サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
lightingup.hatenablog.com
みなさんは、パワーポイントをモニターで投影する時、どのような設定で投影していますか? 正直なところ投影モードに拘りを持つという人は稀かと思いますが、外資系コンサルタントはこんなところまで拘るのか、という一例としてお読みいただけると幸いです。 投影は拡張モードですべし! 僕は以下の3つの理由から拡張モード(デュアルデスクトップ)での投影を強くお勧めします。 プレゼン中にチームコミュニケーションができる 拡張モードでしたら、スカイプなどのチャット画面が投影している画面に表示されません。 そのため、プレゼン中にクライアントにバレずにチーム内でコミュニケーションを図ることができます。 内容は質問、相談、アドバイスなどですかね。 具体的には、クライアントからの質問への回答をチーム内で相談したり、発表者が見落としている点を指摘したり、急に必要になった資料探しを誰かに頼んだり。 なお僕の師匠のシニアマネ
コンサルティング業界は一般的に優秀な人材が集まる場として認識されている。実際その通りだとは思うし、いわゆる「つかえないおじさん」的な社員はいない(そもそも40代以上はぐっと減り、役員でもない限り50代はいない業界ということもあるが)。 が、しかし「過去の経験だけで食っているな」「特定のソリューション知識をただ単に切り売りしているだけだな」と感じる人もいるし、また「もっともらしいことを言っているけど論理的な裏付けがないな」と思ってしまう人も、少なからずいる。 ただそれでもクライアント企業に対して「売れて」いるわけであるし、人材の質、より正確に言えばランクに対する人材の質のバラつきはチーム編成でカバーしているように見えるし、それが「組織力」なのかなとも考える。 さてそのように一定以上の能力があれば、組織である以上は会社としての「使いよう」、本人としての「生きよう」があるべきだが、そのような人に
昨日2019年8月16日に、スタートアップ企業を対象としたエンジェル投資家、作家、京都大学で「起業論」を教える准教授として知られる瀧本哲史氏の突然の訃報が流れました。lightingup.hatenablog.com 自分自身の話になりますが、実は自分は瀧本氏の教える京都大学出身でして、一般教養で瀧本先生の授業を受けていたこともあり、また先生の書かれた書籍「僕は君たちに武器を配りたい」は新卒での入社先にベンチャー企業を選んだ自分の背中を強く押して、そして支えてくれた一冊でもあり、今回の訃報は本当に残念でなりません。 学生時代の自分を支えてくれた一冊 瀧本先生の教えや書籍に書かれていることは、まさに若者たちへのエールそのものでした。「僕は君たちに武器を配りたい」が出版されたのは2011年。おそらく、いわゆる高学歴の学生たちの就職先の候補の1つにベンチャー企業が挙がるようになったのは、それぐら
突然の訃報です。 エンジェル投資家・京大客員准教授・作家の瀧本哲史氏が47歳という若さでお亡くなりになられたとのニュースが流れており、驚きを隠せません。 www.huffingtonpost.jp 東京大学卒。同大大学院助手を経て、マッキンゼーという輝かしい経歴だけでなく、マッキンゼー卒業後はスタートアップに投資し支援する「エンゼル投資家」として活躍しながら、作家としても「僕は君たちに武器を配りたい」「武器としての交渉思考/決断思考」「戦略がすべて」などのマッキンゼー投資家としての経験、そして瀧本氏独特の鋭い洞察と論理展開に基づく人気のビジネス書を数多く執筆するなど、若くして幅広く大活躍されていた方だけに、非常に非常に残念です。 彼の著書は大好きで概ね読んでいるのですが、いずれも「元コンサルタント本」にありがちなスキル紹介の範疇に留まらず、主に「現代社会をどのように生き抜くべきか」というテ
お盆なので仏教ネタを。 言わずと知れた有名な「般若心経」の中の、これまた有名な一説である「色即是空 空即是色(しきそくぜくう くうそくぜしき)」。このフレーズは聞き覚えがあるという方も多いのではないだろうか。 意味としては、まず漢文を訓読文にすると、 「色はすなわちこれ空」 「空はすなわちこれ色」 となり、もう少し平たく言えば、 「色とは、空」 「空とは、色」 となる。 そのため、「色即是空 空即是色」を理解するためには、「色」と「空」とは何かを知る必要がある。 「色」とは何か。「空」とは何か Wikipediaを見てみると、次のように書いてある。 色(ルーパ)は、宇宙に存在するすべての形ある物質や現象を意味し、空(シューニャ)は、恒常な実体がないという意味。 ja.wikipedia.org もう少し分かりやすく書くと「色」とは「目に見えるもの」「物質的なもの」「形あるもの」、つまりこの
面白いブログ記事があった。GoogleやAppleなどの新興IT企業がそれほど戦略コンサルティングファームを利用しないのはどうしてか、という考察だ。 digitalbizpro.hatenablog.com 挙げている理由は3点。 戦略自体の重要性が低い 実行力(言い換えれば戦略ではなく「戦術力」)に重きを置いている 戦コンのケイパで欲しいのは「地頭の良さ」だけで、それなら卒業生を雇った方が早い・安い この戦略自体の重要性が低いというのは、記事でも言及されているがGAFAはすでに優れた戦略を持っているという面と、新興IT企業たちにとって重要な「技術の栄枯盛衰」の見極めをコンサルティングファームが得意としていない、とのこと。 これはまさにその通りだと思う。右に習えで同じことをより効率的に、早く、安く行なったり、合理的にすべきこととそうでないことを判断できた時代は、コンサルティングファームのよ
これまで行なってきた系統のプロジェクトとまったく異なる性質のプロジェクトにチャレンジすることになり、最近これまで以上に忙しい日々を過ごしてる(そのためブログ更新頻度も著しく低下してしまった)。 だが幸いにも、キャッチアップというか、新しいことを学ぶのは好きであるとともに得意なので、なんとか勘所を掴めてきたところである。 そこで、ふと思った。 強みを活かす人生と、弱みを克服する人生、どちらの方が満足のいく人生なのだろうか。 基本的には強みを活かすことが大事 一般的には、強みを活かすことが大事だとされているのではないか。ドラッカーも次のように強みを活かすことの重要性を様々な言葉で語っている。 何事かを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。できないことによって何かを行うことなど、到底できない。 成果をあげるエグゼクティブは、人間の強みを生かす。彼らは弱みを中心
びっくりするぐらい中身の無いどうでも記事がプレジデントオンラインに掲載されていた。 オッサンは会議用途で炭酸飲料を買う傾向があり、若者は水を買う傾向だそうだ。 打ち合わせや会議などをおこなう際、その場でもっとも年齢の低い若手がペットボトル入りの飲料を人数分買ってくる姿は、ビジネスにおける定番の風景のひとつだろう。 だが、こうした場面で「どんな飲みものを買ってくるか」が原因の“世代間断絶”が発生している、という声を耳にした。 50代の男性カメラマンが、取材先でこうぼやいていたのだ。 「撮影の合間、アシスタント(20代)に人数分(10人弱)のドリンクを買いに行かせたら、ミネラルウォーターばかり買ってきたんです。なぜ、水にお金を払わなくちゃいけないのか……。せっかく買うのだから、コーヒーやジュースを買ってきたらいいのに。信じられないです」 このエピソードを40~50代の人々にも話したところ、「あ
マーケティング用語にSTP分析という言葉がある。 マーケティングの大家であるフィリップ・コトラーの提唱した理論で、業種業界会社規模問わずに利用できる考え方で、ビジネスだけでなく私生活を戦略的に生き抜くためにも活用できる優れたフレームワークである(例えば転職活動とな婚活でも使える考え方だ)。 STP分析とは STP分析とは、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの3つの頭文字からなる。 https://deepvisionlab.jp/branding-positioning/ Segmentation セグメンテーション:市場を細分化し標的にする市場を決定する Targeting ターゲティング:ターゲット層を抽出する Positioning ポジショニング:自社の立ち位置を明確化し競争優位性を確立する 市場全体を分解し、その中からターゲットを定め、そこに効果的に訴求するための
自身の学びの意味も合わせて、実践的な教えである論語をビジネスに活かす方法を取りまとめており、今回は第2弾としてリーダーシップのあり方を考えてみた。 なお前回の投稿はこちら。 lightingup.hatenablog.com 論語に「民は之を由らしむべし。之を知らしむべからず」という言葉がある。 子曰、民可使由之、不可使知之。 民は之を由らしむべし。之を知らしむべからず 民にすべてを教えることは難しく、信頼させるべきである、という意味だ。 少し補足すると、はじめの「べし」は命令、後半の「べからず」は不可能的推量と断定を一にした意味の助詞で禁止の助動詞ではないのだが、「知らしむべからず」を誤訳して「民に詳細を教えるべきではない」「教える必要はない」と理解している人もいるが、それは間違いである。 安岡正篤はこの言葉について次のように語っている。 民衆は利己的で目先のことしかわからないから、爲政
土日のお昼は焼きそばを作ることが多い。理由は単純で、簡単に作れるさら。 そしてせっかく作るのであれば、美味しく作りたいと思い試行錯誤を繰り返し、かなり美味しい焼きそばを作れるようになった。 なので今回は、焼きそばを100回以上作っている身として、これまで調べたり実践して得た「美味しい焼きそばを作るコツ」を伝授しようと思う。 美味しい焼きそばの作り方 麺は水洗いし、先に焼く 一般的な市販の麺は油でコーティングされており余計な味・においがするのでまずそれを洗い落とす。そしてその後麺を一度焼いてしまう。 そうすることで、臭みをとり、麺自体を美味しく香ばしく仕上げることができる(麺に焦げ目が欲しい人は、ここで調整する)。 なお、この後肉と野菜を焼くので麺はいったんフライパンからお皿に退避させておく。 (この工程は面倒であればレンジでチンでもOKだ) 肉ともやし以外の野菜をいためる 肉は豚バラが美味
ルンバで有名な iRobot が掃除機ではなく拭き掃除ロボットシリーズ「ブラーバ」の最新モデルを発表し、本日から販売開始とのこと。 www.irobot-jp.com 私は去年の夏頃にお掃除ロボットを欲しくなり複数製品比較検討したのだが、結果としてお掃除ロボットではなく拭き掃除ロボットのブラーバに行き着いた。 拭き掃除ロボットはどういうものかというと、下の画像の通りゴミを吸うのではなく、専用のシートを使って床を拭いてくれるロボットだ。 なお上の写真の通り水を吹きかけながら拭き掃除するブラーバジェットと、吹きかけはない無印のブラーバがあり、私は後者を購入し、愛用している。 ルンバではなくブラーバを購入した理由 ブラーバを選定しそして満足して使い続けているのには大きく3つの理由がある。 ルンバは大きい&騒がしいのに対し、ブラーバは静か 拭き掃除でもホコリは十分取ることができる 水拭きされたフロ
次のプロジェクトの実行計画・スケジュール・タスク作成を今行っているのだが、それに関連して失敗しない計画作りの勘所をお伝えしようと思う。 プロジェクト管理ツール WBS コンサルティング業界や、またはSIerさんなどのプロジェクト単位で働く企業では、WBSというプロジェクト管理ツールが使われるケースが多い。 WBSとは「Work Breakdown Structure」の略称で、プロジェクトにおける必要な作業(Work)を切り分けて(Breakdown)、それを構造化(Structure)したものを指す。 イメージで言えば、「何を」「いつまでにするのか」を管理するToDoリストに「誰がするのか」「いつ着手するのか」「どれぐらい時間がかかるのか」の情報を付加したものである*1。そしてそこまで情報が揃うとカレンダーとセットで管理できるので、WBSはガントチャートを内包することが多い。 なおWBS
新海誠の天気の子が公開された。たぶん、近々見に行くと思う(ので本投稿は天気の子のネタバレ無しです)。 ただ、ネットで評判を見てみると、つまらないという意見もちらほら。 でも数字だけならば、出足は君の名よりも順調のようだ。 初日3日間で『君の名は。』対比128.6%となる16億円超えの興行成績を記録したことが分かった。 www.cinemacafe.net ではなぜ賛否分かれたり、つまらないという意見も多いかというと、きっとセカイ系を嫌いだという人、受け付けないといつ人が一定数いるからかもしれない。 セカイ系とは? オタク用語なのでいらない方も多いと思うが、2000年代に生まれたアニメや漫画、ライトノベルなど業界での用語であり、Wikipediaには次の通り書かれている。 サブカルチャーを論じる評論家として注目を集めていた東浩紀を中心に発刊された『波状言論 美少女ゲームの臨界点』編集部注によ
読書の面白さの1つに、様々な書籍を読んでいると、時代や洋の東西、ジャンルが違っていたとしても、共通した考えや意見・主張を見つけられることが挙げられる。そういったものは「普遍的な教え」である可能性が高いとともに、一方でそれれはそれぞれ異なった書き方や切り口、文脈で説明してくれているわけであるから、多面的に学び取ることもできる。 今回は、そのような「普遍的な教え」だと思われる『主体的に生きる』ことについて、まとめてみたい。 主体的に生きるということ 主体的に生きるとは、自分で物事を選択し、行動していくということだ。 現状に対して言い訳をせずに何事も「自分ごと」と捉え、自らの行いの責任を自ら引き受け、他人や周囲に左右されずに自立して、真の意味で自由に生きるということだ。 7つの習慣に見る「主体的な生き方」 おそらく世界でもっとも読まれている自己啓発本の1つである「7つの習慣」の冒頭に出てくる教え
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)というビジネスフレームワークをご存知だろうか。 ボストンコンサルティングが提唱しGEが活用したことで非常に有名になったフレームワークなので、名前を聞いたことがある、またはどういうものなのか知っている、という方も多いのではないだろうか。 簡単に説明すると、主に複数事業を運営する企業が事業の選択と集中の意思決定の道具として使われるツールであり、縦軸「市場成長率」と横軸「相対的な市場シェア」のマトリックスで自社の事業を整理する方法である。 各事業は市場成長率の高低とシェアの高低の4マスのいずれかにプロットされることになるが(なおバブルチャートにして売り上げを合わせて見るケースが多い)その4マスは「花形」「金のなる木」「問題児」そして「負け犬」と呼ばれる。 それぞれの特徴は以下の通りである。 花形:市場の成長率が高く、自社のシェアも高い事業がプロッ
日曜日は参議院選挙の投票日である。 みなに等しく付与される投票券だが、人口と投票率の違いにより、20代と60代とでは、3倍も票の重みに格差があるのはご存知だろうか。 3倍の差。これは選挙においては壊滅的な差をもたらす。シンプルに言えば、20代と60代だけを切り取ると、20代1人と60代3人で多数決をしているようなものだ。 どうあがいても、勝てるはずがない。 実際の数字を見てみよう 以下は 直近の国政選挙であるH29年の衆議院選挙での投票率と、最新の人口であるH30年6月の人口をもとに試算した、次回の参議院選挙でも同様の投票率だった場合の年齢別の投票数と、一番ボリュームのある65-69歳の投票数を「1」とした時の各年齢区分別の割合だ(年齢区分が違うので、18-19歳と80歳以上における比較は割愛)。 年齢層 投票率 人口 想定投票数 65-69歳比 18-19 41.51% 2,316,40
論語が好きな身として、前々から論語をテーマにしたブログを書きたいと思っていた。 新一万円札の顔になる渋沢栄一を引き合いに出すまでもないかもしれないが、論語を愛読する人は政治の世界でも経済の世界でも多く、またリーダー研修でも題材として使われもしており、21世紀の現代でも普遍的に読み継がれている実践的な書物である。 lightingup.hatenablog.com 私も好きな言葉がいくつもあり、ブログをはじめたのであれば紹介したいなと考えていた。しかしながら一方で、論語を語れる程の知識や経験をまだ持ち合わせていない身である。あくまで、論語がちょっと好きで、ちょっと知っているだけだ。 そのため、自分自身も論語を学びなおすという意味合いで、「論語に学ぶ」という副題を付けた。紹介したい論語の言葉はたくさんあるので、これからちょくちょくこのシリーズを続けていきたい。 素して行い自らを得る さて初回は
職業柄人前で話をしたり会議のファシリテートをすることが多いのだが、それだけでなく、キャラも関係しているかもしれないが、私は社内外に対しセミナー/研修講師やワークショップ主催者として駆り出されて何かを伝えたり教えることがよくある。 経験値としては、規模感は数名〜30名程度で、講義形式で知識を教えるというよりも、ハンズオンで一緒に何かを行うという形式が多い。テーマはお客さんの業務プロセス変更に再してのトレーニングだったり、ユーザーサイドのちょっとしたテクノロジカルなツールの研修だったり、業務改善スキル習得のためのワークショップだったり。 「高度に専門的なことを教える」というよりも、「ちょっとだけ専門的なことや新しいことを」「実務で活用できるレベルになるまで習得してもらう」だったり、「今目の前で困っている課題に対して」「解決策を一緒に考え具体的なアクションプランに落とし込む」といった現場変革を得
NewsPicで面白い記事を見つけた。 (Sponsored記事のため最後は求人広告やイベントに繋がるので、その点悪しからず) 「最新SaaS事情」と題され、インターネット経由で提供されるサービスであるSaaSをクライアントリレーションの文脈で「嘘のない、最高のビジネスモデル」と斬新な切り口で称し、解説している。 以下は記事のリード文の引用。 昨今よく耳にする「SaaS(Software as a Service)」。直訳すれば「サービスとしてのソフトウェア」、つまりは「インターネット経由で提供されるソフトウェア」のことだが、その真価を説明できる人間がどれほどいるだろう。 「SaaSは嘘のない、最高のビジネスモデル」と語るのは、急成長を遂げるSaaS企業のひとつであるFORCAS(ユーザベースグループ)代表の佐久間衡氏だ。 今や、ベンダーから提供されるSaaSの種類も徐々に増え、技術革新、
完全にただの食レポです(レポとも言えない、ただの感想・・・)。 三連休利用してコンチキチンを聞きに京都の祇園祭に。 (あまり良い写真撮れなかった) ディナーは川床で風情を味わいたいと思いつつも雨がリスキーなので辞めておいて、せっかくなので美味しいものを食べたいと思い、知り合いが薦めてくれた「祇園びとら、」という京フレンチのお店にお邪魔してきた。 祇園の町屋などが並ぶ一角にひっそりと門を構える、小ぶりな隠れ家的なレストラン。 まずはアミューズから。 手前からキス、カンパチ、エビとつぶ貝、奥はマッシュルーム+イカ。旬の魚介を少しづつ楽しめる構成。和のお皿もいいね。 続いて前菜はオープンサンド。左手はマスで、右手は鳥胸肉。卵の中には小さなマスの卵の乗った小さなオムレツ。オープンサンドと卵を一緒に食べるととても心地よいハーモニーが。 続いては鰻と賀茂茄子のピューレ。夏らしい。 スープはかぼちゃのポ
巻末付録まで含めると500ページを超える大作「Insight ー いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」を読み終えたので感想を。 帯に書かれているキャッチコピーは、 『成功と失敗を左右する、最も重要なのに最も見逃されている要素、「自分を知る力」』 『仕事での成果や良好な人間関係、その鍵は「自己認識」。自分に対する思い込みを乗り越え、気づきを行動に変える方法とは?』 就活では「自己分析」をやらされるが、それ以外ではなかなか自分自身を振り返る場はないのではないか。しかし、誰しもが必要とは思っているであろう「自分を知る」ということ。 筆者は「自分を知る力=自己認識力」について次のように主張している。 「自己認識は21世紀のメタスキルだ」と言うまでにいやっや。本書を読み進めれば分かるように、現在の世界における成功にとって極めて重要な各所の力、心の知能指数、共感力、影響力、説
興味深く、かつ鋭いコラムがあった。 首都圏青年ユニオンの事務局次長として労働問題に取り組んでいる方の記事だ。なおこのコラムの著者は1995年生まれらしい。素晴らしい若者だ。 4割超の人が最低賃金水準で働く現実。最賃はもはや家計補助賃金ではない hbol.jp 要点は以下の通りである。 まとめ:最低賃金をめぐる従来の「常識」が通用しなくなってきている今、「生活賃金=最低賃金」とするために、最低賃金を1,500円にするべきである かつて最低賃金、またはその付近の賃金で働くのは、家計補助のための主婦のパートや学生アルバイトが中心であった しかし最近では、最低労働賃金付近の従業員が激増しており、「最低賃金=家計補助賃金」と言えなくなってきた この原因は、「家計補助的労働者」ではない非正規労働者の増加と、最低賃金付近正社員の増加が要因である かつての常識が通用しなくなったので、「生活賃金=最低賃金」
転送されてきたメールを開くと「FYI」とだけ書かれていることがある。 この FYI という単語。 For Your Information の略で「ご参考までに」という意味である。 英語の略称なので、外資系企業やグローバルにビジネスを展開している企業であれば日常的にメール転送時などに使われていることもあると思う。実際、私も前職のベンチャーでは見かけなかったが、コンサルティングファームに転職してからこの表現を知った。なお内資の客先でもメールで使われているのを目撃しているので、外資系企業だけの独自文化でもなさそうだ。 さてこの FYI だが、正直なところ、「FYI」とだけ書かれた転送メールが送られてくることを、私は非常に不快に感じている。 なぜならば、そのメールの情報がどうして私にとって必要なのか、そこからだけでは読み取ることができないからだ。 しかも、中には読んでもらうことを前提で FYI
夏休みが近づき、21年卒大学生/大学院生向けのサマーインターンのエントリーや選考も本格化してきたであろう。 私の所属するコンサルティングファームでは、コンサルタント・シニアコンサルタントが10〜15分程度の1次面接の面接官を担当し、私もこれまで何回か担当してきた。 その経験を踏まえ、面接官がどういう視点で面接を行なっているのかを取りまとめようと思う。 なお全3回構成のうち今回は最後の第三弾。 第一弾ではコミュニケーション力を「自分が言いたいことを話すのではなく、相手が聞きたいことを話すこと」と定義しまとめ、 lightingup.hatenablog.com 第二弾では「結果ではなくどのように達成したかの再現性のあるプロセスを語る」という効果的な自己PR方法を解説した。 lightingup.hatenablog.com 今回は最終回として、説得力のある伝え方を考えてみる。 面接官は過去の
夏休みが近づき、21年卒大学生/大学院生向けのサマーインターンのエントリーや選考も本格化してきたであろう。 私の所属するコンサルティングファームでは、コンサルタント・シニアコンサルタントが10〜15分程度の1次面接の面接官を担当し、私もこれまで何回か担当してきた。 その経験を踏まえ、面接官がどういう視点で面接を行なっているのかを取りまとめようと思う(全部で3回構成を考えており、今回は第二弾。第一弾ではコミュニケーション力を「自分が言いたいことを話すのではなく、相手が聞きたいことを話すこと」と定義してみた。興味のある方は下記ご参照ください)。 lightingup.hatenablog.com なお、業種業界や求める人物像によって見られるポイントは異なると思うが、1次面接ではソフトスキルが見られるケースが多いと思うので、ベーシカルな要素として、きっと多くの方の参考になるのではないかと考える。
一昨日に、採用面接を題材に「ビジネスのコミュニケーションにおいては、自分が話したいことではなくて、相手が知りたいことを話すのが大事」と書いたのだが、 lightingup.hatenablog.com そうしたところ「相手が知りたいことを話せる人は稀有な存在」というコメントをいただいた。 採用面接で面接官は何を見ているのか(1)コミュニケーション力とは? - 点灯夫のように生きよう 〜 外資系コンサルタントの小さなつぶやき いやー、ビジネスの場においても相手が聞きたいことを話せる人ってのは稀有な存在。 2019/07/05 01:07 b.hatena.ne.jp そのような指摘を頂戴し、確かにそうかもしれないと痛感したとともに、一方で、ある程度は方法論もあるのではないかとも思い、考えてみたのでその結果をとりまとめてみる。 また採用面接の文脈であったので、面接時に取り組むべきことも合わせて
多少のズレはあると思うが、21年卒大学生/大学院生向けのサマーインターンのエントリーや選考が始まったのではないだろうか。 (ちなみに一番若い大学3年生は1998年生まれ!信じられない!) 私は新卒コンサルではないので各社の新卒採用フローをよく知らないのだが、多くのコンサルティングファームはサマーインターンで一定数の内定を出すらしい。 コンサル第一志望の人であれば、早くも学部3年生/修士1年生の夏に就職先が決まり、就活終了となるわけである。 さて、私の所属するファームでは新卒採用の一次面接の面接官はシニアなコンサルタントとシニア手前のコンサルタントで行っており、私も人事から依頼を受ける場合がある。今シーズンも来週に半日面接官として拘束される予定だ。 さて、面接官を経験するというのもなかなか多くの気づきがあって面白い。 私のファームでは一次面接ではケースは行わず、10分~15分程度の短時間で人
今日はちょっとした小話を。 よくコンサルティングファームではない会社を、実業を行っていないコンサルと対比して事業会社と呼ぶ。 しかし私は最近「事業会社」という言葉をあまり使わなくなった。 そのきっかけとなったのは、とある社内での飲み会だ。 私の所属するファームのパートナー(割と偉い方のパートナーさん)と話していた時に、月並みな質問だったがそのパートナーに「これまで事業会社に移りたいと思ったことってなかったのですか?」と聞いてみた。 ※コンサルティングファームでパートナーとはファームの共同経営者を指す。端的に言えば会社の経営者のことだ すると、ちょっと予想外の答えが。曰く、 「フィールドを変えるなら、産学官の規模感で考えないと意味なくない?政治家になるとか、大学教授になるとか。コンサルは学のフリをしているけど、事業を営んでいるわけだし、いわゆる事業会社に移ったってやることは同じでしょ」とのこ
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『lightingup.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く