのサンスーシ宮殿でヴィルヘルムⅡ世の王室付司祭の子どもたちの世話係の職などを務めた。31才で統合失調症となり、32才から78才でなくなるまでの46年間を病院で過ごし、自分の精神世界を追い求めて絵を描き続けました。アロイーズの芸術性は、1947年、フランスの画家、ジャン・デュビュッフェ(1901-1985)により、見出されて世の人の知るところとなります。デュビュッフェは、このような美術の概念に束縛されない自由な表現を、アール・ブリュット(フランス語=生の芸術)と命名しました。 本展覧会では、アロイーズ研究の第一人者であり、アロイーズ財団の会長でもあるジャクリーヌ・ポレ=フォレル医師により厳選された、アロイーズ作品85点を展示します。10メートルを超えるものや、世界未公開作品も含めた、日本初の大規模な個展です。 アール・ブリュットへの関心が高ま
ワタリウム美術館地下一階ブックショップの一角を占めるカフェコーナーでは、海外からの美術書・洋雑誌に囲まれた落ち着いた雰囲気の中でリラックスしたひとときをお過ごしいただけます。本格的エスプレッソからスタッフがサーブするサンドイッチなどの軽食まで、また季節にあわせたスペシャル・メニューも随時ご用意しております。
会期 3月20日(金)2009年-5月10日(日) 2009年 休館日:月曜日[5月4日は開館] 開館時間:11時より19時まで(毎週水曜日は21時まで延長) 参加作家 第一章 Photography by アウグスト・ザンダー August Sander マン・レイ Man Ray ルネ・マグリット Ren_ Magritte ダイアン・アーバス Diane Arbus ロバート・フランク Robert Frank ジョエル=ピーター・ウィトキン Joel-Peter Witkin ギルバート&ジョージ Gilbert & George ロバート・メイプルソープ Robert Mapplethorpe 永瀬正敏 Masatoshi Nagase 第二章 ヨゼフ・スデク
会期 12月12日(金)2008年-3月15日(日) 2009年 休館日:月曜日[12月15日、22日、29日、1月12日は開館] 12月31日[水]-1月3日[土]は休館 開館時間:11時より19時まで(毎週水曜日は21時まで延長)
このページは、自動でジャンプします。 切り替わらない場合は、こちらへアクセスしてください。 This page will jump automatically. If it does not switch, please access here.
カールステン・ニコライ ジャン・ホワン 小沢剛 ホワン・ヨンピン キース・ヘリング ジュリアン・シュナーベル フランツ・ウエスト ニキ・ド・サン=ファール アンディ・ウォーホル ヨーゼフ・ボイス 駒井哲郎 ジョン・ケージ 瀧口修造 今回は、ワタリウム美術館のコレクションより、 未公開作品を中心に108点を展示します。 近年、映画監督として注目を集めているジュリアン・シュナーベル(1951- アメリカ)の1988年の作品、 現代音楽家ジョン・ケージ(1912-1992 アメリカ)のドローイング、 日本の現代美術をリードした銅板画家、駒井哲郎(1920-1976日本)の作品など。 10年以上看板で覆われていたキース・ヘリングの壁画をこの展覧会のために公開します。 作品に加え、作家との出会い、その作品が生まれた経緯、 知られることのなかったエピソードなど、 それぞれの「コレクション物語」もお伝
僕は森を育てるように、アイデアを育てている。 数年前フランスの田舎、ヴェンデというところに森を造ろうと思い立った。 一体どうしてそんなことを考えたのか思い出してみると、 僕がアートでこれまでやってきたことと、同じことをやろうとしていたのに気が付いたんだ。 アートは思考のたねから生まれる、森も大地の素から創りだされる。 どちらも頭をもっともっと柔らかくしてくれて、僕に新しい行動を起こさせる。 僕はこの展覧会の中で、アイデアの森のことや時代を飛び超えた巨大な木のドローイングをたくさん描くつもりです。 ビデオを使って、農業のこと、僕の考える”思考のたね”のことについても話したいと思う。 ファブリス・イベール カリフラワーで出来た頭にレモンの目、ピーマンとバナナの腰、足はキューリという愉快な”野菜男”。 この作品を造ったのは、革新的なコンセプトと新鮮な表現で今やフランスを代表する芸術家、 ファブリ
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ワタリウム美術館|WATARI-UM』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く